2022年12月7日仕事日記

 家を出て10分ほど経って添削した卒論を忘れたことに気づき、リターン。危ないところだった(汗)。

 8時ごろ研究室着。添削中の卒論に目を通して、手元にあるのは終了。ふ〜う。

 9時から教職実践演習。今日は保育専修学生24名。例によって保護者から寄せられる意見をもとに、その対応をロールプレイ。僕が経験を踏まえて助言する展開。

 10時40分から7期生ゼミ。集団追究場面でのまさに追究ゼミ。この内容については、授業提案者の池戸さん、下野さんによる記事や、全ゼミ生による「学びの天気」の記述を楽しみにしていただきたい。ある授業技術の価値が高まったことが嬉しい。

 12時30分からオンラインでのカリキュラム委員会に参加。

 13時から14時40分までは研究室で執務。ゼミ生今井さん、吉久さん来研で卒論添削。

 14時50分から8期生ゼミ。合宿の概要、卒論への準備について伝える。その後、ある算数授業指導案と動画を見ながら、授業展開について論議。さすが教育実習を終えただけある。質問や指摘がレベルアップしている。この内容はプロ教師の研修でも活用してよいと手ごたえあり。このときの「学びの天気」も近いうちに公開したい。

 16時30分から対面クリスタルプラン委員会。「子ども理解活動」について詳細を提案。ある事項について指摘を受ける(泣)。確かに!という内容で、大きな壁。さてどうしようか・・・。

 研究室に戻り、留守番をしていてくれた今井さん、吉久さんから僕が不在のときの話を聞く。電話があったようで、その対応をしてくれたことも聞く。18時40分くらいに電話があり、電話をいただいた方がわかる。

 帰宅。どうしても原稿書きに向かえず、一旦横になる。零時近くに目覚めて3時ごろまで原稿書き。約束の日時より6時間遅れ。

 研究室HPは、週に1回、発信される下野さんのエッセイ。ファンの皆様、お待たせしました。今回はアンパンマンです。

2022年12月6日仕事日記

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 いつもの喫茶店でモーニング。帰宅。昨日も届いたいくつかの依頼。教育委員会等で来年度の研修立案が始まっていることがよくわかる。日程確認をして返答。声をかけていただけるのは有難いが、会場移動を考えるとお引き受けは難しいことも増えてきた。

 9時から今月伺う大和高田市の教育委員会の方とオンライン打ち合わせ。僕への希望をお聞きして、講演内容を決める。

 父親を同伴して銀行回り。代筆をしなくてはならなくなってきた事実に寂しさを感じながらの時間。

 午後の講演プレゼンを見直し、若干の修正。学習指導要領「総合的な探究の時間」の解説を読み直す。13時ごろ家を出る。

 13時40分ごろ愛知県立春日井南高等学校へ着。PC接続の確認後、校長室で懇談。「あいちラーニング推進事業」の概要や春日井南高校の実際をお聞きして、頭の中で、講演内容を少し調整。参加者はこの事業の主幹校の方や重点校の方。多くの方に聞いていただけることに感謝。

 14時30分から10分間の休憩を入れて16時30分まで講演。演題は写真のように「主体的・対話的で深い学びを実現する授業づくり」。

 「義務教育のことは自信をもって話せますが、高等学校のことは…」と最初にお断りを入れて話始める。ふと思い出して伝えた「全員がiPadを使っている姿を見せます」と公開した中高一貫校の発表会でのエピソード。これがつかみとなって、皆さんに笑ってもらってからは、調子が出て(笑)、いつも以上にいろいろと織り込んで展開。

 参加者には、かつての教え子や飯島康之ゼミ生で学生時代から僕のことをご存じの方などがおられ、親近感をもって話すこともできた。夕刻には参加者の感想が届く。僕の意図をよくつかっていただいた方が多数で、元気が出る。

 校長先生、教頭先生は、この仕事日記を過去にさかのぼってよく読んでいただいて、話題にしていただけたことに感激。

 下の写真は、春日井南高等学校にあった像だ。高校がある地域のコミュニティ―推進協議会が設置したもの。この像は「よく見て よく聞いて よく話す」を表していて、地域の皆さんの願い。まさに「主体的・対話的で深い学び」だと感嘆。

 今日は2015年4月20日から発信を始めたこの研究室HPへのアクセス数が、85万アクセスを突破した記念日。これも1日平均300人余の方がアクセスしていただけるからこそ。皆様、どうもありがとうございます。
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2022年12月5日仕事日記

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 今日は今年度2回目の兵庫県豊岡市立弘道小学校での指導助言日。

 8時25分地元駅乗車、名古屋から京都へ。京都からは、特急はしだて号と特急こうのとり号に乗車して、八鹿駅へ。到着は12時24分。教頭先生にお迎えをいただき、弘道小学校へ。12時50分ごろ着。何度来ても、特長ある味わいがある校舎に見とれてしまう。

 学校が抱えておられる課題をお聞きして、2年生算数授業参観。子どもたち一人一人のことをしっかり考え、とても丁寧で、特別にワークシートも作っての温かい授業。今日は授業後から僕の講演までの時間が短いために、動画撮影もいつも以上に的を絞る。先生方に話す事柄を整理しながら撮影。

 授業後、すぐに動画整理。半分ほどの動画しか見直すことができなかったが、しかたないこと。研究協議会場では、前半のプレゼン追記。ある程度作って臨んだが、やはり授業を見ると伝えたいことは増えるのが常。なんとか終了。

 15時から16時10分まで「はじめに子どもありき」「学びの追体験を大切にしたい」の2点を重点に、動画を見せながら様々な授業改善法について伝える。先生方の学びたいという強い眼差しを感じることができて、気持ちよく話すことができた。

 終了後、すぐに駅へ送っていただき、16時58分発きのさき号で京都まで。新幹線で名古屋。夕食をとって、自宅へは22時ごろ。

 往復の列車の中では、卒論添削を頑張る。なんとか目途がついてきたとはいえ、まだまだ(泣)。頑張れ、俺!いや、ゼミ生が頑張れだ(笑)。

2022年12月4日仕事日記

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 今朝はゼミ生池戸さんの卒論添削から。キャリア教育がテーマでオリジナル性もある。文科省チームリーダーに資料送付。12月8日に伺う清須市立西枇杷島小学校での講演資料作成して、担当へ送信。依頼事項を熟読して動画を多くすることにした。

 8時20分に地元駅乗車、犬山経由で東岡崎駅へ。迎えの車で、竜美丘会館へ。

 今日は愛知教育大学附属学校技術・家庭科OB会で講演。定刻になるまで会長さんらと懇談。40名を超える参加者の内訳をお聞きすると、同年代や人生の先輩方も多い。講演内容を聴き手を意識して変更する必要ありと認識。

 10時30分から12時まで「令和の日本型学校教育を深める」と題して講演。前半はゆっくりと最新の情報を織り込んで学習指導要領の話。後半はスピードを上げてGIGAスクール構想と働き方改革の話。笑っていただく箇所での反応はよく、気持ちよく話す。

 皆さんと昼食。農学博士と僕が大学時代に習った「再生二期作」の話題で盛り上がる。なんと僕が教えていただいた教授の次に就任された方とのこと。他の皆さんとも懇親。授業づくりや学校運営の話など、多彩な話題。

 終了後、駅に送っていただき、特急で犬山駅へ、乗り換えて地元駅。15時前に帰宅。

 「子ども理解活動」についていただいた意見を踏まえて提案資料に手を加える。資料も通番をつけて事務局へ送信。いつも心に引っかかていた文書がとりあえずできてほっとする。
 
 車検を終えた車を取りに行く。近くの本屋さんへ。そして家電量販店に出向き相談。外食をして帰宅。20時ごろ、かつてのゼミ生から電話。考えすぎのところがあると思い、若干の助言。

 研究室HP記事は、本屋で見つけた拙著16冊を組み写真にしてアップ。16冊も並んでいたことに感激。それだけ売れ残っているのかもしれないけど(笑)。

2022年12月3日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。「子ども理解活動」について熟考。帰宅して加筆。

 9時30分から11時まで、第4回モーニング情報交流会(オンライン)。今回のテーマは「教職員を育てていますか」。北海道の桐渕校長が組織ぐるみでの取組、九州の平河校長が校長としての取組についての熱い実践報告。30名ほどが集まっていただき、ブレイクアウトルームでも濃厚な情報交流。我ながら今回も良い会となったと自負。

 車検のためディラーへ車入庫。外食して帰宅。

 「子ども理解活動」のさらなる加筆。資料整理。集中力は続かない(泣)。並行して、いくつかの発信。

 20時から21時30分まで、学校&教育 Update Groupの講座に参加。講師は大阪府枚方市立山田中学校長の山本俊夫先生。『「指導」から「支援」へ〜誰もが認められる学校づくり講座』というテーマでお話を聞き、皆さんと意見交流。参加者の中で「気づいたら、私、先生の本(落語流 教えない授業のつくり方)を買っていました!」という方があって感激。

 「子ども理解活動」の資料を整えて、まずは一段落。「働き方改革」の資料、啓林館リーダーセミナーの概要決定など、いろいろ。

 研究室HP記事は、「いのちの授業をつくる」の感想集。もっともっとこの本が広がるといいな!

2022年12月2日仕事日記

 サッカーの日本とスペイン戦をリアルタイムで見ようと思っていたが、目覚めたら7時(笑)。勝利したことを知り、朝から興奮。あちこちのテレビ局で闘いの状況を知る。

 8期生に昨日のゼミ総括所見、9期生には研究室HP投稿手続き周知と自己紹介記事発信指示。

 9時ごろ家を出て、コンビニで軽食を買って朝食。プラザホテル勝川へ9時50分ごろ到着。

 10時から16時まで「授業と学び研究所会議」と「春日井市ICT支援員研修」に関わる。特に午前の会議は研究所としての提案をまとめる意味で重要な話し合い。話し合えばあうほど、方向性は間違っていないと確信。

 午後は支援研修に関わりながら、いくつかの業務もこなす。早めに見通しを持ちたいと思った事項も短時間で明確にできて一安心。子ども向け「心の天気」のマンガ化も進みそう。

 17時ごろ帰宅。疲れが蓄積していて、気力もわかない。ここのところこんな日が続いている。大丈夫か、俺状態(泣)。

 研究室HP記事は、11月25日 東員町立笹尾東小学校での学びを下野さんが発信。授業を見る目がさらに高まってきている下野さん。

2022年12月1日仕事日記

 7時30分ごろ研究室着。教育課程論の準備をしていて、家に「授業振り返り」を置いてきてしまったことに気づく。大学出席カードで代替することにする。

 「教育課程論」の1限は「生徒指導」、2限は「進路指導」がテーマ。1限は特に「スクールカースト」の存在と自分の認識について、2限は「キャリアパスポート」についての是非について話し合う。今日も濃密な授業(だったと思う)。

 12時15分から龍崎先生、芳賀先生とオンライン会議。

 13時に啓林館から来研。コロナ前に依頼を受けていた講演会を開催したいとのこと。内容について相談。

 14時以降、この時期らしく卒業論文相談。久野さん、高橋さん、今井さん、吉久さん、丹羽さん来研。ほか添削依頼が田中君、池戸さん。

 16時30分から8期生後期ゼミ。今回は、「小・中学校の教育実習を終えて」をテーマとして、プレゼンを作って一人5分間の報告会。9期生も全員参加。良い機会なので、8期生へ質問をすることに指示。

 8期生には、先日の「教育と笑いの会」で学んだ話術「間・抑揚・リズム」に気を付けて話すように指示。確かに意識したプレゼンが続く。報告事項での「学びの豊かさ」(学びの天気の記載をぜひ参照)にも感心。ゼミ初参加の9期生からの良い質問もあって、充実のゼミ。

 最初から最後までゼミを参観していただいた福地先生にコメントをいただいたこともあって、研究室へ出向いてお礼。ゼミ学び記録に福地先生の言葉が印象に残ったというのも嬉しい出来事。

 研究室に戻り、片付け物をして大学を出る。帰宅。ほとんど休む時間がなかった1日で、ヘトヘト。一旦横になって、目覚めて仕事。午前2時30分まで。4時からのサッカーを気にしつつ就寝。

2022年11月30日仕事日記

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 早朝から大学「子ども理解活動」についての提案文書づくり。ようやく過去との比較からこの活動の価値を書くところまで。

 10時12分地元駅乗車、名古屋、米原、敦賀へ。お迎えの車で敦賀市立中郷小学校へ。12時50分ごろ着。今日の流れを確認して、プレゼン再調整。

 13時25分から14時10分まで4年生算数授業。お聞きすると、授業者は僕のファンとのこと。授業では、僕が提唱する授業技術をあちこちで見ることができて感激。僕の本を読んでいただいているなと感じる授業。子どもたちと教師の関係も良く、導入や見通しを持たせる方法もICTをうまく使っていて感心ことが多く、どの部分を全体会で取り上げようかと悩むほどの授業。

 終了後、すぐに会場に移動して、舞台袖で動画整理。僕が授業の原理原則の話をしてから、研究主任、授業者、指導主事に登壇していただき、動画を見ながら授業を振り返る展開と決めたので、話題が焦点化するための動画選び。なんとか完了。

 14時50分から16時20分まで、敦賀市総合福祉センターあいあいホールの舞台上で講演。出力する大切さ、心理的安全性の重要性を中心に30分ほど話す。50分ほどは、3人に登壇してもらっての動画をもとにした授業振り返り。若い先生であることもあって、他の授業動画を比較してもらい、今後の課題を見つけてもらって終了。こういうことができるのは良い授業であったからこそ。初企画は成功!と言いたい。あとは聴き手の感想を待ちたい。

 指導主事から届いた以下の感想。こんな嬉しいことはないので、ここで紹介したい。

 本当にありがとうございました。
 ご講話の内容はもちろんのこと、
 「相手の思いを最大限に尊重してできる限りを尽くす」
 という人としての姿勢に改めて心から感服いたしました。
 車内でも申し上げましたが、「思いがある」ことが全てだと再確認しております。
 「情熱と経験で乗り切れる時代ではない」などと教員が揶揄されることもありますが、やはり「人は心」であるとしみじみ感じます。
 玉置先生の志にふれ、自らも人間の根っこの部分を大切にして、心ある子どもや教員を育てていきたいと決意を新たにしております。


 17時10分敦賀駅乗車、名古屋駅地下で夕食。久しぶりのモダン焼きを味わう。そして帰宅。

 昨日が日本教育新聞連載中の「提言」締め切りでした、との連絡を受けて、急いで原稿書き。なんとかできたので送信。ふ〜う。

 研究室HP記事は下野さんのエッセイ「先見の明」。私がパソコンに対して苦手意識を持っていないのは、父の先見の明があったからだと振ら返っています。
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