2023年12月30日仕事日記

 6時ごろ目覚め。昨日の野口芳宏先生講座の記録を含めて仕事日記書き。4期生から声をかけてもらった懇親会の記録も感謝を込めてアップ。8時30分ごろ帰郷している長男とM喫茶店で揚げパンでモーニング。帰宅して愛犬散歩。

 「中学校数学授業ネタ100」(明治図書)リニューアルのためのこれまでの原稿検討を少しずつ始める。まずは「1年生説明ネタ」。子ども主体の数学授業であるべきだが、数学教師としてこうした説明もすべきとかつての原稿を読みながら意を強くする。新話題も入れながらの楽しい検討を続ける。

 「GIGA スクール構想の下での校務DX化チェックリスト 学校・教育委員会の自己点検結果総括 (PDF:1.5MB)」で状況を掴む。こうした数値になっている背景を考える。

 続いて中教審・義務教育の在り方ワーキンググループ中間まとめの概要を見る。次の記述に注目した。

2 公教育としての共通性の担保と多様性の包摂
 →学校を、子供たちが安心して学び、ウェルビーイングを実現できる場所にすることが必要
 →公教育として必要な共通性を担保しつつ、一人一人の「良さを徹底的に伸ばす」ことに対応できる学校教育の実現
 →ICTも適切に活用しつつ、個々の不登校児童生徒の状況に応じた学びの多様化に資する環境整備を図る

3 児童生徒と教師が集い、共に学び、生活する場としての価値の最大化
 →過度に同調圧力が高まることのないよう十分に留意しつつ、児童生徒と教師が集い、共に学び、生活し、成長する中で、民主的で公正な社会を実現する場としての学校の価値を最大化していくことが重要
 →児童生徒や教師が学ぶ楽しさや期待を感じながら共に学びに向かうことができるよう、「魅力ある学校づくり・授業づくり」を推進


 フレンドシップ3,4のグループチャットへの投稿が今日もある。すべての投稿が新鮮と言っていい。子どもをこのようにとらえて教師の在り方を考えている学生の存在がたまらなく嬉しい。すべて皆さんに紹介したいほどの気持ちになっている。

 研究室HP記事は合宿シリーズ。古賀君が1日目の学びを発信。記事タイトルを「担任や級友の支え」とした。不登校時代を振り返っての確かな学びの記録。
  
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2023年12月29日仕事日記

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 6時前に目覚め、ChatGTP本を持参して、R喫茶店でモーニング。帰宅。中学校数学授業のネタ本原稿の「説明」ネタに赤入れ。

 8時30分から、第463回授業道場野口塾in野口家(online野口塾vol.221)に参加。通算463回、オンラインでも221回という数値に驚く。

0830〜0920 第1講座 詩の名人芸授業 谷川俊太郎「なくぞ」
※野口芳宏先生による特別授業!

0930〜1020 第2講座 修養講座 「教員という職業の素晴らしさ」
※野口芳宏先生による修養講座!

1030〜1130 第3講座 スペシャル対談講座 玉置崇先生&野口芳宏先生
※玉置崇先生と野口芳宏先生の特別対談 


という構成の3時間。講座は午後も続くが午前中のみ参加。ゼミ生への急な参加呼びかけだったが、10期生の岡田君、石川さん、齋木さんが参加。野口先生からの問いかけにもしっかり応えてくれたことが嬉しい。

 第3講座は、「野口芳宏先生にお聞きする」と題して、野口先生に5つの伝えたいことを僕がお聞きする。野口先生のそれぞれの見解に対して僕の考えを述べるという流れで、2023年最後の役目を終える。

 ちなみに「玉置に伝えたいこと」では、野口先生は「玉置さんには今のまま頑張ってほしい。玉置さんが素晴らしいのはたくさんの門下生を育てていることだ。私は大学人として、玉置さんのようなことがまったくできなかった。ぜひさらに多くの門下生を世に出してほしい」と言っていただけた。大学人としての自分を野口先生に褒めていただいた年末。格別嬉しい。

 午後は、文部科学省「ICT活用推進自治体研修」動画と「特別講座これからの授業!どうするの!?」(R5リーディングDXスクール事業 公開学習会)動画を見て勉強。3時間余の時間、武藤課長、水谷先生、堀田先生、直山先生のICT活用推進への考えや思いなどを聞きながら、自分の立場でできることを考えた時間。

 17時前に家を出て名古屋へ向かう。今日は玉置ゼミ4期生からお誘いを受けて懇親会に参加。4期生13名のうち12名参加。遠方から駆け付けたゼミ生もあって、4期生のまとまりのよさを宴会開始から体感。卒業して4年目を迎えるゼミ生。近況報告を少しずつ聞きながら、それぞれのところで頑張っているゼミ生がまぶしい。そして、なりよりこういう場に同席できたことが、かつてのゼミ指導者として大きな喜び。午前に野口先生からいただいた言葉を反芻しながらの楽しい2時間はあっという間。

 2次会はカラオケとのこと。何十年ぶりだろうか。少しだけ一緒させてもらう。なるほど!一人一人が歌うのを聴くのではなくて、みんなで大合唱をするのか(笑)と感心しながら、僕も一緒に声を出させてもらった。これならストレス解消できる!

 20時ごろに中座。今日の1日を振り返りながらの帰路。興奮状態が持続。皆さんに与えていただいた幸せを十二分に感じた1日。有り難いの一言に尽きる。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ。久保君の二日目のまとめ。先輩たちのおかげで面接に自信が持てたようでなりより。もちろん、これからなんだけど。
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2023年12月28日仕事日記

 6時ごろ目覚め。今日もパンと珈琲で朝食。昨日の仕事日記書き。プレゼン整理。問い合わせメールへの返信。

 8時50分ごろ味岡市民センターへ向かう。9時から、新書籍「中学校数学ネタ110」の内容検討会議。今回は芝田俊彦先生、山本龍一先生、松井大樹先生と僕(編著)の4人で原稿を書く。9時から昼食を挟んで16時過ぎまで7時間弱をかけて、1年生と2年生前半の原稿検討や新ネタ発案。生み出したネタは、すぐにでも授業化したいものばかり。僕には、こういうことにまだ知恵を出せる力が残っていた(笑)。最近味わったことがなかった快感!

 4人で喫茶店に行き、四方山話。17時ごろ解散。帰宅。明日の野口芳宏先生の講座連絡。野口先生との対談内容を決めてプレゼンにまとめる。
 
 研究室HP記事は合宿シリーズ。久保君が1日目の学びを発信。記事タイトルは「関係作りが最重要」とした。


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2023年12月27日仕事日記

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 6時30分ごろ目覚め。パンと珈琲で朝食。朝刊を読んで、しばし休憩。

 愛知県総合教育センターから依頼を受けたeラーニング研修で教材の録画撮り開始。演題は「ちょっとした工夫で主体的・対話的で深い学びとなる数学授業」。初挑戦。やってみると、このように簡単に各シートに録音ができるようになっているのだと驚きあり。やり直しシートを取り出して再録。完了したのでセンターへ送信。

 10時4分地元駅乗車、犬山経由で名古屋駅へ。新幹線で米原、しらさぎ号で福井まで移動。12時59分着。迎えの車で会場の福井市立足羽第一中学校へ。講演開始時刻5分前着。さっそく機器準備。お約束の13時30分講演開始。依頼を受けたときは12月27日に研修?と思ったが、40名ほどの先生方が参集しておられた。ありがたい。

 福井市中学校数学部会から依頼を受けて決めた演題は「情報端末を活かす数学授業づくりの本質」。最下段写真で示したように5つの内容を模擬授業風に進めながら80分間の講演。先生方の反応を見て随時内容を変更しながら展開。僕は楽しい授業をさせてもらった感じ。それだけ先生方の反応が嬉しいということ。講演後、僕の本を持参してサインを依頼していただいた方3名。そのうち1名は今年度本学を卒業してこの地区に勤めている卒業生。再開が嬉しい。

 校長室で少し懇談。持参した「中学校数学授業 発問言葉かけ大全」(単著・明治図書)をすべて買っていただき深謝。福井駅まで送っていただく。

 乗車するしらさぎ号発車まで50分間あり。駅前ビルで何かしら食べることができる店を探すが見当たらず。結局ハンバーガー屋へ。初めて入るバーガーキング。ボリュームたっぷり。僕には多すぎる(泣)。残せばいいのに残せない性質。

 16時35分発しらさぎ号で米原へ。新幹線で名古屋、そして地元駅へ。20時20分ごろ帰宅。無事、今年の講演をすべてやり終えることができた自分を褒める。

 今日も届く様々な依頼や相談。それに対応。教育実習課からの依頼には対応できていないことを電話でお詫び。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ。荒木さんが二日目の学びを発信。9期生のまとまりをより感じることができて嬉しい記事。

 

2023年12月26日仕事日記

 6時30分ごろ目覚め。いつもの喫茶店でモーニング。ちなみに3店を巡回。今日はG店。他はR店とK店。店名を隠す理由はないけれどね。

 帰宅。昨日はクリスマスだったことが感じられない(笑)仕事日記書き。あるゼミ生は、クリスマスの日は、意地でもバイトを入れず、忙しいことにしていると悲しい自慢。

 educom鈴木さん、飴谷さんに学校訪問記の感想を届ける。ミライシード東海コミュニティの事前打ち合わせの調整。石川県から講演依頼あり。久留米市への講演日調整。恵那市の岩島さんの相談へ回答。

 9時ごろ冬タイヤを詰め込む。しんどくなり、しばし休憩。ディーラーへ向かう。1年点検などの依頼と相談。

 帰宅。自動車保険の更新を電話で相談して進める。最終的にはweb作業。

 11時から第18回教職センター運営会議オンラインに参加。13時少し前まで続く。13時から14時30分まで大学入試業務説明会オンラインに参加。15分休憩後、芳賀先生らと「教育DX・探究」の重要相談。16時30分ごろ中座。考えてみたら、連続5時間30分の会議(泣)。

 遅い昼食を急いでとって、ディラーへ。1年点検とはいえ、いろいろと交換部品があって、覚悟はしていたけど、予想以上の出費。

 帰宅。先日の岐阜県教育委員会での講演を聞いての感想が届く。大感激!明日も頑張ろうという気持ちが高まる。明日は今年最後の講演で、福井市中学校数学部会での講演。プレゼンを再チェック。いくつかの情報を加える。聴くところによると、土日に降った雪は融けた模様。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ。荒木さんが1日目の学びを発信。「思い込み業務に目を向ける」「子ども側に立って想像し、何度も試すこと」に学びを集約
 

2023年12月25日仕事日記

 いつもの喫茶店から帰ってきて、さっそく岐阜県教委・中村課長からの質問への対応。メール文で書き始めたが、長文になってしまい、添付ファイルとして送信。自分の授業遍歴を文章化でき、良い機会となった。自分の転機をあらためて意識。

 愛犬散歩。幾分暖か。年末で薬が切れることに気づいて、病院で処方してもらう。いつも以上の人。

 お昼前にしっぽ付きの娘を動物病院へ連れていく。賢いので、車に乗せられただけで大嫌いな病院に行くことを察して震えまくる。足の爪を切ってもらうだけのことなのだけど。

 1月9日訪問の名古屋市立大宝小学校での講演プレゼン、17日訪問の江南市立古知野中学校での講演プレゼンを完成させて、それぞれへ資料発信。

 8期生寺尾さんが卒論の中でまとめた味岡小学校の松本先生、伊藤先生へのインタビュー原稿を整えて、お二人に直接手渡すために味岡小訪問。とても喜んでいただけた。さっそく寺尾さんに伝える。

 明治図書・矢口さんから再度の確認と差し替え依頼あり。さっそくその対応。来年度の講演依頼に対応。初めての機関からの依頼で、場所と交通機関を確認して前泊を決める。そのほか再調整が必要なスケジュールの段取り。1月13日教師力アップセミナーの質問役となったゼミ生に連絡。振り返ってみると、今日も様々な対応で充実。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ。由原さんが合宿二日目の学びを発信。始まる前に憂鬱さは誰もが体験すること(笑)。


2023年12月24日仕事日記

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 6時ごろ目覚め。珈琲とパンで朝食。愛犬散歩。行きつけの床屋さんで散髪。マスターらと楽しい雑談をしながらの1時間余。

 明治図書「中学3年の学級づくり 365日のアイデア事典」の校正をして投函。

 10期生が研究室HP記事デビューするための指示発信。さっそく岡田君から記事が届く。

 16時前の電車に乗り鶴舞駅へ向かう。17時から「大名古屋らくご祭2023 辰年に願いを込めた落語会」を楽しむ。出演者と演目は、

 桂宮治    「手水回し」
 春風亭一之輔 「粗忽の釘」
 立川志の輔  「親の顔」
 柳家花禄   「小言念仏」
 柳亭市馬   「三十石」


 宮治・一之輔・志の輔は大爆笑に次ぐ大爆笑。宮治・一之輔落語は、落語通も大笑いさせる数々の入れ込み。志の輔の「親の顔」は、僕がこれまで聴いてきた中でも父親に一番焦点を当てた展開で、大満足の一席。花緑・市馬は安定した古典落語。中入りを挟んでまったく異なる落語を聴かせたこの会。あらためて感じた落語の面白さと自由性。自分の講演をよりよくするためのヒントと刺激(笑)を得る。

 終演後、家内と焼き鳥屋で夕食。帰宅。そのままダウン。

 研究室HP記事は、9期生合宿シリーズ。由原さんが1日目の発信。記事タイトルを「試験対策の授業は必要か」とした。これもゼミ生で話し合った内容。

2023年12月23日仕事日記

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 6時30分ごろ目覚め。いつもの喫茶店でモーニング。研究費支出文書作成。ほぼ見えてきた自分の来年度の講義日程。とりあえずスケジュール帳に入力。その上で、依頼を受けて返信していないメールへの対応。なんとかお引き受けできそう。

 ずっと取り組めていなかったEDUCOM研修を動画を見て受ける。合否の判断は提示された問題への回答。12問中2問間違えるという失態(泣)。

 15時から、NITS・南九州プラットフォーム(鹿児島大学・熊本大学)コラボ研修(12月23日〜25日の三日間、全部で12講義)の中で依頼を受けた「ミドルリーダーシップ」のオンライン講義。演題に「若手教員から頼られるミドルリーダー力をつける」を加えて90分間の話。内容はスライドの通り。例によって、指名を時々しながら進行。一つの問いにしっかり話していただける方ばかりで、こちらも学ぶこと多し。4月から通算120回目の講演&指導助言。

 かつてのゼミ生から相談あり。良い知恵が浮かんで年明けに会う段取り。1月9日に訪問する名古屋市立大宝小学校での講演プレゼン作成開始。

 研究室HP記事は、9期生合宿シリーズ。長谷川さんによる2日目の記録。かなり緊張して臨んだことが伝わる記事

 あるかつての玉置ゼミ生から、次の報告が届いた。僕の言葉を支えになっているようで嬉しい。

 怒涛の2学期が終わります。長かったようで早かった。そんな2学期でした。たくさんのことがありましたが、やはり今現場に出て「誠意はスピード」。玉置先生に教えていただいた最初の教えを身に染みて感じています。

 「誠意はスピード」を大切に仕事しています。玉置先生のもとで学んだこと沢山たくさん挑戦・実践中です!また、ご報告させてください!
 

 研究室HPのトップ写真入れ替え。合宿2日目の集合写真。酒井先生、斎藤さん、8期生と9期生の面々。

2023年12月22日仕事日記

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 遅い目覚め。いつもの喫茶店でモーニング。帰宅して昨日のプレゼン整理。お礼のメール発信など。

 9時から10時まで、フェローとEDUCOMの皆さんで動画コンテンツ配信のための会議。かなりの前進。さっそく取材撮影を1件依頼。夕方までには確定。

 重装備をして愛犬散歩。仕事日記書き。良い機会なので、玉置流授業の見方・助言の仕方を整理して記録。

 12月29日(金)の野口芳宏先生オンラインセミナーの概要が届く。学生割引設定もしてもらえたので、さっそくかつてのゼミ生や現役ゼミ生らに連絡。

 12時過ぎに家を出て地元駅から地下鉄鶴舞駅へ向かう。14時から「大名古屋らくご祭2023 あの頃の古典落語(前座〜真打) それぞれの時代の思い出深い古典落語」を楽しむ。

 トーク
 林家彦いち 「権助魚」
 春風亭昇太 「時そば」
 柳家喬太郎 「禁酒番屋」
 三遊亭白鳥 「富Q」


 4席とも満足の古典落語。新作落語をたくさん作っている落語家だけあって、古典落語にも入れ込み多数。

 夜の部までの時間で散歩。17時から蕎麦屋で「きつね蕎麦」と「カキフライ」を食べて腹を満たす。

 18時30分からは「大名古屋らくご祭2023 あの頃の新作落語(前座〜真打) それぞれの時代の記憶に残る新作落語」を楽しむ。

 トーク
 三遊亭白鳥 「ナースコール」
 柳家喬太郎 「母恋いくらげ」
 春風亭昇太 「リストラの宴」
 林家彦いち 「神々の唄」


 夜の部も大満足。初めて聴く新作落語が三席。そもそも噺の展開が面白く、ワクワクしながら聴く。終演まであっという間。

 小雪が降り始めた中を地下鉄へ急ぐ。22時ごろ帰宅。生落語8席を思い出しながら、白鳥さん紹介のYouTubeを見る。確かに面白い。

 研究室HP記事は、ゼミ合宿1日目の学びを長谷川さんが発信。タイトルを「思い込み業務はないか」とした。中川先生セッションで出た「朝の会・帰りの会」の是非論議から。

 今日の研究室HPへのアクセス数は、なんと947!。岐阜県教委の中村課長が、昨日の僕の講演参加者に仕事日記を紹介していただいたからこそのアクセス数。驚く数値に深謝。 

2023年12月21日仕事日記

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 6時30分ごろ家を出る。研究室着は7時20分ごろ。珈琲とパンで朝食。1・2限「教育課程論」の準備。

 1限は高等学校の「総合的な探究の時間」の深掘り。京都市立堀川高校の実践と変容をもとに、学習の時間と探究の時間で求めている事柄の違いを話し合う。2限は、「社会に開かれた教育課程」という文言の追究。学校ホームページの在り方は、副島先生や僕の原稿読みから始めて意見交流。「こんな学校に行きたい」というビデオを視聴しての感想交流。

 研究室でさっそく振り返り読み。学生の振り返りから学ぶことも多い。なるほど!の連続。

 13時30分、岐阜県総合教育センター着。機器と動画配信の準備。お聞きするところによると、この「岐阜県教育委員会年末勉強会」には、対面100名、オンライン100名ほどの参加があるとのこと。身震い。中村課長さんらとしばし懇談。最近参観した授業からの知見をお伝えする。

 14時講演開始。「授業・学級や学校の見方、指導・講評の仕方〜学校を指導する皆さんに向けた具体的実践例〜」と題した講演2時間30分。新作なので皆さんの反応にドキドキしながら話し始める。

 冒頭の掴みは、僕が教育委員会初日に感じた挨拶を話題に。「新しく来られた皆さんが一様に『右も左もわからないので・・・』」と言われるのを聞いて、心の中では「右や左くらいわかるだろうと・・・」で笑いがあって、一安心。よし!これなら大丈夫という気持ちに(笑)。

 途中で思いもしなかったトラブルがあったが、2時間30分休憩なしで、用意したプレゼンをもとに、そしてプレゼンなしで学校運営の様々なエピソードを伝える。会場の皆さんの頷き具合に元気をもらい、予定外のことを随分話す。それだけ皆さんに乗せていただいたということ。感謝。

 ちなみに講演の要点の「玉置流 授業の見方」は

・指導案から授業が大成功したときの子どもの姿を想像する
・授業を見るときはできるだけ前方から子どもの様子を見る
・子どもの立場で授業を見る
・教師の気持ちを想像しながら授業を見る
・参観者こその言葉を子どもに伝える
・子どもの言葉や見方・考え方が板書されているかを見る

 「玉置流 授業への指導助言の仕方」は、

・写真を見せて、学校のテーマを意識させる。
・良い授業のイメージを高める動画を見せる。
・話し合っているか話し合っていないかの動画を見せる。
・こういう子どもがいた時にどこを指導するかをと聞いてみる。
・子どもをつないでいるかどうかを聞く。(特にICT活用)
・何が苦しかったかを聞いてその授業者に寄り添う。
・「まずいことしてしまったねえ」と写真を見せて伝える。
・違和感を伝える(どうですか?いいで〜す)
・子どもの言動を価値づけているかどうかを評価する
・教師が子どもの言葉へ付け足していないかを評価する
・教師が反応が早すぎないかどうかを評価する。
・授業技術を教える(なるほど!(向きを変えて)どうと?)
・教材研究の仕方を教える(教科書の教えたいところに青線、考えさせたいところに赤線を引く)


 講演終了後、場所を変えて懇親会。ここだからこそ伝え合える情報交流。今後継続して考えたい事柄をたくさんいただけた貴重な時間。

 帰宅。頑張ったご褒美(笑)が届く。applewatch用のレザーハイブリットバンドDバックル。さっそく付け替える。満足。

 今日の講演の振り返り。いつものことだが、終わってみると重い振り返りに襲われる。後悔ばかり。貴重な時間を私のために割いていただいた皆さんに一つでもお役に立つことができたのだろうかと考えているところへ、とっても嬉しい元気が出る感想が届く。私の心境をどこかで見ておられたようなタイミングで届いたメッセージに大感激。
 

2023年12月20日仕事日記

 6時30分ごろ家を出て、コンビニ経由、研究室着8時前。教職実践演習準備。書籍返却に来研した新谷さんの迷いを聞く。

 1限教職実践演習。テーマは「新卒教師時代を乗り切る大切な学級経営」。以下はある学生の授業感想。

 とても面白かったです!!たくさん4択が提示されていて、話し合いながら、いろんな考えを近所の人と共有し合えました!!選択させて意思表示をさせるというのは、とてもいい方法だなぁと改めて感じました!!

 実を言うと、〇〇専修は、意見をしっかりと言うことはできる人が多いですが、全体の話し合いがあんなに活発になることは本当に珍しいです。

 みんなの意外な一面を見たような気もしました。〇さんがやった場面指導についても、階段を降りながら語ったりしました。使い方が合ってなるかわかりませんが、とても後味のいい授業だったように思います!!


 2限8期生ゼミは、赤入れした卒論の個人指導。年明け1月10日までに検討・修正をして提出するように指示。大仕事完了。

 12時30分から13時までオンライン教職専修会議。ようやく来年度の授業日程がわかってきた。

 今日も研究室は書籍返却と貸出しで賑やか。8期生伊藤君、澤本君、芝田君、安藤さん、新谷さん、前野さん、寺尾さん、9期生榊原君、古川君、久保君、長谷川さん、由原さん、荒木さん、10期生河上君、岡田君来研。

 14時から教授会。実習委員長として教育実習の報告。教授会終了後、審査教授会。外はすでに真っ暗。

 研究室に戻り、学生指導費報告書作成提出。「教育課程論」の振り返りチェック。明日の「教育課程論」準備。大学を18時30分ごろに出る。

 帰宅。夕食は美味しいしゃぶしゃぶ。贈っていただいた方に深謝。明日の岐阜県教育委員会依頼の講演内容を再チェック。新ネタのオンパレードで、数日前からそわそわしている状況。どのような反応をしていただけるのかが楽しみであり不安。今日も届くいくつかの依頼に返信。来年度の自分の授業日程がようやく見えてきたので、確認しながらの作業。

 研究室HP記事は古川君の合宿二日目の記事。やってみると気づくことが多いことが良いこと

2023年12月19日仕事日記

 6時40分ごろ家を出て、研究室着は7時30分。珈琲とサンドイッチで朝食。さっそく卒業論文添削。必死!

 9時から第11・12回教育課程論。両講義とも藤原和博氏発案の「よのなか科」の追試。11回は「ハンバーガー屋の店長になろう」。12回は「いのち」(自殺抑制プログラム)。1限は講義室のあちこちに広がってグループ討議。2限はペアで自殺志願者と説得者になってのロールプレイ。藤原氏の発案の原点を確認しながら、実際に追試しての意見交流。

 12時15分ごろからゼミ生来研。8期生柴山君、9期生榊原君、荒木さん、安田さん、長谷川さん、小林さん、10期生石川さん、池田さん、松野さん。書籍返却と書籍借り。その間の四方山話も楽しい。

 再び卒論添削。必死の二乗(笑)。なんとか明日指導助言できる目途が立つ。頑張った俺!

 15時30分から16時30分までオンラインで「標準仕様とクラウドを活用した校務の改善への取組」を視聴。二つの自治体の実践報告あり。二つとも推進に大切なのは、校長のリーダーシップと明言。全国に伝えたいこと。

 10期生岡田君のバイト先で弁当購入して帰宅。さっそく食べて、原稿書き。連載中の週刊教育資料「学習指導要領のイデアを実践する」の第43回。今回からウェルビーイングがテーマ。なんとか書き上げて編集部へ送信。

 研究室HP記事は、9期生合宿シリーズの開始。古川君による1日目の記録。重要点をしっかりまとめている。

 日本教育新聞2023年12月18・25日号「提言」に拙稿掲載。「子どもを育てる授業参観 話し合い傾聴し、すてきな言葉を褒めて」。
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2023年12月18日仕事日記

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 5時30分ごろ目覚め。次から次へ投稿があるフレンドシップ3、4のチャット。担当として返信投稿。いつもの喫茶店へ行きモーニング。帰宅して仕事日記書き。

 9時からオンラインで、ジャパンライム株式会社から依頼の養護教諭向けオンラインセミナーの内容打ち合わせ。15分間ほどで終了。

 12月23日はオンラインで「NITS・南九州プラットフォーム(鹿児島大学・熊本大学)コラボ研修」で「ミドルリーダーシップ」について講義させていただく。その時のプレゼンを作成開始。かなり進めることができた。

 11時ごろ家を出て藤波駅へ向かう。12時過ぎにゼミ生荒木さんと落ち合い、いつもは訪問後に行う振り返りを先に(笑)して昼食。その後、愛西市立佐織中学校へ向かう。13時20分ごろ着。

 校長としばし懇談。本日の僕の役割確認。13時35分から1年生数学授業参観。図形分野の授業でのチャット活用。想像してきた活用以上のよさを発見。なるほど!こうしたチャットのよさがあるのだ!と感激。

 14時55分から研究協議。7グループで授業検討会。その後、僕の講演&指導助言。45分間。まずはこの学校が目指そうとしている教育の確かさを次期教育振興計画から伝え、テーマに掲げている「個別最適な学び」を生み出す際の重要点を提示。その上で、授業動画を見せながら、さらに高みに行くための授業展開について助言。自分が感じた図形分野におけるチャットのよさを整理して提示。その内容は、一斉授業では出てこないつぶやきが表出されていること、それに応えている子どもがいること、入力値がどうしても言葉足らずになるのでそこを言及することで、深い学びに向かっていくことができること、図の投稿によりその図を生み出すまでの思考過程を明らかにすることが自然であることなど多数。

 校長室で校長や授業者としばし懇談。授業観察から見えてきたことを再度伝えたことで自分自身の知見の整理できた。感謝。

 荒木さんは校長先生が音楽教師であったことから、自身の卒業論文のテーマについて質問。期せずして良い機会となったことも嬉しい。

 帰宅。さっそく動画整理。午前から作成を始めた12月23日オンラインでのプレゼン作成作業。完成して事務局へデータ送信。卒業論文添削で力尽きる。本日締め切りの原稿に着手できず。お詫びのメール発信。

 研究室HP記事は、12月10日の「自ら学習を調整する子どもを育むセミナー」の学び記録を前野さんが発信。ポイントをしっかりとらえ文章化している。

2023年12月17日仕事日記

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 6時ごろ目覚め。仕事日記を書いたり、依頼メールに返信をしているうちにあっという間に合宿集合時刻が近づいていた。出かける直前になって大切なことができていないことに気づいて慌てて動く。

 8時50分ごろ味岡市民センター到着。9時から皆さん到着。酒井先生、斎藤さん、8期生9名、9期生9名、僕との総勢21名。

 9時からの3時間は、酒井先生、斎藤さん、8期生にお任せ。僕は図書室で卒論添削に集中。

 9期生の支援をしていただいたお礼に、酒井先生、斎藤さん、8期生9名で、「角屋」に行き、菜めし田楽定食を食べながら懇談。8期生に改めて深謝。

 13時過ぎに味岡市民センターへ戻る。卒論添削と9期生卒論「はじめに」の指導助言。16時ごろ無事全員合格。途中で、8期生から31アイスクリームの差し入れあり。全員大感激!

 9期生が卒業論文発表会の打ち合わせをする風景を見ながら、大学人9年目の感慨にふける(笑)。二日間の合宿の記録は9期生がいずれ発信。お楽しみに。

 帰宅。ソファに横になったら、いつのまにか記憶なし。目が覚めて、学校訪問をして研究を深めることにしたゼミ生のために段取り開始。これまでお世話になった方々へ依頼。皆さんが快諾していただけ嬉しい夜。

 研究室HP記事は、11月4日の「いのちの授業を体験的に学ぶ」の学び記事。古賀君、古川君、榊原君が発信。子どもから問いを引き出し、それをもとに進行する授業が新鮮だったらしい。いずれにしても良いまとめ。

2023年12月16日仕事日記

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 昨日から始めたフレンドシップGoogleチャットへの書き込みに返信。良いエピソードを読み合う中で、自身の感性を磨いてほしい。きっとそうなるに違いないと予感あり。福地先生もしっかり書き込んでいただけたことに感謝。

 12月10日の「自ら学習を調整する子どもを育む」セミナーの動画チェック。一か所訂正願いをして、まずは自分の担当終了。

 今日は9期生ゼミ合宿1日目。1期生から始めた合宿なので9回目。早いもので大学人9年目。

 いつもの喫茶店経由で、8時30分ごろ小牧勤労センターへ。8時45分から17時30分まで、昼食休憩1時間30分を入れて9期生が頑張る。

 合宿1日目はゲストを迎えての午前・午後。午前は中川行弘先生、午後は安達康代先生。いずれもゼミ生がいただいた資料をもとに質問をして進める90分間。とても濃厚な時が過ぎる。詳しくはゼミ生の記事をお待ちください。

 僕はゼミ生一人ずつと面談。その内容は、進路変更はないか、大学生活全般はうまくいっているか、卒業論文テーマをどうするかの3点。以後は随時、卒論相談を受けながら、8期生卒論に必死に赤入れ。ようやく1人完了(泣)。

 夕食はみんなでラーメン屋へ。こうした時間だからこそ聞ける話が楽しい。

 合宿恒例のオプショナルツアーで、自宅へゼミ生を招く。30分ほど家内も入っての四方山話。1日目無事終了。ゼミ生はこのあと、どこかで宿泊するらしい。

 20時30分から21時まで、オンライン「生成AIパイロット校の軌跡 〜学校への導入と校務での活用事例〜」を視聴。現時点でここまで実践している学校は確かに珍しい。

 1日目の疲れを全身で感じて、いつの間にか記憶なし。研究室HPには、ゲストとゼミ生との写真掲載

2023年12月15日仕事日記

 雨の朝、いつもの喫茶店へ出かけモーニング。帰宅。フレンドシップ3、4のGoogleチャット立ち上げのためユニパ掲示板で連絡。チャット設定。ようやく開始。

 9時に東濃信用金庫へ。いくつかの振り込みと入金。コンビニで支払。父親の病院から電話あり。ドキドキして出る。状況報告でほっとする。

 10時からオンライン「授業と学び研究所会議」。「自ら学習を調整する子どもを育むセミナー」の振り返り。早々に作っていただいた神戸フェローによるセミナー動画視聴。スクールライフノートの新機能確認。とても良い方向に改良されている。授業と学び研究所で今後作成していく動画コンテンツの方針話し合い。2時間ほどで終了。

 中学校教育実習事後指導レポートで驚く情報あり。さっそく関係者で共有。

 14時30分予約の眼科。いわば定期検査。異常なし。次回は2か月後。買い物をして帰宅。フレンドシップ3チャットの書き込みあり。良いスタート。

 明日の9期生合宿確認メッセージ。ゼミ長が決まった10期生へのメッセージ。

 14日の教育課程論振り返りチェック。かなり時間がかかる作業。

 研究室HP記事は、中学校教育実習を終えての振り返り。最終回は榊原君が発信。記事タイトルを「生徒の関係作りに悩む」とした。だれもが経験する中学校教育現場での話。

2023年12月14日仕事日記

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 6時ごろアレクサで目覚め。身支度をして大学へ向かう。7時30分ごろ研究室着。1・2限教育課程論準備。ユニパで「ステップ設定」をしようと格闘。ユニパ提供会社のサイトに相談を書き込もうとしても、どういうわけか発信できず。教務課へ行きユニパ相談。調べてもらったところ、僕がやりたいことがユニパではできないとのこと。方針を切り替えることに決める。

 1・2限教育課程論。両授業とも藤原和博さんの「よのなか科」実践をもとにして、教育課程編成も踏まえて展開。1限は「ハンバーガー屋の店長になろう」の追実践。グループ討議で大盛り上がり。思考過程の再現ではさすが大学生!といってよい意見交流。2限は「いのちの授業」をもとにした追実践。前提とするデータとして「小・中・高のコロナ禍以後の自殺データ」を提示。それを踏まえての自殺しようとする仲間をとどまらせるためのロールプレイ。最後は藤原さんの主張を視聴。

 すぐに大学を出て、岡崎市立矢作西小学校へ向かう。学校付近に来て、1時間20分ほどの余裕が生まれたので、喫茶店で昼食。14時に閉まるので、学校付近の空き地に車を停めて、「教育課程論」の振り返りチェック。

 14時40分ごろ学校に入る。機器の準備後、校長先生としばし懇談。15時15分から16時25分、依頼を受けて岡崎市教育委員会が提唱している「チーム学習」をもとに、「学び合い」の理念と実際を動画も入れながら伝える。時折、質問をして考えを深めていただく。
演題は「チーム学習の本質とその実際」。熱心に聞いていただける先生方に支えられてお伝えしたいことはしっかり語ったつもり。

 学校を出て、東名高速道路を活用して、1時間20分ほどかかって帰宅。途中、2回も事故直後の横を通る。体が震える。

 18日訪問の愛西市立佐織中学校でのプレゼンづくり。学校HPで経営方針等を確認してプレゼンに加える。完成したのでデータ送信。

 研究室HP記事は、古川君の中学校教育実習振り返り。なかなか良い三つの視点を示して振り返っている。ぜひご一読ください。

 

2023年12月13日仕事日記

 6時ごろ目覚め。今朝は551豚マンが朝食。7時ごろ家を出る。45分で研究室着。火曜日の「教育課程論」の振り返りチェック。

 10期生岡田君、石川さん来研。四方山話や教育書貸し出し。

 2限8期生ゼミ。本日が卒業論文一次提出。9名全員提出完了。これから1週間かかって、しっかり添削。頑張れ!俺。赤坂先生本から学ぶ最終回。村松さん、島田君の提案をもとに協議。

 12時30分ごろから、10期生河上君、尾崎君、森山さん来研。四方山話と教育書貸し出し。玉置研究室書籍貸出返却チャットが賑やかになってきた。よし!

 13時30分から30分間ほどで実習委員会開催。いつものように報告事項を受けて承認をいただく進行。

 業績プロの作成で、不備があるとの指摘があり格闘。やったはずだと思っていたが、最後の「確定」ボタンを押してなかった模様(泣)。続いて研究費支出書類に追加作成。変更が分かっていなかったことからの指摘💦出力する方法が分からず時間がかかる。ようやく方法が判明(泣)。庶務課へ提出。

 16時ごろに10期生齋木さん来研。四方山話と教育書貸し出し。

 16時30分から第7回教育学部クリスタルプラン委員会に参加。2時間ほどの審議。「子ども理解活動」の本質について再度確認して、諸事情をわかりつつ、ソフトランディングを提案。

 帰宅。フレンドシップ履修者と新たな取組をしようとユニパの設定を試みる。何度やってもうまくいかず(泣)。

 返信しなければならないメール多数。その処理に必死。ここのところ追い込まれていること多数。

 研究室HP記事は9期生荒木さんの中学校教育実習を終えての振り返り。とても充実した実習を終えたことがよくわかる記事。荒木さんの姿勢も立派!

2023年12月12日仕事日記

 6時にアレクサに起こされる。6時30分に家を出て大学へ向かう。途中のコンビニでパンを購入。研究室でパンと珈琲朝食。

 先週の「教育課程論」の振り返り読み。抜き出し。そしてチェック。8時50分終了。1限・2限の講義室へ向かう。

 第8回・9回教育課程論。第8回は「令和の日本型学校教育」、第9回は「GIGAスクール構想」をテーマに、動画や写真から発問を生み出しての授業展開。いわゆる玉置スタイル。今日も学生の状況を見ながら、新発問連発(笑)。深く考える授業になったと自負。

 終了後、名古屋市立吉根中学校へ向かう。学校付近に来て時間の余裕があったので、昼食。久しぶりの回転寿司。美味しい。

 13時15分ごろ学校着。校長と名古屋市教育委員会新しい学校づくり推進室主任指導主事と懇談。「学びのコンパス」の話から生成AIの話へ。

 13時50分から14時35分まで1年生数学授業参観。すべての子どもが学習内容をわかってほしいという授業者の気持ちがよく伝わってくる授業。子どもたちも積極的に動いて教え合っている授業。

 数学科の皆さんと授業検討。ある教師から本質を突いた厳しめの感想が出たために安心して(笑)、僕も話す。授業者の思いを大いに賞賛しながら、数学授業で外してはいけないことをしっかり伝える。ミニ模擬授業もしての助言。授業者の変容を祈る。なお、校長には後輩であることもあって、学校全体の授業力を高めるためのアドバイス、励ましをする。
 
 嬉しいのは、この学校に僕が小牧市立桃陵中学校勤務時代の教え子が勤めていること。あのころは教務主任だったので、数学授業を担当したのみの付き合いだったが、教え子曰く「同窓会幹事会で話題になるのは玉置先生の数学授業です。先生の数学授業はあのころからコンピュータを活用して、子どもたちに考えさせて話し合わせる授業でした。まさに今求められている授業でした」とのこと。このような話を聞いて元気が出ないわけはない(笑)。とっても嬉しい気持ちで学校を出る。

 父親の病院に寄る。すぐに眠ってしまう状況で、少しだけ会話をして帰宅。

 今日の動画整理。福地先生、山田先生に情報提供。何日か前から作成していた「12月21日岐阜県教育委員会年末勉強会 授業・学級や学校の見方、指導・講評の仕方〜学校を指導する皆さんに向けた具体的実践例〜」のプレゼンの仕上げに入る。ようやくできて配付資料として送信。
 
 研究室HP記事は、中学校教育実習の振り返り。久保君が発信。とっても良い環境で実習ができたことがよくわかる。実習委員長として受け入れ校に深謝。

2023年12月11日仕事日記

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 今朝は、今後の講演プレゼンづくりから。あれもこれも伝えたいという気持ちを抑えながら(笑)の作成。

 10時ごろ家を出て、みよし市立黒笹小学校へ向かう。学校付近のコンビニで時間調整。

 11時15分ごろ学校着。校長、教務主任と今日の内容打ち合わせと今後の僕の役割について確認。

 11時45分から特別支援学級の授業参観。授業開始で今日の流れを伝え、各自の目標表明場面も設定。今日の課題への興味を持たせるための仕掛けを始め、子どもたちの実態に合わせて、またその子の捉え方に応じた投げかけや様々なメディア活用。二人の教師による理想的といっていいチームティーチング。子ども同士をつなぎ、関わらせる意図的な展開など、感心することばかり。

 給食をいただき、さっそく動画整理。13時10分から25分まで、授業者に指導助言。ここまで子どもが育っているので、さらなる高みを目指していただきたいと思いを伝える。

 13時35分から3年生国語授業参観。自分の考えをどう他者に伝えたらよいかをテーマにした第3時。教科書の例題(旅行に行くなら山がいいか、海がいいか)をもとに、自己選択をして、他者に納得してもらうための自分の考えをタブレットに書き込み、それをもとに交流する流れ。

 授業後、さっそく動画整理をしてプレゼン追記。15時5分から全体協議会。皆さんから出される意見を聞きながら、自分が伝えるべき事柄をより明確にする。

 15時30分から16時10分までの40分間の時間をいただいたので、前半10分間を授業への指導助言。後半30分は令和7年度の研究発表会に向けての研究の進め方などへの提案。

 国語授業については、ICTが適切な場面で活用されていること、さらに多様なアプリから子どもたちの実態に合わせたアプリが取り上げられている良さを確認した上で、国語授業として子どもの発する言葉に注目させるとさらに良いと助言。二人の子どもが言葉にこだわって話し合っている動画がうまく撮れ、説得力を増したと思う。

 今後の研究の方向性については、いくつかのヒントを提供することが役割と考え、「〜たい」というキーワードの価値とそのとらえ方、振り返りの重要性、文部科学省がICT活用で問題としていることなどを伝える。

 終了後、校長室で校長、教務、授業者としばし懇談。とりわけ今後の研究方針について、さらに助言。

 終了後、参加したEDUCOMの3人の方と喫茶店へ移動。しばし振り返り。ここだからこそ話せることをたくさん話す。

 帰宅。今日の動画整理。今日も届く来年度の依頼。深謝しながら調整に入る。中学校教育実習事後指導レポート未提出者から届くメールチェック。

 研究室HP記事では、石上さんが中学校教育実習での学びを発信。重要な事柄の記録多数。「教師が子どもに心を開く」とタイトル付け。
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教育資料

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