卒業論文発表会を終えて(木下)

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 こんにちは。5期生の木下です。今回は卒論発表会を終えて思うことを書きます。

 私は「誰1人取り残さず、学級の子ども全員が参加できる授業づくり」について研究をしました。

 小学校実習、中学校実習ではなかなかクラスの子どもたち全員が授業に参加をしている様子が見られず、とても悔しい思いをしました。外を眺めていたり、手遊びをしている子どもがいる授業もあったためどうしようと悩みもしました。

 この悔しさから卒論のテーマ決めは迷うことがありませんでした。そこから3年生の3月くらいから研究を始めました。ノート発言、表情発言、明確な発問、ワクワクする導入、あえて隠す…全員参加の授業をつくる作法はたくさんあります。4月から現場に出て、全てを実践できるとは思っておりません。しかし、このたくさん学んだ作法の中から「これだけは絶対にやるぞ」という作法を自分の中に確立して、全員参加の授業づくりに励んでいきます。

 私以外の13人のゼミ生の発表を聞いて、全て学びにつながりました。「鉛筆の先から煙が出るくらい必死に書いてみよう」という子どもへの指示は有名ですが、13人の卒論発表を聞いている私の様子はまさにこれでした。どの瞬間も無駄のない卒論発表会であったなとあらためて感じます。

 オンラインでの卒論発表会が終わり、パソコンの電源を切った後もすぐに動き出すことができませんでした。「私たちの卒論発表会は終わってしまったのか」ととっても寂しい気持ちであったからです。当たり前のように週に1回、2回集まってゼミをすることももうないのかと考えると本当に寂しいです。それと同時に、私はやっぱり玉置ゼミに入ってよかったと心から感じました。2年生のゼミ決めの頃の私に「玉置ゼミを迷わず選んだね。よくやった!」と言ってやりたいです。

 今回コロナ禍の中でオンライン開催という形にはなりましたが、私たちゼミ生のためにまた新たな学びにつながるお言葉をくださった大西さん・斉藤さん、卒論発表会の場を設けてくださりそして最後まで温かく見守ってくださった玉置先生、卒論発表会の運営のためにたくさんの準備をして楽しい企画まで考えてくれた6期生の皆さん、自分の学びに繋げようと真剣に発表をきいてくれた7期生の皆さん、卒論発表会だけと言わず今まで沢山の学びと刺激をくれた5期生の皆さん本当にありがとうございました。とっても素敵な集大成でした。(木下)

二宮道の終わりの始まり(二宮)

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 こんにちは、5期生の二宮です。今日はタイトルとはほんの少し違いますが、卒論発表会を終えて感じたことを書いていきます。

 私は写真にもある「対話」と「考え、議論する道徳」に着目した卒業研究を行いました。終わった今振り返ると、本当に大変な研究でしたが、学びが多いものになりました。内容については全部書くとキリがありませんので、1つだけ述べます。

 それは「卒論の学びは他の教科にも活かせる」ということです。自分が卒論を書いていたときに感じてはいましたが、終わりの斎藤さんからのメッセージで確信に近づきました。第4章で書いたことの多くがどの授業でも大切だと思いました。これらを活かして考え、議論する道徳の授業をしていきたいですが、固執しすぎないようにします。

 そしてタイトルにもある二宮の道徳「二宮道」は、卒業論文が一つのゴールであり、これからの教員生活のスタートになります。今は自分だけの研究ですが、いつかは人のためになるような実践ができるようになることと、自分の学級になる子どもたちにこの学びを活かしていくことの2つを目標に頑張ります。

 私は卒論発表会当日地区の連絡会があり、自分の発表しかできず、他の5期生13人の発表をほぼ見てないことが残念でなりません。ですが、卒論は知らなくても玉置ゼミでの2年間の数えきれない学び、そして「玉置ゼミの縦と横のつながり」があるので、自分が恵まれていることを改めて感じました。

 お忙しい中、玉置ゼミ卒論発表会に来てくださった大西さん斎藤さん、困ったときに助け合えた五期生のみんな、素晴らしい卒論発表会を運営してくれた後輩のみんな、そして感謝してもしきれない玉置先生、本当にありがとうございました。(二宮)

卒業論文発表会からの学び(矢崎)

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 こんにちは。5期生の矢崎です。
 今回は卒業論文発表会での学びについて書かせていただきます。

 2021年度の玉置ゼミ卒業論文発表会はオンラインでの開催となりました。正直、私はオンラインを毛嫌いしているところがあり、対面で行う時の熱を感じられるのかと不安がある中のオンライン卒業論文発表会でした。

 私は十分休憩を挟んだ後の後半トップバッターでした。発表は噛んでしまいましたが、自分の発表したいことをちゃんとお伝えすることができたかなと思いました。

 また、14人の発表を見ていくとスライドや話し方でその子の個性をしっかり感じることができました。不安があったオンラインでしたが、コロナ禍でも私達5期生一人ひとりの発表を先生方や後輩に見ていただくことができました。対面では自然とできてしまう「繋がる」ということをオンラインでは様々な工夫をして「繋がる努力」をすることで対面時と同じ熱を感じることができるのだと大きな学びとなりました。

 オンライン上で大西先生、斎藤さんのご指導とあたたかいエールをいただくことができました。対面であれば、安全を考慮して大西先生と斉藤さんに来ていただくことは叶わなかったかもしれません。お忙しい中、私達のために卒業論文発表会に来ていただき本当にありがとうございました。叶うことなら、教員になる前にお会いできたらなと思っています。

 卒業論文発表会の後に6期生の子がお楽しみ会を開いてくれました。もっとみんなと話していたいと思うほど、楽しくて、私達の為にこんなに工夫して動いてくれる後輩の子達がいてくれるなんて、私達は本当に恵まれているなと幸せな気持ちになりました。

 6期生のみなさん、本当にありがとうございました。

 7期生のみなさん、本当にありがとうございました。

 5期生の仲間の皆さん、3年間一緒に学べて幸せでした。14人という玉置ゼミの中でも1番の大所帯の代でしたが、14人集まったからこそ、様々な学びを得ることができました。
これからも仲間として一緒に頑張ろうね!

 最後に、このコロナ禍でも私達の学びの集大成の場を設けてくださいました玉置先生、本当にありがとうございました。玉置先生からたくさんの縁を繋いでいただいたのだなとあたたかい気持ちになる卒業論文発表会でした。

 私達はこれからが勝負です。どうぞ、これからもご指導をよろしくお願いいたします。(矢崎)

1月27日EDUCOM座談会に参加して。(二宮、遠藤、木下)

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 こんにちは、本日はEDUCOM座談会に参加して感じたことを二宮、遠藤、木下の3名が記します。

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 こんにちは、5期生の二宮です。1月27日にスクールライフノートの座談会に参加させていただきました。感じたことを2点記します。

 1点目は、自分はまだまだ知らないことばかりであることです。EDUCOMで働かれる方々のスクールライフノートへの熱意や教育現場での実際の活用など、この座談会に参加できたからこそ知ることができたものがありました。

 2点目は、自分の感覚は決して悪くなかったということです。自分の気持ちが沈んだ時に玉置先生からメッセージが来ると「もう一度頑張ろう」と思ったことなど先生からのフィードバックが嬉しいのは、今の子ども含め多くの方が一緒だということを感じました。将来、この気持ちを子どもが持てるような学級経営を行いたいです。

 短い時間ではありましたが、教育現場で活用されている事業に学生ながら携わることができる嬉しさと来年度から立場を変えて使うかもしれないということにワクワクを感じることができました。玉置先生、EDUCOMの方々、ありがとうございました。(二宮)

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 こんにちは、5期生の遠藤です!今回は、EDUCOMEの皆さまとの懇談会を通して感じたことを、まとめさせていただきます。

 この懇談会から、自分がどのようにSLNを使ってきたか、改めて振り返ることができました。私は日記が苦手で、これまでも何度か挑戦しては挫折していたのですが、心の天気は何故か毎日欠かさず書き込むことが出来ました。同じグループの方々のお話を聞いていて、それは教師からのリアクションの影響が大きいのだと気づきました。

 「先生が見てくれている」という意識から、書こうという気持ちが湧いてきたのだと思います。そしてそれを続けるうちに、「以前もこんなことあった気がする」「先月のこの日は何をしていたっけ」というように、自然と振り返りをするようになりました。

 社会人の方々も、「誰かに見てもらっている」という感覚がないとなかなか続かないのだと知って、改めて教師のフィードバックの大切さに気づくことが出来ました。それと共に、どんな便利な機能もただ使うだけでなく、教師が創意工夫を凝らすことでその本領を発揮できるのだと感じました。自分が教師になったら、このSLNで培った振り返りの大切さなどをしっかり子どもに伝えつつ、教師と子ども、子どもと子どもが繋がる場所として活用したいです。

 このような機会をくださった玉置先生、EDUCOMEの皆様、本当にありがとうございました。(遠藤)

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 こんにちは。5期生の木下です。今回は、EDUCOMの皆さん行ったとzoomでの座談会のことを書きます。

 今回の座談会では、EDUCOMの皆さんとゼミ生とで数人のグループに分かれ、スクールライフノート(心の天気や学びの天気)について語り合いました。その中で自分が感じたことや気づいたことは2つあります。

 1つ目は、心の天気は子どもの中でそれぞれ基準が違うということにあらためて気付きました。私は基本ベースは曇りです。しかし、基本が晴れの子どももいるでしょう。教師の立場で考えると、ここでは見極めが必要です。またこんな場面を想定します。学校で友人と喧嘩をした子どもが心の天気で雨なはずなのに晴れを選んでいる。ここでは「何かちょっと違うな?」を読み取るスキルも必要であることを話し合いのなかで気付きました。

 2つ目は、教師が反応をすることはやはり大切であるなあとあらためて感じました。自分も心の天気を打って、玉置先生から反応がくると嬉しいです。大学生の私がそうであれば、小学生や中学生の子どもたちはなおさらそうであると思います。これは心の天気に限らず、自分が4月から教壇に立った時にも心に留めておくべきことだと感じました。

 今回、EDUCOMの社員の方や企画者の方など普段あまり話す機会のない方々とお話をすることで自分が知らなかった面からスクールライフノートを振り返ることができたり、あらためて感じることがたくさんあったりととても有意義な時間を過ごすことができました。このような座談会を開いてくださった玉置先生、EDUCOMの皆様ありがとうございました。
(木下)

卒業論文発表会を終えて(杉山)

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 こんにちは。5期生の杉山です。先日卒論発表会がありましたので、その感想などを記します。もともとは例年通り対面での実施でしたが、緊急事態宣言発令中のため、オンラインによる実施となりました。やはり最後の舞台なので対面が良かったですが、仕方のないことです。
 
 私は、「社会問題に興味関心を持ち、課題解決する生徒を育てる中学校社会科授業の在り方」について卒論で研究しました。この研究で、自分が今後教壇に立った時にするべき授業の方向性をはっきりと見通すことができました。
 
 また、自身の卒論が自身のためになるのは当然ですが、他のゼミ生の卒論も学べる事尽くしで、少しは後輩たちに良い背中を見せることができたかなと感じています。
 
 卒論発表会が終わり、私が履修している講義関連は全て終了しました。やり切って満足感があるのと同時に、これでゼミが終わってしまうのかという寂しさもあります。しかし、玉置ゼミの強みである、「縦横の繋がり」があるので、卒業して現場に出た後も学ぶことができ、様々な方々からアドバイスも頂ける、本当に恵まれた環境に所属させて頂いているので、今後も明るく前向きに頑張っていこうと思います。

 ご多忙にもかかわらず卒論発表会にお越し頂き、御高評やプレゼントまで頂いた斎藤さんや大西さん、そして今までゼミで熱いご指導をしてくださった玉置先生、共に切磋琢磨した5期生のみんな、初の試みであるオンライン卒論発表会・懇親会にもかかわらず円滑な進行やそれに協力してくれた6期生・7期生のみんなに感謝を述べて終わりにします。ありがとうございました。(杉山)

※杉山君の卒論レジュメはここをクリックしてご覧いただけます(玉置)。

卒業研究発表会を終えて(宮野)

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 こんにちは、5期生の宮野です。今回は、卒論発表会を通しての学びについて書かせていただきます。

 わたしは気になる子供を伸ばす教師の働きかけと支えるクラスづくりというテーマで研究を行いました。その中で、気になる子どもは、不適切な行動によって、自分を見てほしい・助けて欲しいと訴えているのだと分かりました。どんな子どもにも、良さがあり1人1人が抱えている背景や思いも違います。どうして、その行動をしてしまうのか、何に困っているのかを、子供と向き合う中で明らかにし、受け止め、本来のその子の良さが光るように働きかけていくことが大切だと学びました。このことを忘れず、1人1人の子どもと向き合っていきたいです。

 また、5期生のみんなの発表を聞き、14通りの学びを得ることができました。どれも興味深くもっと知りたいと思える内容で、しっかりみんなの卒論に目を通して、4月に備えたいと思いました。改めて、玉置ゼミで、この5期生の仲間たちと学べたことを幸せに思えた1日になりました。働く場所は違えど、これからもゼミのみんなと、学び合い繋がりあっていたいです。

 お忙しいところ私たちのために駆けつけ、学びと温かい言葉を与えてくださった、大西先生・斉藤さん、このようなコロナ禍の中、私たちのために発表の場を設けてくださった玉置先生、そして、たくさん準備をしてスムーズに会を運営してくれた6期生の皆さん、私たちの発表を真剣な眼差しで聴き、沢山質問をしてくれた7期生の皆さん、多くの学びをくれた5期生のみんな、ありがとうございました!(宮野)

※宮野さんの卒業論文レジュメはここをクリックしてお読みください

和田裕枝先生から学ぶ(杉山)

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 今回は和田先生にお越しいただき、教員生活の第一歩の歩み方を伝授して頂きました。

 4月から生徒たちと関わるにあたって不安でいっぱいで、どんな活動をしようか、どうやったら生徒たちに有効であるかをずっと考えていて、その全てを完璧にせねばならないと思い込んでいました。

 しかし、今回の和田先生の「最初から完璧である必要はない。スローペースで確実にゆっくりと成長すれば良い」というお言葉に救われました。また、様々な場面においての児童生徒との関わり方や、授業法も指導していただきました。長年教壇に立たれた和田先生の、とても濃密で実践的なご指導をしっかりと胸に刻んで、教壇に立つ決意です。(杉山)

※写真は林文通先生から提供していただきました(玉置)。

1月27日 EDUCOMさんとの懇親会での学び(下野・吉久・高橋)

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 こんにちは!7期生の下野です。1月27日にSLN(スクールライフノート)にいて、EDUCOMの皆様とゼミ生の懇親会が催されました。ブレイクアウトルームでの話し合いもあり、少人数で談笑しながら、学びを深めることができました!

 今回、SLNについてEDUCOMの皆様がどういった想いで携わっていらっしゃるのかを知り胸が熱くなりました。そして、そういった想いを踏まえ、自分が教壇に立った時どういったアイディアを思いつくだろうかと胸が踊りました。

 SLNは、コミュニケーションの入り口です。懇親会での度々出できた「天気の基準は人それぞれ」もまた新しい担任の先生と子ども達を繋ぐコミュニケーションツールだと考えられます。「入力し忘れ」や「心が疲れてしまって、入力さえもできない」といった心の天気の空白もコミュニケーションへと繋がります。「毎日心に素直になることで、子どもが教師に意思表示の出来るツール」これが、SLNだと私は位置づけます。どんな形であれ、それは子ども達の心の表れです。そして、それを汲み取ることのできる、子どもをよく見る教師に私はなりたいです。

 私達が教師となるときには、「一人一台」のそのまたさらに先、「一人ひとりが使いこなせる一台」になっていることかと思います。その一台が子どもと教師を繋ぐ一台にもなる取り組みにEDUCOMの皆様は尽力されています。私達のような学生視点と教育を学んだ上での視点を持ち合わせる大学生だからこそ、考えつくアイディアもあることと思います。「一人一台」のその先を見据えた視野がまたひとつ広がりました。

 改めまして、お話をしてくださいましたEDUCOMの皆様、こういった機会を設けてくださった玉置先生、同じグループだったゼミの先輩方、本当にありがとうございました!(下野)


 こんにちは!7期生の吉久明日実です。1月27日にEDUCOM様の座談会に参加させていただきました。「SLN(スクールライフノート)どう生かす?どう活用する?もし自分が学生だったら?教師だったら?」というテーマで、少人数グループで話し合いました。初めてこのような場に参加させていただいたので緊張していたのですが、皆様のご意見をお聞きすることで新たな気づきがたくさんあり、とても貴重な時間を過ごすことができました。

 私のグループでは、SLNをどのように生かし、活用するのかを学生の視点から考え、次に教師の視点で考えました。私は実際にSLNを利用しているのですが、毎日の入力を忘れてしまったり、どの天気を選択するのか悩んで忘れてしまったりすることがありました。私のこの感想から、コメント機能の活用や、教師とのコミュニケーションツールがあればよいのではないかという様々なご意見が瞬時に飛び交い、ただただすごい!と思いました。

 このように実際に利用した感想から、学生の視点、教師の視点に立ち、よりよくなるように話し合いをなされて出来上がっていくSLN、EDUCOMの皆様、先輩方の姿を見て、感銘を受けました。それと同時に、私はその姿に触発され、自己を振り返りながら、もっと自分なりの考え、いい方法があるのではないかと改めて思わせられました。

 私が実際教育現場に立った時、天気の定義は人によって様々ですが、その選んだ天気にはその人の素直な気持ちが表れていると思うので、教師自身も素直な気持ちで温かい反応を子どもにしたいと思いました。天気の変化にも気付き、子どもたちに寄り添うことのできるような教師になりたいです。
 
 改めて、座談会を開いてくださったEDUCOMの皆様、また、このような機会を設けてくださった玉置先生、ゼミの先輩方ありがとうございました。一緒に学ばせていただいて嬉しかったです。拙い文章ですが、最後までお読み下さいましてありがとうございます。(吉久)

 こんにちは!7期生の高橋です。1月27日にEDUCOM様の座談会に参加させていただきました。今回の座談会では「SLN(心の天気)をどう生かすのか」という議題で学生、教師の視点でグループになり話し合いをさせていただきました。初めての座談会でEDUCOM様の開発側のお話を聞かせて頂き、さらに考えの視野が広がり、貴重なお話を聞かせていただきました。
 
 話し合いの中では、学生の立場で見たSLNの現状について、主にコメント機能のことについて話し合いました。私自身も心の天気を一か月程入力してみた感想として天気は感覚で気軽に押すことができるけれどもコメントは独り言のようなものを書けばいいのか先生に話すように書けばいいのかがわからなくなることがあり、天気だけ入力することがありました。しかし、コメント機能は、児童生徒との新たなコミュニケーションの場となるためうまく活用していきたいという話し合いになりました。そして、どうすればコメントを書くようになるのかという問いには、先生からのコメントがあるとまたコメントを書こうという気持ちになるという意見が出ました。

 また、教師の視点では、学生の視点で出た「先生からのコメントがあると嬉しい」という意見からコメントへのリアクションについて話し合いました。ある事例では教師のリアクションがなく生徒からの一方的な発信だったためSLNが習慣になる前にうまくいかなくなってしまったそうです。やはり、誰でも自分の話に耳を傾けてくれると嬉しくなります。私自身も玉置先生からの思いがけないリアクションが嬉しく、直接お話しする機会はまだあまりないですが距離の縮まりを感じています。そのため、短いコメントでもコミュニケーションをとることが大切だと感じました。
 
 このような話し合いの中で、教育にはコミュニケーションが一番大切だと改めて感じました。そして、SLNでは教師と生徒のコミュニケーションの場を新たに作ることができると思いました。新たな教育へ向けての活動に少しでも触れることができてとても嬉しいです。私は、新しいことに柔軟に対応し、子どもにとって学びやすく、生活しやすい環境を整えることのできる教師になりたいと思いました。そのためにも、日常の出来事を敏感に捉え、たくさんの人の話を聞き自分に取り込んでいくことを大切にしたいです。
 
 改めて、座談会を開いてくださったEDUCOMの皆様、このような機会を設けてくださった玉置先生、先輩方ありがとうございました!貴重な経験になりました。また、機会がありましたらよろしくお願いします。(高橋)

和田裕枝先生から学ぶ(二宮)

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 和田先生のお話をたくさん聞いて、大切にしたい言葉がたくさんできました。本当にありがとうございました。今日の学びは忘れずに大きな経験値にします。

 その中から、自分が教員生活の中で一番大切にしたいことは自分の仕掛けをたくさんすることにしようと思いました。頂いた資料にもあった「仕掛けるのは先に生まれた人、つまり先生」と言う言葉が「友達から褒められるシチュエーションを設定」と言うものに大きくつながる様に思ったからです。

 子ども一人一人、それぞれがレベルアップするように自分自身もレベルアップを重ねて仕掛けを重ねて子ども同士が褒め合う環境を作っていきたいです。(二宮)

※写真は林文通先生から提供していただきました(玉置)。

和田裕枝先生から学ぶ(宮野)

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 和田先生から、具体的で実践的な話を沢山いただき、教師になった際、この日に学んだことを何度も思い出したいと思いました。

 どの話にも共通して、子供を褒められるように、また子供同士で褒め合えるようにするための工夫があり、私もその考え方を大切にしたいと思いました。

 一昨日から地元の小学校でインターンをさせていただいており、褒め方や価値づけの言葉で、悩んでいたので、今日先生から教えていただいた、どこがいいと思ったのか自分の中で整理してから、具体的に褒めることを、明日から実践したいと思います。また、1人1人の子供たちとコミュニケーションを取り、あなたのことが好きとアピールしていきたいと思います。

 和田先生、本日は、お忙しいところ貴重な学びの場をいただきありがとうございました。玉置先生、このような機会を与えてくださり、ありがとうございました。(宮野)

※写真は林文通先生から提供していただきました。(玉置)

和田裕枝先生から学ぶ(久野)

 和田先生のお話を聞いて、たくさん学びを自分の中に取り入れることができました。

 最も印象に残っているのは、「ひとつの指示は15〜20秒に収める」ということです。指示が上手く通らないとき、聞いていない児童・生徒が悪いのではなく、教師の指示の仕方にも責任があるということにはっとしました。確かに、大人でも、長いばかりで要点が曖昧な指示など聞きたいとは思いません。短く簡潔に済ますことが重要です。具体的には、15〜20秒だと和田先生が示してくださったので、常にストップウォッチを頭の中に用意し、毎日、日常会話のなかから、短く簡潔な話し方を気をつけたいと思います。

 本日は貴重な機会をありがとうございました。(久野)

※写真は林文通先生から提供していただきました。(玉置)

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1/15 額田中学校 校長先生・永井先生からの学び(宮野・遠藤)

 こんにちは!5期生の、宮野です。本日は、額田中学校の校長先生と永井先生から、学び合いについて沢山の貴重なお話を伺うことができました。

 その中でも印象に残った言葉が、校長先生が仰っていた、教師の仕事は、子供を幸せに、そして、自信をつけさせることだということです。額田中学校では、子供たちは、CRSーC(challenge)R(respect)S(smile)を合言葉に、学習に取り組んでいると伺いました。これは、幸せに生きていくために、とても大切な要素だと思います。また、お互いにこの要素を意識することで、認め合える雰囲気が生まれ、自分自身に自信が持てるきっかけが、沢山作れるようになると感じました。私も教師になった時、この合言葉を子供に伝え、共にその価値を感じることができる授業を作っていきたいと思いました。
 
 また、永井先生は、挙手は重要視しなくていい、子供の発言や様子をしっかり見聞きし、意図的指名して、子どもたちに活躍の場を沢山作ってあげることが大切だと仰っていました。実習へ行った際も、ゼミで模擬授業をする際も、どうしても挙手にこだわってしまう自分がいたように思います。これからは、1人1人の子供をよく見聞きし、意図的指名で子供の意見を繋いでいくことを、意識したいと思いました。
 
 本日は、お忙しいところ、貴重なお時間を作っていただいた額田中学校の校長先生、永井先生、そしてこのような学びの場を作ってくださった玉置先生、ともに学んだゼミの仲間たち、ありがとうございました。(宮野)

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 こんにちは!五期生の遠藤です。今日は1/15に額田中学校の先生方にお聞きした学び合いについての気付きをまとめたいと思います。

 私は小学校の教育実習で学び合いのような取り組みを行おうとし、失敗しました。授業を振り返ってみると、子どもに話しかけすぎたことと、活動に消極的な子に関わりすぎたことが原因だったように思います。だからといって、ただ黙って見守るだけというのも違う気がして、モヤモヤとした気持ちが残っていました。

 その疑問について永井先生は、「揺さぶりの声かけ」をするよう助言して下さいました。手を出しすぎて話し合いの道筋を教師が固めてしまっては、学び合いになりません。子ども自身が達成感を得られるように、アクセントになるような一言をかけるイメージで接すると、子どもの力で学び合いが進むのだそうです。

 確かに私は、自分が想定した話し合いの形から脱線しそうになっているグループにばかり話しかけていました。それでは、私の考えの押し付けになってしまい、子どもの疑問や発見は生まれづらくなると気付きました。

 また、話し合いに消極的な子どもについては、校長先生がおっしゃっていた「学ぶ意欲に火をつける」というお話が印象に残りました。学びたいという強い気持ちになった子どもは、発言は少なくとも、ノートや身振り、表情で積極的に参加を始める。その姿勢をしっかりキャッチして、うまく子ども同士を繋ぐことで、子どもたちの力で活動を進めていけるのだと学びました。普段の机間指導の際は手元にきちんと気を配っていたのに、話し合いとなると発言にばかり注目していたことを思い出し、反省しました。

 子どもたちが互いに「わからない」「困った」を言い合えるような、自然と互いを尊重して信頼できる学級づくりを目指して、4月から頑張りたいと改めて思いました。校長先生、永井先生、玉置先生、お忙しいところ貴重な学びの機会をありがとうございました。(遠藤)

※写真は林文通先生から提供いただきました(玉置)。
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1月15日 額田中質問会での学び(6期生 松浦、名桐)

 こんにちは!6期生の松浦です。今回は1月15日に行われた額田中学校の北村校長先生、研究主任の永井先生からの学びについてまとめます。

 額田中学校はCRSというスローガンのもと、学び合い、子どもが主体的に取り組む授業作りを目指しているそうです。今回はそのような学校現場で働いている先生方に質問させて頂ける貴重な機会でした。私が先生方に質問したのは、「学び合いが教え合いにならないか」と「評価について」です。この記事ではこの2つについて詳しく書きたいと思います。
 
 1つ目の「学び合いが教え合いにならないか」という質問に対して、先生方は教え合いも含めて学び合いであると仰っていました。ただし、そればかりではいけないとも仰っていました。教え合いだけにならないように心がけていることは、グループを固定しないことだそうです。

 グループでの学びを重視しようとすると、教師は効率や授業展開のことを考え、ついどのグループにもリーダーになるような子を1人は入れようとしてしまいがちです。しかし、これをしてしまうと「できる子」と「できない子」が決まってしまい、教え合いのみの授業で終わってしまいます。グループを固定しすぎず、適当なグループで行うことで、そのグループ内でのベストな答えを出せるように、分からないなりに頑張る姿が見られると仰っていました。そのような姿が見られることが、学び合いの目的なのではないかと私は思います。また、グループ内で立場が固定されないようにするために、教師の声も大切です。子どもたちの様子を見ながら、ふとした発言を拾ったり、気付きの場を意図的に作ったりするような教師の工夫も忘れてはいけません。そのためには、やはり入念な教材研究も必要だと分かりました。

 先生のお話から、全員参加の授業を作るためには、このような様々な視点からのアプローチがあることを学びました。
 
 2つ目の「評価について」では、学び合いをすることで、テストではなかなか見えない思考力・判断力・表現力などが見えると仰っていました。それをそのまま評価に活かすことは難しいかもしれませんが、毎授業の振り返りの積み重ねで子どもたちの実態を掴むことが大切だと教えて頂きました。私は評価は、テストや提出物で決める印象がありましたが、自分が評価をする立場になった時は、振り返りや授業に向かう姿勢などもしっかりと評価に取り入れていきたいと思いました。 
 
 この2つ以外にも、たくさんの質問に真摯に答えてくださって、多くの学びを得ることができました。今回の学びを実践に生かしていけるように頑張ります!貴重な機会をありがとうございました!(松浦)


 こんにちは。6期生の名桐です。先日、額田中の先生方のご協力のもと、ゼミ生の質問会が開かれました。そこで、実習の時に私自身の課題として指導を頂いた、グループ活動を挙手の道具にしないためにはどうするべき?という質問をしました。すると、先生方から「子どもたちは挙手はしなくてもいいんだよ」というアドバイスを頂きました。

 確かに、実習中含め、私はグループ活動で学んだことを挙手をして全体に共有させることばかり考えていました。その方が、主体的な学習ができるのでは?とぼんやり考えていたからです。しかし、挙手制にするとお客さんのようにボーッとする子が増えてしまいます。だからこそ意図的指名をして、子どもたちの言葉を繋いでいくんだよというアドバイスを頂きました。言葉を繋いでいくということは、そういった角度から考えることもできるのか!と、とてもスッキリした瞬間でした。

 この他にも、たくさんの質疑応答が行われ、充実した時間を過ごすことができました。最後に、やはり現場で活躍されている先生方の言葉には重みがあるなと実感しました。いくら自分たち学生同士で考えていても、なかなか辿り着けない境地にいらっしゃるんだなと痛感しました。今こそ、「大人」に頼り、「子ども」である自分に磨きをかけていく必要があると思いました。

 今回、このような機会を頂き、玉置先生をはじめ、額田中の先生方に感謝致します。本当にありがとうございました。(名桐)

※写真は林文通先生から提供していただきました(玉置)
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1月15日 額田中学校 北村校長先生・永井先生からの学び(今井・下野)

 こんにちは!7期生の今井美羽です。本日は額田中学校の校長先生、研究主任の永井先生にオンラインで質問会を開催していただきました。自分の小学生、中学生時代を振り返ってみても、校長先生と直接お話することは無かったので、今回校長先生に、質問させていただけるということで、少し緊張しました!!!!!
 
 沢山質問させていただき、沢山の学びをさせていただきました。その中から今回私が特に印象に残ったことについて取り上げ手お話したいと思います。
 
 それは、子どもたちは皆「学びたい」「分かりたい」と思っているということです。今回質問会を開催していただいた額田中学校では、一斉授業ではなく、グループによる「学び合い」を重視した授業を行っています。このことを玉置先生が共有してくださった新聞記事で読んだ時に、失礼ながら、私は、本当に上手くいっているのだろうかと疑問を抱いていたのです。

 自分の過去の経験から、グループ活動は一部の人だけが行って、グループの中の数人は全く参加しないというイメージを持っていたからです。でも、今日の質問会で実際の「学び合い」の授業のやり方などのお話を、校長先生や永井先生から聞かせていただいて、少しでも疑いの感情を抱いた自分をぶん殴ってやりたいと思いました。グループ活動に全員が参加するには、子どもが食らいつく様な教材、問いを提示すること、そして、子どもたち一人一人に授業で活躍の場をつくってあげることが大切であるということが分かりました。面白い教材だったら、子どもたちは自然に参加してきます。さらに、活躍したいから積極的に学び始めます。最後は、グループ全体で追究した達成感を得るという、この体験を積み重ねていくことで、さらに学びたいと子どもが思うのだということを学びました。子どもたちは皆「学びたい」「分かりたい」と思っていて、そこをどう引き出すかは、教師の腕にかかっているのだなと思いました。
 
 改めて、額田中学校の校長先生、研究主任の永井先生!お忙しい中、私たちのためにお時間を頂きありがとうございました。また、先生方と私たちを繋げてくださった玉置先生ありがとうございます。玉置ゼミの先輩方とも初めて一緒に学ばせていただき、嬉しかったです。ありがとうございました。

p.s.玉置先生のZoomに初めて参加しましたが、玉置先生のカメラの画質がとてもキレイで驚いておりました。とても良い機材を色々使われているのだろうな〜と思いながら(笑)
先生の後ろにあるものも鮮明に映っているので、何が置いてあるのかな〜と、質問会に集中しながらも、すごく気になってました。(今井)


 こんにちは、7期生の下野です。1月15日に額田中学校の北村校長先生、研究主任の永井先生から、「学び合い」について沢山の貴重なお話を伺いました。

 先輩方の鋭い質問や、同期の率直な質問を通して、私は、「学び合い」を「子ども達の居場所づくりである」と位置づけました。
 
 学校は、学びの場です。ほとんどが授業等の学びの時間で構成され、それ等に付随し部活動、委員会活動、友達関係での悩み等が子ども達の世界には取り巻いていることでしょう。「学び合い」の主旨は、「みんなで授業をみんなで分かるようにする」。「みんなで」とありますから、誰かが一人ぼっちで考えることはありませんし、教師が「意図的指名」を行う等、子ども達其々が活躍できる場を与えるといったテクニックでみんなが活躍することができます。つまり、子ども達にとって「授業が居場所」となるわけです。
 
 「学び合い」により、学校の大方を占める授業が自分の居場所となる。それは、とっても素敵なことです。「学び合い」の中で友達と話す機会が増え、協力していくことが定着していくと、自己有用感や自己肯定感、協調性等の社会性を育むといった面も期待できるかと思います。しかし、これは後から見て自ずと付いてくるものです。蓋を開けてみれば、こういった力がついていましたというものでしょう。では、「学び合い」において一番大切なこととは何か。それは、「授業から学校を楽しい」と子ども達が感じてくれることです。授業が自分の活躍の場となり、居場所となる、「学び合い」にはそういった意義があると私は捉えました。

 7期生として、初めて先輩方と今回のZoom説明会にご一緒させていただきました。前述した通り、先輩方の鋭い質問は7期生の私にはまだまだ思いつかないものばかりでした。先輩方の着眼点、事例の深め方に感銘を受けるとともに、自分の未熟さを痛感しております。子どもの実際を知る機会がめっきり減ってしまったコロナ禍で、こういったオンラインという形で、子どもの事を知る、そして教育を考えられることに感謝しなければならないと感じた説明会でした。

 今私に出来ることは、まずは、「学び合い」について自分が教育実習ではどんなことに取り組みたいか課題意識を明確化することです。そして、視野をまた一段と広げられるよう今回もまたしっかりと出力し、得た知見を自分のものとできるようしたいと思います。

 改めまして、額田中学校の北村校長先生、永井先生、またこの様な機会を設けてくださった玉置先生、ご一緒させていただいた先輩方、そして同期の今井さん、本当にありがとうございました!(下野)
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12月24日 一宮市立今伊勢小学校での学び(今井)

 12月24日、一宮市立今伊勢小学校で、玉置先生の講演を聞かせていただきました。

 今回は、「主体的・対話的え深い学びを実現するために」というテーマのもと、今伊勢小学校の先生方と一緒にお話を聞かせていただきました。

 「主体的・対話的で深い学び」これは、大学の授業でよく聞きます。だから、大切だということは、今までも理解していました。でも、具体的に何が主体的なのか、何が対話的なのか、どうしたら深い学びと言えるのか、全然わかっていませんでした。学習指導要領の説明を読んでも、分かったようで分かっていない、そんな状態でした。

 玉置先生は、この抽象的な文言を具体的に説明してくださっていました。それを自分の中にスッと落とし込むことができました。

 書きたいことが沢山あり、とても長くなりそうなので、私が今回の講演で一番印象に残っていることを書き留めておきたいと思います!!

 私がこの講演で一番印象に残っていることは、「対話的な学び」についてのお話でした。私は今まで、「対話的な学び」は、話し合いをすることで出来るものであると考えていました。しかし、玉置先生の講演を聞き、教師が子どもと子どもの意見をつないでいくことでも、「対話的な学び」が出来るということがわかりました。

 子どもの発言に対して、他の子に「どう?」と根拠や理由を尋ねることで、学びを深めることが出来るのだ。これを「意図的指名」といいます。今まで自分が思っていたものとの違いに驚き、自分の中の常識を破壊されたような感覚でした。

 講演の中では、本来の内容とは別に、子どもを当てるときのポイントやエレベータートークなど、実際の授業で活用出来る玉置先生の技を沢山見ることが出来ました。今後も玉置先生の技を自分のものに出来るように頑張りたいです。

 講演の最後の質問タイムでは、沢山の手が挙がりました。また、講演後、玉置先生の書籍の販売のお手伝いをさせていただきましたが、大人気で、売り切れ続出でした。玉置先生のお話は、現場の先生方から見ても、とても興味深いものであり、心にささるものであるんだなということを感じました。

 私は、玉置先生の授業を受けたことがなかったので、玉置先生のこのような話を聞くのは初めてでした。このセミナーに参加させてもらって、何よりも私は、玉置ゼミに入ってよかった!と思いました!自分のビビッときた感覚は間違っていなかったと確信しました!そして、ゼミ生として選んでいただけたこと、嬉しいです。

 セミナー後、先生と一緒に参加した下野さんとラーメンを食べながら色々なお話をし、とても有意義な時間でした。ありがとうございました。(今井)

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12月24日 一宮市立今伊勢小学校での学び(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。12月24日に一宮市立今伊勢小学校にて、玉置先生による教職員の皆様へ向けた講演会が催され、お邪魔させていただきました。初めての講演会への参加ということで、とても緊張しました。しかし、玉置先生のお話が始まればスッと話に引き込まれ、あっという間の2時間でした!

 講演会では、「主体的・対話的で深い学びを実現するために」というテーマを主軸に「授業づくり」「学習評価の在り方」についてお話が進められました。現場に即したお話でしたが、学生ながらに想像し考え深めることができたと感じています。

 本講演では、学習指導要領における文言を端的に分かりやすく解説され、一つ一つの学びの工程におけるポイントが講和内に散りばめられていました。様々なキーワードが飛び交う中、私が本講演を通し感じた大切なことは「子どもに丁寧に接すること」でした。私は、今まで「主体的・対話的な深い学び」を一つの単語だと考えていました。しかし、本講演で「主体的な学び」「対話的な学び」の各々に意味とその授業作りが在り、そこから深まる学びとその評価といった構図を知ることができました。つまり、「主体的・対話的な深い学び」は、ワンセットとして捉えがちですが、一つ一つが相互作用し合い作り出されるものだと分かります。以下に、私が最も勉強になった「主体的な学び」と「対話的な学び」における授業のポイントを記します。

 まず、「主体的な学び」を育む為、無理に発表させるのではなく、褒めながら手本になる様な子を指名して価値づけを図る「意図的指名」や、授業の中に、1回は「自己選択」をさせる場面を作ること等のキーワードが出てきました。これ等をその場その場で取り入れようとすることは難しいです。しかし、今日の授業が大成功したなら子どもはどういう表情でどういう言葉を発するかな?といったねらいから逆算していくことで、子どもの姿をきめ細やかに想像させ、最終目標がブレないことから一貫性を持って指導することができるのだと知ることができました。

 次に、「対話的学び」を育む為、「わからない」を言い合える学級経営、教師が子どもと子どもを「繋ぐ」といったキーワードが出てきました。「わからない」に対する教室での対応の殆どは、「分かる人が分からない人に教えてあげる」といった上下関係が明白になる手法です。しかし、「分からないから聞きたい」といった前向きな気持ちを価値づけ、「人に依存する(頼る)力」を養っていくことが重要であることを学びました。また、教師が子どもと子どもを「繋ぐ」といった点においては、発表者の答えを他の子どもに理由や意見の噛み砕きを行わせたりと、前述の「意図的指名」と併せて取り入れられることが予想されます。つまり、「主体的な学び」と「対話的な学び」は相互作用し、これもまた教師が「繋ぐ」一つの役割だと私は考えます。

 では、なぜ「子どもに丁寧に接すること」を私は大切だと思ったのか。それは、「主体的・対話的な深い学び」は、教師の「丁寧」の加減に実現度が関連しているからです。子どもの主体性や対話性は、1日2日で出来上がるものではありません。地道に、子ども達を価値づけていくことが最大の近道です。なかなか目に見えないと「丁寧」さを欠いてしまいそうになりますが、子どもは先生をしっかり見ています。少しでも、一貫性が見られなくなると子どもは見抜いてしまうのではないでしょうか。授業の作り方一つで、そしてそれを継続していくことで、子ども達は主体性や対話性を知らず知らずのうちに身につけていきます。「主体的・対話的な深い学び」の実現に向け、「丁寧」に「誠実」に子どもに接することが主体性や対話性を育む根幹になるだろうと私は考えます。

 今回の御講演で学んだことは数知れず、未だ出力が追いついていません。まだまだ現場に即した考えが甘い中でしたが、沢山の学びを吸収することができました。いつかこの学びを来年に控える教育実習、そしてその先へと繋げられるようしっかりと自分のものへとしていきたいと思います。今伊勢小学校校長の細田先生をはじめ今伊勢小学校の先生方、またこのような機会を与えてくださった玉置先生、共に学んでくれた今井さん、ありがとうございました!
(下野)

六期生の合宿に参加して(生田)

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 こんにちは!五期生の生田朋也です!今回は六期生のゼミ合宿に参加して思ったこと、感じたこと、そして後輩に伝えたことを書いていこうとおもいます。

 私たち五期生のゼミ合宿からもう一年も経ちました。とても早いなと感じます。まだなにもわからなかったあの頃から五期生一同、玉置先生始め多くの先生方に支えられて大きく成長できたのではないかと思います。たった一年ではありますがあまりにも濃密な一年でした。コロナという状況でここまでできたのは本当にこのゼミの存在のおかげです。本当に感謝しかありません。

 さて、私たち五期生は六期生の面接指導に入らせていただきました。私たち五期生は去年先輩にやってもらったように、六期生がいいスタート切れるように頑張ろう!という気持ちで挑みました。六期生は緊張はしていましたが、去年の自分とは比べ物にならないくらいしっかりしていて、自分も負けてられないな!と気合いが入りました(笑)。来年の活躍を祈っています。

 最後にあまり偉そうなこと言える立場ではありませんが、少し後輩へメッセージを送りました。それは、「謙虚」「教採合格をゴールにしない」の二つを大切にして欲しいということです。

 ここから勉強すればするほど自分の教育に対しての考えが強くなってくると思います。しかし、実際私たちはまだ現場経験がほとんどないに等しいです。これからたくさんの先生に指導をいただく機会があると思いますが、そのような中で自分の考えを否定されてしまうこともあると思います。

 そういった時にまずは受け止める、ということを意識して欲しいなと思います。やはり現場経験がない私たちは理想論を語っているにすぎません。現場経験してらっしゃる方の考えは本物です。腹立つこともあるかとは思いますが、「そういう考え方もあるのか!」という姿勢でどんどん沢山の教育への考え方を学べるともっともっとレベルアップできると思います!

 最後に、教採をゴールにしないで欲しいです。小手先で勉強しないでください。私たちは30人近くの命を預かる職業につくのです。私自身やはりどうしても合格したくて本当に大切なことを見失っていた時期がありました。そういった時期は教育に対しての考えも情熱も薄くなっていました。教採期間というのは「どうやって教採へ合格するか?」ではなく「自分はどんな先生になりたいのか?どんなクラスを作りたいのか?」と言った現場に出た時の考えを深めるための期間だと私は感じました。責任が大変重い教員だからこそ先を見据えた勉強をしていって欲しいです。そのような先を見据えた勉強をしていくことで「教員採用試験合格」という文字が出てくるはずです!

 長くなりましたが私自身六期生からも沢山学ばせてもらいまひた。ありがとうございました。面接指導を通して私もまだまだ未熟だなと改めて感じることができました。来年からクラスをもつわけですが、不安しかありません。六期生も今は不安しかないと思います。

 しかし私たち玉置ゼミ生はそれぞれ位置は違いますが目指すベクトルは同じです。横を見れば仲間がいます!一人じゃありまけん!代関係なく全員で教育に向き合っていきましょう!ありがとうございました。(生田)

6期生ゼミ合宿での学び(伊藤)

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 こんにちは!不安と緊張の中ゼミ合宿一日目に遅刻した、6期生の伊藤幹太です。12月19日20日でゼミ合宿があり、とても濃い二日間を過ごすことができたので記事にしたいと思います。

 1日目、午前中は卒論について先生と面談しました。自分の中でもっさりしていたテーマが言葉にして、先生に話すことで明確になってきました。

 午後は、松浦先生のGDMという革新的な授業法を体験しながら学ばさせてもらいました。実際の状況で体験型に授業をする方法で、基本から応用までできるので、もっとGDMについて理解を深め、自分の授業でも取り入れたいなと思いました。

 夕方からは、小牧子供未来館に見学させていただけました。中には大きな遊具や、最新のIT機器などがおいてあり、子供が楽しく遊びながら「気づき」を学びにつなげることのできる施設でした。コロナの影響でオープンが遅れているのが残念です。

 2日目、午前は5期生酒井先生斎藤さんに面接練習をしていただけました。もらえたアドバイスはすべて的を得られた意見でこんなうまいアドバイスをできて尊敬しました。不安しかなかった面接練習でしたがなんとか乗り切ることができて、これからどうしていばいいのか少し見えたような気がします。

 午後は卒論の「はじめに」を完成に向け書き始めました。6期生のみんなと協力しながら、先生にアドバイスを頂きふわふわとしていた卒論の内容を言葉にすることで段々と自分が何をやりたいのかはっきりと見えてきました。完成したら、自分の卒論テーマをプレゼンしました。そこで質問をしあってもっと内容を明確にしていきました。最初はふわふわとしていた卒論ですが、「はじめに」を完成することができよかッタです。

 今回のゼミ合宿を総括して学んだことはたくさんあるのですが、一番思ったのは、今まで自分と対話する時間が取れていなかったなと思いました。卒論にしても、面接にしても、自分が何をしたいのか、自分には何ができるのかわかっていなかったです。今回ゼミ合宿でそれがわかったので、自分のことについて、考えたいと思います。松浦先生、酒井先生、斎藤さん、5期生の先輩方、そして玉置先生、お忙しい中本当にありがとうございました。(伊藤)

12月19日、20日 ゼミ合宿から(中江)

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 こんにちは!6期生の中江です。毎年冬になるとアパートのお隣さんから苺をいただくのですが、今年もまたお隣さんから苺のおすそ分けをいただきました。もうそんな時期なのかと冬を感じしみじみしました。

 さて、今回は12月の19日、20日のゼミ合宿について記事を書かせていただきます。

 1日目には、松浦克己先生がゲストで来てくださってGDMの授業をしてくださいました。松浦先生の授業では、子どもたちが初めて知らない言語に出会う場面を体験することができました。体験をしていくうちに自分で言語のルールに気づくという経験に繋がります。これにはとても驚いて新鮮な気持ちになりました。

 というのも、私は中学校での教科は英語科なのですが、英語科では子どもたちが自分から言語に気づくのではなくて教師から教えられるという受け身の授業でなければ成立しないと思っていたからです。中学校実習では学び合いを取り入れた授業を目指していましたが、英語という言語自体を自分たちで気づくというのは不可能だと思っていました。だからこそ松浦先生の授業を受けて子どもたちが実際に体験して言語を学ぶことができるのだと知り感動しました。新しい視野が広まったようでとても嬉しくなりました。ぜひこの学びを現場でも活用したいと感じました。

 また、1日目の合宿終わりに「こまき子ども未来館」を案内していただきました。施設を見学させていただいて子どもたちが興味や疑問をもちそうな遊具をたくさん見ました。つい子ども心にもどって私たち6期生もはしゃいでしまいました(笑)。とても楽しい時間でした。これからたくさんの子どもたちが多くの体験ができることを願っています。

 合宿2日目の午前には、面接指導をしていただきました。人生で初めてと言っても過言ではない面接という体験をして緊張と不安とやるせなさといろんな気持ちが複雑に混じっていました。面接指導を終えてみて、自分が目指す教師像や何を大切にしたくてどんな気持ちが強いのかなどもっと自分を見つめ直すことが大事なのだと気づきました。これから自分の課題にしていきます。

 午後からは、卒業論文の「はじめに」を書き始めました。自分が研究したいテーマについてなぜその研究をしたいのか考えました。書き始めてみると自分の中でぽわんとあった理由のイメージが明確になっていって文字にすることはとても意味があることだと感じました。「はじめに」を書き終えて卒業論文の見通しが少し見えたように思います。

 合宿2日間を通してとても濃い体験をすることができたように感じています。このような体験ができたのも玉置先生はじめ合宿に関わってくださった関係者の皆さまのおかけです。今回も貴重な経験をさせていただいてありがとうございました。(中江)

6期生ゼミ合宿!!!(池戸 颯)

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 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です!!

 コロナ禍でセミナーなどに参加することができず、久しぶりの記事になりますが、今回は12月19.20日のゼミ合宿について書いていきたいと思います!

 さて、不安と緊張に包まれる中、伊藤君のまさかの遅刻から始まった1日目のゼミ合宿でしたが、午前中は玉置先生と面談をして卒業論文のテーマ決めをしました!今までふわっとしていた自分の研究したいことがここで明確になりました。

 午後は松浦克巳先生をお招きし、GDMという全く新しい授業法を体験させていただきました!先生からの説明はほとんどなく、自分で体感しながら理解するまで深めていく全く新しい形で、自分で決まりや性質を見出したからこそ応用が効き、難しい問題も解けるようになるということを肌で実感しました。

 2日目は流石に伊藤君は遅刻しませんでしたが、自分は1日目よりも不安でいっぱいでした。それはなぜかというと午前中に面接指導が予定されていたからです。酒井先生、斎藤早苗さんと玉置ゼミ5期生の先輩方をお招きし、3グループに分かれて面接指導をしていただきました。姿勢や表情、自分では意識していない動きや言葉の癖、話す言葉の内容など様々な面からアドバイスをいただきました。ゼロからのスタートで不安でいっぱいだった面接指導も振り返ってみれば本当に自分のためになった深い時間でした。

 2日目午後は卒業論文「はじめに」を書き始めました。自然とゼミ生同士が助け合い、時には玉置先生からアドバイスをいただき、各々が荒削りとはいえ、その原型を作ることができ、その後のプレゼンテーションによってこれから自分が向き合っていかなければならない課題を見つけることができました。

 総括して今回のゼミ合宿は私たち6期生の最高のスタート地点になったのではないかと思います!この学びを生かすも殺すも自分次第、まだまだ道は遠く、大きな壁もたくさんあることと思いますが、ゼミ合宿を共に乗り越えた6期生の仲間たちと共に前に進んでいきたいと思います!

 松浦先生、酒井先生、斎藤さん、5期生の先輩方、そして2日間付ききりでご指導していただいた玉置先生、本当にありがとうございました!!(池戸 颯)
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