8月29日野口芳宏先生の道徳授業での学び(宮野・大久保)

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 こんにちは!5期生の宮野と、大久保です。今回初めて野口先生の講演会に参加しました。そこで学んだこと、感想をまとめていきます。

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 私は卒論で作文教育をテーマに設定してわいるため、野口先生の出している作文教育に関する著書を何冊か読んでいました。いつか野口先生のお話を聞きたいと考えていた中で、このような機会を玉置先生に設けていただき、「参加するしかない!」と思い、すぐに申し込みをしました。

 野口先生の道徳の授業は、今まで学んできた道徳とは一味も二味も違ったものでした。私の学んできた道徳では、児童の発言を、「なるほど」「そう思ったんだね」といったように受け止める授業でした。しかし、野口先生は児童の発言の後に、野口先生自身の考えを述べている場面を多く見受けました。しっかりと児童の心に言葉を置いてくるように、一つ一つの言葉に重みがある伝え方でした。

 野口先生の模擬授業後に、講義がありました。そこで先生が仰っていたことで特に印象に残っていることがあります。

 野口先生は、道徳の価値項目を教科書にある言葉で理解させるのではなく、適切な熟語、言葉に置き換えて教師が伝えることは有効な手段であるということを仰っていました。例えば、今回の模擬授業では、目に見えない心遣いが価値としてありました。野口先生はそれを目に見えない徳、陰徳と呼んで児童に伝えていました。こうすることによって、児童の思考の整理につながるということです。

 この考えに、強く心打たれました。このような授業の仕方、考え方があったのかととても勉強になりました。

 2時間の講演会の後、玉置先生と1期生、4期生の先輩御三方と5期生の宮野さんと私を合わせた6名で話す機会を作っていただきました。そこで、現場での苦悩であったり、何を考えて道徳の授業を行っているかという先輩方の貴重な話を聞かせて頂きました。
話を聞いていて、何度も道徳の難しさを痛感しました。私は残された大学生活、4月から現場で活躍できるよう力を付けていこうと思います。

 講演をして下さった野口先生、運営委員の皆様、このような場を設けていただいた玉置先生、本当にありがとうございました。(大久保)

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 野口先生の道徳授業を拝見して、先生は、1つ1つの登場人物の行動から、そこに理由があると捉え、それを気づかせるということを終始大切にされていると感じました。なぜ主人公の晶子はすぐに立ち上がって電話のところに走っていったのだろう、など私なら読み飛ばしてしまいそうな部分を、拾い上げ、深めていく先生の道徳は、今まで見たことがなく、とても新鮮でした。
 
 また、野口先生は、徳=自分の持つ良さであり、陽徳(見えるところで良い心遣いを持って行動する)陰徳(見えないところで、良い心遣いを持って行動する)がある。などとても深く心に染みる多くの言葉を与えてくださいました。野口先生だからこそ1つ1つの言葉に重みがあり、深くなるのだと感じました。
 
 今回の道徳の授業を通して、いかに物語文の研究をすることが大切かということと、普段からより良いものに出会い、教材化しようとする意識が大切かを学びました。

 また、セミナー後の玉置先生はじめ、学校現場で活躍しておられるゼミの先輩方、5期生の大久保くんと振り返ることで、学びをさらに深めることができました。野口先生、またこのような機会を紹介してくださった玉置先生、ゼミの先輩方、5期生の大久保くん、ありがとうございました。(宮野)
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8月27日中学校教育実習集中講座で5期生大活躍(玉置)

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 8月27日午後の中学校教育実習集中講座で、5期生の皆さんが大活躍をしてくれました。仕事日記には次のように記録しました。

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 午後の前半は、中学校での集団づくり、人間関係作りのための一手法「構成的グループエンカウンター」をテーマに講義。当初は3教室をオンラインで繋いで、僕が一人で講義をする予定だったが、どうもうまくいかないという情報が入り、5期ゼミ生9名が協力をしてくれたので、3名ずつ、各教室に分かれて説明と動画視聴まで展開してくれた。僕は3教室を行き来して、その様子を把握する役目。わずかあれだけの打合せで、これほどうまく展開できるとは!いやあ力をつけてきているなあ、と我がゼミ生に感心するばかり。

 後半こそ3教室をzoomで接続してオンライン講義をしようと接続を始めたが、うまくいかず(泣)。走り回って調整していてもうまくいかず、相当な焦り。

 そこにゼミ生から「私たちでやりますよ」という申し出。これがベスト!と判断して、急遽、教育実習からの学びと教員採用試験での面接伝授を1時間で終えるように依頼。ゼミ生はさっそく3教室に分かれて講義。

 我がゼミ生ながら、その展開に驚くばかり。どの教室に行っても、参加学生の集中度は半端ない。いやあ凄い。

 この気持ちをあらためてゼミ生に伝えたいと思い、帰宅して次のメッセージ発信。

 あれからずっと感激が続いています。午後全てを初めから任せればよかったとつくづく思っています。みんなの力は予想を遥かに超えていました。確かな力をしっかりつけてきています。誇るべきゼミ生です。どこまで伸びるのだろうと、ますます期待ができます。後期ゼミで、さらに鍛えたくなりました。今日は本当に助けられました。感謝感激です。ありがとう。(玉置)

前期6期生ゼミを終えて(松浦)

 こんにちは!6期生の松浦です。今回は前期のゼミを通して学んだことについて、記事にまとめます。

 私が前期のゼミで最も大きな学びだと思うことは「子どもの言葉で授業を作る」という意識が常に持てるようになったことです。これは私だけではなく、6期生全員ができるようになったことだと思います。

 前期のゼミでは、模擬授業風の発表、道徳の模擬授業、志水先生の授業を真似た算数の模擬授業を行いました。毎回とても多くの学びがあり、それを次へと繋げていくことで少しずつ自分のものにしていくことができました。

 学んだ技として、教育実習でも活用したいと思うものがいくつかあります。それは、一人の児童の意見をもとに他の児童に「○○さんは○○さんの意見どう思う?」「今の意見を○○さんの言葉で教えて」というように振ることで子どもの意見を繋げていく技や、子どもの意見がぼんやりとした抽象的なものであった時に自分は分かっていてもわざと「ちょっと難しいからもう少し説明してくれる?」「先生よくわからないんだけど、○○さんの考えわかる人いる?いたら説明して」などと言い、物分かりの悪い教師を演じることで、子ども主体の授業を作っていく技などです。教育実習でもこのような技を積極的に使って、子どもの言葉で授業を作っていきたいです。

 もう一つ私が前期のゼミの中で特に印象に残っていることがあります。それは栗木先生が来てくださった時のゼミで学んだ「わからないを大切に」ということです。子どもが素直に「わからない」と言える環境が、学び合いに繋がっていくことを知りました。教師がよく言う「分かる人手を挙げて」は子どもたちにとって何の意味があるのか、と考えさせられました。今までそのようなことを考えたことはなかったし、自分も子どもの頃「わからないことは恥ずかしいことだ」と思っていました。

 しかし、このゼミでの学びを受けて「わからないことは素晴らしいことである」と思うことができ、子どもたちにその価値を伝えていきたいと思いました。実際に、このことを学んでからの模擬授業でも「わからない」という子ども役の声がありました。教育実習でも「わからない」と言う子がいたら、「わからないって言えるのいいね」「先生もわからなかったよ」とすぐに価値付けていきたいです。子どもたちが「わからない」をたくさん言って、学び合えるようになってほしいと思います。

 前期のゼミを通して、今書いたこと以外にも本当に多くのことを学ぶことができました。次は、この学びを現場で実践していくことが課題です。教育実習や後期のゼミも楽しみながら、たくさん吸収できるよう頑張ります。玉置先生、6期生の皆さん、ありがとうございました!これからもよろしくお願いします!(松浦)
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前期6期生ゼミを終えて(金子)

 こんにちは!六期生の金子です。新型コロナウイルス感染は拡大するばかりで、この先の状況がまだわからず不安はとぎれません。最近悲しいニュースも多い中で、学校の友達や家族とともに健康に生活できていることに感謝したいです。
 
 さて、前期間のゼミ活動が終了しました。たくさんの学びは価値のある濃いもので、数か月間があっという間でした。この期間は自分が想像していた以上の経験をしました。実践するからこそ回を重ねるごとに学びが身についていることが実感でき、すごくうれしかったです。
 
 ゼミ活動を行う前は、子ども主体の授業と言われてもイメージすることができませんでした。模擬授業などを行っていく中で、子どもによって展開し、深めていく授業とはこういうことなのかということが徐々に明確化されてきました。

 玉置先生からは「子どもの発言を宝物にする」とご指導いただきました。私は、自分が望んでいたり求めていたりする答えを子どもが言ってくれたとき、つい「そうだよね!これはね…」と言って説明して、せっかくの宝物をぶち壊してしまいそうになります。授業では、子ども一人一人の宝物をクラスでつないで、共有していく中でみんなの宝物にしていくということを大切にしなければならないと学びました。そのほかにも、ゼミを通して本当に多くの学びを得られました。6期生の仲間は、それぞれいいところばかりで毎回刺激を受けました。みんなの発表や授業を受けるのがすごく楽しみでした。こんなに学べたのは6期生の仲間のおかげです。改めて、玉置先生と6期生の仲間には感謝の気持ちで一杯です。

 最後に、玉置先生のゼミに入りたいと考えていた理由の一つにセミナーへの参加があったため、コロナウイルスの影響により今年の教師力アップセミナーがなくなっていしまったことはとてもショックでした。ですが、その分他の場面で多くのことを吸収していけるように、ひとつひとつの機会を無駄にはせず取り組んでいきたいです。後期には実習があります。ゼミでの学びを実習で生かし、そして実習で得たものをゼミで共有することを目標に頑張っていきたいです。(金子)

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前期6期生のゼミを終えて(中野)

 こんにちは!6期生の中野です。今回は前期のゼミでの学びのまとめを書いていきたいと思います。

 6期生はゼミの活動が初めてでしたが、初回からとても勉強になることが多く、本当にこのゼミに決めてよかったなぁと思いました。

 講師をお呼びして教育実習で失敗しない方法を学んだり、実際に自分たちで模擬授業を行なったり、90分とは思えないくらいの密度の濃い学びがゼミ生みんなでできたのではないかと感じています。また、模擬授業は、自分で考えた授業を行なったり、素晴らしい授業を真似したりしましたが、実際に授業を行わないと自分で気づけないことや、玉置先生に指導をしていただいて初めて気づくことなども多かったです。他のゼミ生の授業のときは、授業を客観的に観察できて、最後に玉置先生からの指導を聞くことができるので、授業を観察するときのポイントを学ぶことができました。
 
 オンラインという点が少し悔しいですが、今自分たちができる最高のレベルのゼミだったと思います。後期も気合を入れて頑張りたいです。(中野)
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6期生前期ゼミを終えて(池戸)

 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です!先週の金曜日で予定されていた前期のゼミが全て終了したのでそこでの学びについて今回は書いていきたいと思います!
 
 前期のゼミでは2分間スピーチ、オンラインによる道徳模擬授業、オンラインによる算数模擬授業に僕たち6期生は挑戦しました。
 
 初めてのゼミで全く新しい講義の形であったため、最初は緊張し、みんなを前にするとうまく話せず、発表の内容も思いつかずで自分が発表の順番が近づくと嫌で嫌で仕方がありませんでした。それでも回数を重ね、自分も慣れ始め、他のゼミ生の発表や自分の発表に対する玉置先生の的確なアドバイスのおかげで少しずつ技術を身につけ、最終的には早くやってみたい、試してみたいという気持ちで自分の発表に臨むようになりました。
 
 前期のゼミで学んだことは本当に数え切れないほど多く、前期だけでノートを一冊使い切ってしまうほどでしたが、自分がこんなに有意義にゼミの時間を使うことができ、学ぶことができたのは、誰一人手を抜かず、共に学んでいく6期生の仲間と玉置先生のおかげだと思っています。
 
 これからは教育実習が待っているのでゼミでの学びを存分に生かし、そして後期のゼミでも前期以上に多くのことをこの仲間たちと共に学んでいきたいと思っています。(池戸)

※ 写真は、林文通先生撮影のある学校の一コマです。記事とは関係ありません。学校のワンシーンがとてもうまく切り取られていますので、使わせていただけるようにお願いをしました。
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前期6期生ゼミを終えて(名桐)

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 こんにちは。玉置ゼミ6期生の名桐です。さて、東海地方も本格的に梅雨が明け、夏らしい暑さが戻ってきました。マスクをつけているときは、水分補給をしっかりし、熱中症にも気をつけていきたいと思います。

 さて、先日7月31日で前期のゼミがすべて終了しました。スピーチや発表、道徳・算数の模擬授業をオンラインで行いました。6期生のみんなと内容の濃いゼミにすることができて、改めてこの玉置ゼミに入れて良かったなと実感しております。

 前期のゼミを終えて、私は対話的な学びを具体的にどう行うかを最も考えるようになりました。玉置先生から発表ごとに、「そこはその方がいいよ」や、「あの声掛けいいね」とアドバイスを頂き、授業はそうして展開していくのかとたくさん学ぶことができました。自分が無意識に使っていた「なるほど」という言葉も、先生から魔法の言葉だよと教えて頂き、そこからは意識して「なるほど」を使えるようになりました。言葉は教師と子どもたちを結ぶ大切な存在です。なかなか言葉に関して深く考えることが無かった為、そういったアドバイスはとても印象に残っています。

 また、ゼミ生のみんなの授業のレベルの高さにとても刺激されました。自分の中には無い考えを持っている人や、話し方が優しい人、ユニークで惹き込まれるような授業をする人など、それぞれに個性があってとても参考になりました。特に、ユニークな授業ができる人はすごく羨ましいと感じています。実習だけでなく、様々な場面でその個性は輝くと思います。私自分にも何か特徴的な個性がほしいなと思えるようなゼミでもありました。

 来月には、いよいよ教育実習が始まります。今年は、コロナ禍でなかなか難しい実習になると思います。ですが、自分の準備次第で目標を持って取り組めると思います。ゼミで学んだこと、あるいは玉置先生の授業で学んだことを存分に活かす為にも、再度振り返りを行い、自分の中での目標を達成できるよう頑張っていきたいと思います。(名桐)

7月31日六期生ゼミでの学び(金子)

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 こんにちは、6期生の金子奈央です。7月31日のゼミでの学びをまとめます。

 今回は、志水廣先生の授業を基に小学校5年生の算数「割合」の模擬授業をオンラインゼミにて行いました。授業を構成するのはとても難しく、これからもっと経験を積み重ねていかなければならないと痛感しました。

 授業の中で私が特に悩んだのは、割合を倍関係で考えるということへのもっていき方です。この授業はクラブの希望者を定員と比べ割合を出して、一番人気のクラブをみつけるという授業でした。志水先生の授業では、「定員の人数が違うから、希望者だけ見るのは違うと思う。」という子どもの発言から授業が展開していきました。

 実際に行ってみても、児童役のゼミ生たちの発言の深まりから倍関係の考えかたを引き出すことができました。子どものその場の状況に合わせて臨機応変に対応することはとても難しいと思うけど、教材研究をすればするほどカギとなる子どもの発言が出たときにそこに気づき、引き出すことができるのだと思いました。

 次に、自分の課題として挙げられた点は授業のメリハリについてです。私の授業は子どもたちが追究する場面がとても多かったです。実際、志水先生がさらっと進んだところも少し時間をとる部分がありました。玉置先生からは、授業が一定の速度で流れているため、子どもたちが段々疲れてしまうというご指導をいただきました。トントンと進むところと、じっくり追究するところのメリハリをつけることで、本当に深めていきたいところがはっきりした授業になると学びました。なにより、子どもが飽きずに、疲れずに問いに取り組むことができます。これは、数学だけでなくどの教科にもいえることです。追究するべきところにじっくりと時間をかけることができる授業構成を考えていきたいです。

 今回も、実践したことでより多くのことに気づくことができました。課題がたくさん見つかるなかに前回の模擬授業から成長を感じられる部分もありました。今後もこれらの課題を成長に変えられるように、学びの積み重ねと追及、実践を繰り返してきたいです。ご指導いただいている玉置先生、いつも刺激をもらえる六期生のみなさん、ありがとうございます。(金子)

7月24日6期生ゼミでの学び(松浦)

 こんにちは!6期生の松浦です。今回は7月24日の6期生オンラインゼミでの学びについてまとめます。

 今回のゼミでは志水廣先生の授業をもとに、オンラインで模擬授業を行いました。私が担当した授業は「テーブルといす」という授業で、4人がけのテーブルを10脚並べる時、何人座れるかというものでした。

 初めに志水先生の授業を見た時、児童の発言や行動を綺麗に拾いながら、とてもスムーズに授業が進んでいくことに驚きました。オンラインであってもそれをできるだけ再現できるように、資料を作ったり、どのような意見が出るかを想像しながら展開を考えていきました。
 
 実際に授業をしてみると、自分では予想もしていなかったところで話が展開していってしまったり、対応を迷ってしまったりして、正直どうしたら良いか分からない状態が多くありました。

 オンラインということもあり、志水先生がされていた机間巡視ができなかったので、指名した子の意見でどう展開していくかドキドキしながらの授業でした。教材研究が不十分であったと思いましたし、自分の中では反省することばかりでしたが、その中にも多くの学びがありました。

 私が今回の学びの中でも、特にこれから大切にしたいと思ったことは「授業は思い通りに進まない」ということです。先程も書いたように、今回の授業では自分が思ってもいなかった部分で話が展開してしまって、戸惑ってしまいました。今までの模擬授業では計画通りに授業が進んでいったので、余裕がなく、どうにかして自分の計画の方向に戻そうと必死になってしまいました。

 しかし、玉置先生からの助言で、思ってもいなかった言葉が出てきても、ちゃんとその言葉を押さえておけば後から効いてくることや思い通りに進まなくても慌てずに子どもに説明させれば良いということを教えて頂きました。教師が分かっていないということは、きっと子どもの中にも分かっていない子はいるからそういう時は子どもに説明させることで、自分の計画とは違う方向であっても上手く授業を展開していけることを学びました。

 初めから授業は自分の思い通りに進められると思っていたことが間違いだったのだと気付きました。教育実習前にこのことに気付けたのは私の中でとても大きな学びです。現場であれば、ゼミよりもさらに思い通りにいかないことが多くあると思います。そんな時は焦らず、今回学んだことを思い出して、落ち着いてできるようにしたいです。また、指導計画の時点で授業の展開パターンをいくつか考えておくようにしたいと思いました。一つの方法しか頭にないと、そこから外れた時に焦ってしまうと思うので、いくつか思い浮かべてその時の対応もイメージしておくようにしたいです。経験の浅さから、臨機応変に対応できる柔軟性がまだまだ不足しているので、教育実習やこれからのゼミでそのような力もつけていきたいと思いました。

 玉置先生、6期生の皆さん、ありがとうございました!(松浦)
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7月17日6期生ゼミでの学び(名桐)

 こんにちは。6期生の名桐です。この記事では、算数の模擬授業の活動で学んだこと及び感じたことを述べていきたいと思います。

 今回の活動では、教材をどういった形で子どもたちに伝えるかとても悩みました。オンラインですので、机間巡視や黒板を使った授業ができません。どうすれば子どもたちの主体性を働かせながら進められるかと考えた結果、紙を使った体験型の授業にしようと決めました。

 算数の規則性を見いだす単元だったので、子どもたちの発言が鍵となってきます。どうすればめあてにたどり着くような発言を促せるか、子どもたちの反応はどういった形で現れるか、不安ばかりの模擬授業でした。私自身、算数の授業が最も難しいと考えています。子どもたちの理解度を知ることが容易でなく、また、最も「わからない」が生まれる教科だと思うからです。そこで、子どもたちの言葉を繋いで授業を作っていくことの重要性を改めて感じました。

 子どもたちの言葉を繋ぐことで、その考えを膨らませ意見を共有することができます。ですから、教師が一方的に説明して問題を解くばかりの授業ではなく、言葉を繋ぎ一つ一つの「なぜ?」を解決していくことで子どもたちの中に算数の考え方が蓄積されていくと思います。

 2週連続の発表になり、自分の力を伸ばせる良い機会がたくさんあったので喜ばしいと思いました。また、他のゼミ生の授業も凄くクオリティが高いものばかりなので、これからもお互い切磋琢磨し合ってスキルを磨いていきたいと思います。(名桐)

※ 写真は、林文通先生撮影のある学校の一コマです。記事とは関係ありません。学校のワンシーンがとてもうまく切り取られていますので、使わせていただけるようにお願いをしました。
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