教師力アップセミナーにて学んだこと(7期生 岡、今井)

 こんにちは!7期生の岡です。今回は、教師力アップセミナーで学んだことについて、岡と今井さんの記事を共同で載せていきたいと思います。よろしくお願いします。

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 こんにちは。7期生の今井です。第2回の教師力アップセミナーは、第1部で野口先生の国語授業の奥義を学び、第2部では、現場の教師と野口先生の対談形式での質疑応答という構成でした。
 
 第1部の題材は、4年生の「ウナギのなぞを追って」でした。これは、私が教育実習で授業をやらせていただいた題材でした。このセミナーの話を聞いて、運命だ!とすぐに参加を決めました。

 私が野口先生のような素晴らしい授業ができるわけはないということは分かっていながら、同じようなことを出来ていたらいいなという少しの期待感を胸に抱きつつ、セミナーに参加した私ですが、中々人生上手くいきませんね(笑)

 私がこのセミナーで学んだことは、「国語学力の形成」とは何かということです。自分自身、見落としていた点でした。教育実習で、私がこの「ウナギのなぞを追って」の授業をした時、「ウナギのなぞが解けた。」や、「ウナギの赤ちゃんがレプトセファルスということが分かった。」という振り返りを見て、モヤモヤしていた自分がいたのです。その時は、何か違う気がすると思うことしか出来ませんでした。しかし、今回のセミナーで、これだ!となりました。国語というより、理科の学びのようになってしまっていたのだということを感じました。私が、国語で学ぶべき内容を教えられていなかったのだなと反省しました。
 
 国語の力は、活動を行って良く中で、子ども自身が気付かないうちに自然に身についているものだという認識が私の中ではありました。しかし、時には、教師が教えることも大切なのだということを今回のセミナーで学びました。

 野口先生の本質を見失わない国語授業を見させていただき、沢山の技を学ばせていただきました。野口先生のおっしゃっていたことの中で、実習中に自分が出来ていたなと感じたのは、ウナギの漢字「鰻」を紹介したことです。それだけです(笑)一つしかなかったけど、一つだけでも出来ていて良かったです。

 第2部の対談で野口先生は、「学びたいという気持ちは、今でも。」とおっしゃっていました。とても素敵だなと思いました。この気持ちが、先生が長年評価され続けることに繋がっているのかなと感じました。私も、常に学ぼうという気持ちを忘れずにしていきたいです。(今井)


 こんにちは! 小学校実習が終わり少しほっとしている岡です!今回は第2回教師力アップセミナーに参加させていただいたので、その感想について書きたいと思います!

 まず、第一部では授業名人の野口先生による国語授業の奥義を学びました。私は実習では国語をすることはなかったので、とてもワクワクしていました!

 まず、私は国語に対して物語を読んで、児童がそれについて色んな意見をしながら拡げていき、まとめに持っていくという流れをざっくりと想像していました。しかし、野口先生がお話されたのはそんな単純な話ではなく、国語学力の形成についてでした。確かに国語という科目は今までの経験の中でもなんとなく力が身についたと実感をすることが少ない科目でした。

 授業であるため児童にとっても授業者にとっても授業で形成されたという体験がとても重要です。そのための奥義として私が1番驚いた点は先生がしっかりと否定する力を持つということです。私のイメージだとみんな意見を尊重しながら、授業は作っていくイメージでした。しかし、児童や生徒であるため当然不備、不足、不十分があるのは当然です。これをしっかりと指摘してあげることが国語学力の形成に繋がります。これは、主体的な学びを意識し、児童の意見を尊重しようという意識の強かったわたしにはとても驚きでした。この点については、国語の授業をする時にしっかりと実践していきたいなと思いました。

 次の第2部では、野口先生と現役の先生との対談でした。私がこの中でもっとも印象に残っていることは、小学校は全教科やらなければいけないから教材研究時間が足りないという現役の教員の方の話に対して、野口先生は専門の国語は精一杯やる。他の科目は少し手を抜くが国語を精一杯やってきたことが必ず生きてくるというお話でした。私は専門が算数•数学なのですが、ついついどの教科も上手にやりたいという気持ちが強かったなと思いました。よく考えてみたら、算数や数学の授業もまだまだ自信があるわけではないのに、欲張り過ぎているのだなと思いました。そのため私はこのお話から自分の科目をまず精一杯これからのゼミの中で高めていこうと思いました。当然他の科目も全力で取り組みますが、算数や数学なら大学でかなり考えて、やってきました!と自信をもって言えるくらいこれからのゼミで高めていきたいという想いが芽生えました。まずは、すぐに中学校実習があるので、そこで全力で自分の科目と向き合っていきたいなと思いました。
今回はこのような貴重なお話を聞かせていただいた野口先生本当にありがとうございました。(岡)

※写真(堀田敦士撮影)は2017年2月26日小樽での「教育と笑いの会」での野口芳宏先生と玉置です。
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教師力アップセミナーにて学んだこと (6期生 中野 、7期生 下野 田中)

 こんにちは!6期生の中野です。今回は、教師力アップセミナーで学んだことを書いていきます。そして、この記事は共同のものなので、7期生、下野さん、田中君の記事も掲載しますので、よろしくお願いします。

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 今回のセミナーで、私が特に印象に残っているのは、野口先生のおっしゃられた、授業は必要の連続によって作らなくてはいけないということです。これは、授業には、これをやればいい!という決まったテンプレートのようなものは無く、子どもたちに合わせて、授業の内容に合わせて、必要なことをその都度行わなければならず、この授業の時はこれは必要がなくても、今回はこれを行う必要がある。というように、授業は作らなくてはいけないということです。これは、玉置先生もよくおっしゃっている、授業はライブである。という言葉にも通じると思います。そして、そのためには、授業ごとの子どもに身につけたい力、目標を、教師自身がしっかりと設定、意識していることが大切だと思いました。私自身は、教育実習で、授業を行うことに必死になってしまい、授業内容を考えることばかり必死になっていましたが、それも、子どもたちにこの授業でこんな力をつけたい、こうなってほしいということをはじめに設定して、そのゴールに向かうためにはどんなことが必要かを考えて行かなければならなかったのだなぁと反省しました。
 
 来年から私も教師として教壇に立つので、このことを頭に置いておき、必要の連続によって作り上げる授業を作れるようになりたいと思いました。しかし、わかってはいても、中々これは授業に慣れないことにはできない授業の行い方だと思うので、がんばりたいと思いました。(中野)


 こんにちは、7期生の下野です。中学校実習を1週間後に控え、毎日ワクワクしたり、ちょっと緊張を感じたりとする日々を送っています。
 
 さて、そんな日常を送る中、10月10日に「第2回教師力アップセミナー」に参加させてい頂きました。今回のテーマは、野口芳宏先生から学ぶ国語科授業づくりの奥義と学び続ける教師の在り方についてです。

 国語専修に所属する私にとって、今回国語科の授業づくりについてお話を聞くことが出来ましたことは、大変貴重な学びとなりました。特に、「学習用語」についてのお話は、ハっとさせられるものがあります。

 国語の授業は、教材内容、謂わば教材の中身を中心とした授業が展開されます。では、それ以前の国語の学習をする上で必要となる教科内容についてはどうでしょうか。私自身、国語専修で指導案を作成する際、教材内容ばかりに目を向けていたように感じます。しかし、それは一つの単元で学びが止まっていしまいす。国語の学びは、内容を読み取ることが全てではなく、「あの説明文のときはこの読み方だったな」「こういう言葉は、外来語なのか」等のように積み上げていくことが大切なのだと野口先生のお話から学びました。

 中学校実習を控えています。私の専門は国語。小学校実習とは、違った専門性を求められること、大好きな国語だからこそ生徒に教え共に学びたいことが沢山あります。教科内容、教材内容の観点からの授業づくり実践していきたいと思います。

 教師力アップセミナーは、沢山の先生方のお力で運営されていますこと、存じ上げております。本当にありがとうございます。今回も深い学びとなりました。こうして学生のうちから現場に生きる教師力を身に着けさせて頂けていますことに感謝し、中学校実習では沢山の実践技術を学んでいきたいと考えております。(下野)


 こんにちは。7期生の田中です。小学校教育実習も無事に終わり、より教師になりたいという思いが強まりました!!今日は、先日参加した第二回教師力アップセミナーで学んだことを記事に書いていきます。

 今回のセミナーでは野口先生から国語教育の奥義、極意を学びました。私は教育実習で5時間国語の授業に挑戦する機会を頂きました。右も左も分からず取り組んだ授業では、指導書を頼りにして、教科書の内容を追っていくという授業になってしまいました。しかし、今回のセミナーを通して、国語学力の形成は以下の3つのことから成ることを学びました。1.知識などを入手、獲得する。2.意見に対して修正、訂正する。3.上達、否定することで向上する。という3点です。ここには、ただ教科書の内容を追うだけでなく、意味を考えたり、語句を獲得していく中で知識を身につけていくなど国語教育の本質的な意味があると感じました。簡単にできるようにはなりませんが、中学校の教育実習ではこのようなことを意識して、授業作り、教材研究をしていきたいと思いました。

 もう一つ大切だなと感じたことを書きます。私は今将来教師になりたいという思いをもって勉学に励んでおります。しかし、教師になる「まで」の努力でなく、教師になって「から」の努力が大切だと学びました。確かに子どもたちの立場に立って考えてみると、自分が学んでない先生から、「沢山学べ」と言われても説得力ないなと感じます。なので、目標は立てますが、そこまでの努力でなく、そこからの努力をし、学び続けていきたいと思いました。

 他にも多くのことを学びました。すぐに実践することはむずかしいかもしれません。しかし、教師の本質を捉えた教えだなと感じました。少しずつでもできるように意識しながら、まずは中学校の教育実習を一生懸命頑張りたいです。(田中)

※写真(堀田敦士撮影)は2016年12月10日の「教育と笑いの会」より、野口芳宏先生と玉置です。


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10月10日 レクサス星ヶ丘店でのセミナーに参加して(名桐)

こんにちは。6期生の名桐です。先日、志賀内泰弘先生にゼミ生をお招きして頂き、思いやりや親切を学ぶ会に参加させて頂きました。

まず、レクサス星ヶ丘の見学をさせて頂きました。レクサスと聞くと、日本の高級車ブランドというイメージがあります。その名の通り、アソシエイトの皆様は、一人ひとりのお客様に笑顔で応対し、内装の細かな部分にとてもこだわりがある、まさに上品な内観でした。

後に、志賀内先生の「ギブアンドギブ」のお話を聴きました。今回は思いやりや親切をメインとした会でしたので、私は来年から子どもを相手にすることを想定してそういったお話を聴いていました。

「ギブアンドギブ」を実践する上で、見返りを求めず、相手のことを思って行動できるかどうかが大切だと仰っていました。何かをしてほしいから、あるいは何かお返しが欲しいから相手に親切をするのではなく、相手にこうなってほしい、相手のためにしたいという能動的な感情の元動くことの大切さを痛感しました。関連することでよく話題になるのがボランティアです。無償で働くのになぜボランティアとして参加するのか。それは、お金よりも大切な目的があるからです。地域を救いたい、大会の成功に貢献したいなど、自分の気持ちが大切なのです。

その点、子どもたちは見返りを求めてしまうことが多いでしょう。「〇〇するから〇〇して!」であったり、「この前〇〇〇したから今度はあなたが〇〇〇する番でしょ」といったようなことが想定されます。何か報酬や相互に与えられるものが無いとやる気にならないのは、確かに共感できる部分もあります。ですから、無理に子どもたちの特徴に変化を求めるのも違うと思います。

私は、まずは子どもたちに、相手のことを思って行動できる利他の精神を、自ら示して行く必要があると思います。そして、子どもたちのなかで、「for you」の気持ちで動けている子がいたら、積極的に広めていくことが、相手のことを思って行動することの素晴らしさを伝えれるチャンスだと思います。そのような意識を持ち、来年度から教壇に立てればなと思います。

今回は、普段入ることのない場所で、普段関わることが難しい方々ととても充実した時間を過ごすことが出来ました。この経験を胸に刻み、思いやりや親切をすることの素晴らしさを子どもたちにも示していければなと思います。このような貴重な体験をさせて頂き、志賀内先生をはじめ、多くの関係者の方々に感謝をしたいです。本当にありがとうございました。(名桐)
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10月10日 京都市立西京高等学校のみなさんを名古屋にお招きしての勉強会&交流会での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です!車好きの私は、この10月10日をとても楽しみにしていました。この日の会場は、キング・オブ・レクサスと名高いレクサス星ヶ丘店。入りたくても、容易く入ることの出来ない場所での勉強会に胸が躍る気持ちでした。

 本会へは、志賀内泰弘さんと京都市立西京高等学校のみなさんが「親切」「思いやり」をテーマに勉強会をされるとのことで、私達玉置ゼミ生にもお声がけ頂きました。

 私には、レクサス星ヶ丘店で伺ったお話で大変印象深い言葉があります。それは、「価値づくり」。
 レクサス星が丘店では、「お客様中心の価値づくり」を企業理念の一つにされています。「価値づくり」と聞くと、玉置ゼミ生のみんなは、ある言葉が浮かんで来ませんか?「価値づけ」「価値語」。玉置ゼミでは、「価値づけ」をするための「価値語」を大切に授業づくりをしますよね。私は、「価値づくり」という言葉を聞いた時、授業づくりや学級経営と似ている!!!と感じました。
 レクサス星が丘店にて、「価値づくり」とは、お客様を自身の大切な人のように想って接する接客を心がけられているそうです。これって、学級経営における大切なことです。教師業に置き換えれば、子どもたちを自分の大切な人のように想って接し、学校生活を過ごすことだと思います。「価値づくり」は、教師にとっての「価値づけ」であり、それを為す「価値語」なのだと位置づけました。

 勉強会の終盤、志賀内さんから「ギブアンドギブ」のお話がありました。見返りを求めない「親切」「思いやり」について。できますか?と問われると、少し自信がありません。人間ってどこかありがとう待ちなところがありますから。
 でも、それは大きなことをしようとしているからなのかもと思いました。ゴミを分別したり、エレベーターの開くボタンをエレベーター内にいる全員が降りるまで押していたり、飲食店で帰り際「ごちそうさまでした。」と伝えたり、些細な小さいことが自分の心をそっと優しく綺麗にしてくれるのではないでしょうか。それが、「ギブアンドギブ」。誰かに何かを与えているのではなく、対象は居ないけれどなんだか心が温まるような「親切」や「思いやり」が積み重なることで自分自身が優しい気持ちになることが出来ます。「ギブアンドギブ」は、なんと自分にもちょっとした幸せを「ギブ」しているのです。

 教師として、今回の学びをどう生かそうかと考えた時、「ギブアンドギブ」をしていたのなら、その人間性がにじみ、醸し出され、子共という対象を持つ教師としての「価値づけ」もより深く愛情を持って行うことができるのではないかと考えました。つまり、小さな「親切」や「思いやり」を続けることは、仕事として向き合う子どもへの「愛情」の深さに通づるのではないか、とういうことです。

 「価値づくり」「ギブアンドギブ」、どちらも教師を目指す上で、大切にしていきたい心です。1週間後には、中学校実習が控えています。今回学んだ2つの心をしっかりと抱いて臨もうと思います。

 志賀内さん、京都市立西京高等学校の皆様、渡邊先生、小島さん、レクサス星が丘店の皆様、本当にありがとうございました。こういった機会を恵んでくださる玉置先生、大変貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。一緒に学んでくださった6期生の名桐さん、同期の今井さん、ありがとうございました!

(下野)
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10月2日 JEES教育セミナー「GIGAスクール構想やオンライン授業に若手も貢献しよう!」に参加して(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。
小学校教育実習を無事に終え、教師を目指す中で、ようやく本当のスタートラインに立てたような気持ちでいます。そんなスタートラインに立てた私の初めの一歩目の学びは、JEES教育セミナーでした。

 今回で、JEES教育セミナーへの参加は2回目。先回は、「子どもを愛する」学級経営について学ばせていただきました。2回目となる今回は、若手の先生方が実践される「GIGAスクール構想・オンライン授業」がテーマです。

 小学校実習では、短い期間ではありましたが、現場の実態を学んできました。実は、実習に向かうまで私は端末を子どもは簡単に使いこなし、簡単に授業で活用できるものだと思っていました。子どもの吸収能力は、すごいのだと甘んじていたのかもしれません。しかし、やっぱり子ども。しっかりと道筋を立ててあげなければ、本来文房具の様に用いるはずのタブレットや端末は、たちまち遊び道具に変貌を遂げてしまいます。

 今回のセミナーでは、文房具から遊び道具への変貌を遂げさせることのない教師としての筋道の付け方を学びました。福井先生、吉村先生が行われる実践例は、生活面、学習面の双方での筋道が立てられていることが分かります。
 生活面において。子どもたちは様々な決まりやルールの中で生活しています。当番や予定のこと。実習に行って分かったことの一つに、子どもたちって沢山の約束の中で、生活しているということがあります。予定表や当番表がクラウド上で共有されるのであれば、生活における見通しを子どもは端末を通して、立てることが出来ます。
 学習面においては、子どもは堀田先生がおっしゃられましたように「百聞は一見に如かず」を見事に体現します。聞いて理解するより、見て理解する方が早いのです。勿論、言葉で紡がれた説明を理解する力は往々に必要です。しかし、それはまた教師が筋道を立てて、使い分けをすることが望ましいのではないかと思います。これまで、「先生これってどういうこと?」「先生、これであってる?」と聞かれていた、学習における見通しを前述同様、端末通して子どもたちは立てることが出来ます。

 端末は、生活面・学習面の双方において子ども達に見通しを持たせるものだと、私は今回のセミナーを通して位置づけました。便利になったというよりは、子どもがこれまで以上に見通しを立てて生活を送り、学習を捉えやすくなったのだと思います。ベテランの先生方の授業技術と若手の先生方のオンライン活用の力が合わさったのなら、それは子どもたちにとって、とっても心強い明確な道筋になるのではないか考えます。子どもの未来を想い、素晴らしい過去になる為に、様々な方法を議論し、教師自身も学びを深めていく事のできる、教育という世界が大好きだなと改めて実感しました。

 JEESの皆様、堀田先生、佐藤先生、福井先生、吉村先生、貴重なお話と機会をありがとうございました。
 こうした機会をいつもお教えくださいます、玉置先生、本当にありがとうございます。今回もまた、多くの学びを考えを深めることが出来ました。将来に生かすことが出来ますよう、日々学びを積み重ねていきたいと思います。
(下野)
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広げよう!いのちの授業第17回大会での学び(名桐)

 こんにちは。6期生の名桐です。先日、無事第一志望の自治体の教員採用試験に合格することができました。一人で電車の中で結果を見たため、とてもソワソワしていたと思います。無事に終わることができて内心ホッとしています。

 本日、鈴木中人先生主催のいのちの授業にオンラインで参加させていただきました。お世話になっている先生も出演されており、知っている方を画面越しで見ることの慣れなさを感じました(笑)

 この記事では、少し過激な表現も出てきます。ご承知ください。

 いのち。誰もが共通で持っている唯一のものと言っても過言ではありません。いのちに関わることで、私は出演者の方々のお話を聞きながら、考えたことがあります。それは、いのちを弄ぶ言葉についてです。

 志賀内先生のお話にもあった通り、人間いつ死ぬかわかりません。死と隣り合わせの中で日々を生きています。急に事故に遭うかもしれない、急に体の調子が悪くなるかもしれない。色々考えたら死ぬことが怖くなります。そのような儚いいのちを弄ぶ言葉が子どもたちの中にも溢れています。「死ね!」「殺すぞ!」といった言葉は、たとえ悪ふざけであろうと、私もよく耳にします。

 本当にそんなことを思って言っている子は少ないと思います。中人先生も仰っていた通り、子どもたちはいのちの重さがイマイチ分かっていません。ですから、そのような言葉を軽率に言えてしまうのです。ですが、悪気がないからと言って許していくのは少し違うと思います。そういった言葉は、受け手によって重さが変わるからです。近年、学校でのいじめによる子どもの自殺というものが問題になっています。それぞれの悲劇に様々な要因はありますが、恐らく最も相手の心、いのちを傷つけやすいものは言葉であると思います。(近年はSNSなども)

 私は、来年から自分のクラスでそのような言葉を使っている子には、その子のため、クラスのためを想ってしっかり指導していきたいです。いのちの重さが分かっていなくとも、子どもたちの感受性豊かな時期を逃すまいと、そのような言葉で人を殺めかねないことを伝えていきたいです。私自身、幼少期とてもお世話になった友人の母が亡くなった時、喪失感に溢れました。友人の前ではゆっくり寄り添うことしか出来ませんでしたが、友人と同じくらい私も辛かったです。

 いのちの重みを経験することは、誰もが出来るものではありません。しかし、そういった経験がある人が積極的に伝えて行く必要があると思います。その点、中人先生のいのちの授業を、もっと子どもたちに受けてもらい、自分のいのちと共に相手のいのちをも大切に出来る子どもを育てていきたいです。

 普段、私はゼミやバイト、遊びなどの用事をこなしていく生活をしているため、今回の会はいのちの大切さを考える良い機会となりました。いのちについてこうして文章に纏めることが出来るくらいは大人になれたなと思うとともに、子どもたちにも来年からいのちの大切さを伝えられる教師になりたいです。

 今回、このような会を開いていただき、大変学びの多い時間となりました。関係者の方々、本当にありがとうございました。(名桐)
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10月2日「広げよう!いのちの授業」第17回大会での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。小学校の教育実習を無事に終え、「綾巳先生」から下野綾巳に戻りました。空が澄み切って、見上げていると秋の香りのせいなのか、実習で出会った子ども達のことを思い出してまた涙ぐんでしまいます。

 そんな大学生の下野綾巳に戻った初日
「広げよう!いのちの授業」第17回に参加させていただきました。

 皆様のミニスピーチをお聞きして、私が思ったことは「いのちって輝いてる」ということでした。ご登壇された皆様は、「いのち」について深く考えられ、そしてご自身の「いのち」を目一杯にキラキラと輝かされていらっしゃることを感じたからです。鈴木中人さんは、いのちについての考えはその人の人生を表しているとおっしゃられました。「いのち」への捉え方は人それぞれです。そして、また人生も人それぞれ。

 私にとって「いのち」ってなんだろうと本セミナーを終えて考えていました。そこでふと浮かんだことは、「容易く軽んじてしまうもの」でした。志賀内さんが「明日自分は死なないとみんなが思っている」とお話しされました。
 軽んじてしまうのです。それは、明日自分は死ぬわけないだろうといった日常的なものもあるでしょう。はたまた、人間関係だったり、勉強についてだったり、人は様々な環境としがらみで自分の「いのち」を軽んじてしまうことがあります。
 本当は、生きているだけでとっても素晴らしいことなのに。

 玉置ゼミに加入して、もうすぐ1年が経とうとしています。「いのちのセミナー」に何度も参加させて戴きました。毎回セミナーでのお話で鈴木中人さんのおっしゃられる「生きてるだけで丸儲け」。私はこの言葉が大好きになりました。

 「生きる」ってしんどいけれど、面白い。どれだけ辛くても、苦しくても、悲しくっても自分の「いのち」を自分で軽んじてはいけない。
 だって「生きてるだけで丸儲け」なのだから。

 私も死ぬ暇のないくらい笑っていたいです。教師を目指しているわけですから、教師として子ども達の未来を想う笑顔の発信源になること。それが私の「いのち」の輝かせ方だと私は私のことを信じています。

 鈴木中人さん、小出朋子さん、山田貞二先生、山本恵子さん、志賀内泰弘さん、素晴らしいお話と機会をありがとうございました。「いのち」について、また一段と考えられる時間でした。
 玉置先生、玉置ゼミに加入したから私は、こうして「いのち」について考えられる機会が与えられています。沢山のセミナーに参加させていただき、こうして出力する場を与えてくださり、本当にありがとうございます。(下野)

※ 写真は鈴木中人さんFBより
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第8回 JEES教育シンポジウムのオンラインセミナーに参加して(今井)

 7月18日(日)、JEES教育シンポジウムのオンラインセミナーに参加させていただきました。今回は、これからの時代の学校経営について、赤坂真二先生や盛山隆雄先生のご講演を聞かせていただきました。今回のセミナーに参加して思ったこと、感じたことをお話していこうと思います。もう1か月以上経っていて、時の流れの早さを痛感しております。とても遅くなってしまい申し訳ないです。

 今回の講演を聞いて、今までの自分の考えが変化しました。私は、今まで子どもを一人一人理解することが学級経営において、最も重要なことであると考えていました。しかし、今回のセミナーを通して、この考えに疑問が生まれました。赤坂先生は講演の中で、カウンセリング(個別指導)のみだと、戻る先がないということをお話されていました。確かに学級経営において、子どもを理解することは大切です。クラスとして見るのではなく、個として子どもと接することも大切だと思います。でも、戻る場所がなかったら、結局その子は孤立してしまうのです。それでは、学級は作られていかないなと思いました。
 また、1人で生きていける人はいません。誰かを助け、誰かに助けられて生きています。個が尊重されたという実感は、集団の中で感じて初めて身を結んでいくものではないかという考えに辿り着きました。そう考えると、やはり、お互いの個性を尊重できる集団作りをしていくことが大切だと感じました。

 今回の講演を聞いて、自分の考えがいかに浅はかで、偏ったものであるかということを感じました。これからも、様々な情報を取り入れ、自分の視点の幅を広げていきたいです。

 JESSの皆様、赤坂先生、盛山先生、堀田先生、そして玉置先生、貴重なお話と機会をありがとうございました。(今井)

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8月6日 一宮市教育センター研修での学び(下野・吉久・田中)

【下野】
 こんにちは、7期生の下野です!8月6日に、尾西生涯学習センターにて、行われた一宮市教育センター研修での玉置先生の講演にお邪魔させていただきました。

 この日は、前期最後のテストを終え、夏休み初日でした!さらにさらに、7期生の全員が参加し、同期全員で玉置先生のお話を聞くことのできるスペシャルな夏休みの幕開けとなりました!

 前置きはここまでに、、、今回のご講演で学んだことを綴りたいと思います。

 テーマは、『主体的・対話的で深い学びを実現させる授業法講座』。
 
 ゼミ生の私達にとって、本テーマはゼミの場で玉置先生から沢山ご教授頂いた内容です。しかし、講演の場です。さすが玉置先生です。

 何度聞いて学び得たと思った内容であっても、私にとっては新鮮で学びの積み重ねとなる内容でした。

 一つ一つ内容を切り取って見ていきたいと思います。

 主体性とは、なにか。それは、子どもがやらされてると感じない学びです。主体的な学びを実現する為には、「自己選択」を取り入れること。子どもの意志を大切にするのです。しかし、急に「自己選択」を迫っても子どもは困ってしまいます。ですので、何故この活動を行うのか、その意図や意味はどういったものなのか子どもに説明することを忘れてはなりません。

 対話性とは、なにか。それは、子どもが互いの意見を取り入れる学びです。対話的な学びを実現する為には、ただの意見交換の場にならない場を作り出すこと。と言っても、そういった場を作るにはどうすればいいのかと新たな疑問が湧いてきます。そんな疑問に玉置先生は、教師が子どもの意見や言葉を繋げていくことが大切だとおっしゃられます。対話性の場は、グループワークだけに留まらず学級全体で織りなすことができるのです。

 深い学びとは、なにか。それは、学習指導要領における「見方・考え方」を教師が気付かせる学びです。「見方・考え方」とは、「今日の授業で、一生覚えておくと良いことがら」。

 ゼミでは、「授業の最後に子どもが何と言ったら、この授業は大成功だと言えるか」という問いを玉置先生から頂きます。これは、「授業のねらい」を定める問いです。この授業のねらいとは、「見方・考え方」の本質をより具体的にしたものだと言えます。

 つまり、深い学びを体現する為には、「今日の授業で、一生覚えておくと良いことがらとは一体何だろうか」といった「見方・考え方」の本質を基にした問いを立てた後に、「授業の最後に子どもが何と言ったら、この授業は大成功だと言えるか」といった「授業のねらい」へと細分化していく作業を要すると言えます。反対に、「授業のねらい」から「見方・考え方」へと一般化していく作業も可能だと言えます

 子ども達が主体性を持って「自己選択」をし、対話性を持って仲間の意見を取り入れた学びを会得し、教師が深い学びを体現する為の二段階をふまえた授業作りが為された時、子ども達に生きる力が育まれることが本講演からよく分かります。

 前期ゼミを通して、パワーアップしたからこそまた一層、玉置先生のお話をゼミで学んだ内容と照らし合わせながら整理することができました。玉置先生から学ぶことは、何度出力しても足りないなあ、学びでいっぱい溢れていて本当に素敵なゼミに加入できたなと思いながらこの記事を綴っています。

 玉置先生、今回も沢山の学びをありがとうございました!7期生のみんな、実習頑張ろう!!!また早くみんなで揃って学びたい気持ちでいっぱいです!!

 一宮市の先生の皆様、ゼミ生を快く受け入れてくださりありがとうございました。私にとって深い学びとなった最高の夏休みの幕開けでした!!!(下野)


【吉久】
 こんにちは。7期生の吉久です。
 8月6日、一宮で「主体的・対話的で深い学びを実現させる授業法講座」がありました。
この日は、私にとって夏休み初日です。7期生全員でセミナーに参加することが出来て楽しく学べる最高の一日となりました。そこでの学びについて書いていきたいと思います。

 主体的な学びをするために必要なことは、教師は指示ばかりするのではなく、時には「選択肢を与える」ということです。誰でも気軽に選択でき、どれを選択してもいいような内容を取り入れることで、子どもが気軽に自己選択できるようにしていきたいと思いました。また、自己選択を繰り返すことで自然と自己肯定感も上がるのではないだろうかと思いました。

 対話的な学びをするために必要なことは、「自己の考えを広げ深められる」ように子ども同士、教師や地域の人などと対話すること。そのためには、教師は子どもと子どもを繋げるような発言をしていきたいです。また、「わからない」ということを表現することはいいことであるという認識でいられる学級経営を心掛けいていきたいです。叱られたり馬鹿にされたりするのが嫌で、言えない。恥ずかしくて言えない。など、さまざまな理由で言えない子がいると思います。私も、小学生時代を思い返すとなかなか言えない子であったように感じます。そのような気持ちになるのは、自分に自信が無かったり、その場で十分な安心感が得られていなかったりするからではないのかと思いました。そのため、十分な安心感が得られるような学級経営をしていきたいです。

 学級経営をする上では、十分な安心感が得られるように信頼関係を築き、「愛されている存在であること」を伝えていくことが大切だと思いました。

 玉置先生、今回も学びを深める貴重なご講演をありがとうございました。
 7期生の皆、いままで玉置ゼミで学んできたことを活かして実習頑張っていこうね!!(吉久)


【田中】
 こんにちは。7期生の田中です。最近また雨の日が続いて、洗濯物が思うように乾かず困っています。皆さんは、雨の日の洗濯物をどのように乾かされていますか!?

 今回の記事では、8/6(金)に一宮市で行われた「主体的・対話的で深い学びを実現させる授業法講座」のセミナーで学んだことについてまとめていきます。

 今回のセミナーで1番大切だと感じたことは、「主体的な学び」とはどのようなものかということです。皆さんは、主体的な学びと聞いてどのようなものを想像されますか?僕は、主体的な学びって、難しいことをやらないといけないなという感じがします。しかし、今回のセミナーで学んだ主体的な学びの仕方とは、「授業中に1回は自己選択をする場面を入れること」、「それにより、先生からの指示で行う学習から些細なことで良いので脱却していく」というものでした。このように聞いて、思っていたよりも主体的な学びって簡単だなと思いました。

 例えば、算数の問題である四角形について考えるとします。この四角形の形を先生が予め指定して考えていくのではなく、子供たちに四角形の形から考えさせて取り組んでいくといった具合です。そうすることで、本来であれば先生が指定した四角形で考えますが、子供がそれぞれ考えることにより、台形が出たり、ひし形がでたり…といった具合になります。このように、自己選択を入れることで主体的な学びに繋がっていくと学びました。

 主体的な学びについて今回のセミナーでは学びました。自己選択を入れるような問いや発問をする。頭では思っていたよりも簡単だなと感じますが、いざ子供の前に立つとなかなか思うように出来ないものですよね…(汗)僕ももうすぐ教育実習がはじまるので、実践していきたいですが、はたして上手くできるのでしょうか。学んだことを活かして頑張っていきたいです。

 今回のセミナーで、前期のゼミ活動がひとまず完結しました。半年という短い時間でしたが、本当に1回1回が濃く、多くのことを学ぶことが出来ました。7期生の皆、玉置先生、本当にありがとうございました!教育実習も皆で高めあって頑張りましょう〜笑(田中)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)。
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8月6日 一宮市教育センター研修での学び(池戸、岡、高橋)

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 こんにちは!7期生の池戸です。今回は先日一宮市で行われた『主体的対話的で深い学びを生み出すために』という玉置先生が登壇されたセミナーに参加した時の学びを振り返ります。

 突然ですがよく耳にする「主体的・対話的・深い学び」とは具体的にどのようなものか想像できますか?私自身何となくは想像はできるけれど、どういった生徒の姿があれば「主体的・対話的・深い学び」だといえるのか曖昧でした。まさにゴールが明確になっていない状態です。

 しかしこれはセミナーを受ける前の話です。玉置先生のお話を聞いて、特に事例をたくさん紹介していただいたことでなるほど!と納得することができました。

 まず「主体的・対話的・深い学び」はエビデンスよりエピソードが重要です。簡単に言うと数値より『子供のこのような姿がありました』という実際の姿が、重要だということです。目指す姿を数値で統計的に表すことは不可能です。一人一人「主体的・対話的・深い学び」の度合いは異なるわけで、それをどう引き出すかそこに教師の力量が試されるわけです。

 主体的な学びを目指すには授業の中に一回「自己選択」をさせる場面を作ることと、教師が指示をしないことこの2つがとても重要です。

 対話的な学びを目指すには会話で終わりがちな話し合いのなかに「なんで?どうして?」が発生する対話の瞬間を生み出すために、教師が子供と子供を繋ぐことがとても重要です。繋ぐと言うことは一人一人の表現の共有なのです。

 深い学びには「見方・考え方」が大いに関係しています。この見方・考え方とは何か。玉置先生は「今日の授業で一生覚えておくとよいことがら」とおっしゃっていました。これらは授業の始まりから終わりまで様々な場面で自然と生まれている子供たちの発言や発見です。これらを振り返ることがその授業の振り返りにつながります。

 振り返り=反省だと思いがちですが、振り返りとは自らの振り返りで一つの授業の中で出てきた様々な考えや発見を整理しながら「自分の中に起きたことを記憶すること」です。まさに学びの天気で私たちが自然に書いていることだと改めて学びの天気の良さを実感しました。

 このように「主体的・対話的・深い学び」には沢山の価値や目指す姿があり、それを実行するのは生徒自身ですが、その根底にいるのは教師の働きかけなのです。1人も取り残さない全員参加型の授業のなかで「主体的・対話的・深い学び」を行う必要があるのです。

 教師に求められる力はこれだけではありませんが、実習前に自分たちが目指す理想の教師像がより具体的になりました。そして私は「わからないが言える学級」を作りたいと思いました。

 セミナーを通して学んだことを私自身しっかり振り返って、これからの学びや1ヶ月後の教育実習に活かしていきたいです。夏休み前に7期生全員で玉置先生のセミナーでこのような素晴らしい学びができてとても良い時間でした!!玉置先生ありがとうございました!!7期生のみんな教育実習頑張ろうね!!!(池戸)

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 こんにちは!7期生の岡です。今回は先日一宮市で行われた『主体的対話的で深い学びを生み出すために』という玉置先生が登壇されたセミナーに参加した時の学びを書かせていただきたいと思います!

 今回のセミナーを受けて、主体的で対話的で深い学びとは具体的に考えていくことについて学びました。

 まず、主体的な学びで大事なことは子どもに自己選択をさせることです。これは口で言うのは簡単なことですが、実際に行うのはとても難しいことです。さらに教師が指示しないことの重要性についても学びました。しかし、これは教師という性質上教えたくなってしまう気持ちが先行するため、頭で思うことと現場に出てできるようになるためには大きな違いがあるなと感じました。

 次に対話的な学びとは、雑談や会話ではなく疑問などをぶつけ合うことで、教師が子どもから出た発言を繋ぐことが対話を産むことに繋がると学びました。これも考えることはできますが、いざやるとなると子どもの発言を聞き逃さないようにすることや、スムーズに子どもと子どもを繋ぐ発話が重要になってくるなと感じました。
この2点からもセミナーでは「なるほど」や「やってみたい」という気持ちになるお話がたくさんありました!

 しかし、実際にやってみないとわからないこともたくさんあるなと感じたので、教育実習では強く意識してやっていきたいなと思いました。
さらに、今回セミナーに初めて参加させていただいてゼミでの学びは本当に重要だなと感じました!

 ここだけの話、ゼミで玉置先生に出していただける例の話がセミナーでも話されているのを聞いて、毎週のゼミではとても貴重な話が聞けているのだなと思いました!
本当にありがとうございました!!!(岡)

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 こんにちは。七期生の高橋奈優です。先日参加した「主体的・対話的で深い学びを実現させる授業法講座」というセミナーに参加しました。対面での外部のセミナーに参加するのは初めてで参加している現役の先生たちの何気ない会話や空気に触れることができ、また、貴重な経験をすることができました。

 今回のセミナーで一番印象に残ったことは学習指導要領に書かれている文言が分かっているようでわかってないことです。今回のセミナーで玉置先生は、「主体的・対話的で深い学び」のある授業とは、子供に選択する機会があり、「分からない」という言葉から対話が生まれ、社会に生きる一生覚えておかなければならないことを学ぶ授業のことをさすとおっしゃっていました。私たちが子供たちに身につけてほしい力は計算の仕方など目先の学力のことはもちろんのこと、そのさらに先の将来生きていくうえでの力だということが学習指導要領に書かれているのだということを理解することができました。

 教師は一生受け持った子どもに関わることはできません。そのため、子供たち自ら選択する経験を作り、分からないことを周りの人に聞くことのできるスキルを身につけ、生きていくための力を培うことが大切だと思いました。

 私の知り合いで塾に行っているから授業の内容がつまらない。そのため、学校に行く意味がないと言う子がいます。私は、確かに授業の内容がわかっていたらつまらないよなと思っていた時がありましたが、今回のセミナーを経て、改めて学校で学ぶことは学習内容の先の生きる力を養う場所なのだということがわかりました。一人ではたどり着くことのできない発見のある授業を作っていけたらなと思いました。

 三年生になってゼミでの活動も本格的になり教科教育法の授業で言われることや指導案を書くにあたって大切なことがなんとなくわかってきたと思っていました。しかし、今回のセミナーで、改めて、「主体的・対話的で深い学び」とは何かと聞かれたときうまく言葉にすることはできませんでした。実習前に学べることはたくさんあるのでこの夏休みを大切にしたいです。(高橋)

8月6日 一宮市教育センター研修での学び(丹羽・久野・今井)

 こんにちは!玉置ゼミ7期生、丹羽、久野、今井です!
 8月6日に参加させていただきました、一宮教育センターについて記事を書かせていただきます。少し長いですが、読んでいただければ幸いです!

【丹羽】
 こんにちは!!7期生の丹羽です。大学3年生の夏休みがスタートしました!私の夏休みは、ほぼボランティアの毎日ですが、自分の未来のためにできることを今のうちから全力で取り組んでいきたいと思っています。

 本日は、一宮で行われたセミナーに参加した時の学びを振り返りしたいとおもいます。

 特に印象に残った2つのことについて振り返りしたいと思います。

 まず、学級経営についてです。学級経営は、「あなたは愛されている存在であることを伝える」営みである。学校は単なる勉強の場ではなく、子どもたちの居場所であるということが見出されたそうです。この言葉を聞くのは2回目ですが、本当にそうだとおもったし、自分も大切にしていきたいなと思いました。

 これから実習へも行き、クラスに入りますが、クラスや学校の所属への安心感より、「あなたはここにいていいんだよ」ということを教えてあげたいなと思います。

 次に主体的な学びについてです。玉置先生は、よくゼミで、「授業が大成功したら、子供のどんな姿がみれるの?」「子供からどんな言葉がでたら、授業は大成功だといえるの?」そんなことを毎回の授業で私たちに聞いてくださいます。

 今日のセミナーでもおっしゃっていました。それだけ玉置先生が先をみて授業をしていくことを大切にしているんだと思いました。これから私も、実習などで授業を行うことになりますが、ゴールを決め、しっかり先をイメージして授業をしていきたいと思います。

 また、その教科の「主体的な学びとは?」を毎回考えていきたいし、そんな生徒たちの姿がみられたら、しっかり認めていける先生でありたいなっと思います。そして、指示されてやる学習だけではなく、時には生徒たちに選択させてあげたいです。

 今回のセミナーを受けて、ゼミや授業で玉置先生が毎回のように伝えていたことを玉置先生は芯にされているんだなと感じました。大切さが本当に伝わりました。今回も沢山の学びがありましたが、実習先で全部試そうとするのではなく、そのクラスの状況をみて、1つづつ、少しずつ自分ができることを試していきたいです。貴重な機会をありがとうございました!(丹羽)

【久野】
 こんにちは!7期生の久野舞菜です!
 大学ではテスト期間が終わり、夏休みを迎えました!今年の夏休みの目標は、「早寝早起き」です!生活リズムを整え、2週間後にせまる実習に備えます!

 さて、今回は、8/6(金)に参加させていただいた「一宮市 教育センター研修」での学びを記したいと思います。

 本セミナーでは、「主体的・対話的で深い学びを実現させる授業法」をテーマに、玉置先生からご講話をいただきました。「主体的」とは何か、「対話的」とは何か。曖昧で捉え難い、しかし教師にとって重要な言葉の意味について、深く考えさせられるセミナーでした。本セミナーから、私が最も大切にしたいと感じたことがらを挙げたいと思います。

 それは、主体的な学びの方法として、児童に“自己選択”をさせるということです。主体的、というと、課題や目標、学ぶための方法、振り返りなど、学びに必要な要素を児童に一から考えさせること、というイメージを私は持っていました。だからこそ、主体的な学びは、ハードルが高く、実現し難いものだととらえていました。

 しかし、今回のセミナーから、児童の“自己選択”が主体的な学びに繋がることを学びました。一から発想させるのではなく、選択肢を用意した上で、自己選択をさせるのです。選択なら誰にでもすぐにできます。主体的な学びが、日常的に取り入れやすいものとして身近に感じられました。毎日コツコツ、主体的に学ぶための“自己選択”の機会を設けることが大切だと感じました。
 
 今回のセミナーも学び盛り沢山!とても贅沢な時間を過ごすことができました!玉置先生、声をかけていただき、ありがたいご講話をくださり、ありがとうこざいました!(久野)

【今井】

 こんにちは!!7期生の今井美羽です!8月6日に一宮教育センター研修に参加させていただきました。他の7期生が、「主体的・対話的で深い学び」ついては十分に書いてくれると思うので、私はそこから少し離れてお話しようかなと思います。

 こういう会で前に立って話している人が知っている人で、それがゼミの先生ってすごいな〜と思いながら、始まったセミナー。玉置先生のセミナーに参加して毎回思うのは、先生の言葉には嘘がないということです。

 今回のセミナーは、私たちゼミ生以外は実際の教員の方たちでした。私は正直、現場の先生に大学教授の言葉って届きにくいのではないかなと思っていました。「いつもあなたが相手しているのは、大学生と論文でしょ。」というように。とても偏見ですみません。私は、一番後ろの中央に座っていたので、全員の先生方の様子を見ることができました。先生方の反応ですぐに分かりました。皆さん頷いたり、メモをしたり。現場の先生にとっても、やはり玉置先生の言葉は納得なのだと思いました。
 
 私が玉置先生の言葉に嘘がないと思うのは、抽象的な言葉ではなくて、具体的な言葉に言い換えて話してくださるからだと思います。子どもの姿を見せながら、実際の現場の話をしてくださいます。もう一つ、綺麗事を言おうと思えば、何とでも言えるところを、少し嫌なことでも隠さず本当のことを言うところも、私が先生の信じることのできる要因です。

 アンタ誰やねん!という目線から、玉置先生についてペラペラと語らせていただきました(笑)。

 今回のセミナーの先生の言葉の中で、私が一番印象に残ったのは、冒頭の「学校とは。」という話題から、学校は、「愛されている」と感じられる場所であるということです。オンライン授業が可能になり、学校に行かなくてもいいんじゃない?という声が上がりそうな雰囲気が感じられる中、学校は授業や勉強だけのためにあるのではないということを強く感じ、教師を目指す身として、より「学校」という場を大切にしたいと思いました。もう少し語りたいのですが、とても長くなるので、また別に記事出します✌︎✌︎

 セミナーに参加させていただきありがとうございました!!(今井)

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8月3日「安城市 教務・校務・情報担当合同研修会」での学び(久野)

 こんにちは!7期生の久野舞菜です。

 暑い日が続いていますが、皆さまお元気でしょうか?私は最近夏バテ気味で、アイスしか食べられません、、。(笑)水分・塩分をとりつつ、適度に運動して、夏に負けない体力をつけていきたいですね!

 さて、今回は、8/3(火)に参加させていただいた「安城市 教務・校務・情報担当合同研修会」での学びを記したいと思います。本セミナーでは、「ICTで安城の『学び合い』を創る〜ICTによる個別最適な学びと、協働的な学びの可能性〜」をテーマに、玉置先生から講話をいただきました。2時間という短い時間の中でしたが、たくさんのことを学び、深く考えさせられました。その中でも、私が特に大切にしたいと感じたものを挙げたいと思います。

 それは、“依存する力”を児童につけさせることです。学級では、教え合いの一つとして、児童にミニ先生を任せることがあります。そのとき、できる子が「教えてあげる!」とできない子に駆け寄るケースは多く見られますが、できない子が「分からない!」「教えて!」と助けを求めるケースはあまり見られません。学び合いには、後者の姿こそが大切なのだと教えていただきました。分からないときは、自力解決をしようとしても仕方がありません。困っている時間を増やすだけです。また、教えてくれる子を待っているだけでは、主体的な学びは生まれません。分からないときに、自ら他者を頼り、周囲に依存する力をつけることが大切なのです。

 そのために、教師としては、「分からない」と誰もが言えるような環境をつくることが大切だと思います。分からないことは、決して、隠すような恥ずかしいことではないこと。「分からない」と言って誰かを頼ることで、みんなで学びを深め合うことができるんだということを児童たちに伝えていきたいです。また、教師自身も、分からない問題にぶつかったときに、無理に自分の中で結論付けようとせず、児童と一緒に考えようとすることが大切だと感じました。「先生にも難しいな。みんな一緒に考えてくれる?」と投げかけるのです。教師こそ、「分からない」と言える見本でありたいです。

 今月末から教育実習が始まります。これまで玉置ゼミで学んできたことをぶつけて、たくさんの失敗経験を積んできたいと思います。そして、その経験を玉置ゼミに持ち帰り、新たな学びへとしていきたいです。(久野)
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ゼミでの学び(7期生 池戸、田中、丹羽)

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 こんにちは!7期生の池戸です!今回は前期最後となるゼミでの学びを振り返ります!

 今回のゼミも前回同様ICTを活用した授業の提案でした。本日は理科の授業をみんなで考えました。授業を提案してくれた3人、改めてお疲れ様でした!
 今回も素晴らしい学びができました。特に感じた事はICT活用の難しさです。
扱うことができるICTの情報が多すぎて今回は目指すゴールが明確でもそこにむけての手立てにてこずりました。
 時に教師は子供の気持ちをうまくコントロールしなければいけません。しかしそれが制限に変わるとそれは子供主体の授業だとは言えません。自分の思い描く展開を現実に行うのはとても難しいことです。より自然に授業で子供から引き出したいことを引き出せるかそれこそが教師に求められる力量ですね。このことに私たち玉置ゼミ7期生は改めて気づくことができたということが最大の学びではないでしょうか!

 授業を考えるとはこういうことの繰り返しだと思います。まだまだ授業技術は未熟ですが前期の玉置ゼミでの学びは本当に濃く、有意義なものでした。
 毎週、毎週いい意味でゼミの時間は緊張と楽しさで私の大学3年生前期は玉置ゼミ無しでは語れません。こうやってみんなと学べる場があることが本当に幸せだと実感してます。
 初めて会った日から今日まで本当に濃い時間を過ごし、気づいたらみんなのことが大好きでたまりません。それぐらい玉置ゼミは私にとって大きい存在になりました。しばらくみんなと対面でのゼミはできませんが、今日までの学びを実習で最大限活かして、成長した姿でまたみんなとゼミで会えるのが楽しみです!!(7期生池戸)



 こんにちは、7期生の田中です。遂にオリンピックがはじまりましたね。僕はどのスポーツも好きなのですが、中高とやっていたバスケが特に楽しみです!八村選手をはじめ、チーム一丸となってプレーする姿から目が離せません!!皆さんは、どの競技に注目されていますか?

 さて、今日は、7/23(金)に行ったゼミでの学びについて記事を書いていきます。

 今回のゼミでは理科のICT活用をした授業について検討しました。分野は天気の分野で雲の動きについての授業でした。教材が難しく、中々うまくいきませんでしたが、ゼミの中で学んだ特に大切だと思った2つのことについて書いていきます。

 1つ目は、意見が沢山出た時は一度整理することです。子どもから発言を引き出していくと様々な意見が出てきます。それらがごちゃごちゃなままでは、学びに繋がっていかないので一度整理する必要があります。ここで、整理の仕方にもスキルを学びました。先生がまとめるのではなく、話せそうな子を意図的指名で当てて、子どもの発言でまとめるということです。子どもたちがあたかも自分たちで進めていけているように先生が誘導していく。前回も学んだスキルですが、とても大切だなと感じました。また、少し難しい内容の際には、いきなり意図的指名で当てるのではなく、ペアやグループで確認などをしてから発言するというワンクッションを挟むことで、より効果的に出来ると学びました。

 2つ目は、ICT機器の活用方法です。ICT機器はすぐに様々な情報を調べたり、共有できるためとても便利です。しかし、ICT機器を用いることがメインになってしまい、子どもたちに学びがなかったら本末転倒です。そのため、子どもたちが上手くICT機器を活用できるような発問や指示をすること、使う時は使う、話を聞く時は聞くというようにメリハリをつけることもとても大切だと感じました。この際に、重要な発問は口頭ではなく黒板に書くことや、一度全体に注目をさせてから話し出すことなどを徹底してやっていくことも意識していきたいです。これらのスキルは、自分が小学生の頃を思い返すと先生方は当たり前のようにされていました。しかし、今の自分にはそのような行動1つ取ってもまだまだ出来ないので、意識して取り組むことで自分の技にしていきたいです。同時に、改めて教師という仕事の難しさも感じました。

 前期のゼミを通して本当に多くのことを学びました。すぐには出来ませんが、学んだことを1つ1つできるようにして、子どもたちにより良い学びの場を提供できる教員を目指していきたいです。まずは、教育実習で学んだことを意識して一生懸命頑張ります。このように有意義な学びの時間を過ごすことができたのは、ともに学んでくれた7期生の仲間、学びの場を提供してくださった玉置先生のおかげです。本当にありがとうございました。(田中)



 こんにちは。7期生の丹羽真琴です。気温が暑くなってきて、エアコンなしでは過ごしてられなくなりました。オリンピックで日本もさらに熱くなってきてますね。たくさんの頑張ってる選手を見るとパワーをもらえます!!私たちも沢山のパワーを受けてがんばってきましょう。*

 今回は前期最終回のゼミについて振り返ります!今回もICTの授業についてやりました。発表者の3人、お疲れ様です。
 今回の授業は、理科の天気について行いました。授業を受けての感想は、本当に難しい授業でした。みんなで授業展開に悩みました。そのなかで特に学んだことを2つかきます。

 一つ目は、授業のはじめからゴールまで自然とつながっていくように授業を仕組むことです。今回の授業を受けて、ゴールは明確なのに、「これは、ゴールに繋がっていくの難しいな」と感じることがたくさんありました。
 設定したゴールに、導いていくためには、生徒からどんな言葉がでたら授業が成功になるのかをまず考え、その上で、それを言わせるために、
・どんな情報が必要なのか
・どのようなことを考えなければならないのか
・どんな活動を仕組めたらいいのか

を考えていかなければならないし、ゴールまでの過程を自然になるよう、構成しなければならないことが大切だと改めて実感しました。

 2つ目は、子供たちをつなげていくということです。
・ひとつの発問を生徒が答え、その事について「どういうこと?」と繋げて授業を深めていくこと
・先生がこの生徒の意見を共有したい!と思ったら、「○○さん、とっても大切なことを言ってくれました。⬜︎⬜︎さん、〇〇さんなんていってた?」とみんなに共有していくこと
が大切だと思いました。
 また、グループで明日の天気を予想した際、意見がわかれたときは、話し合いを仕組んでいくことがいいなと思いました。そのとき、「これから意見を言い合わないといけないから、相手の意見ちゃんときいててよ!」みたいに、相手の意見を聞けるように手だてを立てていくことが必要だと思いました。

 前期のゼミで、玉置先生と、7期生のみんなから沢山のことを学びました。みんなで学び合ったことの一つ一つを大切にし、意識し、教育実習をより充実したものにしていきたいです。(丹羽)

7月23日7期生ゼミでの学び(今井、久野、岡)

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 みなさん、こんにちは!今回は最終ゼミで模擬授業をさせていただいた今井、久野、岡の3人の学びを載せさせていただきます!

【まだまだひよこちゃん(今井)】
 今回の最終ゼミで、自分自身で学べたことを認識するまでに時間がかかりました。ゼミが終わった瞬間は、自分の中で、何も吸収できなかったという感覚に陥っていました。
 時間をおいて、今回の私たちの班の模擬授業とゼミを振り返ってみました。自分の反省点としては、発言をする子の相手をしすぎてしまったことがあります。子どもの発言を拾いたいという気持ちが先行して、授業の流れを無視してしまい、授業が成立しなくなってしまいました。
 私の今回のゼミでの最大の学びは、授業づくりの難しさを身をもって感じたことだと考えています。授業はどれだけ考えても、思い通りにはいかないし、上手くいかないと思います。でも、何回も何回も試行錯誤を重ねることで、自分のパターンを作っていけるのだということが分かりました。
 私は、まだまだ成長途中のひよこなんだ。まだまだまだ、伸びしろがあるぞ!!自分!!ということで、教育実習に向けて、より一層の気合が入りました。

 また、今回のゼミでは、自分の感情が抑えきれなくなってしまった場面がありました。その時、7期生のみんなは、変に同情することもなく、いつも通りでいてくれました。7期生がみんなで本当によかったなと思いました。ありがとう。(今井)

 こんにちは、7期生の久野舞菜です。
 今日は、今期最終ゼミ!前回に引き続き、ICT活用授業提案会を行いました。今回は、今井さんと岡くんと共に授業提案者として参加しました。最終回にふさわしく、いつも以上に悩んで悩んで、学んで学んで学びまくったゼミでした。学びの量が多すぎて、自分の中でまだ消化しきれていません。実習で実践を重ねる中で、今日の学びを全て自分のものにしたいです!
 授業の反省点はたくさんありますが、一番は、目指すゴールとゴールにいくための発問がブレブレだったことです。授業を進める中で、授業者三人が、それぞれ異なるゴールを思い浮かべていることに気付きました。綿密に構想を練っていたつもりでしたが、一番重要であるゴールを絞れていませんでした。そのため、ゴールに向かうための発問も曖昧なまま、生徒役任せの芯のない授業になってしまいました。
 ゴール中心に授業を組み立てること、その重要さを改めて痛感しました。実習前に、大切なことを学ぶことができて良かったです。
 15回のゼミお疲れ様でした!!学びたっぷりの濃密な時間を過ごすことができました。玉置先生、たくさんの学びをありがとうございました!玉置先生が授けてくださった授業技術、実習で実践してきます!たくさん失敗して、たくさん学んできます!
(久野)

 こんにちは!いよいよ、大学生はテスト週になり前期で1番焦っている岡倖太郎です!
 今回は前期最終ゼミで模擬授業を今井さん、久野さんと3人でさせていただいたので、その感想について書かせていただきたいと思います!
 まず、率直に思ったことは実力不足だなということです。それは教材研究にあたっても、授業力に関してもです。教材研究はゴールが正しかったのか、それともゴールがブレたのかという問いに検討会の時に悩まされましたが、私はゴールが正しくなかったのではないかなと思いました。教材研究の段階でもっと教科書をしっかりと読み込むことと教科書を児童の目線で読むことの大切さを深く痛感しました。これからは教材研究の段階でいけるかなという慢心は捨てて、気がかりを解消できるまではしっかりと教材と向き合う力が大切だなと思いました。
 次に授業力ですが、これも発問1つをとってもまだまだだなと思いました。実際前で授業をしているときに児童がいい発言をしていても、そこを拾えないところや、拾ってもうまく使うことができないというもどかしさを感じました。これは先ほどの教材研究に戻りますが、ゴールをしっかりとして、子どもから引き出せたらいい発言をあらかじめもっとしっかり考えておくべきだと思いました。

 このように前期最終ゼミでも深い学びがたくさんあったゼミでした。この悔しい思いを忘れずに教育実習を全力で頑張ろうと思いました!前期のゼミでは沢山の課題が見つかったので、その分自分には伸びしろがあると前向きに捉えてこれからも頑張っていきます!
前期ありがとうございました!!!(岡)



学級経営の極意(田中)

 こんにちは、7期生の田中です。最近暑い日が続いていますね。皆さんは、暑い時は冷たい ものを食べる派ですか?それとも、激辛などを食べて汗をかきたい派ですか?僕は冷たいものを食べる派でしたが、最近激辛を食べて汗をかくのもありだなと思いはじめました(笑)。蒙古タンメンは適度に辛くて、美味しさもあるのでオススメです〜!笑

 さて、今回の記事では、7月18日(日)に行われたJEES教育シンポジウムに参加した感想や、学んだことを記事にまとめさせて頂きます。2時間という短い時間でしたが、とても濃い内容で、多くのことを学びました。その中でも特に自分が大切にしたいと思ったことをピックアップして記事にしていきます。

 まずは、赤坂先生の講演から学んだことを綴っていきます。「これからの学級経営」と題した赤坂先生の講演からは、これからの学級経営で教師に必要な力はどのようなものかを学びました。

 私は、主に3つのことが求められると感じました。1つ目は、子どもたちが集団内で主体的に活動できるようなシステムを作ることです。このシステムも、先生が定めて子どもたちに提示するのでなく、子どもたち自身に投げかけて、自分たちでルールメイキングをしていくことが大切だと学びました。確かに、自分が子どもの立場に立って考えてみると、先生から与えられて強制的にやらされるよりも、自分たちで決めた方がやらなきゃと思えるし、頑張りたいと思えます。しかし、ただルールメイキングを子どもたちにするように投げかけても難しいので、その前にまずは教師と子どもの信頼関係を築くことが大切になっていきます。

 2つ目は、1年間を通してガイダンスを行うことです。1年のはじめにガイダンスを行い、ルールなどを話し合っていくことはよくあります。しかし、そこでガイダンスを終わってしまうのではなく、1年間を通して子どもたちに話続けていくことが大切だと思いました。小学校では特に先生の圧力や力によってクラスが統制することも可能です。圧力や力によって抑え込んでしまうと、そのクラスの先生が統制出来てて良い先生、他のクラスの先生はダメだなどとなってしまうこともあります。そのような危険を回避するために、圧力や力で抑え込むのではなく、リーダーシップをしっかりと取り、1年間継続して行うガイダンスを通して皆と一緒に活動することは楽しいことや、決まりを守ることは皆の幸せに必要だということを伝え続けていくことが大切だと学びました。

 3つ目は、ステーションカリキュラムです。ゼミの時に玉置先生が子どもと子どもを繋ぐ発言や指示を沢山するのが良いというお話をよくして下さいます。ステーションカリキュラムはまさにそれと似ているなと感じました。1人だけて話すのではなく、皆が話すように繋いでいく。ステーション授業がその役割となって、生活と学習を繋いでいく役割をしていくことが大切だと学びました。加えて、アクティブラーニングを取り入れることが現在の教育現場では求められています。アクティブラーニングを行うためには、すぐに出来る様になるのではなく、場数を踏むことが必要なので、沢山トレーニングを積みながら長い目で出来る様に取り組んでいくことが大切だと感じました。

 次に、盛山先生のご講和から学んだことを綴っていきます。盛山先生の講演では、2つのことを特に大切にしたいなと感じまたした。

 1つ目は、子どもの背後にいる家族や子ども理解をすることがクラス作りの原点ということです。大学の授業でも子どもの環境や背景を考えて接していくことが大切だと学んだことがあります。今回の盛山先生のご講和はまさにそれを証明して下さったお話でした。学校の方針とご家庭の方針が同じ方向を向いていないとうまくいきません。学校だけ、家でと切り離すのではなく、学校とご家庭が連携して子どもたちのサポートをしていくことが大切だと感じました。

 2つ目は、子どもの思いを大切にして、「今」にきりきりしないことです。その子を今すぐ変えようと意識しすぎるのではなく、長い目でみて一生付き合っていけるような関係性を築けるような学級経営をしていくことが大切だと学びました。一生付き合っていけるような関係性を築くためには、子どもとの間に絶対的な信頼関係を築かないければいけません。そのため、子どもたちに愛情を注いで、大切にする、差別をしないなどして、安心して過ごせる学級を作ることがこのような関係性に繋がっていくと感じました。他にも、子どもがやりたいことをやらせてあげられるように、先生が調整したり、付き合ったり、信頼関係を築く、余裕を持つことも大切だと学びました、

 今回のセミナーを通して本当に多くのことを学びました。ここに綴ったこと以外にも多くのことを学びました。学んだことを全部実践出来たら本当にいいクラス作りが出来ると思います。私はまだまだ未熟ですが、学んだことを心にとめて、いつかこのような学級経営ができるような教員になりたいと思いました。まずは、9月から行われる教育実習でしっかりと頑張っていきたいです。(田中)

 写真は林文通先生からいただきました(玉置)。
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7月16日 7期生ゼミでの学び(下野・高橋・吉久)

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【下野】
 こんにちは、7期生の下野です!
7月16日に、ICTを用いた模擬授業の第2回目が開講されました!

 今回は、体育「逆上がり」を題材にタブレットで動画を撮って学ぶ授業が展開されました。私は、「逆上がり」が大の苦手。出来はするものの、あまり得意ではありません。しかし、動画撮影にて「綺麗!」「おへそが鉄棒の近くにあるね!」等の褒め言葉をもらいました。自分では苦手としていたものが一つ自信になった瞬間です。

 検討会では、玉置先生から「指示あって指導なし」のお言葉を頂きました。体育の授業は、価値づけを個々に行う必要があります。指示は全体に、指導は個別に褒め言葉をかけて行うことを学びました。

 とてもとても素晴らしい授業で、「ああ、体育でのICT活用ってこんなにも会話が生まれるんだ」「楽しいな」と感じました。新しい授業構成を学び、またみんなで一段とパワーアップした気持ちです!

 素敵な授業をありがとう!!!玉置先生、いつもご指導ありがとうございます!

【高橋】
 こんにちは。7期生の高橋奈優です。
 今回は、田中さん、池戸さん、丹羽さんのグループのICTを使った体育の模擬授業を子供役として受けました。

 単元は鉄棒の逆上がりで、授業の最初と最後で動画を撮り子供達同士で話し合い改善点に気づくという授業でした。

 授業のゴールは、「一回目と二回目の動画を見比べどこが良くなったのか、次改善する点を確認できるようになる」でした。子供役をしていた私の思うゴールも教師側と同じだったのでゴールから逆算されたいい授業だなと思いました。

 今回の検討会で学んだことは、「子供の何気ないつぶやきを価値づけること」です。実際に子供役を体験してグループ活動で話し合っている時、教師側のポイントとなることを言っていても子供はそれが大事な事だと言うことに気づけないことを知りました。しかし、この何気ないつぶやきを価値づけることによって更に授業を深めることができ、子供たちが主役の授業をつくることができるのだと分かりました。具体的な価値づけの仕方は、グループ活動を机間指導し、ポイントをつぶやいた子にこっそり「今言ったこと後で聞くからね」と声をかけたり、意図的指名で「いいところ気づけたね」と褒めることによってできると知りました。実習でできたらやってみたいです。大切なことは全体に褒めても子供たちは自分のことだと思わないのでピンポイントで褒めるということです。どれも実習で実践してみたいことばかりです。

 今回のゼミも楽しいだけではなく学びばかりでした。個人的な話になりますが私は逆上がりが出来ません。今回の模擬授業で初めて動画を撮ってもらい「出来る子に比べて腕が伸びきっていてお腹と棒が離れているから腕の力が必要だ」という明確なアドバイスをみんなにして貰いました。できない子は正直どこを直せばいいのか全く分かりません。だから動画を撮るという活動はかなり効果があると思いました。自分も小学生の時に撮って欲しかったです。ところで大学には立派なジムがあります。誰か一緒に筋トレしませんか??今回も拙い文章ですが読んでくださりありがとうございました。(高橋)


【吉久】
 こんにちは。7期生の吉久です。
 今回はICTを活用した体育の模擬授業を受けました。

 題材は、鉄棒で「逆上がり」でした。5年生を想定して、3人1組で行いました。
タブレットで自分の姿を撮ってもらい、友達の姿を撮りました。グループで自分自身の1回目と2回目の違いや、3人の姿を比較することで、どこが皆と共通しているのか、違っているのか、初めての気付きがたくさんあり、とてもおもしろい授業でした。自分の姿を見ることが今までなかったので、新鮮に感じましたが、少し恥ずかしさもありました。

 検討会で学んだことは、褒めることの大切さです。
 子どもに価値づけを行うためには、具体的に誰がどのようにしたのかとはっきりとさせることが大切です。また、意図的指名で重要なことを全体で共有することも大切です。

 褒めることは体育の授業に限らず、どの授業でも大切なことであるので、教育実習でたくさん言うように意識しいていこうと思います。

 今回のゼミも楽しく学ぶことができました!!動画で友達と比較するので、新たな気づきを基にアドバイスをしあったりしていたので、より一層体育の授業が面白かったです。
最高な授業をありがとう!おつかれさま!(吉久)

7月18日 JESS教育シンポジウム での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です!

 7月18日に、第8回 JESS教育シンポジウム(オンライン) に参加させて頂きました。本セミナーでは、新学習指導要領に基づいた学級経営の在り方、その課題と解決に向けた具体的な学級づくりのポイントを学ぶことができました。現役の先生方へ向けたセミナーですので、現場の流れに則されたお話であると感じます。
 実習を控える身である私にとって、とても貴重なお話であり、学級経営の見方を学んだセミナーでした。

 私が今回のセミナーで考えたことは、「安定性×主体性」の学級経営についてです。赤坂先生のお話では、新学習指導要領と旧学習指導要領の相違点が指摘されました。
 旧学習指導要領では、児童/生徒指導の側面から学級経営が促されます。これは、安定した学級を見出すことに直結し、規律正しい学級が生まれることへと繋がります。つまり、「誰もが安心して学びを構築できる学級」と言えるでしょう。
 一方の新学習指導要領では、安定性を求める旧学習指導要領に付随して「主体性」を求める学級経営が促されます。「主体性」とは、「主体的・対話的で深い学び」の実現、つまり、児童/生徒が意欲的に「授業に」取り組むことが必要とされます。新学習指導要領では、「授業改善」の側面からの学級経営が促され、「安定性×主体性」の「誰もが安心して学びを構築し、意欲的に物事に取り組む学級」が目指されていることが分かりました。
 実は、私はずっと「主体性」と「安定性」のバランスに不安を感じていました。大学に入学してからは、新学習指導要領について沢山学びました。「主体性」「対話性」を重視することの意味を理解していたつもりです。しかし、学べば学ぶほど、「そもそもの学級の根幹の安定はどうやってつくるのだろう?」「安心する学級でありながら、主体性を求めるにはどうすれば、、、」と不安になっていました。
 今回のセミナーで、「安定性×主体性」の学級経営を学び、どちらの軸も大切であることがよく分かりました。
 
 また、赤坂先生、盛山先生、堀田先生のお話から、「子どもを愛する」学級経営を学びました。上記の「安定性×主体性の学級経営」を実現することに先ず大切なことは、「子どもを愛すること」だと三人の先生のお話をお聞きして感じました。子どもがここにいていいんだ、ここに居たい、ここで学びたいと思うことが学級経営の第一歩なのでしょう。
 子どもを「一人残らず全員愛して」「安定性と主体性」を兼ね備えた元気いっぱいの学級をつくりたい、その一員でありたいと今回のセミナーを通して強く感じました。

 再来月には、教育実習を控えています。現場の先生方へ向けたお話をこうしてお聞きすることがで、実習で着目したい視点がぐんと深まりました。まだまだ、経験不足理解不足ではありながら学生のうちにこういった貴重なお話を聞くことができて大変光栄です。

 JESSの皆様、赤坂先生、盛山先生、堀田先生、貴重なお話と機会をありがとうございました。
 こうした機会をいつも与えてくださる玉置先生、本当にありがとうございます。学んだことを将来きちんと活かすことができるよう、これからも日々学びを積み重ねていきたいと思います。(下野)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)
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ゼミでの学び(7期生 丹羽 池戸 田中)

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こんにちは!6期生のみんなさん、教員採用試験1次試験、お疲れ様でした。今日は7/16に行ったゼミのふりかえりをしていきます!


こんにちは!7期生の丹羽です!
今回は、ICTを活用した授業の2回目で、自分のグループが模擬授業でした。
私たちは、5年生の体育で逆上がりの授業をおこないました。

実際に授業をやってみると、私たちがみたい姿がみられました。動画をスローでみたいといって、細かいところまでチェックをして気づいていることを伝え合ってる姿、1回目と2回目の動画を比較して違いを見つけている姿などです。生徒が自然とそのようなことをしたくなる活動をしくめたことは嬉しかったです。

しかしその一面、生徒の姿をみていいな!って思ったことを流れている時間の中で注目させること、褒めることが難しかったとかんじました。

検討会では、玉置先生から「指示あって指導なし」という言葉を伝えてられました。私たちは、いわれてから、生徒に対して褒める場面が全然なかったことに気付きました。
体育の授業は、個別指導が中心であり、価値づけを個々に行う必要があります。先生の話を聞き、個別に褒め言葉をかけて行う大切さを学びました。

子供の褒め方、いいなって思ったことを注目させ方、を玉置先生から学びました!先生のテクニックは、私たちがつまずいたことを解消させてくれるだけではなく、子供と子供を繋ぐこともできてしまうものでした。生徒側をしてたゼミ生も、こんなふうに褒められたら嬉しい!という声がありました。

今回の学びを実習でも生かしていきたいです。(7期生 丹羽)



こんにちは!7期生の池戸です!

今回のゼミはICTを活用した授業提案の第2回目でした。前回での学びを活かして今回は授業を提案する側として、ずっとやってみたかった体育の授業を行うことができました!
 ICT活用の王道といっても良い体育の授業ですが、一歩間違えると『活動あって学びなし』の授業になってしまう危険性があります。タブレットで動画を撮ることが授業の目的にならないよう気をつけながら私たちのグループがこの授業で目指すゴールを明確にして授業を考えました。

実際に授業をやってみると自然と私たちが求めていた姿が引き出せていたと思います。撮影した動画を生徒自身がゆっくり動かして自分の動きを確認したり、1回目と2回目の動画を比較して次の課題を決めたりとこれが実際の現場で自然と起きたらこの授業はとても大成功です。

しかしその中で『こういう時はどうするべきなんだ?』という疑問も生まれました。教室と違って外での活動になると全体に指示が通りづらく、指示以外のことを行う生徒や、子供からでた全体に共有したい意見をどのように共有するべきなのかとても悩みました。

この疑問を検討会でみんなと沢山深め、玉置先生から素晴らしいテクニックを学びました!子供たちに気づいて欲しいポイントを引き出すには、子供と子供を繋いでいく必要があります。その過程の中では子供を褒めることもできる。素晴らしすぎる戦術で、これを実習前に学べたことも実践を通して経験できたことも今日の最大の学びです。

教師は『子供と子供を繋ぐ』。当たり前のことかもしれませんが一番難しいことだと感じました。私たちはそれを教育実習前に学ぶことができたということはとても自信になります!!

いよいよ前期の玉置ゼミも残すところ1回となりました。ここまでたくさんの技術を学んできましたが、最後一回も学べるものは全て吸収して有意義な時間にしたいです。(7期生 池戸)


こんにちは、7期生の田中です!僕は「なんだろ」という言葉が口癖で、前回の発表の際には20回も言っていたとご指摘を頂きました。今回の模擬授業ではなんとしてでも言わないぞと意識したところ、なんとなんと言った回数は0回でした!!意識するってとっても大事ですね!

今回の記事では、7/16日のゼミで行った体育の模擬授業について書いていきます。

7/16のゼミでは、タブレット端末を活用して体育の模擬授業を行いました。結論から言うと『指示はあるが指導がない』授業でした。では、なぜそのような模擬授業になってしまったかというと、ほめる場面がなかったからです。模擬授業の中で、全体に向けて〇〇してていいねといった具合にはほめる声掛けをしていました。しかし、体育の授業は外で行っており、声も通りにくい、子供たちも自分たちの活動に集中しているということもあって、全体に対するほめの声掛けが伝わっていませんでした。

そこで、模擬授業後の検討会では、ほめるテクニックを学びました。何グループか回って様子を確認した後に、全体の注目を集めて、「〇〇さん今こんな良いこと言ったよ!」といった具合にほめます。そして、同じ意見が出たグループを挙手で確認し、そのグループも更にほめるといった具合です。こんなにほめられたら、僕が子供だったらとても嬉しいので、子どもたちもきっと喜ぶでしょう!!

他にも、子どもの助言から補助をして、助言に対してほめるというテクニックも学びました。このように、先生がやってあげたから出来たんだよではなく、君たちのお陰で出来たんだよとほめることが出来たらすごくいい授業になっていくなと感じました。

今回は、ほめるテクニックに着目しましたが、ゼミでは他にも様々なことを学んでいます。ゼミでの学びをいかして、9月からの教育実習をより有意義なものにしていきたいです!(田中)

7月9日 7期生ゼミでの学び(下野・高橋・吉久)

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 こんにちは、7期生の下野です!
 
 7月9日に、ICT活用を実践した模擬授業を行いました。私達の班は、2年生の生活科「1年生に学校紹介をしよう」という単元に国語科の作文の視点を取り入れた教科横断型の授業を試みました。
使用したアプリは、Google Jamboard です。

 今回の模擬授業で印象的な言葉は、「活動あって学びなし」。教師は、子ども達を楽しませたいと思う気持ちが逸ってしまいます。知らず知らずのうちに、活動がメインとなってしまい、一体子どもに何を学んでほしかったのか見落としてしまうのです。

 模擬授業後の教材研究では、活動を子ども達の言葉から展開することを主眼に玉置先生やゼミのみんなで意見交流をしました。私達が悩んだ視点、モヤモヤしていた流れがスッキリ纏まりました。
 教材研究で大切なことは、子どもを授業の軌道に乗せる「発問」だと位置付けます。教師には、子どもに学んで欲しい視点が必ずあります。しかし、その視点を教師が力づくの発問で展開することは望ましくありません。それは、子ども達の学びの主体性・対話性を奪うことになってしまうからです。
 子ども達が気付き、次の活動を子ども達の言葉で展開していく為の発問を教材研究では大切にしていかなければならないと強く感じました。

 教科学習におけるICT活用の授業に初めて挑戦し、出力のオンパレードです(笑) 授業づくりってこんなに楽しいんだな、もっともっと沢山の授業を作っていきたい、上手になりたい!と思った時間でした。

 玉置先生、玉置ゼミに入ったからこそこの授業づくりの楽しさに気付くことができました。ありがとうございます!
 Jambord を使って、楽しく活動を展開し、教材研究で沢山のアイディアをくれた7期生のみんな本当にありがとう!!!
 そして、一緒に授業を考えた高橋さん、吉久さん。同じ国語選択として国語の授業の在り方をいっぱい考える時間がとっても楽しかったです!ありがとう!

 沢山の学びが玉置ゼミには溢れています。今回も本当にありがとうございました。

(下野)


 こんにちは、七期生の高橋奈優です。今回はICTを使った模擬授業を行いました。ICTの授業は実際に受けたことも考えたこともないので不安でいっぱいでした。しかし、9月から行く小学校実習でICTを活用した指導が求められるため今回の模擬授業と教材研究はかなり力になるものばかりでした。その中でも、特に大切だと思ったことは4つです。

 1つ目は、授業終わりの子供の言葉が狙いのなることを目指すことです。これは、前回まで行ってきた道徳の模擬授業でも言われていたことですが改めて大切なことだと思い書きました。最後の子供役であった七期生の仲間にこの授業で言いたかったことは何かと聞くと私達のねらいを言ってくれた子はいましたがその他にもたくさんの意見が出ました。確かに行った教科が生活と国語の横断型というのもあって的が広くなってしまったというのもありましたがはっきりねらいが伝わっていない証拠だと思いました。これからICTに限らずどんな授業でも狙いの的を絞り、明確にして授業を組むことが大切だと思いました。

 2つ目は、「活動あって学びあり」の授業を目指すことです。一人一台の端末をフルに活用した今回の授業は子供役になってくれた七期生も楽しそうに活動しているのを見てきっと本当の子どもたちも楽しくかとどうしてくれると思った。しかし、ICTを使うことが目的となってしまい学びやメリハリがないと教材研究のときに指摘してもらいました。私も授業を考えているときに知らない間にICTを使うことに重きをおいていたと反省しました。端末を使って交流したら何に気づいたかなどクラス全体で学んでいることを示す見解が必要だと思いました。子どもたちが授業終わりが「何について勉強したかわからないけど楽しかった」という声を出させないような学びの時間をとることが大切だということを学びました。

 3つ目は、子供の思考になって授業づくりや教材研究を行うことです。今回の模擬授業は教材研究も大切な本編であったようにかなり濃く行いました。1つ目に大切にしたいことで書いたように授業後に子どもたちから出てほしい言葉をゴールとし、そこにたどり着くためにどのような発問の仕方だと誰もおいてくことのなく子どもたちのもっと学びたいという気持ちを活かせつのかを考えること必要があります。当たり前のことですが考えが飛躍したり、授業者の誘導尋問担ってしまうことがあるので入念に考えていく必要があると思いました。実際に教材研究で子供の思考で考えたときに自然と次の活動につながる言葉が出たときは発問次第でこんなに自然と言って欲しい言葉が出てくるものなんだと鳥肌が立ちました。

 最後に4つ目は、使うツールについてもっと事前に使いこなしておくことです。今回の模擬授業は私と吉久さんと下野さんの三人で指導案を考え、代表して下野さんが授業者として、形にしてくれました。私は「ジャムボード」というデジタルホワイトボードの準備のかかりだったのですが、準備不足で「ジャムボード」にはテキストボックスがなく、直接文字を打つことができないという特徴を把握していませんでした。これによってかなり迷惑をかけたので当たり前のことですが初めて使うツールは使いこなせる状態にしないと行けないと思いました。最終的に直接打ち込むことができなくてもいい授業ができましたが、ジャムボードの他にも最適なツールが有るのではないかと思いました。

 このように、何回ゼミを行ってもまだまだ改善することはたくさんあり、学ぶことがたくさんありました。実習まで残り三ヶ月を切り、教員採用試験まで約一年となりました。かなり焦っているのですが七期生のメンバーと一つ一つの学びを楽しみ、学びの環境に感謝して頑張ります!(高橋)


 こんにちは。7期生の吉久です。

 今回のゼミではICTを使った模擬授業を行いました。ICTを活用した授業を作るのは初めてであったため、不安や戸惑いがたくさんあり、試行錯誤して行いました。実際に模擬授業をやってみると改善すべきところがたくさんありました。
教材研究で学び得たことで、特に印象に残ったことを2つお話しようと思います。

 1つ目は、「ねらいを明確にすること」です。
 私たちのねらいは、「伝えるための二文構成の大切さに気づくこと」でした。ですが、生活と国語の教科横断型ということもあり、なかなかねらいを明確にすることができませんでした。また、発問をいくつか出したり、ねらいに教師が持っていくような発問をしてしまったりすることもありました。そのため、狙いの的を絞り、発問は1つにすることが大切であるということを学びました。

 簡単な発問から自然と子どもたち自身がねらいに迫っていくことのできるような発問を意識していきたいです。

 2つ目は、「ツールの活かし方」についてです。私たちは、ジャムボードというツールを用いて授業を行ったのですが、事前準備が不十分であったために、授業で予期していなかったことが起こりました。教師がツールを使いこなしていなければ、子どもに教えることができません。そのため、事前に十分な時間をかけて、ツールをどのように活かせばよいのか研究しなければならないと強く思いました。ジャムボードに限らず、他のツールでも試行錯誤を繰り返し、使いこなせるようにしていこうと思います。

 教材研究では、玉置先生やゼミ生の皆で交流し、皆の意見により、教材がよりよいものになっていくことが実感できました。授業づくりの難しさや楽しさを知ることができました。今回もたくさんの学びがありました。本当にありがとうございます。

 一緒に授業を考えた下野さん、高橋さん。全員国語を選択しており、国語に関する授業を深く考えることができてとても嬉しかったです。ありがとう!そして、おつかれさま。(吉久)

7月9日 ゼミでの学び(今井、岡、久野)

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 こんにちは! 7月9日に行ったゼミでの学びについて、今井、岡、久野の3名の学びを載せさせていただきます!


【活動あって、学びなし(今井)】
 今日からの7期生ゼミは、3回にわたって、ICTを使った模擬授業と教材研究をしていきます。
 今日はジャムボードを使用した、国語と生活の教科横断型の授業でした。生徒役としては、活動的でとても楽しかったです。
 今回のゼミを通して、ICTが目的ではなく、手段として利用しなければ、授業でICTを使う意味がないということを強く感じました。ICTを使って活動しただけの授業では、学びがありません。ICTを使った先に何を学ぶことができるか、ICTを使うことで出来ることは何かを、考えていかなければいけないと感じることができたゼミでした。
 模擬授業、検討会を通して、授業技術を学び、みんなで意見を出し合いながら授業を考えるのはとても楽しかったです!残り2回のゼミも沢山学び合いたいです。(今井)

「岡」
 こんにちは! 最近めっきり熱くなってきて家にいるときはほとんどクーラーをつけてしまう岡です。
 今回は7期生では初めてICTを使っての模擬授業と検討会について学んだことについて書かせていただきます。今回は生活と国語の教科横断型の授業にジャムボードを使って行いました。とても面白くて楽しい授業でした!大学生の私がやっても楽しくいい活動の多い授業だなと感じました。
 そのあとの検討会で玉置先生から出た意見で自分の心に刺さった言葉あります。それは「活動あって学びなし」です。確かに今回の模擬授業では活動はとても楽しかったです。しかし、授業の学びの部分はどこだったと聞かれるとしっかりと答えられないと思いました。授業を受けている側の生徒役がこのような感想を抱くということは子供も同じことを思うと思います。私は授業を作るときは子供が楽しい活動を作ることを意識することばかりに気を取られていました。
 今回の授業を受けて、学びの部分も大切にしていきたいと思いました。今回は模擬授業だけでなく、教材研究もしっかりと行いましたが、とてもためになり楽しかったです。授業を頭から一ずつ考えていくことは、自分の頭の中がクリーンになっていく感覚がしてこれがあと2回もできる思うと、どこまで教材研究力が伸びるかと思うと楽しみです!
 これから残りの回数が少なくなってきたゼミですが、1回1回全力でやっていきたいなと思います!(岡)

【ゴールありきの活動(久野)】
 今回は、ICTを使った模擬授業に生徒役として参加した後、授業についての検討会を行いました。
 今日の授業は、活動的である反面、学びのねらいが子どもに伝わりにくいものでした。活動は学びのための手段であり、授業のメインにしてはいけないこと、目的にしてはいけないことを学びました。授業を組み立てる際は、まず一番に、授業のゴールを定めること。その上で、そこに向かうための活動を仕組むことが大切だと感じました。
 実際に授業を受けるなかで、今まで知らなかったICTのデメリットも痛感しました。端末を使うことで、みんなの意見を即座に共有して見合うことができます。オープンカンニングを気軽に行える反面、端末を見るだけで全て事が足りてしまうという悲しい一面もあります。デジタルを盲信してはいけないと強く感じました。デジタルとアナログ、それぞれの特性を理解した上で、場面に合わせて使い分けていきたいです。(久野)
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