2021年12月9日仕事日記

 7時前に家を出て、7時45分ごろ研究室着。何も考えずに自然に動く体。いつものルーティンは完璧(笑)。1・2限「教育課程論」の準備。

 9時から12時ごろまで「第9・10回教育課程論」。今回は「令和の日本型教育」を切口にして、GIGAスクール構想の理解、一人一台端末利用のICT活用授業を考える展開。教育実習を終えた学生の考えは、実習前の学生とは随所で異なり、やはり学校現場を身をもって体験することの大切さがよくわかる。振り返りも多面的になり、質もかなり上がってきている。

 午後は研究室で、卒業論文テーマならびに卒論指導。池戸さん、下野さん、高橋さん来研。何度かのやりとりで、ほぼ卒論テーマが決まる。これで5人が合宿での卒論に取り掛かれる状況になった。あと4人。頑張れ!

 6期生松浦さん来研。僕からの昨日のメッセージで相当落ち込んだとのこと。指導者が壁になることが大切だと思っているが、彼女は全面やり直しと受け取ったようだが、僕にはまったくそのような考えはない。書いてある事柄はとてもよいので、構成を変えるともっとよいとの判断でのメッセージを送ったつもりだが、受け取った側の気持ちを聞くと、なるほど!そう受け取るのか、と納得。絵文字の使い方を教えてもらった(笑)。ゼミ生ともようやくこうしたやりとりができるようになった。松浦さんは相当な覚悟をしてきたようだが、僕からの助言を聞いて十分に納得してくれたようで、最後は満面の笑顔になって、こちらもほっとする。

 取材依頼、来年度の研修依頼などに対応。明日締め切りの原稿内容を考える。

 18時20分から、オンライン第11回CP委員会。新クリスタルプラン審議がようやく完了。とはいえ、ひとまずというところ。新任務もいただく。言い出しっぺなのでこうなることは覚悟していたが、ここに来て本当にやれるだろうかという不安がますます高まるが、致し方ない。とりあえず動き出してみるしかない。

 研究室を出る準備をしていると、6期生伊藤君が来研。遅くまで卒論に必死に取り組んでいたようだ。帰り際に僕の研究室を見たら、明かりがついていたとのことで、顔を出してくれた。「先生が倒れているのじゃないかと心配もありまして・・・」という彼らしい一言が嬉しい。ふと想像。きっと遅くまで職員室で頑張っているかつてのゼミ生がいるだろうな、と。こうしたときのちょっとした一言が嬉しいのだと実感。彼らはどんな言葉をかけてもらっているだろうか。

 帰路で夕食をとって帰宅。ほぼそのままダウン。

 研究室HP記事は7期生合宿面接準備シリーズ。池戸さんが「どのような学級を作りたいか」を発信。互いに学級づくりの思いを表明して、それを読み合う中で自分の考えを高めてほしいという願い。刺激になる記事がドンドン発信されていることに安心。

 嬉しいことに「先生のための『話し方』の技術」(玉置崇・菱田さつき共著、明治図書)が3刷になるとの連絡あり。1年で3刷にしていただけた皆さんに改めて感謝。

 大学人になって雑誌等原稿掲載は、週刊教育資料12月6日号(No1637)「連載 玉置崇の新学習指導要領 現場での生かし方」に「子どもの事実を基に振り返ること」で、270本になった。これだけ機会をいただいていることに感謝。
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2021年12月8日仕事日記

 体が重い。昨晩メモした「本日やることリスト」をもって家を出る。7時30分ごろ研究室着。いつものルーティン。私書箱には二通のお礼状。デジタルで報告をいただくのも嬉しいが、直筆も嬉しい。とっても綺麗な文字に感激。うらやましい。

 9時から「教職実践演習」。今回は保育専修の29名。いつもの展開だが、笑いはいつも以上。やはり女性ばかりの雰囲気は違う。ロールプレイを通して重要事項をしっかり伝え、我ながらこの内容なら十分だと自己分析。ゼミ生からも高評価をもらう。

 10時40分から玉置企画の6期生ゼミ。今日は和田裕枝先生の10分間の模擬授業映像を見せて、そこから学んだことの交流。わずか10分間とはいえ、和田先生が授業づくりで大切にされていることがしっかりと伝わってくる映像。学びの記録は、この研究室HPにいずれアップしたい。

 12時25分から13時まで、実践センター第4回編集委員会に参加。手直しがされた論文の再チェック。いくつかの赤入れ。

 研究室に戻り、昼食。13時30分から18時30分ごろまで、久しぶりの長時間の研究室在室。今井さん、久野さんが卒業論文テーマ相談。名桐君、池戸君、金子さんへの卒業論文指導。時々、四方山話。こうした風景を見るのは、いつ以来だろうか。コロナ禍となって、2年近くなかった光景。

 明日の「教育課程論」は予定を変えて、「令和の日本型学校教育」の中での「GIGAスクール構想」にシフトすることに決定。レジュメを作成。印刷までして大学を出る。

 帰宅。今日も届くいくつかの依頼。また、いくつかの会議日時決定のお知らせ。ダブルブッキングがないことを再確認して返信。

 研究室HP記事は、面接回答シリーズで、下野さんの「私はこれからの子どもに大切な力をどう考えるか」。本題と関係ないが、玉置ゼミ発射台高めの話題が嬉しい。

2021年12月7日仕事日記

 久しぶりに仕事日記の書き込み遅れ。来研した7期生今井さんは、この仕事日記を日々チェックしているとのことで、「先生、とても忙しそうですね」という一言あり。「仕事日記の書き込みなし=かなり忙しい」という図式の理解が嬉しい。そのとおり!

 10時25分地元駅乗車。名古屋、新大阪、大阪、曽根と乗り継いで、迎えをいただいた校長先生と徒歩で、豊中市立第一中学校へ。

 13時30分から、校長先生と研究部のお二人と打ち合わせ。まず端末活用の実態をお聞きする。さらに僕の講演への要望を聞き、用意してきたプレゼン修正が必要と判断。

 講演後のワークショップの内容を聞く。この課題では先生方はさらに端末活用へマイナスイメージを高めると思い、僕の責任にしていただければよいのでと伝え、課題変更を指示。さっそく再作業に入ってもらう。

 15時から1時間、「GIGAスクール構想の実現に向けて」と題して、事前にお聞きした実態を踏まえた上で、どのようであるとよいかをやんわり(笑)とレクチャー。大切にしたのは笑い。まずまず成功。

 その後はワークショップ。研究部が「課題に対して玉置先生から何を考えているんだ!とお叱りを受けました」と報告すると、ドッと笑いが起こる。この笑いは皆さんの同意だと判断。

 ワークショップは笑いあり、拍手ありで皆さんが楽しそうに、そして目的を達成するために共同作業。発表会でも大盛り上がり。よし!という手ごたえ。

 15時15分ごろタクシーで難波へ向かう。夕刻渋滞もあって50分間ほど乗車。18時30分から僕を含めて6名で、久しぶりの情報交流。まさに宴たけなわの中で、僕は20時ごろ中座。

 新大阪でかつてのゼミ生から相談電話あり。発車ぎりぎりまで対応。22時30分ごろ帰宅。力尽きる(笑)。
 

2021年12月6日仕事日記

 午前中は月刊プリンシパルに連載中の「校長の裏ワザ」の2月号原稿書き。今回は話術を高める裏ワザ紹介。精読して何度か手をいれて編集部へ送信。

 11時ごろ家を出て、岡崎市立額田中学校へ向かう。新東名ができてからは1時間ちょっとで到着できるようになった。岡崎SAで昼食・休憩。12時45分ごろ学校着。今回はEDUCOM東日本から福井さん、松下さんも参加で、学校で合流。教育系システム会社の人間として、ぜひとも生の授業を見てほしいと願ってのお誘い。

 校長先生と研究主任と私たちで今日の日程確認。いつものように動画を撮影して、それぞれへのコメントでよいかを確認。

 13時25分から、全8学級の授業参観。今回もグループで学び合っているかを重点に観察。控室で動画整理。

 15時30分から16時30分の1時間かけて、全学級で撮影した動画を撮影しながら、授業者とやりとりしながら、この額田中の研究とも照らし合わせながら助言。

 特別支援学級では、今後の個別支援の担任の思いを聞く。通常学級では、提示した動画においては、「グループで学び合っているか」という問いかけをして、担任所感をもとに価値づけたり、助言をしたり。やはり研究がスタートしたときに入学した3年生の関わり合い、学び合いは申し分ない。学び合うことを楽しんでいる。また「どういうこと?」と素直に聞いているし、手なども使って相手に一生懸命伝えようとしている姿があちこちで見られた。全校でこの姿を目指したいと思っていただけたら幸い。

 帰宅前に、久しぶりにユニクロに寄って、普段着を調達。今日もいただいたいくつかの問い合わせに返信。紙ドリル&デジタルドリル併用提案をしたベネッセセミナーの視聴感想が届く。高橋先生の実践のよさで、僕まで褒めていただいた。感謝。

 研究室HP記事は、7期生久野さんの「どんな学級を作りたいか」記事発信。久野さんらしい学級観。

2021年12月5日仕事日記

 7日は久しぶりに豊中市立第一中学校へ出かける。依頼を受けたのは、先生方のGIGAスクール構想実現への気持ちを高めること。それを意識して、ここで使われている授業支援システムも資料にしてプレゼン作成。出来上がったので送信。

 次に日本教育新聞から依頼があった原稿書き。テーマがいくつか提示され、そこから自己選択したので自分の責任なのだが、これが難敵。何度も何度も書き直して、これならなんとか編集部は通してくれるのではないかという段階まで来たと思ったので、仕上げて送信。

 18時にこまきこども未来館へ向かう。18時30分から、ここの「体験ひろば」を運営しているNPO10人村によるこれからの未来館像を話し合うワークショップに参加。

 この「体験ひろば」については、多くの皆様にぜひとも知っていただきたい。まずは「体験ひろば」の紹介サイトをご覧ください。予想をはるかに超えた様々な活動ができる仕掛けがいっぱいされています。

 日曜日18時30分開始という時間設定にも関わらず、多くの方が参加。僕はAグループの進行を任せていただき、皆さんと今後の在り方について話し合う。それぞれの立場からの多様な意見に納得するばかり。あらためてこのひろばの価値を教えてもらう。

 僕の考えは、「遊びから学びへ」を加速させるためのポートフォリオの仕組みをぜひとも具体化していただきたいということ。子どもたち一人一人が、このひろばでの体験記録を積み上げることで、自らの学びの軌跡を振り返り、次の新たな学びに向かう循環を生み出していただきたいという思い。最後に発言させていただく機会があったので、「大学教授らしく」と前置きで笑っていただき、「個別最適な学び」について皆さんに伝える。とても良い会で、継続されることを望むとアンケートに記載。

 帰宅。6・7・8期生に投げかけたある資料についての考察がたくさん書きこまれたので、それぞれに返信。こうしたゼミ生とのやりとりも楽しい。

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2021年12月4日仕事日記

 今日は、今月依頼を受けている講演のプレゼン資料作りを頑張る。

 1本は、小牧山で案内ボランティアをされている「たぶのき」の皆さんから依頼を受けた話し方教室。演題を「プロ教師がさりげなく行っている話し方の技術」として、資料完成させて送信。

 もう1本は、「教育相談こころの電話」をされている方々への講演。依頼を受けたテーマは「変わりゆく学校教育」。最新情報を入れ込んで、こうした背景を心に留めておいていただくとよいと考えて、プレゼンにまとめる。担当へデータ送信完了。

 お昼には、かつてのゼミ生と近くのレストランで食事。近況報告を受けて、若干の助言。あとは四方山話で楽しい時間があっという間に過ぎる。

 研究室HP記事は、昨日に続いて赤坂真二先生DVD視聴での学び記録。中野さんと松浦さんの記事を発信。4月から学校現場に行く学生にとっての赤坂講演の価値を再認識。
 

2021年12月3日仕事日記

 早朝から仕事日記を書いたり、メール返信したりなど。朝食は珈琲とアップルパイ。9時ごろ家を出てルネック勝川へ向かう。ほぼ30分で到着。

 10時から12時まで小牧ICTサポーター研修。休憩を挟んで13時から14時30分まで、研修状況を見て、指導側の振り返り。話し合うよさを実感できた時間。良い方向に。16時近くまで授業と学び研究所会議。「教育と笑いの会」の振り返り、インターンシップの在り方などを検討。

 EDUCOM愛知本社に向かい、業務のために支給される設定されたPC受け取り。帰宅。

 研究室HP記事は、6期生赤坂真二先生のDVD視聴での学び記録アップ。その1は池戸君と名桐君の記事

 1週間の疲れをとるためにひたすら睡眠。

2021年12月2日仕事日記

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 6時45分ごろ家を出て大学へ向かう。7時30分ごろ研究室着。いつものパターン。いくつかのメール処理。

 9時から「第7・8回教育課程論」。「主体的な学び」「対話的な学び」の深掘り。どちらも学びのイメージを持ち、それを具現化するためにどうすればよいかの話し合い。実際映像を見せての深掘り。

 岡崎市立河合中学校へ向かう。各学年1クラスの小さな中学校。全学年の授業参観。少人数だからこその温かい雰囲気の授業。僕は一人一人の学びの状況に注目。今日もzv1活躍。

 動画を整理して講演の準備。15時から16時30分までの講演。演題は「学び合い、振り返りからみるチーム学習のあり方」。1時間は岡崎市教育委員会提唱のこれからの学びの形と学びの共同体の共通点を伝えて、具現化のための手立て提案。30分間は映像をもとに、担任の先生に子どもを語ってもらいながら授業の深掘り。皆さんがすべての子どもたちを知っておられて検討する強みを生かすこと、わからないと言える子ども育て、教師が子どもをつなげることを話す。さっそく岡崎市立河合中学校のホームページで紹介あり

 急いで学校を出て帰宅。着替えて、今週、小牧市内の学校で「上方講談+社会科授業」で上演中の旭堂南海師匠をお迎えに上がる。講談+授業の企画は、なんと16年続いている。初回を企画した者として、こんな嬉しいことはない!

 南海師匠と家内と僕で、美味しい役肉を食べながら四方山話。日常を忘れられた貴重な時間を与えていただいた南海師匠に大感謝。

 研究室HP記事は、合宿面接の事前準備での記事。下野さんが「どのような学級を作りたいか」を発信。。教育実習を基にした自分の考えの発信。
 

2021年12月1日仕事日記

 6時30分に家を出て大学へ向かう。研究室到着後はいつものルーティン。

 1限は「教職実践演習」。いつものようにロールプレイを通して保護者対応のポイントを学ぶことがこの講義のねらい。講義後、「とても参考になりました」「役に立ちました」との声をもらう。これこそ講義をする喜び。

 2限は6期生ゼミ。今回から4回にわたって玉置企画。まずは赤坂真二先生の「安全基地になる」と題した講演映像の一部を見る。それをもとにディスカッション。赤坂先生の講演が具体的なので、良い話し合いが生まれる。「学びの天気」に記された内容は近日公開。

 届いた卒業論文に目を通し始める。12月15日ゼミ内締め切りに全員が間に合うだろうか、若干の心配あり。

 実習委員会前に実習課の皆さんに、現在、クリスタルプラン委員会で話し合われている来年度の方向性を簡単に伝える。良い方向に進んでいるととらえていただいた模様。

 13時30分から実習委員会。今日も短時間で終了。教授会上程資料の確認。急いで「第6回教員養成カリキュラム委員会」へ出席。

 実習委員会後にフレンドシップについて相談を受け、私見を述べておいたところ、ゼミ生岡君から相談したいとの連絡あり。とても良いタイミングなので、さっそく時間をとる。全国フレンドシップ開催にあたっての岡君らの思いを聞き、いくつかの困難点を元校長として伝え、代案を伝える。我ながら良いアイデアが浮かんだと思う。あとは彼らの判断を待つ。

 17時30分から重要会議を1時間余。終了後、19時ごろから研究室で別話題で懇談。あっという間に2時間弱。急いで大学を出る。22時近くに帰宅。恵那市の川上屋に依頼していたこの時期ならではの美味しいお菓子が届いていて、ゆっくり味わう。

 明日は岡崎市立河合中学校現職教育で講演。いただいた資料をもとにプレゼンづくり。チーム学習と学び合いがとても似ていることを再確認。

 研究室HP記事は、7期生合宿前の宿題記事アップ開始。まずは今井さんから届く。【面接回答】どのような学級を作りたいか。しばらくこのシリーズが続く。どうぞお楽しみに。

2021年11月30日仕事日記

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 6時45分ごろ家を出て大学へ向かう。7時30分頃、研究室着。いつものルーティン。珈琲とパンで朝食。6期生ゼミでの玉置企画のためのコンテンツ探し。ほぼ決める。

 1・2限は「第7・8回教育課程論」。「主体的な学び」と「対話的な学び」をテーマに、しっかり深掘り。今日も我ながら良い発問をすることができて、動画も効果的であったと振り返り。

 午後はオンライン講演。自宅の方が環境がよいために、片付け物をして大学を出る。

 14時からzoomをつなぎ、田原市教職員会養護部会の皆さんを随時承認。14時30分から16時まで講演「よりよい授業を創る授業技術を身に付けよう」。

 養護教諭が授業をするための基本を伝授。必ず取り入れたい授業技術を3つ紹介。授業設計のポイントを6ステップで。それを具現化した模擬授業で1時間30分。画面越しで名前をお呼びして発言してもらいながらの展開。久しぶりの養護教諭の皆さんへの研修。

 18時20分から20時までオンライン第10回CP委員会に参加。教授会への提案骨子まで固まる。皆さんの知恵でここまで来たという気持ち。ボタンを掛けた者として振り返ってみると、当初の思いは確実に実現へ。ほっとした気持ち。

 研究室HP記事は、今井さんの「ミウの知らない世界」。そうそう電車の中でのあのおじさんは確かに鮮やか!

 研究室HPトップ写真は、8期生初登場。8期生ページも新規に作成。

2021年11月29日仕事日記

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 早朝から12月に講演する中で、これまでにない依頼に対応するための資料集め。予定ではすでに終えているはずなのに、計画通りにいかないのは常のこと(泣)。

 9時25分に地元駅乗車。名古屋駅から新幹線で岡山駅へ。12時12分着。そこからタクシーで50分間。タクシー代は1万円を超える。もちろん依頼の岡山県総合教育センターが出していただけるので僕の腹は痛まないが、それにしても高額。運転手さんに良いことをした気分。ちなみに名古屋から岡山への新幹線代を超えた金額。

 13時10分ごろ、岡山県総合教育センター着。担当の方と打合せ。情報交流。お弁当をいただき、講演準備。

 14時15分から「これからの学校におけるミドルリーダーシップ」と題して、15時35分まで講演。参加者は午前中から研修を受けておられるので、終日プログラムの内容を見て、参加型にすることが研修疲れを感じてもらわない手段だと判断して、いつも以上にペアでの話し合いを多くとる。最後の30分間は課題を提示してのワークショップ。16年目の皆さんに少しでも学校づくりの面白さを感じていただけたら幸い。

 センターから岡山駅まで再びタクシーで移動。新幹線で名古屋まで。夕食をとって帰宅したのは20時30分。今日も長旅。車内でしっかり睡眠をとったので疲れはなし(笑)。

 今井さんが先日の「教育と笑いの会」の感想を記事にしてくれた。僕はもちろん、雀太さんも小痴楽さんも喜んでいただく革新をつく良い記事。この記事をお読みいただくと、しまった!見ればよかった!と思っていただけること間違いなし。今井さん、ありがとう。

2021年11月28日仕事日記

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 昨日の「第14回教育と笑いの会」の振り返りを自分自身で。中心となって動いていただいた事務局3人の皆さんにお礼メッセージ。野口芳宏先生にはいただいた資料感想も届けたいと思って電話。雀太さんや小痴楽さんにもメッセージ。

 今日は写真のwebセミナー「紙ドリル&デジタルドリルを併用した学習を考える GIGA端末を活用した学校全体で考える小学校6年間の学習指導」で基調講演。

 僕の主張は「紙ドリルもいい、デジタルドリルもいい」。ベネッセによる事前調査をもとに、紙、デジタルドリルそれぞれのよさを押さえて、管理職向けに校内研修方法を提案、さらに学級づくりまで、20分間で言及。

 僕の後の高橋朋彦先生の実践発表に圧倒される。示されたいくつかの子どもの記述から、確かに子どもが育っていることは明白。子ども自身が学習調整をして、自ら進んで繰り返しドリルを有効活用していることなども、子どもの記述からよく伝わってくる。まさに「ハンカチ理論」で、ドリルの有効活用を通して子どもたちの学習力を高められるという事実を示していただけた。総括すれば、子どもたち自身が個別最適な学びを構築していく力を育てている高橋実践。日曜日午前のセミナーで参加を躊躇した方もあるだろうが、大いに参考になったはず。

 最後は、高橋先生の実践をさらに価値づけるために僕から投げかけながらの対談。この10分間足らずで、一人一人の子どもの育ちを長い目で見て、地道に取組を続ける高橋実践の本質が明らかにできたと思う。

 セミナー終了後、30分間ほどのフリータイムでも、常時視聴していただいている方は200名ほどの人数。関心の高さを感じながら、併用ドリル活用による利点を高橋さんからさらに引き出す。あらためて高橋さんとの出会いに感謝。

 連載中の「週刊教育資料」の第73回目の原稿書き。今回も対話をテーマとして、「対話を支える子どもたちの関係性」と題しての原稿。精読して編集部に送信。

 6・7・8期生に12月の研究室在室日時をslackで連絡。さあ、それぞれのゼミ生を鍛える強化月間がもうすぐ(笑)。
 

2021年11月27日仕事日記

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 今日は「第14回教育と笑いの会」オンライン開催日。これまでの事務局の多大なご支援に応えるためには、良い挨拶と鼎談をすることだと肝に銘じて、今日まであれこれ頭の中で考えてきたことを整理する。これなら楽しんでいただけるだろうという見込みができたところで家を出る。

 ホテルプラザ勝川に10時30分ごろに到着。すでにオンライン機材の仕込みがされていて、機材の多さだけでも準備の大変さがわかる。感謝しかない。

 控室で、ネタを記憶することも含めて整理。野口先生、雀太さん、小痴楽さんら、出演者が到着。1年ぶりの対面で話が弾む。雀太さんと小痴楽さんとは鼎談の簡単な打ち合わせ。美味しい弁当をいただいて、心の準備も完了。

 13時30分開演。冒頭は僕の「挨拶&コロナ禍で笑わせていいか」。「春風亭一之輔さんのまくらです」と明言しての小咄は大ヒット。皆さんに気持ちよく笑っていただけた。

 漫才「山へ芝刈りへ」、教育漫才「学校RR」、野口芳宏先生のスタンディング落語。特に野口先生のお話には脱帽。展開も笑いの箇所づくりもさすがで、野口流の語りで笑いは爆発。

 柳亭小痴楽さんは「新聞記事」、桂雀太さんは「胴乱の幸助」。しばらく休んでおられた雀太さんは、パワーアップした落語を聞かせていただけた。

 落語と教育を結び付ける雀太と小痴楽と僕との鼎談は、自分では大成功。面白くて、深くて、笑いながら落語を演ずる心得と教師の授業づくりの心得を結び付けることができたと自負。皆さんのおかげで、大満足の第14回教育と笑いの会。来年11月26日(土)大須演芸場での第15回で、この会は終了予定。野口芳宏さんからのご指示で始めた当会。十二分に一石を投じることができたと思う。

 解散後、「未来を拓く学校づくり研究会」の立ち上げについての提案を受けて話し合い。良い方向に進めていただいていることに感謝しかない。

 帰路で夕食。アルコールなしで、一人でささやかな打ち上げ。帰宅。何人からいただいた感想メールを読み、関係者の皆さんにはお礼メールを出して本日終了。

2021年11月26日仕事日記

 まずは大学業務から。中学校教育実習事前指導でのレポート未提出者に提出の促しメール発信。その後、事後指導の最後としてアンケートへの回答指示メール発信。

 10時から昼食・休憩を挟んで14時過ぎまで、授業と学び研究所会議。ある市のGIGAに関わる劣悪なネットや機器環境の情報提供を受け、私たちの範疇で何ができるかを検討。GIGA楽会の報告を受けて、次へのステップを考える。次年度研究所スケジュールの第一次検討など。

 「新教育ライブラリpremiere2」に連載中の「教頭・副校長のための時間が増える!仕事のワザ」の5回目の原稿書き。今回は、PTAに主体性を持たせて時間を生み出すワザ紹介。何度も読み、整ったところで編集部へ送信。

 6期生ゼミの今後をslackで発信。ゼミもあと7回。7期生ゼミが合宿に向けての準備をあれこれ始めている模様。ゲストから嬉しいメールも届く。

 明日は「第14回教育と笑いの会」。残念ながら今回もオンライン。参加者は有難いことに昨年よりプラス2名。ほっとできる情報。明日の僕の出番は最初の挨拶と桂雀太と柳亭小痴楽との鼎談。あれこれネタを考える。特に鼎談はこれまでにないメンバーなので、しっかり深掘りしたい。

 5期生の一人から電話相談あり。ちょっとしたヒントを提供。上向くことを祈る。

 研究室HP記事は、今井さんの「負けられない戦い」。記事が届いたとき、何だろうと思ったタイトル。皆さんもきっとそうだろうと思う。ぜひご一読を。

2021年11月25日仕事日記

 7時30分ごろ研究室着。珈琲とパンで朝食。いつものルーティン、ジャズが流れる研究室。

 就職課長にかつてのゼミ生がお世話になったお礼を伝える。互いに元校長として、昨日の愛知の大事件で心に浮かぶことを発露。

 1・2限は「第5・6回教育課程論」。「生徒指導」と「進路指導」がテーマ。火曜日の講義の際に試みた発問を今回も使い、内容に深く入り、考え話し合う時間を設定。手ごたえ十分!講義振り返りテーマは「スクールカースト」と「キャリア・パスポート」を指示。

 研究室で振り返り熟読。この時間は自分の講義を振り返る時間でもあって、貴重な時間。

 13時30分から14時30分まで、恵那市サテライトキャンパス検討委員会にオンライン参加。僕はアンケート実施の成果と実習実験後の発信について意見を述べる。

 15時過ぎに6期生松浦さん来研。卒論4章の展開相談。リード―文が物足りないと助言。余談として、今どきのレディース情報をたくさん教えてもらう。こういう情報を得られるのは大学教員の利点(笑)。

 16時から17時まで、オンライン「デジタル・シティズンシップ教育の最前線」と題した今度珠美さんの講演を視聴。全国各地で講演をされているだけあって、つい先日お聞きした内容と比較しても、視聴者の理解をますます高めるプレゼンとなっていて、さすが。

 次週の講義ワークシート印刷。ここで力尽きて大学を出る。17時過ぎの岐阜羽島から一宮間の高速は必ず渋滞が起こっている(泣)。18時40分ごろ帰宅。

 依頼原稿ネタをあれこれ考えるが、内容が定まらず。いつの間にか締め切りが迫っているのが2本。

 研究室HP記事は、7期生下野さんの記事「8期生の皆さんへ」。新たに玉置ゼミ生となる8期生へ向けての温かい記事。

2021年11月24日仕事日記

 7時少し前に家を出て大学へ向かう。研究室到着後、いつものルーティン。珈琲とパンで朝食。

 立川談慶師匠との共著本原稿書きは、いよいよ最終。いつものように「はじめに」を最後に。ほぼできたが、1日あたためることに。

 7期生slackに「チャンネル合宿」を設定。さっそく投稿あり。互いの動きを伝え合おうという意図。ドンドン使ってくれることを願う。

 9時30分ごろ、塩澤ゼミ生が数学授業におけるコンピュータ活用について相談のため来研。GC関連書籍を渡す。

 6期生ゼミは、卒業研究論文相談会。池戸君、名桐君、伊藤君、松浦さん、中野さん、金子さん、中江さん、つまり全員が随時来研。提出論文には、できる限り、その場で赤入れ。即赤入れできるというのは、まだ数ページだから。頑張れ6期生!形あるものには赤が入れられる。あなたの気持ちは励ませるが、赤はいれられない(笑)。

 12時30分ごろ、8期生の安藤さん来研。8期生で初来研。仕事日記や先輩研究室HP記事をよく読んでいて、僕への心遣いもあって嬉しいこと。あれこれ楽しい四方山話。

 13時から13時25分まで、明日の恵那市サテライトキャンパス検討委員会の事前打合せをオンラインで。委員長と事務局と副委員長を仰せつかっている僕とで、明日の検討事項を協議。

 急いで7108講義室へ向かう。13時30分から1時間ほど、大学会議に参加。

 研究室に戻り、15時からオンラインで、文科省「教育情報システム調査研究」の課題整理と今後の進め方について事務局と協議。僕の主張を全面的に受け入れていただけるようで、有難いやら、さらに責任を感じるやら。明日の講義準備をして大学を出る。今日も高速は事故渋滞(泣)。

 新聞とネットで、県内で起こったとても悲しい学校での事件概要を知る。どうして?と思うことばかり。

 18時15分から、オンライン大学CP委員会に参加。12月教授会提案に向けて着実に審議が進んでいる。最初にボタンをかけた責任を感じながら、皆さんのお知恵に感謝するばかり。20時過ぎ終了。

 続いて、28日のベネッセセミナーのオンライン打ち合わせ。聞くところによると、このセミナーへの申し込みが600人を超えているとのこと。身震い。

 当日の配信に際しての僕が想定したことを事務局には認めてもらえず、残念。もちろん主催者のベネッセの考えに従うべきだと踏まえた上で、僕は主張。最終的には講演内容が大切で、それが評価されることは承知の上。

 僕が基調講演した後、実践発表をされる高橋先生の内容をお聞きして感激。ぜひとも全国の皆さんにお聞きいただきたい確かな実践。僕の講演時間を短くすることが、よりよいセミナーとするために大切と自覚。

 別件で協議。形成的評価のとらえでの見解の相違あり。こうしたことはあって当然。僕好みの論議。

 研究室HP記事は、教育実習での学びを高橋さんが発信。絶対に教師になりたい!という文言から、受け入れ校の多大なるご配慮を実習委員長として感じる。これで7期生全員の記事発信終了。特に実習課の皆さんには読んでいただきたい記事ばかり。 

2021年11月23日仕事日記

 世間は勤労感謝の日で休みだが、大学は講義日程確保の観点から気をつけないと休みではない。ということで出勤。

 9時から教育課程論の5回・6回目。「生徒指導」と「進路指導」をテーマにしての2コマ。今日は、これまで思い付かなかった発問がいくつか浮かび、深く考えなくてはいけない状況を随所で作ることができたと自負。こういうときは特に授業が面白い。特に「進路指導→キャリア教育→主体的な学び」とつなぎながらの発問は、しばらく使えるもので、現役の先生方に発しても良い発問。ますます「主体的・対話的で深い学び」は、主体性が重要だと確信。

 研究室で授業振り返りを読み、チェック。受講生の「スクールカーストについての考え」「キャリア・パスポートのとらえ」を熟読。

 次回の教育課程論の講義準備。過去の内容をさらに精査して、新たな資料作成。

 15時ごろ大学を出る。楽しみにしていたNHK新人落語大賞の録画を見る。僕の審査は文句なしで、桂二葉さんが優勝。実際も5人の審査員が満点で、見事二葉さん優勝。人間を描いて笑わせたのだからこそ落語!

 小牧勤労センターで予約しておいた会議室使用料支払いして帰宅。早急にやらなければいけないことがないので、久しぶりにのんびり。

 研究室HP記事は、今井さんの教育実習の振り返り。同期にも後輩にもこうした記事は役立つはず。8期生の皆さんは特に熟読を。

2021年11月22日仕事日記

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 今朝は立川談慶師匠との共著本原稿の加除修正。いよいよ僕の担当の最終局面。

 続いて談慶師匠からいただいた新刊「不器用なまま、踊りきれ。超訳立川談志」の感想をFBで発信。

 10時45分ごろ家を出て西尾市立吉良中学校へ向かう。強い雨が続き、運転しづらい日。予想通り渋滞があり、ナビの到着時刻がドンドン遅くなる。学校まであと30分ほどのところで昼食。しばし休憩。

 13時ごろ西尾市立吉良中学校に到着。3年生の英語授業参観。教室に入ってすぐに感じたことは学級経営のよさ。子ども同士の関係性がとてもよく、教科担任とのつながりもすぐに感じることができた。

 授業での子どもは、これまでの英語力をしっかり発揮してコミュニケーションをとっていて、誰一人として活動が停止していない状況。どの方向にカメラを振っても、生徒の積極的なコミュニケーション場面がとれるといっても過言ではない。

 英語への苦手意識を持っている子どももいたが、周りがサポートしている姿を見ることもできて、気持ちの良い学習集団となっていた。教師が出るところも的確で、動と静が明確になっていた授業。

 授業検討会では、子どもの姿をもとに、なるほど!という指摘や、自分が追い切れていない場面を教えていただくなど、メモ多数。

 1時間の指導時間をいただいたので、写真のタイトルプレゼンを見せながら、前半は吉良中の研究の方向の価値付け。後半は授業動画をもとに授業者とやりとりしながらの全ての教科で生きる助言を心がける。

 終了後、校長室で「自己選択」と「学び合い」について質問を受ける。ここのところ自分が得た知見を伝達。その後の報告を待ちたい。

 帰路も渋滞。帰宅は19時前。21時30分にある電話相談あり。なんと23時から7期生オンラインゼミ。全員集合を前提としたときにこの時間しかなかったということ(笑)。

 考えてみたら、これまで7期生には話してこなかった自分の思いをしっかり伝え、12月の合宿に向けて準備すべき事項を提示。あとは7期生に任せたい。

 来年度の本学教育フォーラムの講演者も決まり、関係者へ連絡。本年度に引き続き、文部科学省からお呼びできることになったことが嬉しい。

 研究室HP記事は、久野さんの教育実習の振り返り。他のゼミ生と同様に濃厚な学び。恵まれた環境で真摯に取り組んだ証。

 久しぶりに研究室HPトップページ写真入れ替え。本日のゼミ写真!

2021年11月21日仕事日記

 先週1週間の疲れは相当なものだったらしい。体が重い。豊川、和歌山、稲沢、熊本、山口と移動距離がかなりあったこともあってのこと。目覚めても動くことがしんどくて、久しぶりの二度寝。

 体調がかなり戻ったところで、夢にまで出てきた7期生へのメッセージ(笑)。教育実習を終えたここからが重要だということを伝えるために、合宿の概要、7期生がすべきことなどをまとめる。それをslackで発信。まとめているうちに新アイデアが浮かぶ。これが楽しい。

 啓林館オンライン会議。13時から16時まで。提案と話し合いを通して、提供情報を絞り込んだ方がよいという考えに至り、会議後のアンケートを通して伝える。

 月刊誌「数学教育」2022年2月号原稿書き。スモールスキルで3本の依頼。一気に書いて送信。

2021年11月20日仕事日記

 今日は本学推薦入試日。その対応の1日。家を6時30分ごろに出て、帰宅は18時30分ごろ。無事終了。帰宅後、メール処理の気力も湧かない1日。

 研究室HP記事は昨日に続いて岡君が発信。中学校教育実習で教科力の乏しさを痛感したことは重要なこと。
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