2年間の玉置ゼミのふり返り(中江)

 皆さまお久しぶりです!玉置ゼミ6期生の中江です。卒論発表も終わりついに大学生活も残り1ヶ月をきりました。早いです、、

 さて、今日は2年間お世話になった玉置ゼミでの学びをふり返っていきます。

 2年前、玉置ゼミの面接に向かうとき、ずっと緊張していました。ちょうど研究室のドアの前で同期の金子さんに会って私と同じように玉置ゼミ希望と聞いて少し安心をしたのを覚えています。そこからどんなゼミ生活になるのだろうと思いながらスタートしました。

 セミナーへ行ってみると、たくさんの先生方が参加されて授業技術について真剣に考える場面を見ました。たくさん勉強になることだらけで、私のような一学生がここに参加させてもらってよいのか!?と思っていました。とても貴重な機会でありがたいなあと感じていました。学んだことは現場で活かせるよう努めます。

 コロナ禍になり、対面でゼミができないときもありました。zoomを使ってオンラインで模擬授業をする機会やギガスクール構想について考える機会があり、ICTが苦手な私にとっては悩まされることが多かったです。しかし、玉置ゼミだったからICTについて考えることができたのだと思います。

 そして、何より教採期間はゼミがあったから頑張れたと言っても過言ではありません。初めての教採、何をすれば?と思っていましたが、玉置先生やまわりの仲間の助けで前に進めました。面接指導のときの玉置先生の「よし!」と肯定してくださる言葉がどれだけ自信に繋がったか、、ありがとうございました!

 ここまで、いろんなことを書きましたが、勉強させていただいたことがたくさんあってまとめきれません。これから現場に出て玉置ゼミでのことをふり返りながら子どもと向き合っていくつもりです。2年間、あたたかく指導してくださった玉置先生、一緒に頑張ってくれた6期生のみんな、ありがとうございました!(中江)

〈写真の説明〉
 大学生になってから1人暮らし生活でした。実家にいた頃から料理が好きでしたが1人暮らしになってからもっと料理をする機会が増えました。前に比べて今は自由に好きなものを作れるようになりました。成長です(笑)。写真は、牡蠣のパスタです!上手にできたので私の成長の記録として選びました。
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2年間のゼミ活動を終えて(伊藤)

 こんにちは!!!玉置ゼミ6期生の伊藤幹太です。卒論発表も終わり、ゼミも終わり、講義も終わりました。ゼミの活動は大学生活の2年間で半分ではありますが、半分とは思えないくらい私の大学生活を締めています。

 いきなりですが、大学に入る前は、大学で専門的なことを学びたいと思い、色々な面白い教授たちが面白い講義をしてくれるのかなとワクワクしていました。しかし、私の期待とは裏腹に高校生の時と同じような先生の話を聞くだけの授業でした。とてもショックで、講義に対するモチベーションは下がりました。

 一方、玉置先生の教師論はとても面白かったのを覚えてます。大学に来て学びたいと思っていた内容と一致していました。そしてゼミを選択する2年生になったとき、玉置ゼミに行きたいと思っていました。

 成績が悪いためダメ元でお願いしに行ったところ拾っていただくことができました。そこからの2年間はとても良い環境で学ぶことができ、とても充実した時間でした。しかし、もらってばかりで還元することが一切できていないのがとても後悔です。そのためこれから、現場で活躍し、様々なとこに還元しいつか玉置先生や玉置ゼミのみんなに還元できるように頑張りたいです。

 最後に全く関係ないですが寅年のこともありまして、虎ぽいうちの猫を上げときます。
(伊藤)
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20220219バンクーバー日記(小林)

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カナダに渡航して1週間が経ちました。正直、とても長い1週間でした。

14日の入学式はPCR検査の結果が出るのが遅く、約1時間遅刻してしまいました。けれど入学式に行けたことが嬉しかったです。

学校では、英語の勉強というよりはカスタマーサービスについて英語で学んでいます。クラスではディスカッションの時間が6、7割を占めているのですが、様々な国籍のクラスメイトがいるので、皆多種多様な意見を持っていてとても面白いです。ディスカッションのグループの決め方も独特で面白いです。例えば年齢順に一列に並ばされ、1.2.3.4 1.2.3.4と番号を振られた後、同じ番号同士でグループを組みます。年齢の部分が好きなアーティストのアルファベット順になったり毎回変わるので、グループも毎回変わります。毎回違う人とディスカッションができるので、とても刺激的です。

こんな風に書くと、全部うまくいっているように見えるかもしれませんが、全然そんなことありません。自分のスピーキング力の無さを痛感したり、本当にカナダで働けるのか不安になったり、家族に会いたくなったりして、一人になるといつも泣いてしまいます。不安で仕方なくて4時まで寝られなかった日もあります。私が人一倍寂しがり屋なのかもしれませんが、留学って実際こういうものなのかもしれません。キラキラしているように見えて、落ち込んだり、凹んだり、沢山つらいこともある。まだ1週間の滞在なので実際のところは分かりませんが、これが今の私の正直な気持ちです。

写真は初めてクラスメイトとマクドナルドに行った時の写真です。チーズバーガーを2つ頼んでいるブラジルの男の子がいました😂

2年間のゼミ活動を終えて(松浦)

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 こんにちは!6期生の松浦です。今回は2年間のゼミを振り返って、感じたことや今思うことを記事にします!

 私は教師という仕事の魅力をたくさん知ることができた2年間でした。私は教師になりたいという夢を叶えるためにこの大学に入学し、その中でも特に教育について深く学びたいと思い、玉置ゼミを選びました。ゼミ選びの時、「このゼミに入ったら、きっと充実した2年間を過ごすことができるだろう」と所属を決意した過去の自分を褒めてあげたいです。それくらい、本当に楽しく、充実した2年間になりました。玉置先生から学んだことは数えきれないほどありますし、ゼミを通して出会えた先生方や先輩方、後輩のみんなからの学びもとてもたくさんあります。

 私は、教師という仕事の魅力の1つに「一期一会」があると思います。今まさに、それを感じることができています。玉置ゼミでしか経験できないような貴重な経験をさせて頂くことができて、教師の卵としても、1人の人間としても成長できたと感じています。そしてやはり、教師という仕事が好きなんだと思えました。

 4月から、大変で忙しい毎日になるかもしれませんが、この気持ちだけは忘れたくないなと思います。こんな風に思えるようになったのも、2年間のゼミの成果かなと思います。2年間のゼミを通して、教師になる!という覚悟ができたので、胸を張って教壇に立ちたいと思います。

 素敵な出会いを、かけがえのない時間を、ありがとうございました!!!でも、これからもお世話になるつもりです!玉置先生、6期生のみんな、ありがとうございました!!!これからもよろしくお願いします!!!!!(松浦)

2年間のゼミ活動を終えて(金子)

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 こんにちは、玉置ゼミ6期生の金子です。先日卒論発表会があり、2年間のゼミ活動が終わりを迎えました。今回は、玉置ゼミでの活動を振り返りたいと思います。
 
 2年間、玉置ゼミで学んだ一番の感想は「玉置ゼミで勉強できてよかった」ということです。この一言が一番最初に出てきます。
 
 2年生のゼミ選択の時期、私はどの先生のゼミで学ぼうか迷っていました。4期生の先輩が相談に乗ってくださり、玉置先生やゼミのことを丁寧に教えて下さいました。本当に感謝の気持ちで一杯です。玉置先生と面談するまで、ゼミ選択を迷っていましたが、先生と話していく中で「玉置ゼミに入りたい」という思いが強くなり、最後は迷うことなく希望を提出しました。
 
 コロナ禍に突入し、オンラインでのゼミ活動になり寂しい気持ちになりました。ですが、オンラインの時代だからこそ経験することやそれまでマイナスに捉えていたICTの世界のすばらしさについても知ることができ嬉しかったです!
 
 先生と初めてZOOMでお話したときに、「どんな先生になりたいか」という話をしたのを覚えています。そこで私は「子どもと対等な存在の教師」と答えました。その時に先生から「信・敬・慕」という言葉を教えていただきました。ただ対等なだけではなく、教師として信頼、尊敬、慕われる存在になるべきだと考えさせられました。私の卒業研究内容は、この言葉がきっかけでもあります。そのくらい先生から初めて教わったこの言葉が強く印象に残っています。ゼミでは本当にたくさんの言葉を教えていただいたり、掛け合ったりする場面が多く、学ぶだけではなく、言葉の大切さを改めて感じることもできました。
 
 先生と、6人の仲間とともに学んだ時間はかけがえのないものです。これから働いていく中で、つまづいたり、不安なこともたくさんでてくると思います。そんなときは、ゼミを通して出会うことができたたくさんの仲間や先生方に相談したりして、自分らしく頑張っていきたいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
 
 写真は、ゼミ合宿で遅刻のお詫びにかんたくんがみんなに買ってくれたマカロンです!おいしかったです!(金子)

2年間のゼミを終えて(名桐)

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こんにちは!お久しぶりです。6期生の名桐です。先日、ゼミ生として最後の玉置ゼミでした。卒論発表会に向けてゼミ生と話し合い、「あっという間だったね〜」と今までを振り返りながら過ごしました。本当に時間が経つのが早いです。

思い返せば、初めてゼミ生らしい活動をしたのは4期生の先輩方の卒論発表会でした。当時は、「卒論なんてまだ先の先のことだ」と思っており、先輩方の勇姿を目に焼き付けることで卒論発表会を終えました。しかし、コロナウイルスによる日常の変化もあり、昨年の5期生の先輩方の卒論発表会ではレクの司会を務め、今年、あっという間に自分が発表する番が回ってきました。そして今は講義も全て終え、残るは卒業式のみという状況です。とても早いです。大学生活。本当に昨日入学式が行われた感覚です。それだけ私の大学生活は充実していました。携わってくださった方々に感謝しかないです。

実は昨年の9月、家族にコロナ陽性者が出てしまい、2週間程の隔離生活を強いられていました。あまり周りには言っておらず、ここで初めて知ることになる人もいると思います。

隔離生活は本当に辛いです。名古屋市は、隔離生活を強いられている家庭に毎食お弁当が届きます。最初は特別な感じがして嬉しかったですが、次第に同じような味に飽きてしまいました。贅沢ですけど(笑)
そして、何より家族以外の人に会えないです。これが本当に辛いです。友達と電話をして話をしている時は楽しくても、楽しい時間はあっという間で切った途端また普段は感じない疎外感がありました。

人との繋がりが絶たれた感じがして、もう絶対にあの生活はしたくないです。そして、改めて周りの友達や関わってくださる方々の大切さを感じることができました。大学生になり、ゼミ生をはじめ、今まで積み重ねてきたものの上に更に多くの人との繋がりが生まれました。その中には、一生お世話になる人もいると思います。

ゼミの活動でも、様々な機会で、色々な方々にお世話になりました。本当にこのゼミに入っていなかったら経験できていないことだらけです。玉置ゼミでの学びは、今後の私の財産であり、学んだこと、ご教授して頂いたことを次は子どもたちのために還元していく立場になります。これまでお世話になった方々の期待を裏切らないためにも、教師として職務を全うする覚悟が徐々に出てきました。

そして、これからの私の人生においても、人との繋がりは更に増えていきます。自分一人で解決するのではなく、周りの人を頼り、そして頼られるような信頼関係を築いていく。大学生のうちに、人との繋がりの大切さを強く実感することができ、本当によかったです。

コロナウイルス、早く良くなるといいなと切に願っています。私と同じように、コロナウイルスによって生活に制限を受けた人もこの記事を閲覧された中にいると思います。私は、人との繋がりの大切さを改めて感じる隔離生活でした。皆さんは何を感じましたか。そして、そういった経験が無い人は、絶対にコロナウイルスに感染しないために、今後も対策をしていってください!笑 (名桐)

写真は、隔離生活後に食べた「麺屋 赤橙」のつけ麺です。衝撃的な美味しさでびっくりしました。一宮にあります。ぜひ!

20220213バンクーバー日記(小林)

留学生活が始まりました。

まず、10日に受けたPCR検査で陰性だったことにほっとしました。12日の出発の日、新幹線に乗り込んだ瞬間に大量に涙が出てきました。家族と、特に母と離れ離れになることがとても寂しく、不安でした。成田空港に着くまで5分に一回くらいのペースで泣いていましたが、空港に着いた後は自然と前向きな気持ちになりました。

飛行機の中はとても窮屈でした。隣りは親子だったのですが、子どもちゃんの活発さが気になって50分程度しか眠れませんでした。笑

着陸して、入国審査をしてPCR検査を受けました。明日14日がilacという学校への入学式なのに、まだ結果が出ていないので、もしかしたら入学式に行けないかもしれません😭

ホストマザーからいただく料理はどれも美味しいです。私はあまり食べ物の好き嫌いが無いので今のところ完食しています。8週間の滞在なので、全て完食することが目標のひとつです。

私が留学を斡旋していただいているエージェント会社さんは、一人一人に出発前に目標を書いてもらっているので、私は悩みに悩んで「楽しむことを忘れない」を目標に決めました。私はcoop留学という、お仕事をする留学なので、きっと辛いことや悩むことが多いと思います。けれど、苦しい時こそ何気ないけれど特別な毎日に楽しみを見出したいです。

写真は、
一枚目→着陸前の夜明け前
二枚目→着陸間近の日の出
三枚目→今日の朝食
教師を目指す身として、子どもたちに見せるための写真をたくさん撮るつもりです。

これからも自分のペースで投稿していきます!(小林美稀)

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頑張ることが好き(下野)

 こんにちは、7期生の下野です!嬉しいことがありました。同期でもあり、同じ国語専修でもある今井さんからこんな言葉を受け取りました。

 「あやみは、頑張り屋さんだし、頑張ることが好きな方だと思うけど、身体に出るまで、追い込みすぎないようにね〜」

 私は、少し前、気圧の変化や知らず知らずのうちに溜まっていたであろう疲れで持病のメニエール病が再発しました。目眩はするわ、気分は悪くなるわでてんやわんやなことを今井さんには知らせてあったのです。

 連絡をとる中で、「体調は大丈夫?」と気遣ってもらいました。回復したことを伝えると、冒頭の言葉が届きました。

 今井さんとは、1年生の頃から一緒に帰ったり、期末には美味しいものを食べに行く仲です。専修内で一緒に行動するグループではありません。それでも、なんだか気が合って、予定を合わせて二人でじっくりと話す仲。私の休学のことについても、初めて中身について話をしたのは今井さんでした。

 まさか、同じゼミで一緒に学ぶなどとお互いが予想をしていなかったと思います。やっぱり人生って不思議です。

 そんな今井さんは、私のことはなんでもお見通し。「頑張りすぎちゃダメだよ」という言葉を私はよく頂きます。とても嬉しいです。無理しすぎちゃいけないなあといった気持ちになります。
 
 しかし、今井さんのアプローチは一足違いました。私の根底にある「頑張ることが好き」「頑張っている自分が好き」という芯を捉えて、それでも、身体に出るまではダメだよとしっかり教えてくれたのです。

 これには、グッときました。「頑張りすぎちゃダメだよ」と言われても、「そんなに頑張ってないよ、まだまだ!」と自分では心の奥底では思っていたのでしょう。「頑張ることが好きなあなたのことはよく分かるけど」といったアプローチの仕方は、私の心に響きました。

 教師として、このようなアプローチをしたいなと思いました。誰もが言うことではなくて、見ているからこそ言えること、伝えられることがあるはずです。子どもの根底を理解した上で、言葉を伝えられる教師になりたいと思いました。

 とてもとても素敵な友人と出会うことができたなと思います。「ありがとう」は、勿論今井さんに直ぐに伝えましたが、ここでも。

 私を分かってくれて、理解してくれて、そして、出会ってくれてありがとう。素敵な友人に出会うことができて私は幸せです。これからも。一緒に高め合い、笑い合い、学び合おうね。(下野)
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良い仕事(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。

 ボランティアやアルバイト、私にはやらなければならない仕事があります。「仕事」と言うとおこがましいのですが、やはり人と人とが関わりあってなされていることですから「仕事」と言えるのでしょう。今回は、私の考える「良い仕事」について綴りたいと思います。

 私の考える「良い仕事」とは、人から求められることだと考えます。貴方にしか出来ないと言われるようになるということです。

 私がアルバイトを始めた時は、何もできない代わりの効くただのいちアルバイトでした。ボランティアでもそうです。代わりの効くボランティア。自分の価値は、自分で見出さなければなりません。

 誰にだって出来るじゃないかといった仕事でも、自分の良さをどうにか出して魅せるのです。私のアルバイトは、カフェの店員。私にはしか出来ないシフトイン中の良さは、笑顔の発信源となること。お客様に笑顔になってもらうために、私らしく笑顔で接客をします。ボランティアでは、私にしかできない関わり方、接し方を必死に模索しました。

 勿論、認められないこともあります。そのやり方は違う、それじゃダメだと言われることもあります。しかし、そう言って頂けるということは自分を見てくださってるということです。変容させていけば良い。

 良い仕事をするためには、自分を好きでいることが大切です。自分はこういう気持ちで、こういった信念でこの仕事に当たっています。といった気持ちは、必ず仕事に表れます。上手くいく時もいかない時も、自分が好きだと言える仕事ぶりを発揮したいです。

 つまずいたらやり直せばいい。間違えた時は、謝ってまた頑張る姿勢を魅せていけばいい。だって、それで死ぬわけでは無いのだから。人生は、長いようで短いのだと思います。悔いなく、自分のやることに信念と自信を持って、何事にも取り組んでいきたいものです。

p.s.
 私は、仕事が上手くいったなと思った日にはスターバックスで飲み物を買います。あまーいあまーい飲み物をちょっとしたご褒美で。
 自分のご機嫌取りもまた、良い仕事への近道なのかもしれません。(下野)
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2022年2月6日朝の我が家(玉置)

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 昨日からの雪で、久しぶりに我が家もほんの少し雪で包まれた。記録として掲載しておきたい。(玉置)

書くこと(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。教員採用試験の勉強が本格化し、段々と不安と焦りが募り始める今日この頃です。今回は、私のバイブルでもある「書くこと」について綴りたいと思います。

 「書くことによって学ぶ」。これは、玉置ゼミの代名詞でもあります。「書くこと」それは「思考整理」です。自分が今何を思っているのか、どう考えたのか。そんなことを可視化する指標だと思います。

 私は、ボランティアで不登校の子ども達の家庭訪問に行っています。受け持つ一人の生徒から、「何がやりたいか分からない。何からやればいいかも分からない。」といった不安感を伝えてもらいました。不登校の子どもは、学校から課題が出るわけでもなく、学校とは離れた家である意味孤立した状態だとも言えます。生徒の持つ不安感は、当然のことだと思います。

 そこで、私はひとつのことを提案します。「全てを書き出してみたらどう?」。生徒は、ポカーンとしました。まさに、何を言ってるんだこの人は、の顔です。

 白い紙に、自分の「やりたいこと」と「やるべきこと」を書いてみるのだと私は説明しました。「やりたいこと」には、「ここのラーメンを食べに行きたい」とか、「このテレビ番組を見たい」とか日常の些細な事でいい。「やるべきこと」には、その名の通りやらなければならないこと。生徒で言えば、国語の漢字はこの辺りまでを学校ではやっているはずだから、ここまではクリアしなければならないといったようなことです。

 実は、これは私が毎週日曜日の夜に行っていること。タスク管理は、週の初めに行います。今週は何を私は「やりたい」かな。何を「やらなければならない」かな。そう思考整理すると、1週間がスムーズに運ぶのです。これもまた、「書くこと」の一つだと考えます。

 生徒は、「分かった。」と。次の訪問では、実践をしてくれたようで、「先生の言ったことをやってみたら、なんだかスッキリしたんだ。最近、資格の勉強を始めたよ。」と報告を受けました。大きな成長です。正直、ここまで生徒にすっぽりとハマる技だとは思ってもみなかったのですが、本当に嬉しかったです。

 子どもへの伝え方は大切です。「書くことによって学ぶ」という玉置ゼミの精神を拡げられたように、勝手ながら少し誇らしい気持ちになりました(笑)

 小さなことから「書くこと」。それは、大きく人生を好転させる瞬間に立ち会えたように思います。現場に立った時に生きる「書く力」を育む術を今私達は玉置ゼミで学んでいます。こうして記事を書くことができるのは、この1年で沢山の「書くこと」をしてきたから。まだまだ拙い文章ではありますが、これからも現場に立つ上で、「書くこと」の意義を体験的に学んでいきたいと思います。そして、子ども達に小さなことから「書くこと」を身につけて貰い、その意義を伝えられるような教師になりたいと考えています。(下野)
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『キュンとしちゃだめですか?』(今井)

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 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生今井美羽です。今日は、久しぶりに「本よ、血となり肉となれ。」のコーナーです。最近読んだ本を紹介します。益田ミリさんの『キュンとしちゃだめですか?』という本です。

 ウラスジ(裏表紙に書いてあるあらすじ)の文も面白かったので、そのまま紹介しますね。

 胸がドキッとする。なにげない仕草にグッとくる。口元がにやける。なぜか目が離せない‥‥‥。どこからともなくやってくる。そんな症状を「キュン」といいます。オンナは日夜、様々なシチュエーションでキュンと胸をときめかせているんです。そんな選りすぐりのキュンをイラスト&エッセイに。

 今となっては、「キュン」はオンナだけのものではなくなってきていますね。「ポケットからキュンです。」という言葉が流行ったということを考えると、「キュン」は多くの人の心にヒット!しているわけです。

 この本は、作者が日常生活で感じたキュンの瞬間が沢山詰まっているのです。「あ〜、確かに」思えるキュンもあれば、益田ミリさんの独特な感性を感じるキュンもあります。共感できたり、共感できなかったりするのを楽しみながら、たまにクスッと笑える、そんな本です。

 益田ミリさんが、相手の行動から、独自に様々な想像をしているところが、とても面白いです。例えば、沢山のポケットがついているポケットベストを着ている男性を見て、「ああ、あの人は、自分に必要なものをくっつけて身軽に生きているんだなぁ。」や、「財布、どのポケットに入れよう?ハンカチはここのほうが取り出しやすい?何度かシミュレーションした上で決定したはず」という想像が描かれています。

 「キュン」と聞いて、最初は少女漫画に出てくるような「キュン」を想像していましたが、良い意味で大はずれでした。日常の本当に些細なことに「キュン」とする気持ち。小さなことに心が動かされる、なんだか人生が豊かになる気がしました。

 大きなイベントや行事は、もちろん楽しいし、心が大きく揺れます。でも、私たちの人生の多くは、何もない日常の積み重ねで作られています。だから、日常の小さな幸せや気持ちの変化を大切にしていきたいな〜なんて大きなことを考えながら、、、、。

 こんな些細なところに気付ける益田ミリさんは、きっと良い人なんだろうな〜と勝手に想像しています。キュン。(今井)

最近のわたし(金子)

 こんにちは、玉置ゼミ6期生の金子です。先日最後の講義とゼミが終わり、大学生活の終わりが近づいてきました。あっという間の4年間でした。最近は、友達とおしゃべりをしても、「来年から働くなんて信じられないね」「大学生活本当にすぐ終わっちゃった」というような話ばかりです。いよいよ社会人のスタートだということを実感しています。

 最近は自分の時間が増えていきました。ゆっくりする時間は今後少なくなると思います。時間を有効に使いたい!と思い、ずっとしてみたかった「ひとり○○」を始めました。1人でカフェに行ったり、ラーメンを食べに行ったり、ゆっくり自宅で映画を見たり、断捨離をしたり、食べることが大好きはほとんどが食関連ですが、とても有意義に過ごしています。

 そんな時間のなかで「花束みたいな恋をした」という本を買いました。映画が昨年公開されて、私は3回その映画を見ました。切ないですが、伏線が多くて何度も見返したくなる映画です。本もずっと欲しくて、時間ができたので本屋さんに買いに行きました。

 その映画のなかに「はじまりは、終わりのはじまり」という言葉があります。何事にも終わりがあるという意味です。これから私の「教員人生」が始まります。もしかしたらすぐ終わってしまうかもしれないし、定年まで続くかもしれません。どうなるかわからない未来や終わりを考えて働くことは良いことではないかもしれません。ですが、振り返った時に後悔のない未来になればいいなと思っています。どうしたら後悔なく終われるかはまだわからないので、働いてから実践と反省を繰り返していきたいなと思っています。

 働くことに対して、不安やわからないことはたくさんあります。ですが、働くことに楽しみ!と思うこともたくさんあります。自分なりに前向きに頑張っていきたいです!(金子)

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言い訳をする勿れ(今井)

 今日、午後から用事があり,それまでの時間を勉強しようと思っていた。しかし、「ミステリと言う勿れ」というドラマを観てしまった。
観て後悔はしていない。主人公久能整(くのうととのう)のセリフに考えさせられる言葉があったから。

 「あの・・、僕は常々思っているんですが。どうして いじめられているほうが逃げなきゃならないんでしょう?

 欧米の一部では、いじめているほうが病んでいると判断するそうです。いじめなきゃいけないほど病んでいる。だから、隔離してカウンセリングを受けさせて癒やすべきだと考える。でも日本は逆です。いじめられている側に逃げ場を作って何とかしようとする。

 DVもそうだけど、どうして被害者側を逃げさせるんだろう?問題があるのは加害者のほうなのに・・。たとえば、歩いてて知らない人にいきなり殴られたら、すぐ周りに言うでしょ。それと同じように、先生や親に『あいついじめられたよ』って、『あいつ病んでるから、カウンセリング受けさせたほうがいいよ』って、みんなが簡単に言えるようになればいいと思う。」(ミステリと言う勿れ:第2話.フジテレビ,2022-01-17)

 確かに、いじめられる側のケアに重きを置きがちだが、実際問題を抱えているのは、いじめる側の子どもたちなのかもしれない。最近ニュースで目にする殺傷事件。その問題にも繋がる気がした。

 人間とは、弱い生き物である。そして、自分に甘い。ドラマを観て良いセリフに出会ったのは事実であるが、勉強時間が1時間削られたこともまた、事実である。私は自分の犯した罪を正当化したかっただけなのかもしれない。言い訳をせず、勉学に励みたいと思います、、、、。

 ドラマは面白いので、ぜひ観てみてください!(今井)

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7期生下野綾巳さんの「ちょっといい話」が掲載される(玉置)

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 ゆっくりでいい。一歩ずつでいい。自分のできる範囲でいいから、周りのことを思いやる世の中を作ろう>

 この理念のもと「プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動」をされている志賀内泰弘さんのメルマガに、7期生下野綾巳さんの『秘密の合図』が掲載されました。心があったかくなる話です。ぜひここをクリックしてお読みください。(玉置)

議事録(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。玉置ゼミに加入してから、私は初めて議事録を取るようになりました。様々のセミナーで議事録を取らせて頂くことは、正に玉置ゼミの代名詞「書くことによって学ぶ」の具現化です。

 私は、文章を書くことが大好きです。私自身の思考を文章にする時は、頭の中でグルグルしてまとまらない思考をコンパクトに整理してくれます。「思考整理」です。今私ってこんな気持ちなんだな、こういうことが言いたいのかと改めて気付かされます。

 では、議事録はどうでしょうか。私が議事録を取る時に大切にしていることは、「思考整理」です。「一本の木」である「議題」に対し、「枝」という「視点」が生え、「実」という「結論」が生まれます。

 私の取る議事録は、お話されたことをその順番に並べて書くものではありません。「思考整理」を目標としていますから、後で見返した時にどなたがご覧になっても、分かりやすく、こういう過程で話をして、だからこの結論が生まれたのかと分かるようにという点を意識しています。

 この議事録の取り方が正しいかは分かりません。もしかしたら、話の内容を一言一句逃さない議事録の方が良い場合もあるかもしれません。それでも、私らしく議事録を取り続けたいと思うのです。

 人に伝わる文章とはなんだろう。この素晴らしい議論の軌跡を伝えるには、どうしたら良いだろう。そんなことを突き詰め続けていきたいです。

 「書くことが好き」この一点の想いを汲み取ってくださる玉置先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、いつも議事録を見てお褒めの言葉をくださる先生方のおかげで私は議事録を取ることに更なる意欲を持つことが出来ております。

 いつかセミナーでお会いする素晴らしい先生方のような教師となり、私も議論を形成する一員となれれば良いなという思いを胸に、これからも文章に向き合いたいと考えています。(下野)
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私の武器(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。先日、8期生と初めてお会いすることが出来ました。皆さん笑顔が素敵で玉置ゼミでのこれからの学びに期待でいっぱいのキラキラした目をしていたことが印象的です。

 後輩を迎えたのですから、私達7期生も玉置ゼミに加入してはや1年。教師の本質とは何か、授業を作るとは何か、子どもの心を見るとは何か、子どもの言葉を聴くとは何か。本当に沢山のことを学びました。今は、この学びを教師として生かす為に、将来を見据えた目を私達はしているように思います。

 今回は、私自身の武器について綴ります。人は皆違います。生きていく上で、必ず何か誰にも負けない武器がある。私は、教育実習で自分でも気がつかなかった武器を子ども達から教わりました。

 中学校教育実習の最終日、子ども達から卒業証書を頂きました。そこには以下のような文が。

『貴方の笑顔は周りの人々を笑顔にする魔法を持っています。これからも、明るさと素敵な笑顔を武器に夢を叶えて下さい。応援しています。』

 意識的に笑顔でいようとしていたわけではありません。子ども達を前にすると笑顔になっていたのだと思います。自分の笑顔には、魔法があって、それが武器なのだと心強い気持ちとなりました。

 嬉しかった。今でも、今私は笑顔でいれているかなと不安になった時はこの卒業証書を読んでいます。そうだ、私には「魔法の笑顔」という武器があったんだと改めて気付かされ、強くなれます。

 子ども達が教えてくれたように、明るさと笑顔で教師という夢を叶えたいと思います。にっこり笑顔であれるように。この言葉を私にくれた子ども達に恥じぬよう精一杯努力し続けたいのです。(下野)

ありがとう2021年!(金子)

 こんにちは、玉置ゼミ6期生の金子です。2021年が終わろうとしています。コロナやオリンピックなど多くの出来事があった年でした。私自身にとっても教員採用試験という将来に向けたスタートをきるような大切な経験をしました。

 教員採用試験では、人との出会いや繋がりの大切さを実感しました。2022年は新たな場所でまた多くの人と出会う年になると思います。これまで関わってきてくれている人たち、これから関わる人たち、多くの人との出会いや繋がりに感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。2021年!ありがとう!(金子)
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玉置ゼミ第8期生 自己紹介 柴山輝大

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 はじめまして!玉置ゼミ8期生の柴山輝大(しばやまてるひろ)です。
初めての記事ということで、まずは軽い自己紹介とゼミへの意気込みを書かせていただきたいと思います!

 所属は特別支援教育専修で、教科免許は理科です。愛知県の春日井市出身で、片道2時間以上かけて大学まで通学しています。

 趣味は色々ありますが、とにかく野球が大好きです! 中日ドラゴンズの大ファンで、シーズン中は暇を見つけては試合観戦に行っています。やるのも大好きで今は地元の草野球チームに所属しています!(絶望的に下手ですが笑)

 周りからはよく時代がズレてると言われがちですが、昭和風のファッションが好きで、俳優の藤岡弘さんを意識した服装でいることが多いです。こいつ革ジャン以外に着る服無いのか!ってくらい革ジャンもよく着ています(笑)。また、地元愛が爆発しており、名古屋飯がとても好きです!

 さて、少し真面目な話になってしまいますが自分の創りたい学級像、教員像や玉置ゼミへの意気込みをお話させていただきます。

 綺麗事や理想ばかり言うなと言われてしまうかもしれませんが、私はどんな子でも楽しく、安心して過ごせる、笑いと学びのある居場所となる学級を創りたいです。同じような障がいのある子、同じように見える不登校の子、外国籍の子、様々な貧困に苦しんでいる子であっても、その背景にある困り感はそれぞれの子どもによって違っています。

 また、どんな子であっても学校や友人関係、勉強、将来のことなどで多かれ少なかれ困り感を抱えて生活しています。もちろん、1つのクラスであれば、人数分それぞれの困りごとがあり、行動の背景にある事、生活環境も人数分あります。

 そのクラスの中で、全員が特別であり、特別ではないことを自然と感じられるような学級を創りたいです。互いの個性を認め支え合うことができ、全員が楽しみながら前へ進んでいける、学校へ自然と行きたくなるような居場所をクラス全員で創る方法を玉置ゼミで学び、自分なりに見つけていきたいです。

 また、私はそれぞれへの特性や困り感を理解することを大切にしたいです。もちろん、理解,把握した上でそれらへの配慮は必要ですが、特定の子が「特別」になってしまわないような接し方、例えるなら「鼻水が出ている人がいたからティッシュを渡す」くらいの自然な感覚の延長線のような接し方で子どもに寄り添っていける教員を私は目指しています。その寄り添い方、言葉がけやアプローチの方法についても玉置ゼミで学んでいきたいです。

 玉置ゼミの8期生として、自分の理想の教員像に近づけるよう、誇りを持った2年間全力で学ばせていただきます!よろしくお願いします!(柴山)

8期生自己紹介(村松)

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 はじめまして!この度玉置ゼミ8期生になった国語専修2年の村松咲です。

 静岡出身で地元が大好きです(すきあらば実家に帰ってます。)食べることが大好きなのでなんでもよく食べますが、1番好きな食べ物は白米です!オンライン授業の時は一日中食べててものすごく太っちゃったのでオンラインはもうこりごりです、危険です...笑笑 岐阜や名古屋で美味しいお店を開拓することにはまっているので美味しいお店があったら教えてください-_-b アニメや漫画が大好きで、なかでも進撃の巨人が1番すきです!もし好きな人がいたらめちゃくちゃ語り合いたいです(笑)。

 ここからは真面目な話になります。私の座右の銘は「質実剛健」と「温故知新」です。過去の実践例から学び、そうして得られた知見を生かし、主体的に学ぶことができる環境を生徒に与えられる教師でありたいと思います。教育者でありながらも、生涯自分自身も学習者として学び続け、常にアップデートしていきたいです。

 そのため、玉置ゼミでは学びの機会があれば積極的に参加し、自分個人でも教師としての専門性を高めていきたいです。玉置ゼミでは、1、アクティブ・ラーニングについて2、これからの時代の学校と教師のあり方3、こどもも共に学ぶ教師について学びを深めていきたいと思っています。

 極度の人見知りなので最初はなかなか自分から話しかけにいくことができないと思いますが、皆さんと仲良く楽しく高め合っていきたいと思っているので、仲良くしてもらえたら嬉しいです。宜しくお願いします(*^^*)


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教育資料

一人で抱え込まないで

卒業論文