3月3日 授業づくりゼミ(下野・池戸)

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【下野】
 こんにちは、7期生の下野です!3月3日のお雛まつりに、玉置ゼミ7期生8期生合同の授業づくりゼミが行われました。今回は、その際の学びについて綴りたいと思います。

 本ゼミで学んだことは、「素材研究」の大切さでした。「素材研究」とは、教材研究における一番初めの部分です。「この教材だからこそ、学べること」という捉えです。

 私たち学生は、まだまだ経験が浅くどうしても小手先の「指導法研究」に目を向けてしまいがちでした。どうしたら子どもを喜ばせることが出来るのか、どうしたら子どもが楽しむだろうか。そんなことを意識していたように思います。

 もちろん、「指導法研究」の視点も大切なのですが、それは「素材研究」の上に成り立つもの。まず、教師がきちんと教材そのものに向き合わなければ子ども達を学びとして喜ばせることも楽しませることも出来ません。

 教育実習を経た7期生は、やはり先ずは授業技術に目を向けてしまいます。現場だったら?子どもはどんな反応をする?現場に立たせて頂いたからこそ、このような見方が出来るのですが、大事な教材との向き合い方がまだまだ甘かったのだなと痛感しました。

 授業とは奥深い。だから楽しい。

 こんなことも今回のゼミでは学びました。授業って楽しい。それは、色んな視点がどんどんと身についていくからでもあります。

 8期生のみんなは、羨ましい!!!だって、素材研究のことを今回知ることが出来たんだから!必ず教育実習で生きる観点です。7期生は、この視点を元に先ずは教員採用試験の突破が目標です!!!!!授業づくりゼミの翌日は、模試を控えていた7期生。新たな観点を学び、モチベーションが私は湧いてきました!

 玉置先生、お忙しい中私たちゼミ生にこうした企画と学びをとお時間を取って下さりありがとうございます。今回もまた、1つ大きく成長することの出来ました。ありがとうございました!7期生のみんな、8期生のみんな、一緒に学んでくれてありがとう。これからも玉置ゼミ現役生として一緒に玉置ゼミを作っていきましょう☻(下野)


【池戸】
 こんにちは!7期生の池戸です。本日は先日行われた7.8期生協働ゼミでの学びを振り返ります。

 今回は小学4年生の国語『ふしぎ』の授業を考え、模擬授業を行い、現役の先生の授業を見て討論する学び合いでした。

 教育実習を終えた7期生は特に教材研究の中でどうしても指導方法を考えがちです。そのため教材そのものの素材を十分に活かしきれていないことが今日1日で明確にわかりました。なぜ、詩の学習で『金子みすずのこの詩を扱うのか』これこそが本当の教材研究であり、短い時間の中で教材研究を行う教師にとって重要な視点です。

 その中で詩の連に注目させる方法や第4連に注目させるなど指導方法はたくさんあります。どの指導方法でも共通しているのは子供達を自然と素材そのもののに向き合わせるということです。活動あって学びなしの授業ではなく、学びのための活動ができる授業を考えていく力が必要なのだと学びました。

 毎日何時間も授業をする教師が一つの教材研究にかけられる時間も限られているからこそ、今のうちに現役の先生の授業や模擬授業を通して、様々な教材の教材研究をすることが大切です。今回の協働ゼミもそんな貴重な機会になりました。ありがとうございました!(7期生 池戸)

3月3日 授業づくりゼミでの学び(伊藤・柴山・前野)

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 こんにちは、8期生の伊藤、柴山、前野です。3月3日に7、8期生合同で授業づくりゼミが開かれました。今回は私たち3名の学びについて書かせていただきます。

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 こんにちは!8期生の伊藤勇人です。3月3日に玉置ゼミ7期生8期生合同、授業づくりゼミに参加させていただきました。
 
 午前中には、グループごとに分かれ、授業づくりを行ってから、模擬授業を行いました。授業づくりの話し合いでは、7期生の先輩方が経験と知識を通して、8期生を引っ張ってくださいました。先輩方の経験と知識は、すごく勉強になりました。

 模擬授業では、各グループごとに授業の特徴がありました。他のグループと自分たちのグループを比較し、多くの相違点が見られたので面白かったです。
 
 午後からは、教師である先輩方の模擬授業を見た後に、ゼミ生で話し合いました。教師である先輩方の模擬授業では、私たちの模擬授業とは異なり、素材を大事にしていました。素材を大事にすることが、授業の基本であることを学びました。話し合いでは、玉置先生や先輩方の発言から、机間巡視の際には、丸つけ方、オープンカンニングなどの、技術を学ぶことができました。今回の授業づくりゼミでは、玉置先生や7期生の先輩方の経験や知識を学ぶことができ、8期生同士でも意見交流をすることができたので、すごくためになりました。
 
 7期生の先輩方は、ほぼ初対面でしたが、優しく接してくださり、居心地が良かったです。自分自身は、先輩方に任せるのではなく、もっと自分の意見が言えるようにしていきたいです。ありがとうございました。(伊藤)

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 こんにちは!8期生の柴山です。今回は初のゼミ活動ということもあり、ワクワクと緊張でいっぱいでした。

 コロナの関係で、大学に入ってから模擬授業を行う機会が音楽くらいしか無かったのですが、久しぶりに模擬授業を経験できたので嬉しかったです。

 とにかく「元気にやろう!」と意気込んで挑みましたが、児童役の発言に対して「なるほど!」とワンパターンでしか返答できなかったり、授業の進行を追うことに精一杯で全体を見渡す余裕がなかったなど様々なことに気づけました。

 1から短い時間で授業づくりをすることは難しく、「国語科として適切な授業のねらいってなんだろう」の段階から壁にぶつかりました。また、「どのように教えよう、説明や発問はどうしよう…」と指導法を考えるのに一生懸命になってしまい、子どもが作品の世界に没頭できるような工夫や過程が疎かになってしまいました。この人の作品でなければできないという要素を大切にし、授業を行うためにまずは作品を味わってもらうための素材研究が大切だと思いました。

 なにもわからない中、協力してくれたグループのメンバー、動画を提供してくださった先生、玉置先生ありがとうございました。(柴山)

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 こんにちは、8期生の前野です。3月3日の授業づくりゼミで学んだことについて書いていきたいと思います。

 今回の授業づくりゼミで1番印象に残ったのは、授業を作る上で授業の根幹である”素材”を疎かにしてはいけないということです。

 今回のゼミでは金子みすゞの「ふしぎ」という詩の教材を用いてグループに分かれて授業を作り、代表者が模擬授業を行いました。そして、玉置ゼミ生の先輩で今は教師をされている方が「ふしぎ」を扱っている授業を見て、自分達が構想した授業と比較しながら学ぶという内容でした。

 実際に授業を作って感じたことは、限られた時間の中で授業構成を考えようすると、どうしても授業の進め方や活動をどうするかということに気をとられがちだということです。しかし、教材研究をしていく上で、指導法ももちろん考えなければいけませんが、まずは授業で扱う素材の研究を重要視しなければいけません。玉置先生から、野口芳宏先生の教材研究の考え方についても紹介していただきました。野口先生は教材研究を素材研究、教材研究、指導法研究の三段階に分けて考えており、最初の素材研究が最も重要であると考えています。

 将来教師になったときには、1時間分の授業を作るのに長い時間はかけられません。短い時間の中で何を考え、学ぶかは”素材”にしっかりと着目することで見えてくるということが分かりました。他にも授業技術について、教科ごとの正解となる答えの捉え方についても学びがありましたが、1日を通して特に授業づくりのどこに重きを置き、どのようなことに気を付けていくべきかを学ぶことができました。

 今回、既に教育実習を終えられた7期生の先輩方と一緒に授業づくりゼミを行ったことは大きな学びになりました。また、このような機会を設けてくださった玉置先生にも感謝しています。また、ゼミ生みんなで学べる機会があれば、是非参加したいです。(前野)

采女先生から学ぶ会での学び(丹羽、久野、柴山)

 玉置ゼミ7期生の丹羽、久野、8期生の柴山です。2月25日に、zoomにて"采女先生から学ぶ会"を玉置先生に開いていただきました。今回は、参加させていただいた、私たち3名の学んだことについて書かせていただきます。

【丹羽】
 こんにちは。7期生の丹羽真琴です。

 私がこの会で特に印象に残ったことは、"授業が生徒指導だ"ということです。話の中では、"学ぼうとしている子供たちは心も荒れない"ということから、細かい規律ではなく、「子供たちの学びを保障していくことや学ぶ力を引き出していくことが大切」だということの大切さを感じました。

 振り返ってみると、自分が中学生のとき、周りの友達が少し荒れていたから、自分も規律とかは破っていました。自転車で登校したりすることも何度もありました。(バレなさそうなところに止めていましたが。)

 でも、その時の自分を振り返ったとき、学ぼうとする姿勢はあまりなかったなと思ったので、今になって学ぶことと心の繋がりを感じることができました。

 他にも、話の中で、人間関係づくりのグループワークトレーニングに興味を持ちました。それは、自分が卒論で研究している"自己肯定感"に繋がる部分があると知ったからです。教科の授業だけではなくてその授業をすることで、認められる場所があることや、他者との関わりの中から自分のよさを知れる機会があること、とても素敵だなと思いました。

 今回、自分の視点では知らなかったり気づけなかったりした"生徒指導"について深くまでしれたこと、面白かったし自分のためになりました。采女先生、玉置先生、ゼミ生のみなさん、とても素敵な学びを、素敵な時間を、ありがとうございました。


【久野】

 こんにちは。7期生の久野舞菜です。昨日、『采女先生から学ぶ会』に参加させていただきました。交通機関の乱れにより、途中参加となってしまいましたが、短い時間の中で多くのことを学ばせていただきました。その中でも、私が最も大切にしたいと感じた事柄について記したいと思います。

 それは、学び合いの本質についてです。学び合いは、グループワークそのものではなく、グループワークを通して育まれる対話にある、ということを学びました。

 他者の意見を聞き、自分の意見と紐づける。互いの意見を吟味する中で、新たな考えをつくっていく。それが、対話であり、学び合いであると教えていただきました。

 対話を生み出すグループワークのために、教師として2点に心掛けたいです。
・事前知識不要の内容を取り入れることで、誰もがのびのびと参加できるようにする。
・答えが多種多様になる投げかけをすることで、子どもが互いの違いを聞き合えるようにする。

 私の地元、愛知県安城市では、学び合いを大切にした教育を行っています。学び合いをさらに促進させる安城の新米教師として活躍できるよう、今回学んだことを存分に生かしていきたいです!

 今回も学び盛り沢山!とても贅沢な時間を過ごすことができました。お忙しい中、心に残る素敵な学びをくださった采女先生、このような場を設けてくださった玉置先生には感謝の気持ちでいっぱいです!!本当にありがとうございました!!(久野)


【柴山】
 こんにちは!8期生の柴山です。2月25日に采女隆一先生から学ぶ会に参加させていただきました。今回は、セミナーで学んだこと、感じたことについて記事にさせていただきます。

 釆女先生のお話を聞くまでは、授業自体が生徒指導に大きくつながるという考えは私の中にありませんでした。しかし、話を聞く中で「学ぼうとする子どもたちは心も荒れない」ということはまさにその通りであり、「学ぶ姿勢を身につける」ということは「人の話を聞く姿勢をつける」ことであるということだと思いました。

 その姿勢を身につけるための授業として、人間関係づくりのグループワークを取り入れることが効果的であることを学びました。教科の授業では「自分の意見を出しにくい」や「人の意見を聞いてもわからないから聞かない」という子であっても、教科外の授業で「それなら話し合いに参加できる!」と思える題材でグループワークを行うことで、子ども同士が自然な関わりの中でお互いの一面を知っていくことができます。

 また、色んな意見をまとめて一つにすることを目標としないグループワークを行うことにより、どんな子でも意見を言いやすく「人の意見に耳を傾ける」や「色んな意見を聞きながら、話すことで自分の意見をまとめる」ことがしやすくなるという利点があるのではないかと考えました。

 人間関係づくりは全て「聞くこと」から始まり、「聞くこと」は「話すこと」の根幹なのだと思いました。なので、まずは誰もが授業に参加し「聞く」という気持ちを持てるテーマでグループワークを行っていけるような促しをしていきたいと思います。教科の授業であっても、最初から「今日の授業は聞く気が起きない」とどんな子にも思わせない工夫をしていけるようにしたいとおもいます。

 余談ですが、自己肯定感はやはり、人との関わりの中で育まれていくことであると思いました。人との関わりを通して「自分ってこんないいところがあったんだ!」と気づき、自分の新たな一面を知ることにもつながるため、人と話す場面はとても重要だと思いました。

 釆女先生のセミナーをお聞かせいただき、新たな気づきがたくさんありました。本当にありがとうございました。(柴山)
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采女先生から学ぶ会(7期生池戸・岡)

 玉置ゼミ7期生の池戸です。今日は現役の校長先生をされている采女先生から学んだことを記事にまとめたいと思います。

 一つ目のキーワードは『授業が生徒指導』です。采女先生は生徒指導とは授業の中で「静かにしなさい、教科書を開きなさい」という指導ではなく、子どもたちの人間関係を育てることつまり子ども自身を育てることが子どもたちの心の安定に繋がり自然と豊かな生活の学びができるとおっしゃっていました。そのために有効なのが人間関係の授業です。

 この人間関係の授業のポイントは『誰もが参加できること』です。玉置流授業作りの中で学んできた導入では誰でも答えられる発問をすることつながる部分で、いかにこれが人間関係づくりにとって重要か実感しました。

 グループワークが重視される教育現場ですが、なぜグループでの学びが必要なのでしょうか。それは対話から生まれる新たな学びがあるからです。私もよく人と話していると自分の考えが明確になったりします。これこそが学び合う学びの形だと再確認できました。

貴重な現場でのお話などに触れるとやはり学びは広がります!本日も良い学びができました。ありがとうございました!(7期生 池戸)

 こんばんは! 7期生の岡です。今日は現役の校長先生である采女先生から学んだことについて記事にさせていただきたいと思います!

 今回のキーワードは「授業が生徒指導」だと思います。これは「授業で生徒指導」とは違います。今回はこの違いが話を聞いていく中で自分の中ですっきりしてきた感覚があります。授業の中で指示を与えて守らせることだけが、先生が授業の中で行えることではなく、授業を通して、子どもたち同士の関係づくりをしていくこともとても重要だなと思いました。

 たしかに、授業の中でも勉強が苦手な子でも、授業の中で子ども同士に関係があれば取り残される可能性も少なくなるなと感じました。だからこそ、「授業が生徒指導」になっていなければいけないんだなと感じました。

 しかし、話を聞いていると実際に行うことは今の自分では難しいなと感じることもありました。そのため、授業を考えるときには1つでも関係が作れる問いかけを入れるように意識してみようと感じました。色んな人の話を聞きながら、少しずつ自分のものにできるように頑張ろうと思います!今回はありがとうございました!(7期生 岡)
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