こまきこども未来館の「体験ひろば」の1年資料として、写真の「こまきこども未来館体験ひろば2021」が提出されました。コロナ禍での開館、わずか1年で、充実した報告がされたのに、正直感激しました。 この冊子の最後に運営会議の会長として、「大いに期待できる こまきこども未来館 体験ひろばの未来!」と題して寄稿していました。一読していただけると有難いです。必ず未来館を訪問してみようと思っていただけると思います。 *** 「こまきこども未来館」が開館してから1年ほどが過ぎた。未来館の「体験ひろば」には、立ち上げ前のワークショップ(企画や運営の在り方についての話し合い)にも関わらせていただいたので、とりわけ思い入れが強い。 体験ひろばで行われるワークショップのコンセプトは、「遊びから学びへ、そして連続化へ」である。未来館には、近隣にはない大型遊戯施設を備えているので、そちらに注目が行きがちである。致し方ないことだ。しかし、遊戯施設だけに夢中になっていては、未来館を学びの一拠点にする子どもは生まれないと思っている。言い換えれば、遊戯施設だけではいずれ飽きられてしまうということだ。だからこそ、「体験ひろば」が存在する価値は大きい。 この「体験ひろば」では様々なワークショップや交流・体験CAMPが開催されていて、多様な遊びができる仕掛けが満載だ。詳細を知られた方の中には、「このような体験がここでできるのか!」と驚嘆される方がおられる。こうした声を耳にするたびに、「ようやく気付いていただけましたか。凄い空間でしょ!」と、つい自慢したくなってしまう。 「体験ひろば」が真に目指していることを知った方は、そのコンセプトに共感し、「ここは遊びから学びへ、そして学びを連続化させている」と言っていただける。もちろん、こうした気づきをされる方はけして多くはない。しかし、コロナ禍となり、施設の運営にもかなりの制限がされている中でさえ、ひろばの本質に気づいてくれる方がおられることは、とても嬉しいことだ。 また、「体験ひろば」にはコミュニケーターという役割をもった人材がいることも特筆すべきであろう。私は、コンセプトを具現化してくれる存在がコミュニケーターだと考えている。近い将来、コミュニケーターの働きかけにより、遊びから学びへ、そして探究を日々続ける子どもが生まれるに違いない。体験ひろばの波及効果には、大いに期待して間違いないと確信している。 「教師のための『話し方』の技術」(玉置崇・菱田さつき著、明治図書)のお勧め
新年度に向けて、教師力アップのためにいろいろと入力をされておられる方が多いことと思います。
ぜひ入力情報として、拙著「教師のための『話し方』の技術」(玉置崇・菱田さつき著、明治図書)をお読みになることをお勧めします。 話術がない話を長く聞いている子どもの立場になってみると、それは辛いものです。集中力を欠くのも頷けます。共著の菱田さんは、話し方は技術なので学ぶことをすれば間違いなく向上すると言っておられます。そのための1冊がこの本です。 菱田さんがYouTubeでこの本のことを語っておられます。ぜひ視聴ください。この本がすでに手元にある方は再読しよう、そうでない方は購入しようという気持ちを持っていただけるものと思います。 大治小学校スクールライフノートの実践が読めるようになりました
3月17日にお知らせした海部郡大治町立大治小学校のスクールライフノート活用実践ですが、ここをクリックすると読んでいただけるようになりました。
一人一台の情報端末を活用して、子どもと教師が日々結びついています。ぜひその活用ポイントをお読みください。 大治小は家庭からも「心の天気」を活用
大治小リーフレットに記載されていますが、情報端末を家庭に持ち帰った際にも、「心の天気」の入力がされています。
記述を見ていただくと、家庭ならではの「心の天気」が伝わってきます。 大治小学校の実践がリーフレットになりました
このたび愛知県海部郡大治町立大治小学校の「スクールライフノート」(心の天気・学びの天気)の実践が4ページにわたるリーフレットになりました。
後日、デジタルデータでも読んでいただけるようにします。しばらくお待ちください。 このリーフレットから「取り組み」と「成果」を抜き出して紹介します。 <取り組み> ・毎朝、「心の天気」で自分の心の状態を記録 ・紙からタブレットへ、「心の天気」の段階的活用 ・授業内容の振り返りにおける「学びの天気」の活用 <成果> ・スモールステップによる「心の天気」の導入で、「全員」が「毎日」使うことを実現。 ・担任以外の先生も子どもの状況を把握し、先生同士で連携して子どもの継続的支援。 ・「学びの天気」で子ども同士の交流の場を確保。 6期生無事卒業しました(玉置)*** 6期生の2年間ゼミは、まさにコロナ禍での2年間でした。イレギュラーなことばかりで、これまでのようなゼミ運営ができず、学びと出逢いの場をたくさん提供してきた玉置ゼミの特長を彼らに味わってもらえなかったことが、致し方ないとはいえ大きな後悔。途中からオンラインでそれが可能だと気づき、いのちの授業セミナー、志賀内さんプロジェクト、熊本educationWeek、EDUCOMプロジェクトなどに出てもらったことが、せめてもの彼らへの償い。 「ハードルを上げる」「壁になる」と宣言して、かなりの追い込みをしたこともあったが、期待によく応えてくれた。6期生も自信をもって世に送り出せるゼミ生7名。卒業おめでとう!(玉置) 「心の天気を活用した温かい学級づくり」PDFデータ
EDUCOMから「心の天気を活用した温かい学級づくり 『子どもの困った!』をキャッチして子どもとつながる」(和田裕枝著)のPDFデータが届いた。本文は16ページなのですぐに読める。これはいい!皆様、ぜひお読みください。
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