3月27日 (日)こまきこども未来館の感想 (新谷)

 こんにちは!先日、玉置先生が携わっている小牧こども未来館へ、ゼミ生として行かせていただきました。

 今回の目的は、こまきこども未来館で働いているコミュニケーターの人について知り、コミュニケーターというものがどういうものなのか、こまきこども未来館というのが、子どものどんなところに役にたつのかについて学ぶことでした。

 1つ目の記事ではこまきこども未来館に関する率直な感想を述べたいと思います。

 まず初めに私の自宅の近くにこんなに素晴らしい施設があるのかと思いました。こまきこども未来館の中には、様々なワークショップや、工作、ダンボールで作られた車、ボルダリングといった子どもが楽しめるようなスペースが多くあり、ゼミ生も少し回ったのですが、すごく楽しかったです。特に、ボルダリングのところで、みんなで遊んでいたのですが、登ったり滑り台があったり、安全面にも重きを置きながら楽しめるような工夫がされていていました。

 また、私は午前に、ミサンガ作りの体験をさせていただきました。本当は、コミュニケーターの堀さんの言葉がけや、ミサンガ作りを一生懸命行っている子どもの姿を観察する予定でしたが、ミサンガ作りがあまりにも楽しく、私もこどもと同じくらいとても苦戦しながら楽しみました。その中でも、堀さんのコミュニケーターとしての子どもとの関わり方について学んだり、子どもと沢山お話することが出来ました。普段小学生とあまり話す機会のない私にとってはとても貴重な体験で、本当に嬉しかったです。

 その事については、2つ目の記事で述べさせていただきたいと思います。今回はミサンガ作りの体験を主にさせていただいたのですが、こまきこども未来館にはほかにも楽しそうな体験がたくさんあり、是非また行かせていただきたいと思いました!本当に楽しかったです!!また絶対行きます! (新谷)
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3月27日 こまきこども未来館での学び【出会いの架け橋】(今井)

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 こんにちは。7期生の今井美羽です。3月27日に取材させていただいた「こまきこども未来館」にいるスタッフは、「コミュニケータ―」と呼ばれています。

 前回の記事で書かせていただいた侑大くんは、コミュニケーターの方々を、「どんな人にも優しく、笑顔と楽しさを与えてくれる存在」と言っていました。

 そんな「コミュニケーター」の一人である古谷さんとお話をさせていただく時間を設けていただきました。笑顔が素敵で、写真を撮る角度が独特な古谷さんです(笑)

 「コミュニケーター」という言葉は、科学の世界で、研究者のように専門的知識を持っている方々が、普段科学に触れたことない人にも、科学に触れて魅力を感じてもらおうと、科学との架け橋となる存在という意味で使われているそうです。

 「こまきこども未来館」のスタッフを「コミュニケーター」と呼ぶのは、そういう存在だからというのもありますが、そうでありたいという思いもあってのことだと古谷さんはおっしゃってました。

 「こまきこども未来館」のコミュニケーターは、教員免許を取得している方や、保育園での勤務経験のある方、年齢もバラバラなメンバー構成されています。それぞれが違うバックグラウンドを持っているという点が子どもとの関係づくりにも活かされているそうです。

 勢いよく子どもと関わるタイプのコミュニケーターもいれば、寄り添いながら関わるコミュニケーターもいる、様々なタイプのコミュニケーターがいることで、一人一人の子どもが未来館で楽しく学ぶことができるのではないかと思いました。

 「初対面の子どもと関係を作っていくことは、難しいし大変、関わり方を後悔するときもある」とおっしゃっていました。「一番大変なことであり、それがやりがいでもある」と。

 また、古谷さんの話を聞いていて、子どもに選択肢を多く与えることを意識しているように感じました。今の世界や今いる世界が全てではなく、こっちの世界もあるんだよ、自分で選べるんだよ、ということを教えてくれる、コミュニケーターはそういう存在。古谷さんも「選択肢があることは豊か」ということをおっしゃっていました。

 ワークショップの先生や新たな世界との出会い、コミュニケーターは「出会いの架け橋」のような存在だと思いました。

 古谷さんの子どもを思う気持ちや考えを聞いて、学校の教師や家族以外にも、子どものことを第一に考え、愛情をもって接している方がいるのだということを感じることができました。

 今回も侑大くん同様楽しくお話させていただきました。改めて古谷さんを含むコミュニケーターのみなさん、ありがとうございました。また、このような機会を設けてくださった玉置先生、共に学び楽しんだ7期生の下野さん、8期生の5人に感謝をしたいです。(今井)

3月27日こまきこども未来館での学び(澤本)

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 こんにちは!8期生の澤本です。今回はこまきこども未来館で仕事をしているコミュニケーターさんから学ばせていただいたこと・コミュニケーターさんの楽しさ・大変さなどを記事にしていこうと思います!

 私たちはこまきこども未来館の「体験ひろば」で午前中は実際にコミュニケーターさんが働いている様子を見学し、午後には見学させていただいたコミュニケーターさんと一対一でインタビューを行いました。

 私はドローンコーナーを見学しました。そこでコミュニケーターさんとして活躍されていた方はなんと!?私と同い年の保育学科に通っている大学生さんでした!

 私たちは同い年と言うこともあり、接しやすく休憩時間にはコミュニケーターさんと見学させている私という関係性ではなく、大学生同士の友達かのような関係性で話をしてしまいました(笑)。大学での話や地元の話などで仲良くなれました

 そんな話は置いといて本題のインタビューについて書いていきます。ドローンコーナーでの大変さは子どもと関わることに加えて機械との戦いだと。バッテリーはすぐに切れてしまったり、Wi-Fi接続が不調でうまくいかなかったりと私が見学していてもとても大変そうでした。実際、ドローンが動かせないと子どもは不満を感じるし、飽きてしまいます。そこでの対応が大変だとおっしゃっていました。

 しかし、子どもと関わる上で大変なことをそのくらいでそれ以上の魅力についてお話していただきました。

 コミュニケーターさんは「体験ひろば」について、本質は楽しんでもらうこと、ドローンはそのための手段にすぎない、ドローンを通して子どもが楽しんでいる様子、親子で会話している様子などを見ることができることが魅力だそうです。ドローンの操縦を教えるのではなく、楽しむための手伝いをしているのだととても同い年とは思えないくらい熱く語っていただきました。

 こまきこども未来館の皆様、先日は私たちに貴重な時間を割いていただき本当にありがとうございました。また、このような機会を与えていただいた玉置先生にも感謝しています。

 今回学ばせていただいたこと、同級生から刺激を受けたことを私自身の力として生かしていきたいです(澤本)

3月27日こまきこども未来館での学び(前野)

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 こんにちは、8期生の前野です!先日こまきこども未来館を訪れ、コミュニケーターという仕事を中心に取材させていただきました。

 午前中にはこまきこども未来館を見学させていただき、体験ひろばではどのようなことができるのか、コミュニケーターの方が子どもとどのように関わっているのかについて学びました。

 私は、主に受付周辺を見学させていただき、コミュニケーターの方が子どもたちやその保護者にどのように話しかけ、ワークショップに興味を持ってもらうかを間近で見て学びました。特に印象的だったのは、コミュニケーターの方は子どもたちに話しかける時に子どもたちの目線に合わせていて、ワークショップで作っている実物を見せて「こんなのやってるんだけどどう?」と声をかけている場面です。実物を見せると「やってみたい!」と興味を持つ子が多かった一方、別のことがしたい子には強制せず自分の興味があることを楽しみながら学べる場所だということを感じました。

 午後からは見学させていただいたことを基にコミュニケーターの方にインタビューをしました。

 多くの子どもたちがこまきこども未来館に訪れて様々な体験・活動をしている中で子どもに声をかけるときには「頑張ったね」等、子どもがしたことに対して認めてあげるような言葉をかけることを大切にしているそうです。

 体験ひろばのワークショップでは”ノーキット”、つまり子どもたちの独創性が大いに活かされるオリジナルの作品を作っています。一人一人違うものが出来上がり、その頑張りをしっかりと認めてあげることで新たなやる気に繋がっているのではないかと仰っていました。

 また、コミュニケーターとして働く中で大変なことをお伺いしたところ、保護者の方との関わり方が難しいそうです。

 以前、コミュニケーターの方がiPadでプログラミングを学べる「スコッティ・ゴー」を体験している子どもに、より正確なプログラミングをしてもらおうとアドバイスをしたところ、それを見ていた保護者の方に「子どもの自主性が失われるようなことを言わないでください」と言われた経験があるそうです。

 コミュニケーターの方としてはこうするとよりよいプログラムが作れるよということを伝えたかったそうなのですが、保護者の方からすると我が子の頑張りを否定されたように感じてしまったのかなと思います。人それぞれ感じ方、受け取り方は異なるので、声をかけるときにどういった受け取られ方をするのかを考えることは重要だと感じましたし、子どもに関わるということはその周りには保護者の方との関わりも意識しなければいけないということを改めて感じました。

 他にも、こまきこども未来館ができた経緯や施設のコンセプトについて教えていただきました。慣れないインタビューで上手く質問出来ませんでしたが、意図を汲み取って丁寧にお答えいただき本当に感謝の気持ちで一杯です。また、このような素敵な施設について学ぶ機会を用意してくださった玉置先生、こまきこども未来館の皆様、ありがとうございました。(前野)

3月27日 こまきこども未来館での学び ーコミュニケーター古谷さんへの取材ー(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。

 3月27日「こまきこども未来館」へ訪問させて頂きました。8期生5名、7期生2名の合計7名でお邪魔させて頂いたのですが、8期生のフレッシュさにあ〜もしかしたら私達もこんな感じだったのか!?なんて思いながら、、、午後の「コミュニケーター」さんへの取材活動へ。

 私達7期生は、古谷さんにお話を伺いました。古谷さんは、侑大くんの一番大好きなコミュニケーターさん!謂わば、「推し!?コミュニケーター!?!?」といったところでしょうか。

 そんな古谷さん、侑大くんの事前情報によれば、、、「元気いっぱいで明るくて、優しくって、面白くって、いつも笑顔で、大好き!」
 まさに、その通りのお方でした!!!!!

 取材の始まりは、「コミュニケーターとは」という議題から。
 実は、「コミュニケーター」とは、日本でこまきこども未来館にだけの存在です。その存在意義とは、子どもたちの学びを繋げ、新しいものへの出会いをサポートするといったことに有ります。コミュニケーターとして子どもに寄り添う中で、コミュニケーターの方々が子どもを理解し、尊重し、また変容されていってることを知りました。

 古谷さんへの取材活動で、私はどうしても聞きたくなったことがありました。それは、「ワークショップはどういった観点で企画されているのか」といったことです。こまきこども未来館には、様々なワークショップが企画されていることは、ご紹介したとおりです。尾西歴史民俗資料館で、企画展を担当した経験から私は、ワークショップの企画意図がどうしても気になったのです。

 「子どもには、宇宙人に出会わせたい。」古谷さんはこうお答えになりました。一見なんだって!?となるご回答。お話を聞く中で、分かりました。色んな大人がいて、色んな生き方や価値観が在る。それを子どもに感じてもらいたい。これがこまきこども未来館のワークショップの企画意図でした。
 
 私は、これを「生き方標本」と位置づけます。色んな大人が居ます。色んな人生があります。決まった生き方、決まった人生はありません。これからの未来を担う子どもにこんな生き方やあんな生き方を魅せられるこまきこども未来館。コミュニケーターさんの想いを乗せ、それは子どもたちにしっかりと伝わっているに違いありません。

 こんなに笑顔と学びに溢れた素敵な施設、そこで新しい自分に出会う親子、そこで働くコミュニケーターの方々に取材をすることが出来、光栄に思います。お忙しい中。私達の取材活動にご協力いただいた皆様本当にありがとうございました。

 一緒に取材をした今井さん、8期生のみんなありがとう。そして、私達をいつも奥深い学びの世界へと導いてくださる玉置先生、本当にありがとうございました。(下野)

3月27日 こまきこども未来館での学び ー侑大くんのお父さんへの取材ー(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。3月27日に「こまきこども未来館」へお邪魔させて頂きました。未来館の有名人・侑大くんへの取材には、侑大くんのジャーマネ(マネージャー)のお父様にも取材させて頂きましたので、本記事はお父様から伺ったお話をご紹介します。

 侑大くんの底なしの明るさと元気、これはきっとお父様からの遺伝では!?と思う程、素敵な笑顔をお父様もお見せくださいました。侑大くんのお話を優しい眼差しで、頷きながら聞かれている姿が印象的です。

 私がどうしてもお父様にお聞きしたかったことは、「未来館を利用したことで侑大くんに変化がありましたか?」という質問でした。保護者から見て、未来館を利用することで感じる子どもの成長はあるのだろうかといった率直な疑問でした。

 「コミュニケーション能力が格段にアップした。」
 お父様は、こう答えられました。続けて。
 「ワークショップで得られる新しい視点や技能の成長は勿論感じられるが、それ等を獲得するためには、まず「自分が何をしたいか」「何が聞きたいか」という意思表示が必要です」と。

 ハッとしました。私がこの質問をお父様に投げかけた時、想定した答えは「学ぶ意欲」だったり、「考えの拡がり」「主体性」といった観点であったからです。成長の本質は、もっともっと奥底の根底に在る「コミュニケーション能力」でした。

 現代社会において、最も重要視されているといっても過言ではない「コミュニケーション能力」。コロナ禍、人間関係の希薄化が危惧される中、人と人との繋がりは一段と注目されることとなりました。未来館で遊び学ぶには、「自分が何をしたいか「自分は何につまづいているのか」そんなことの意思表示が楽しさを倍増させます。「新しい自分」と出会うための意思表示=コミュニケーション能力がどんどんと付いていくのです。

 「新しい自分と出会うための意思表示=コミュニケーション」の成長が保護者から見たこまきこども未来館の良さなのだと私は取材を通して感じました。そして、その成長を見守る眼差しも温かさに溢れ、心がほっこりする気持ちになります。こまきこども未来館では、子どもの成長と、それを見守る保護者の温かい眼差しが至るとこに有ります。この雰囲気が館内を温かくし、明るく安心する空間へと導いているのだと感じました。

 侑大くんのお父様、貴重なお時間を玉置ゼミ生に割いてくださりありがとうございました。侑大くんとお父様の笑顔でご一緒させて頂いた時間が明るく楽しく過ごせました。ありがとうございました。(下野)
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