2022年6月3日仕事日記

 今日は終日、小牧市立味岡小学校で指導助言の日。関わらせていただき、8年目となるだろうか。校長先生は三代目。

 8時15分ごろ、学校着。校長先生、教務主任から今年度の重点事項などを聞き、僕の関わり方を確認。

 1限は4年生全クラス、2限は3年生全クラス参観。3限から特設授業で、3限は1年生国語、4限は3年生理科、給食後の5限は4年生国語。

 例によってカメラを持って、授業の価値づけ並びに助言ポイントと思われるところを動画撮影。休憩時間にはひたすらその動画整理。つまり見てもらう動画選択とタイトル付け。

 先生方の研究協議後、僕からの指導助言。1時間。始めに「個別最適な学びと協働的な学び」、「主体性を育てる手立てとしての振り返り」の説明。その後、動画を見てもらいながらのコメント。1分延長。

 終了後、校長室で特設授業者3名に再度の指導助言。「教師が子どもの言葉を受け取る姿勢のよさ」「文章に戻るという定石の価値づけ」「同じパターンが続いたときの子どもの集中力の実際」「様々な動物になりきる楽しさから味わわせるよさ」「発問は子どもの立場にたって」「発問をぶらさない」「言葉の揺れに注意」「大きく構えてとらえる」「意図的指名のよさ」「子どものつなぐよさ」「ゆさぶりの重要性」「待つ姿勢の素晴らしさ」などを話す。

 参加したゼミ生3名(今井さん、下野さん、丹羽さん)とブリックカフェでゼミ振り返り。あるエピソードを話し始めたら止まらず。かなりいろいろな話をしてしまった(笑)。さっそく届いたゼミ生の記事にあった一文「偉い立場でも、嘘がなく本音を言える人間らしい玉置先生が私は好きです(笑)」に、話の内容が表されている。

 研究室HP記事は5月25日7期生ゼミ記録。田中君が発信
 
画像1

2022年6月2日仕事日記

画像1
 今年度、ぎょうせい「教育実践ライブラリ」に新たな原稿掲載の機会をいただいている。与えられた連載タイトルは「玉置崇の教育放談」。第1回は、「『どうですか?』『いいで〜す!』の教室文化への疑問」と題して書いた。それが昨日届いた。「放談」という雰囲気を出すためだろう。他の方は著者写真なのに、僕は着物姿のイラスト。まあ、これもいい(笑)。

 かかりつけの医者へ。いわば定期報告。ある相談で銀行へ。やっとこうしたことができる時間がとれた。

 14時から令和4年度熊本市立幼稚園、小・中・特別支援学校教諭及び養護教諭、栄養教諭中堅教諭等資質向上研修第2回研修講師のため、オンラインで接続。120名を超える皆さんとつながる。

 演題は「ミドルリーダー力を高める」。前半は中堅教諭として最新の教育情報を知るべきと題して、令和の日本型学校教育などの深掘り。時々、指名発言をしてもらいながらの展開。後半は、私が出会ったミドルリーダーを紹介しながら、優れたミドルリーダーのイメージを高めてもらい、ブレイクアウトルームで「課題見付け」。最後に2グループに発表してもらい終了。

 担当者との事前打ち合わせをもとに構成した1時間30分。受講者の反応が楽しみ。

 今日締め切りの日本教育新聞社からの依頼原稿書き。日が変わる2分前ほどに送信(汗)。ギリギリでごめんなさい。

 研究室HP記事は、昨日に続いて5月21日「学び合う学び研究所」でのセミナーでの学び発信。前野さんと安藤さんが発信。春日井市内学校でのICT活用に驚いた心境がよくわかる。

2022年6月1日仕事日記

 昨夜遅くに送っておいた日本教育新聞連載中の「提言」原稿。さっそく高橋さんが手をいれていただいて校正確認メールが届く。高橋さんのおかげで、いつものようにより読みやすくなった原稿。校了連絡。

 1限は看護学部「生徒指導論」。今回は「治療的予防」と「教育的予防」の理解と深掘り。ロールプレイは保健室で泣きじゃくる女子生徒への対応。体験的(笑)とらえがあって、よい話し合いとなった。

 2限は7期生ゼミ。6月に入ったこともあって、短い訓示(笑)。教採過去問と「こんな面接官は嫌だ」と声が出る事例で学ぶ。

 12時30分ごろ大学を出て、岐阜市役所へ向かう。13時10分ごろ会場着。

 13時30分からの岐阜市教育振興基本計画検討委員会に参加。冒頭で委員長を仰せつかり、水川教育長から諮問書をいただく。10名の委員のうち、本学の福地先生も委員のお一人。心強い。

 事務局提案を受けて、2つの議題について審議。とはいえ、今回は各委員の思いを聞くことが中心。進行役を仰せつかった自分は、委員の発言から計画に大いに反映すべきことと判断することを価値づける意味でのまとめをさせていただいた。

 会議終了後、最上階18階の教育長室を訪問させていただき、しばし懇談。

 大学へ戻る。途中のデニーズでしばし休憩。大学着。実習課から相談メールが入っていて詳細を聞いて、実習委員長として判断。

 17時45分ごろ、6期生伊藤君来研。19時ごろ金子さん来研。19時30分ごろ酒井さん来研。かつてのゼミ生で賑わう研究室。楽しい話、苦しい話などをいっぱい聞いて、元気を出させてもらう。

 20時15分ごろ大学を出る。ナビにしたがって一般道を使って帰宅。明日は午後のオンライン講演だけだと思うと、気力が抜けてのんびりできた夜。

 研究室HP記事は、5月21日学び合う学び研究所セミナーでの水谷校長講演から学んだことを今井さんと柴山君が発信。異なる視点での記録で、良い意味で面白い。

2022年5月31日仕事日記

 今日も予定はびっしり。忙しい1日になりそう。7時ちょっとすぎにいつものように研究室着。

 1限・2限の第7回「教師論」は、自分自身をフューチャー。僕へのインタビューをもとに教師観を書いていただいた記事読みから開始。その後、「子どもの言葉で創る数学授業」と依頼を受けて行ったセミナーでの記録映像をもとに、子どもとともに創る授業について深掘り。授業を受けている身になったことで、発問に込めている僕の思いもしっかり読み取る学生が多数いて、嬉しいこと。

 1年生教師論受講している学生が来研。希望を聞いて教育書を紹介。7期生岡君来研。自分の考えを改めてしっかり伝えてくれた。頑張れ!

 福地先生とフレンドシップ3・4の打ち合わせと依頼。

 13時から明日の岐阜市教育振興基本計画検討委員会の事務局による事前説明をオンラインで受ける。

 13時30分から吹田市教育センターの米田さんらと夏の研修の内容についてオンライン協議。

 14時50分から8期生ゼミ。今日は安藤さんと前野さんが模擬授業。前回の二人の模擬授業での学びと事前レクチャーを活かして、参観した7期生の下野さんから及第点がもらえた授業。同感。詳しくはこれからのゼミ生の記事にご期待を。

 16時45分から17時30分まで、今年度2回関わる稲沢市立牧川小学校の校長先生らが来研。今年度の研究内容をお聞きして、訪問日にどのような助言をすべきかを協議。動画を見てもらいながらの僕の説明には大いに納得していただけた。

 17時30分から本学サークル笑タイムの二人が来研。落語の稽古依頼を受けて、冒頭のくだりだけで20分間ほど稽古をつける。宿題を出して終了。

 18時から名古屋市立露橋小学校の教頭先生とズームで訪問内容を協議。ほぼ固まる。

 教師論の振り返りを読み、赤入れ。回を重ねるごとに教師の在り方や授業の構成についての捉え方がよりよくなっている記述ばかりで、授業者としての喜び十分。

 ナビで高速渋滞情報を把握して、一般道で21時に自宅着。

 本日締め切りの日本教育新聞社の「提言」を書き上げて送信。綱渡りの日々。

 研究室HPは昨日に続いて、春日井市立藤山台中を参観した記事を丹羽さんが発信。かつての恩師に出会えた喜びも記されている。
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30