大人になりたくない!?(今井)

みうのひとりごと。

私は、シンガーソングライターのあいみょんが好きです。

NHKに18祭(じゅうはちふぇす)というものがあります。18歳世代の1000人の想いからアーティストが曲をつくり、共にパフォーマンスをするというもの。今年のアーティストは、あいみょんでした。

先日その様子がテレビで放送されました。コロナで中止になった行事、就職先の採用がなくなるなどのエピソードを聞いて、改めてコロナが私たちに犯した罪は重いと感じ、恨みました。「自分達のせいではないのに、、、」と涙を流していた子を見て、私も共に泣きました。本当にそうです。

コロナとは関係なく、様々な思いや悩みを抱えて参加している参加者が沢山いました。でも、悲しいことばかりでなく、自分で考え動いて、コロナ禍でも前向きに楽しもうとしている人も沢山いました。

18祭もオンライン開催で、あいみょんを画面が取り囲む形でした。あいみょんと参加者が泣きながら歌う姿に感動しました。

オンライン開催になってしまった悔しさもあると思います。「なんで、私のときだけ」と言っていたあいみょんの気持ちも、とても共感できます。それでも、あいみょんは前向きに、自分や参加者の思いを、一生懸命曲に込めていました。

曲を作る中で、あいみょんは「大人になることって、そんなに悪いもんじゃないよ」ということ「これだけのために終わるのではなくて、次の世代にもこの曲を伝えてほしい」という思いを語っていました。

私も来年、学生という立場からさよならをします。正直、永遠子どものままがいいーと思っていました。でも、大人だって子どもと同じ人間です。恋もするし、喧嘩もするし、ダメなところも沢山あって、悩みだってあると思います。あいみょんの言葉を聞いて、「悪いもんじゃないのかー大人になってやってもいいかー」なんて思った自分がいました。

「大人ってそんなに悪いものじゃないよ」教師になって、私が子どもに伝えたいことの一つです。

悲しみなんかは
気づけば雨になる
心耕し 花が咲くまで
可愛く揺れなよ 双葉

あいみょんの「双葉」
とても良い曲です。ぜひ聴いてみてください🌱(今井)

※写真はあいみょんTwitterから。
https://twitter.com/aimyonGtter/status/15069266...
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20220404バンクーバー日記(小林)

 少し投稿が遅れてしまいました。すみません。その理由は、どうしても4月4日「今日」の出来事を書きたかったからです。1週間前の月曜日、クラス替えがありました。その日に初めてクラスメイトを夕食に誘って、今日が当日でした。1週間ずっと楽しみにしていました。

 そのクラスメイトは2歳年上の韓国人です。なんと彼女は英語と韓国語だけではなく、日本語、そして中国語も少し話せるそうです。彼女と日本語でもお話ししましたが、日本人と話しているような感覚を覚えるほどとても流暢でした。実際、昨年日本でワーキングホリデーをしていた経験があるそうです。将来は日本で働くことも視野に入れていると教えてくれました。

 レストランには彼女を含めたクラスメイトの女子6人で行きました。色々な国のクラスメイトと恋バナができて楽しかったです。皆価値観がそれぞれ違って面白かったです。2時間があっという間に過ぎました。

 最近はここでの生活も慣れてきて、目の前の毎日のことだけでなく、数ヶ月先、数年後のことも考えるようになりました。その理由は、たくさんの新しい人に出会い、多様な生き方を学んだからだと思います。4ヶ月後学校を卒業したらどんな仕事を目指すべきなのか、大学生の間に他に何をするべきなのか。今はまだ答えを見つけられていませんが、これからゆっくり探して行こうと思います。

 ひとつだけ、カナダで生活する中で生まれた夢があります。それは、もう一か国留学を経験することです。たとえ数週間でも、カナダ以外の英語圏の国を経験してみたいです。自分の肌で感じて、もっと自分の視野を広げたいです。これは贅沢な夢なので、ここに書くかどうか迷いました。けれど、ここに書くことによって次の夢に向かって頑張ることができるかなと思ったので書きました。

 これからも、毎日ここで生活ができることに感謝して頑張っていきます。(小林)
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こまきこども未来館(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。桜が咲き始め、教員採用試験が着々と近づく今日この頃。3月27日に、「こまきこども未来館」を訪問したことは、沢山の学びの記事からきっとご存知の方が多いのではないかと思います。では、「四方山話」でもと思った次第です。

 「こまきこども未来館」すごい。ああ、本物の学びってこういう場所に芽生えるのかなと思った程です。仕掛け満載の遊具、多種多様のワークショップ、明るいコミュニケーターの皆様、響く子どもの笑い声。そのどれもが魅力です。

 教師を目指す私達は、学校教育の側面で子どものことを捉えます。それは、勿論大切なこと。私達が子どもと関わるであろう場所は、学校ですから。では、学校の外での子どもの学びってどうなっているのだろう? ここに、玉置先生がゼミ生を「こまきこども未来館」へ連れたねらいがあったことを取材活動を終えて知らされます。

 学校という場を抜けた、子どもの学びは自由そのもの。なんだって興味の赴くままに。そして、その興味への環境が「こまきこども未来館」では整えられています。こういった、学校とは違う場所を観るということは、今一度学校の存在意義を考える契機になりました。なぜなら、「こまきこども未来館」で培われる学びは、学校では表現することが難しいからです。学校で出来る学びの価値ってなんだ?という疑問が湧いてきます。私には、まだこの疑問の答えが出ません。

 しかしながら、学校にも学校以外の場でも大切にされるべきことは「子どもへの愛情」なのだと私は取材活動を通して感じました。「あなたのことを見ているよ」「あなたのことを知りたいと思っているよ」そんな気持ちは子どもと関わる上で一番大切なことなのです。それが、学校だからとか、学校ではないから、といった場所は関係がありません。

 コロナ禍、場所に囚われない学びを私達大学生も体感しました。やはり、そこに人を思う気持ちが在るのかどうかが私達も身に染みて感じました。どんな場所であっても、人を思う心が人を動かします。学びの意欲を掻き立てます。

 子どもは、大人が思っているよりも大人です。連続性を持って、真っ直ぐな瞳で人を見つめています。その目に恥じぬよう、場所に囚われることなく子どもを愛したいと思いました。

 学び続ける教師であり、子どもを愛し続ける教師。そんな新たな目標が出来た日でした。(下野)
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