9月3日第3回教師力アップセミナーでの学び(岡、寺尾)

 こんにちは! 7期生の岡です。今回は教師力アップセミナーにて学んだことについて書かせていただきます。私自身教員採用試験も終了して、教員後の生活について考えることが増えてきた中でのセミナーでした。

 まず、小倉先生の学級経営についてはキーワードは「自分」だと感じました。

 私は学校は集団で生活する場でありそこで責任を持って行動することが大切であると考えています。この考えと繋がっているところご「自分」ということだと思います。責任を持って行動するということは、自分がなにをしたい、何をしなければいけないと考えて動くから、責任が生まれると思いました。そのため、これから子どもが学校で行うことを自分ごとと捉えられるようなことを考えていきたいです。

 次に樋口先生には国語の授業についてのお話をいただきました。

 この話から感じたことは国語の授業を行う上では、国語で扱われている題材についてすべて読み、分けることが重要だと感じました。これを行うことで、国語についての理解が深まったり、樋口先生が大切にされている国語の読み方について、教師自身が力がつくと考えるため、私も国語についての勉強ももっとしていかなければいけないと思いました。

 今回のセミナーを通して、後期の期間は短いですが、やらなければいけないことがたくさん見えてきた回だったので、自分のレベルアップにつなげていきたいです。(岡)


 こんにちは、8期生の寺尾です!

 今回の教師力アップセミナーでも、これから実践しようと思えることを学ぶことが出来ました。

 まず、小倉先生の学級づくりについては、「自分」というキーワードが何回も出てきて印象深かったです。子どもたちは、「〇〇さんが〜した」と言う事がありますが、自分はどうしたいのか・どうするのかを聞き、その理由も問いかけることで、自分事として物事を考える力を養うことが大切だと思いました。

 また、場面場面で言葉を選び、変えることを心がけていきたいです。声掛けの仕方次第で子どもたちにどう響くのかが変わってきます。もちろん、いけないことはいけないと言うことも大切ですが、時にはユーモアを入れて言葉を柔らかくすると子どもたちにも響くのではないかと思います。

 そして、樋口先生は文学の授業づくりについてポイントを抑えながら説明して下さりました。

 樋口先生のお話からは、物語の「冒頭」部分をしっかりと丁寧に読み込むことが大切だということを学びました。比較的短い冒頭部分には、時や場所、登場人物、語り手など、物語を読む上での大事な情報が詰め込まれています。ここをしっかり読み取ることで、授業の問いが生まれるのではないかと思います。また、冒頭と結末を比べることも重要だと学びました。このように、教師自身が物語の読み方を知っておくことが必要なのです。

 今回は教育実習直前に、意義ある学びを得ることが出来ました。自分なりに言葉を選びながら子どもたちと接していきたいと思いました。(寺尾)
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9月3日 第3回 教師力アップセミナーでの学び(柴山・前野)

 こんにちは!8期生の柴山です。今回は、教師力アップセミナーに参加させていただきましたので、学びを記事にさせていただきます。

 小倉先生のお話を聞き、心がけていきたいと思ったことは、「活動を自分事として向き合うチャンスを先生がつくること」です。

 周りがやっているから、学校で決められているから自分もやるでは思考が停止してしまいます。そのため、何のためにこの活動を行うのか、周りと話し合い考える場面を創っていきたいです。

 「自分」の目標と理由を考えられる場面を創ったうえで、
・子どもたちが抱いている目標を尊重する
・指導による変化をすぐには望まないこと
を意識していこうと思いました。

 学校での言葉がけについても、学びがありました。視点をずらした言葉がけで、子どもとの関係や雰囲気を柔らかくしていけるようにしようと思いました。掃除中ほうきを振り回していている子がいたのなら「ごみは廊下に落ちているよ。」のように声をかけていきたいです。

 樋口先生からは国語の授業づくりについてお話を聞きました。国語の授業では、「言葉」を大切にする授業を心がけていこうと思います。

 「物語文での大事なこと」に気づいていけるよう
・「時・場所・登場人物・語り手」などに焦点をあてる
・題名や、冒頭部分を丁寧に読み、中心人物の「課題」に気づく
・冒頭と結末を比較するなどし、変化に着目する

 また、習った言葉や文法などの事柄は、その単元のみで終わりではありません。学びをアウトプットする場面や、比較する場面をほかの単元や学習でも設けていきたいと思いました。学びの実感が得られる場面を増やしたいです。(柴山)


 こんにちは!8期生の前野です。今回の教師力アップセミナーでは「アヤミサ」コンビとして絶大な支持を集める、樋口綾香先生と小倉美佐枝先生の講演が行われました。教育実習が始まる直前に貴重なお話を聞くことができましたので、講演から得た学びを書いていきたいと思います。

 小倉先生からは学級づくりについてお話を聞きました。学級づくりをしていく上で子どもが「自分」を意識しているかどうかが大切だということを学びました。子どもは学級活動、行事、授業と学校であらゆることに取り組む中で「自分は〜を学びたい」「クラスのみんなで〜したい」という気持ちがなくては成長に繋がらないだろうと感じました。

 特に2学期には行事が多く、子どもの成長に繋がるチャンスが沢山あります。学級づくりのために何か新しいをことをしなきゃと構えるのではなく、既に決まっている行事に子どもがどのような意識で取り組むかという部分を考え、子どもが主体となって取り組むためのアプローチをしていくことで十分に学級づくりに変化をもたらすことができるのだと感じました。

 樋口先生からは文学の授業づくりについてお話しを聞きました。樋口先生は「物語の大事なことに気づける子どもを育てる」ということを意識して授業づくりをされています。大事なこととは「言葉の見方・考え方を働かせながら文章を読むこと」だそうです。樋口先生のお話から、国語の授業で最も大切にされるべきなのは「言葉」なのだなと改めて感じることができました。

 大事なことに気づくために授業で意識するポイントとして挙げられていた
・言葉を大切にする
・問いをもつ
・これまでの作品と比べる
・学習の積み重ね
・物語の読み方を知る
は今後授業づくりを行う際に是非意識していきたいと思います。

 また、最後にお二人の対談をお聞きして印象に残ったことを書きたいと思います。それは若手の頃はとにかく一生懸命やる、そこに価値があるというお話です。セミナーに参加している先生が若手の先生が多いということでこのようなお話をしてくださったのですが、教育実習を間近に控える私にとっても心に響く言葉でした。子どもと上手く関われなかったらどうしよう、授業失敗せずにできるかなと挙げたらキリが無いくらい不安がありますが、まずは目の前のことに一生懸命に取り組もうという気持ちで実習を乗り越えたいと思います!

 今回、学級づくりと授業づくりの2つのテーマで講演をしてくださった小倉先生、樋口先生ありがとうございました。(前野)
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授業の腕をあげる法則(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です。いつの間にかセミの鳴き声も聞こえなくなり、秋の虫が鳴き始めました。夏休みの終わりを実感しています。

 向山洋一先生著の「授業の腕をあげる法則」を読んでの学びを記事にさせていただきます。

 本書は「授業の原則10ヶ条」として、授業上達の方法が簡潔に書かれていました。良い例・ダメな例、理由が詳しく書かれていたためイメージが湧きやすかったです。どれもこれも大切な原則ばかりでした。

 うまい指導法は、いくつもの原則・技術で組み合わせによって成り立っています。10個の中でも、自分が軸としたい原則3つについて書かせていただきます。

1.簡明の原則
 指示・発問は簡潔かつ具体的に述べることが大切です。端的に発問したとしても、「もっとがんばって」などの指示ではどのように動いてよいのかわかりません。「一回飛んだら、先生の所へ集まります。」などのように、最後の行動まで指示することを意識したいです。

 「電車の車掌はどんな仕事?」のような発問では、具体的に考えづらいです。「電車の車掌は笛を鳴らします。誰に聞かせているのですか?」のように様々なことをイメージしやすい、焦点化した発問を心掛けたいと思います。

2.全員指示の原則
 指示は必ず全員の前でしなければいけません。状況によって「給食を残してもいい。」だったり、「全部食べなさい。」と回答が変わることがあります。このくい違いから信頼を失ってしまうことを防ぐために、全員の前で指示をすることが大切です。
しかし、「指示したつもり。」「言っただけ。」の状態ではいけません。聴ける状態の相手に指示しなければならないのです。そのため、
・手に持っているものを置かせる。
・おへそを先生のほうへ向けさせる
・指示を追加でしない
の3つを意識していきたいです。

3.激励の原則
 子どものことを常に励まし続けることが大切です。子どもたちの中には、もちろん勉強や運動などが苦手な子どもたちがいます。その苦手な部分を克服していけるような指導技術を身につけること。それとともに、一緒に克服していく連帯者であることを伝えるためにも、欠点を克服できるよう絶えず励まし続けていかねばなりません。

 子どもが生きていく気力を育くんでいけるようにするためにも、シールなどの「もの」のみを目当てに頑張らせることを意識しようと思いました。

 本書を読んでいる最中、玉置先生の「愛のない技術は危険、技術のない愛は無力」ということ言葉を思い出しました。やさしさを土台として、子どもにとって学びのある指導をしていくことが大切です。授業の10ヶ条と照らし合わせながら、学びのある楽しい授業づくりをしていこうと思います。(柴山)

話したい、聞きたいと思わせる授業づくり(前野)

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 こんにちは!8期生の前野です。いよいよ教育実習が始まる時期になり、期待と不安が入り交じる何とも言えない感情になりながら日々を過ごしています。(笑)

 今日は二瓶弘行先生の「プレミアム講座ライブ 二瓶弘行の国語授業のつくり方」を読んで学んだことについて書いていきます。

 この本では、国語の授業の主軸となる表現する力を子どもが高めるための教師の働きかけについていくつも述べられていました。その中からいくつかピックアップして書いていきます。

 まず、国語の授業に限らず子どもが話すことに躊躇しない学級づくりが必要ということが述べられていました。自分の思いを人に伝えるために音声言語として表出することに躊躇する子どもが学級の半分もいては集団の学びは成立しないという内容から、学校で学ぶ意義の1つとして自分の思いを周りに伝えながら学んでいくという部分があるのではないかと考えました。自分の思いを周りに伝える場面は大人になっても必ずあります。学校という環境で自分の思いを周りの人に伝えるという体験を積み重ねていくことで、社会に出ても通用する力を養う重要性に改めて気づかされました。

 特に国語の授業では、書いてある文章を読む音読の活動があります。「読みたい人、いませんか?」と言ったときに、学級全員がごく自然に手を挙げる、自分は音読する場の一員なんだと感じられる学級づくりが重要だと感じました。このような学級づくりは誰も置いていかない、全員が学びに向かっている授業に繋がるのではないかと思います。

 そして、表現するものがいればそれを受け取る側の存在も必ずいます。話すことに躊躇しない子どもを育てると同時に「聞ける集団作り」も必要です。二瓶先生は子どもの「目」を意識して指導を行っているようです。聞き手が「目」で仲間の表現を受け取る力を獲得することで、話し手も安心して自分の思いを表現することができるのではないかと思います。国語の授業づくりでは話し手・聞き手の2つの視点から指導していくことが大切だと感じました。

 また、学級全員が主体的な意思を持って話し聞き合う学習空間を創るには「対話」活動が重要ということを学びました。

 対話の進め方は「話題把握→心内対話→ペア対話→全体対話→個に戻る」という流れです。学級全員が言葉で話し伝える活動を保証するにはペア対話が重要です。ペア対話が重要視されるのは1対1で相手に自分の思いを伝え、相手の思いを受け取る体験を全員ができるためです。ただし対話が形だけにならないよう、教師が注意深く見ておくことも重要です。子どもが迷い悩みながらも相手と言葉を交わして学びを深めていくことができるよう教師の言葉がけも大切ということが分かりました。こういった活動を積み重ねていくことで、誰もが話したくてたまらない、誰もが聞きたくてたまらない学級集団が創られていくのだと学びました。

 今回本を読んで学んだことは、実習にも必ず生きてくると感じています。話したい、聞きたいと感じられるような授業づくりを意識したいです。(前野)

教育書を読んでの学び(澤本)

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 こんにちは!8期生の澤本です!今回は夏休み中に読んだ教育書の読後感想を記事にしていきます。

 私が読んだ教育書は野口芳宏先生著の『どんな子どもの力も伸ばす 全員参加の授業作法』という本です。第7章で構成されていて見開き1ページでまとめられていてとても読みやすくわかりやすかったです。子どもに説明する時も要点を端的に述べることが大切だと思いました。

 読後の感想を特に心に残った3つに分けて、書かさせていただきます。

 まずは、「発問―挙手―指名方式」です。教師が発問をして児童が挙手し、その中から教師が指名するといった当たり前になっている授業風景です。私もこの授業を受けてきたので、疑問に感じることはなかったです(ゼミで学ぶ前)。しかし、これでは、教師の関心が挙手児に限定されてしまい、「全員参加」ではなくなってしまうことに気づかされました。この指名方式ではなく、意図的指名方式を使い、意図を持って指名・授業を行っていくことが大切だと思いました。

 次に、発問に対して必ず反応を書かせることです。授業に参加するためには聞く・書く・話すを行う必要があります。しかし、ただ発問を投げかけただけでは、やる気のない子や分からない子は行動に移すことができず、参加していることになりません。そこで、発問したら、「〇×・賛成反対をノートに書かせる」、「3つの選択肢から選ばせる」など書くという行動をさせることが大切だと思いました。

 最後に「常時善導」です。よく「子どもの主体性が大事」ということを耳にします。教師が出すぎずに子どもに自由に活動させるといった指導方法です。私もこの方法が良いと思っていました。しかし、義務教育を受けている児童においては、教えるべきことは教師が働きかけをしながら教えることが大切だと学びました。子どもに任せても効率や質が低下したり、時間がかかったりしてしまいます。子どもが主体的に動けるように教師が積極的に働きかけることが大切だと思いました。

 もうすぐ教育実習に行かさせていただきます。すぐにこれらのことを実践できる自信はありませんが、常に意識しながらイメージを持ちながら行動していきたいです。実習がんばるぞ!(澤本)
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