12月17日 ゼミ合宿一日目での学び(芝田)

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 こんにちは。玉置ゼミ8期生の芝田です!体調を崩しており、記事にするのが遅くなってしまいましたが、12月17日、18日に行われたゼミ合宿について記事を書かせていただきます。

 この日は、小牧勤労センターにてゲストティーチャーのお二人お迎えし、たくさんのお話を聴き、普段知ることのできない貴重な経験をさせていただきました。

 午前の部では、『おやかた』こと児童館支援員の坂本陽先生にお越しいただき、ギターを演奏しながら沢山のお話をいただきました。「健全ってなんだ!」という児童、青少年健全育成に疑問を呈するオリジナルソングや、児童館に通う小学生と共に作成した「やっとガリガリくんが食べられるのに」「トモダチ8人組」というオリジナルソングを歌っていただきました。お話の中の息子さんや、児童館に通ってくる小・中学生は、自由に伸び伸びと生活しており、とても素敵だなと感じました。さらに、子どもの思いや考えを真剣に受け止め、音楽という形にする生き方にとても憧れを抱きました。

 午後の部では、学校心理士や相談員として教育に携わる稲田康代先生にお越しいただき、沢山の質問に答えていただきました。障害受容や、通常学級において着席できないなどのレベルの不適応を起こしている子どもとの向き合い方、保護者の方との関係性など、先生の実体験に基づいた貴重なお話を聴かせていただきました。

 特に私の心に残っているのは、校内に一つ楽しみ(学校にきたお土産)を作る、その楽しみを子どもから引き出すというお話です。学校を安心して生活できる場所にするためにも、楽しみや喜びを感じられるように環境を整えることの重要性について改めて認識しました。

 さらに、この日は卒業論文のテーマ決めを行いました。玉置先生と何度も面談を行い、ようやく自分の研究テーマについて決めることができました。8期生の仲間同士でたくさん交流を行い、全員で高めあいながら沢山の学びを得た1日目でした。

 合宿1日目終了後、素敵なお店でハンバーグをご馳走していただき、玉置先生のご自宅へお邪魔しました。愛犬のナナちゃんに8期生全員でメロメロになり、ついつい長居してしまいました。とても楽しい合宿1日目でした!!(芝田)

12月17日ゼミ合宿1日目での学び(柴山)

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 こんにちは!最近、寒くなり革ジャンが着やすい良い季節になったなあと思っています。17日のゼミ合宿にて学んだことを記事にさせていただきます。

 午前の部では、味岡児童館スタッフの坂本陽さんにお越しいただきました。ギターでの弾き語りを楽器で合いの手を入れながら楽しませていただきました。どの曲も子どもの素朴な言葉で作られた素敵な曲ばかりでした。中でも「やっとガリガリ君が食べれるのに」が印象に残っています。ガリガリ君を児童館に持って行ったら、お菓子は持ってきちゃダメと言われた。悪いことしてないし、なんでここで食べちゃいけないの?という歌詞でした。この歌詞を考えた子どもは、わざわざ45度を記録する日なたでアイスを食べたそうです。

 坂本さんは、子どもにとって辛いこととして「窮屈さ」があるのではないかとおっしゃっていました。今回のアイスの件もそうですが、ルール上禁止されているため選択や自由が少ないことがあります。髪の長さや靴の色などの学校の校則もそうだと思います。
ルールを設定する際も「目的」をはっきりさせ、「窮屈さ」が最小限で済むようにしていくことが大切なのだと思いました。子どもが様々な経験を積めるよう、選択の機会や自由を増やしていくにはどうしたらいいか教員という立場から考えていきます。

 午後の部では、学校心理士の稲田さんにお越しいただき、通常学級で見かける気になる子へのアプローチというテーマで学びあいました。様々な具合的場面についても触れられ、ここでは書ききれないほど多くの学びができました。今回、特に大切にしたいと思ったことは「その子の物差しで行動を褒めること」です。そのためには何を頑張っているかを見つける力が大切だと思いました。

 お話の中では、授業中に注意を受けても姿勢が崩れてしまう子が例に挙げられていました。怠けているように見えるかもしれませんが、一生懸命話を聴いているから起こる行動かもしれません。行動の背景として姿勢保持(DCD)以外にもマルチタスクの困難さ(ADHD、ASD)が考えられます。姿勢保持に使うエネルギーが増えると、話を聞くという行為に注意が向きにくくなります。マルチタスクの困難さがあればなおさらです。
そのため、姿勢が保持できていない→「今回は話を聞くのを頑張っている」。話が聞けていない→「今回は姿勢の保持を頑張っている」のようにリフレーミングして、さらっと褒めていくことを心がけたいです。褒めの場面を増やすためにも、今のうちに褒めの物差しを何本も用意しておきたいと思いました。

 夕飯は「玉置先生の庭」のお洒落なカフェでハンバーグをごちそうになりました。その後、玉置邸へお邪魔させていただきました。柴犬のナナちゃんの目がとてもキュートで癒されっぱなしでした。何度もハチって名前を間違えてしまってごめんなさい。熟した剥き柿もいただいて次の日への気力を存分に養いました。ちなみに柴山はハチ期生。(柴山)

12月17日ゼミ合宿1日目の学び(伊藤)

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 こんにちは!8期生の伊藤です。今回は、12月17日、18日に行われた、ゼミ合宿の1日目について書きたいと思います。

 1日目は、坂本陽さんと安達康代さんがゲストティーチャーとしてきてくださいました。これから、2人のゲストティーチャーのお話を聞き、学んだことをまとめていきます。

 坂本陽さんのお話から学んだことは、「健全」という言葉についてです。私は、今まで健全な子を育てると聞いても、何も違和感を抱きませんでした。しかし、坂本さんからのお話を通して、健全な子を育てるというのは、おかしいことなのではないかと考え方が変わりました。それは、私が「健全」という言葉の意味をそのままの意味で捉えていたからです。坂本さんの歌の中には、「人をよく許し受け入れることそれが愛だぜ!ぬくもりだぜ!」という歌詞がありました。坂本さんは、この歌詞の部分に気持ちがこもっていたように感じます。私は、この歌詞がとても印象に残りました。この歌を聞いて、健全である子を育てるのではなく、どんな子でも受け入れてあげることが、先生にとって大切であることを学びました。

 坂本さんの歌は、どの歌を聞いても、とても穏やかな気持ちになりました。子どもが考えていること、思っていることを歌にして、色んな人に届けていることには魅力を感じました。

 稲田康代さんのお話から学んだことは、発達障がいの子への対応についてです。特に印象に残っているのは、発達障がいの子の好き探しをすることです。それは、発達障がいの子と話しているときに、好きなことを聞き、もし工作が好きなら図工室で工作をさせてあげたり、歌が好きなら音楽室で歌を歌わせてあげたりするというものです。この対応の仕方を聞いたときは、とても良い対応の仕方だなと思いました。なによりも発達障がいの子にストレスを抱えさせないことが第一なので、この対応はストレスを減らすことができるため、勉強になりました。

 合宿1日目では、2人のゲストティーチャーからのお話で、自分に足りないものに気づき、学ぶことができました。ありがとうございました!(伊藤)

12月17日ゼミ合宿1日目の学び(澤本)

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 こんにちは!最近寒くなり、洗濯物が乾かずプチストレスを感じてしまっている8期生の澤本です。

 今回は12月17日に行われた8期生ゼミ合宿1日目について記事にしていきます。合宿ということでいつもより多くの時間がありとても充実した1日になりました。

 まず午前中は味岡児童館の坂本陽様がギターで弾き語りをしてくださいました。大人のきれいごとをばっさり切った歌や子どもが実際につくった歌などあらゆる歌を歌ってくださいました。私たちも太鼓やマラカス、手拍子で音楽にのって楽しみました。「健全ってなんだ!」や「やっとガリガリ君がたべられるのに」などどの曲もタイトルがおもしろく率直な思いが語られていました。ちなみに私は「そんな日が来るといいな」という曲が一番耳に残りました。作詞したクルミちゃん、ナナちゃん、ルミちゃんの願いが歌われていて子どものかわいらしさが詰まった歌でした。

 また、歌の途中にはエピソードを聞いたり質問したりしながら学びを深めました。その中でも最も印象に残ったことは子どもにやらせていることを大人がやっているか?ということです。大人は子どもに人に会った時は挨拶をするように言います。しかし、大人は知らない人に急に挨拶をしません。見ず知らずのスーツのサラリーマンが急に挨拶してきたらとても怖いです。これを子どもにやらせるのはどうかと思いました。大人がやらないことは子どもにもやらせない、子どもは大人が言うように育つのではなく、大人がやるように育つのだと学びました。

 午後からは稲田康代様にお越しいただき、通常学級で見かける気になる子へのアプローチについてたくさんの質問をさせていただきました。特に個に応じて対応することが印象的でした。

 ASDやDCDの子どもは自己肯定感が低かったり、無意識に限界まで頑張ってしまったりすることを知りました。そのため、全体指示で指示したことをやらせるのではなく、一部をやらせるといった能力に合わせて課題を縮小することが大切だと学びました。また、筋力的にずっと座っていることも大変です。座っていられたら先生の話は聞こえていない、つまり、子どもがなにを頑張っているかを知ることが大切です。それらのスモールステップをひとつひとつ価値づけることで成長につながります。みんなよりできたから褒めるのではなく、その子ができたこと自体を褒めることが重要だと学ぶことができました。

 そして、夜はなんと玉置先生の自称庭であるおしゃれなカフェに連れていっていただきました。その後、玉置先生のご自宅にお邪魔させていただきました。豆柴のナナちゃんに癒される贅沢な時間を過ごすことができました!

 坂本様、稲田様お忙しい中、私たち8期生のために協力していただき本当にありがとうございました!お二人から学んだことを今後の成長に繋げていきます!(澤本)

12月17日 ゼミ合宿1日目の学び (安藤)

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 こんにちは、玉置ゼミ8期生の安藤です!12月17日にゼミ合宿1日目を終えました。普段のゼミでもとても学びが多いのですが、1日たっぷりとゼミの時間を過ごしたのでいつも以上に学びがありました。楽しみつつ、学びありの1日目。

 さっそく、記事にして行きます!

 まず味岡児童館の坂本陽様が弾き語りをしてくださいました。大人から子どもまでありのままの気持ちが歌にこめられていて素敵でした。そしてライブの合間にはエピソードをお聴きしながら、質問をしたり話し合ったりして学び合いました。

 私の中で「健全」についての話し合いが印象に残っています。「健全」という言葉によって子どもを縛っているのではないか。大人の理想を押し付けているのではないか。子どもの立場になって考えるとどこか息苦しさを感じました。

 子どもも大人のように思ったり、考えたりしています。しかし、子どもだからといってすべての心の中を吐き出せるわけではありません。子どもだからこそ、ため込んでしまいます。

 健全か不健全か大人が決めつけて押し付けるのではなく、子どもにも考えがあることを理解して、受け止め、のびのびと成長できる環境が大切だと思いました。今回は感染拡大防止のためマスクありのライブでしたが、いつか坂本様のマスクなし歌声&演奏とともにみんなと歌いたいです!

 続いて、稲田康代様にお越しいただき、子ども理解についてお話をお聴きしました。お話の中でも特に、「子どもの世界にはいる」という考えは私にとって新しく、印象に残っています。

 実習を終えて何もやりたくないという児童と出会った場合どうすればよいのか悩んでいました。稲田様に質問したところ、「好きな事をやらせてみる」とご回答くださいました。

 まずは、学校に来たこと等できたことを価値づけする。それから子どもの世界にはいり、こどもの好きな事をする。これによって学校に来ることへの楽しみにつながると学びました。私は、授業中という事にとらわれて勉強をさせる事ばかり考えていました。しかし、思い切って子どもの好きな事をとことんやらせることが、その子にとって必要であることに気が付きました。子どもの立場に立って支援や関わり方を考えて支援をしていこうと思います!

 ゼミの最後はとても美味しいハンバーグステーキをごちそうになった後、玉置先生のご自宅にお邪魔しました。とても賢くて可愛さあふれるナナちゃんにはとても癒されました。玉置先生、スペシャルなオプションをご用意してくださってありがとうございまいた!!

 今回、坂本様、稲田様のお話を通して。短い時間でしたがとても濃い時間となりました。お忙しい中、ご参加いただきましてありがとうございました!!今後ともよろしくお願いいたします。(安藤)

12月17日 ゼミ合宿1日目の学び(前野)

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 こんにちは。8期生の前野です。12月17日にゼミ合宿の1日目が行われました。

 1日目はゲストに味岡児童館指導員の坂本陽さん、学校心理士の稲田康代さんをお迎えし、普段は中々聞けないようなお話をしていただきました。また、卒論のテーマ決めも行いました。今回はゲストのお二人からの学びを記事にしていきたいと思います。

 坂本さんは児童館指導員として働かれていますが、シンガーソングライターとしての一面もお持ちです。今回は坂本さんのお話を聞くと共に、児童館の子どもが作詞をした曲や坂本さんが児童館で子どもと関わる中で考えた想いを込めた曲を披露してくださいました。

 坂本さんのお話で印象に残ったのは、子どもが幸せであれる社会ならば児童館は必ずしも繁栄しなくてもいいというお話です。究極を言えば周りに子どもに向き合ってくれる大人がいたら児童館は必要ないと言うこともできるというお話でしたが、このお話の根底には子どもの幸せを第一に考えたいという坂本さんの想いがあるのだと思います。自分の仕事の前にまず子どもが幸せであるためにどのような環境が必要なのかを考えることは、教師としても第一に考えるべきことだなと感じました。

 稲田さんからは学校の中で気になる子どもへのアプローチ等について私達から質問させていただきながら学びました。稲田さんは0歳児からお年寄りの方までいくつかのお仕事で幅広い方と関わっていらっしゃるので、その豊富な経験から具体的に私達の困っていることに対してのアプローチを教えていただきました。

 特に印象に残ったのは一見普通に見える姿でも、発達障害がある子どもはその普通の姿でいるためにとても努力しているから、その姿をまずは褒めることが大切というお話です。発達障害の子どもは一度に複数のことを頑張ることが難しいので、姿勢がきれいなときは先生の話を聞けていない、反対に姿勢が崩れているときは先生の話を聞いているという場合があります。子どもが今何を頑張っているのかをしっかりと見極め、その頑張っていることを価値づけることで子どもが少しでも前向きに物事に取り組めるようになるのではないかと思いました。

 夜にはオプションツアーで玉置先生&8期生でご飯を食べ、玉置先生のご自宅へお邪魔しました!玉置先生の愛犬ナナちゃんにも会い、とっても癒やされました。朝から晩まで充実した一日を過ごすことができました!

 1日目はゲストの方のお話を聞き、書ききれないほどたくさんのことを吸収できました。これは玉置先生がゲストのお二人と私達を出会わせてくれた素敵な環境があってこそです。恵まれた環境に感謝しながら、その出会いを大切にたくさんのことを学んでいきたいと強く感じる1日目になりました。(前野)

12月17日 ゼミ合宿1日目(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!12月17日と18日は玉置ゼミ合宿でした。まずは17日に学んだことを書いていきます。

 この日は、卒論のテーマ決めをした後、坂本陽さんと安達康代さんに来ていただき、質問形式で多くの学びを吸収しました。卒論のことについては別の記事で書きます。

 午前中は、坂本陽さんに来ていただきました。坂本さんには自身の歌を何曲か演奏していただきました。歌詞や歌い方からその背景や思いなどがすごく伝わってきて、思わずもう何回か聴きたくなってしまうくらい引き込まれました。気持ちがこもった歌は、その場にいる人の心を引き付けます。演奏から坂本さんの素晴らしさを感じることが出来ました。

 また、児童館についてや、坂本さんの息子さんについての話もしていただきました。そこでは自分で物事を決めることが乏しい環境は子どもにとって辛いことを学びました。そのため、教師になったら学校現場で、できるだけ自己選択できる環境作りをしていきたいと思いました。自己選択の機会を多く作ることで、自己判断力の育成も図りたいです。

 そして、子どもを色々なものさしで見ることの重要さも学びました。坂本さんの息子さんが低学年の頃の話を例に出すと、緊張するとみんなの前でも服を脱いでしまうそうです。あるものさしでしか見ていない場合、みんなの前で服を脱いではいけないと思いますよね。ですが、当時のクラスの子達が、その子は服を脱ぐだけで迷惑はかけていないからそのくらいいいんじゃない?と言ったそうです。この子どもたちは、色々なものさしで物事を見れていたのです。このように、様々なものさしで子どもたちをみることで、多くの子どもたちを受け入れることのできる環境づくりに繋がるのではないかと思いました。他にも坂本さんは、自分にはない視点で物事を見ていて、私が今まで考えたことないことについて考えるきっかけを与えてくださりました。

 午後は稲田康代さんに来ていただきました。主に、発達障害をもった様々な子どもたちへの対応の工夫を教えていただきました。

 その中で特に印象に残ったことは、DCDやASDの子たちへの支援の仕方です。これらの発達障害をもった子たちは、自己肯定感が非常に低いという特徴を持っています。そのため、彼らのものさしの中で頑張っていることを見つければ自然な価値付けができ、自己肯定感の向上に繋がることを学びました。また、この子達には、毎回新たなノルマや課題を設定するのではなく、元の課題を縮小した方が良いことも学ぶことが出来ました。

 そしてASDの子は、例えば姿勢を良くすることを集中すると先生の話を聞くことが出来ない不器用さがある場合があります。その際、その子が何を頑張っているかを見て、ひとつ出来ているからと言って次の課題を与えるのではなく、できたことを価値付けして認めてあげることが大切だと学びました。「その子が何を頑張っているかを見ていれば、限界まで追い詰めることは無い」という言葉がとても響きました。その言葉を頭に置き、今後そのような子どもに対応していきたいです。

 また、発達障害の子たちは、みんなが当たり前にしていることに物凄く体力を使うことがあるため、膨大なストレスを抱えている可能性があるのです。そのため、学校での決められた時間内で精一杯の力を発揮し、家では溜まったストレスを解消できる環境を作ってあげることが大切だということを学びました。他にも様々な事例への対応のコツを教えて頂いたため、現場で発達障害の子達がいた時には実践してみたいと思いました。

 この一日で、ここには書ききれないほどの多くの学びを得ることが出来ました。こんなに多くの学びを得られたのは、玉置先生が素晴らしい方との繋がりを大切にして、素晴らしい方と私たちを出会わせてくれるからです。「出会いを大切にすると相手からも大切にされる」、この言葉の重みを感じ、全ての出会いを大切にしていきたいと思いました。
玉置先生、今日も一日たくさんお世話になりました。そして坂本さん、稲田さんの貴重なお話をお聞きできてすごく刺激になりましたありがとうございました。

 そして仲間の8期生の鋭い質問、言葉選びがいつもすごいなと尊敬します。みんなと学べて幸せです。

 ゼミ合宿が終わったあとは、夜ご飯をご馳走していただき、玉置先生の家にもお邪魔させて頂きました。その時縁石で車を擦ってしまったことは良くも悪くもこの先忘れないと思います(笑)明日も皆と頑張って濃い一日を過ごしたいです!(寺尾)

12月17日ゼミ合宿1日目(村松)

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 こんにちは、8期生の村松咲です!今は合宿1日目の夜、りさの家からこの記事を書いています。

 合宿なんて高校生の時ぶりで、緊張して3時間しか眠れませんでした。しかし、卒論のテーマを決め、ゲストティーチャーの方々から学び、オプションツアー...あっという間に1日が終わっていました。

 本日、お二人のゲストティーチャーから多くのことを学びました。「オヤカタ」さんのお話からは教師が指導しているうちに手段が目的化すると、本質を見失ってしまうことに気付きました。また、「当たり前を疑うこと」の大切さを改めて考える契機となりました。『オヤスミヤスミン』をはじめとする「オヤカタ」さんの歌からはどんな子どもでも、その子の凸凹も丸ごと受け止めつ包み込むような愛を感じ、胸が熱くなりました。

 稲田さんへの質問会では、気になる子への支援について考える中で、気になる子の周りにいる子どもたちへの関わり方についても配慮する必要があることに気づきました。

 みんなで学び合う時間も、オプションツアーも本当に楽しくて充実したものでした。この後はゆりなとりさとプリンで気合いを注入して面接の受け答えを考えます!🍮

 明日もみんなでがんばろう💪(村松)

12 月17日ゼミ合宿1日目 (新谷)

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 こんにちは、八期生の新谷です。今日はゼミ合宿一日目でした。今日は午前午後と二名の素敵なゲストの方が来てくださり、とても多くのことを学ばせていただきました。ゲストの方の言葉を一言一句忘れまいと、真剣に聞いていたので、時間が本当にあっという間で、もっと聞きたいことがあるのにという気持ちと、お話や歌を聴かせてくださったことへの感謝の気持ちでいっぱいです。何回も言いますが、本当に有意義な時間で、幸せな時間を過ごさせていただけたのだなと余韻に浸っています。 
 
 午前は、坂本さんのお話と演奏会が行われました。坂本さんの歌は、今を生きている子どもの人生や経験、坂本さんの経験がとても素直に書かれた歌詞であり、歌を聴いた私もまるでその経験をしているかのような気持ちになったり、昔の自分を思い出してとても懐かしい気持ちになりました。自分以外の人生経験について聞くことは、とても体感的に伝わり、自分ももっとこうしたい、ああしたいという前向きな気持ちになることができます。

 また、坂本さんの児童館や息子さんのお話をする姿は本当に楽しそうで、自分の体験や経験をあんなにも楽しそうに話せるのは、凄いことだなと感じました。私も自分の経験を楽しそうに生徒に伝える事のできる人になりたいなと感じました。また、坂本さんのお話は、楽しそう且つ、とても学びのある話ばかりでした。特に印象的だった言葉は、子どもが幸せならそれでいいということです。この言葉のとおり、坂本さんから出てくる子供の話はみんな楽しそうで生き生きとしており、話を聞くだけで、子どもは幸せを感じることができているのだろうなと感じることができました。
 
 午後は、稲田さんへの質問の会を行いました。稲田さんは公認心理士という職業から、将来教員になる私たちの質問に対し、とても丁寧にお話をしてくださりました。

 稲田さんがお話しされる中で、とても素敵だなと思ったことがあります。それは私たちの子どもに対して感じた質問について、必ず最初に子どもの立場になって、「ああ、その子はきっと今までの学校が楽しくなかったんだろうね」「その子はきっとこういう子なんだね」といったように、私たちの伝えた子どもの姿をまず最初に尊重する言葉がけをする姿です。常に子ども第一で考えているからこそ自然に出る一言なんだなと感じました。またその一言一言はとても柔らかく、稲田さんの言葉はこれまで多くの生徒を救ってきたのだろうなと感じました。
 
 稲田さんのお話で一番印象的だったのは、何を頑張っているのかをよく見るということです。生徒一人一人の課題は様々であり、一律ではありません。発達障害の児童は特に、みんなが思う当たり前を当たり前にすることができないのです。例えば、姿勢だったり、字を書くことに時間がかかるなど様々あります。そんな子どもがいる中で、子ども一人一人を見て、それぞれの子どもがどんなことを頑張っているのか教師が観察し、できたことをスモールステップで褒めていくことが大切であることがわかりました。
 
 また、学級経営についても学びを得ました。子どもの逸脱行為については、先生が四月の最初の時期にルールを決めるということです。先生は毅然とした態度で、特に、低学年については、何かあった時には先生に報告することを四月の初めに伝えるとよいことがわかりました。  

 稲田さんの話は実際にいた子どもの実態からどのような支援をするとよいということをお話しされていたので、実際の教育現場に立った時にも必ず生きるお話でした。
 
 午前午後と学びがたっぷり詰まった一日。本当に貴重な一日でした。本当にありがとうございました。
 
 そして、ゼミ合宿の後は、恒例の夜ご飯です!今日は玉置先生の行きつけ(?)のお店に連れて行ってもらいました。一日学んだあとのご飯は格別に美味しかったです。ご飯のあとは、オプションツアーで玉置先生の家に訪問させていただきました。ナナちゃんという豆柴が本当にかわいくて、しかも賢い!私も昔犬を飼っていたのですが、私の家の犬とは桁違いの頭の良さでした。玉置家の教育は犬にも通ずる、、、、ということがわかりました。本当に凄かったです。

 今現在(22;51)ゼミ生の寺尾さんと村松さんとお泊りをしています。みんな明日に向けて、今日の学びを書いたり、明日の面接練習に向けて奮闘中です。明日も沢山学びのある一日にさせます。面接は緊張しますが精一杯頑張ります!(新谷)


12月14日7期生ゼミでの学び(丹羽)

 こんにちは。最近寒い日が続き、朝起きるのが辛いです。朝早く、学校へ行く日は辛いですが、学校に通えるのは残り数日と思うと、寂しい気持ちでいっぱいです。残りも頑張ります。
 そんな私は7期生の丹羽です。今日は、12月14日のゼミでの学びを書きます。

 今回のゼミは、久野さんと今井さんの集団追究を行う模擬授業提案でした。

 久野さんの授業で学んだことは、【子供の発言を場所すること】【思考の追体験を行うこと】です。
 思考のの追体験とは、いい意見を広げ、他の人が説明すること。
 いい意見を聞いておわるのではなく、他の人がしゃべることで、理解が深まると言うことを知りました。また、うまく説明できなかった場合、「うまくしゃべれなかった!」と声に出せる学級にしていきたいです。

 今井さんの授業で学んだことは、【取り得る行動の検討】についてです。

1.自分がやるかやらないかをおいておいて、行動を出す
2.自分ごととして考える
3.行動にある心を読ませる

 最後の"心"について引き出すことができたら面白いと思いました。
 結論がなく、最後まとめることはできない内容が、「考え、議論する道徳」の良さを感じることができた授業でした!

 私は、新しく学ぶことに毎回ワクワクな気持ちでいっぱいになります。学んだことを次回、自分が模擬試験をするときに活かしていきたいです。(丹羽)
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12月14 日7期生ゼミでの学び(今井)

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 こんにちは、7期生の今井美羽です。
 本日はゼミで行った模擬授業に関する学びを記録したいと思います。私は、小学校6年生の道徳「幸せコアラ」の模擬授業を行いました。

 昨年のゼミでは、王道の玉置流道徳を模擬授業しました。こちらは、主人公の心情変化がある物語での授業に対してのものです。しかし、物語の最初から最後まで、主人公の心の変化がない物語もあります。以前の学校訪問で、主人公の心情変化がない玉置流道徳を体験しました。いつか自分で授業してみたいと思っていたので、今回実践してみることにしました。

 初めは、議論が盛り上がらない??題材選択を間違えたか??と不安になりましたが、価値観が分かれていき、互いに理由を説明していくうちに、話し合いが盛り上がり、自然に子ども役のみんなの発言が増えていることを感じることができました。玉置流道徳は、やはり有効であるということを再確認しました。

 授業をしてみての学びは2つあります。
 1つ目は、取り得る行動は、Doで書くということです。展開の中で、取り得る行動のうち、「自分だったら絶対しないという行動を選びなさい」という場面がある。その際に、取り得る行動を「〜しない」という書き方で書いていると、混乱してしまうということが分かりました。今日の例では、「”メールを送らない”を絶対しない人?」という感じです。そうではなく、「メールを止める」というように、主人公のDoを書くことが大切だということを学びました。

 2つ目は、行動の理由だけでなく、心を引き出すことです。今回の授業で私は、この行動をする理由を聞くことはできました。しかし、「なぜ、これを選んだの?」「どうして?」「どう思ったから?」と子どもの心を引き出すことができませんでした。今後の課題です。

 前回の模擬授業では、自分の中で不完全燃焼え終わっていたので、それに比べると良い授業提案ができたのかなと思います。いつも素直でユニークな子ども役をしてくれる7期生のみんな、指導してくださる玉置先生に感謝です。(今井)

12月14日7期生ゼミでの学び(久野)

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 こんにちは、実習を理由に1か月ゼミをお休みしておりました、7期生の久野舞菜です。本日は、私にとって久々のゼミでした。さらに、今回は模擬授業担当。もうドッキドキのヒヤヒヤでした。(笑)

 そんな緊張のスタートでしたが、ゼミ終了時刻には、「すごい!はやく実践したい!」「もっともっと学びたい!」と、前のめりになってしまいました。やっぱりゼミって楽しい!そう実感した1日でした。

 本日学んだことについて、2点綴ります。

 まず、板書について。
 子どもの心の動きを丁寧に残すことが大切だと学びました。子どもの「なぜ?」「こうしたらいいかも!」という思考の過程を同時に板書する。それが、授業のゴールである見方・考え方に繋がります。

 何を板書すべきか迷ったときは、見方・考え方につながるか。つまり、次の授業やこれからの人生に必要なものであるか、を判断材料にしていきたいと思います。


 次に、「思考の追体験」。
 友達の考えに、「いいでーす」と適当に返すだけでは、わかった気になっているだけで、理解ができていないことが多い。一方、教師がいきなり他の子に指名しつなぐと、すぐには話せない場合がある。

 そこで必要なのが、「思考の追体験」。友達の思考を追体験することで、自分ごととして捉え、わかったつもりから、「わからない」を発見したり、さらに理解を深めたりすることができる。

「思考の追体験」
1.意見が出た際に、その内容をペアで説明し合う。
2.上手く説明できなかった子どもが挙手し、「わからない」を発信する。
3.ペア活動の段階で理解できた子どもが、わからない子どもに説明する。

 これは、脱・わかる子だけの授業にもつながると思います。「いいですかー?」「いいでーす」で終わってしまえば、どこでわかっていない子は置いてけぼりになってしまうからです。

 私は、教育実習の際にわかる子だけの授業をしてしまいました。「思考の追体験」を知った今の自分なら、あのときのあの子たちに全員参加のわかる授業ができたかもしれないなあ、、、と歯がゆい気持ちです。4月、本物の先生になってからは、この学びを生かして、全員参加の授業をしていきたいです。

 玉置先生、今回もたくさんの学びをありがとうございました!毎秒学びが止まらないゼミの時間が、とっても楽しいです!私も、子どもに学ぶ楽しさを感じさせられるように頑張ります。(久野)

12月14日 8期生ゼミでの学び(前野、澤本、芝田)

 こんにちは!8期生の前野です。12月14日のゼミでは中川行弘先生をお招きして、授業転換に立ちはだかる壁について考え、話し合う会が行われました。

 今回のゼミで印象に残ったのは「基礎・基本ができていないとジャンプ課題には取り組めない」というのは本当にそうなのかということについての議論です。

 そもそもジャンプ課題という言葉を知らなかったのですが、ジャンプ課題とは教科書を読んだら分かるような簡単な課題ではなく、みんなで立ち向かわないと難しい課題のことを言うのだそうです。

 授業となるとまず基礎・基本を習って、その後応用問題を解いてみるのが典型的な流れです。しかし、子どもが夢中になって授業に取り組むには基礎・基本から入らずにいきなり難しい課題を与えるべきではないかという考え方を教えていただきました。

 私自身今までそんな考え方はしたことがなかったので、最初はとても驚きました。しかし、議論をしていく中で、私が長年続けている吹奏楽に例えて話してくださった玉置先生の言葉が自分の中で非常に納得できました。それは、演奏会等の本番があって、そこに向かって練習する中で基礎に立ち返ることがあるんじゃないのかという内容のお話でした。吹奏楽に限らないと思いますが、基本的にはどんなことでも大きな目標・課題があって、そこに向かう中で足りない、できないという部分を補うために基礎に戻って前へ前へ進んでいくものだと思います。しかし、授業となると教師が基礎・基本を教え込むことから始めてしまう、これが授業をより良くしていく上で障壁となっているのではないかと思いました。

 また、中川先生が実際に学校現場で授業をどのようにされているかについてお話を聞いていると、難しいジャンプ課題を与えたとしても子どもは仲間と協力して試行錯誤しながら解決へ向かえそうだということも分かりました。知識は教えないと子どもは分からないと考えるのではなく、子どもに委ねてみて大きく道をそれてしまったら教師が軌道修正するという考え方も大切だなと思いました。

 今回のゼミは今まで考えたこともなかった考え方に触れることができた貴重な時間になりました。お忙しい中大学までお越しくださった中川先生、このような機会を設けてくださった玉置先生、ありがとうございました。一緒に学んでくれた8期生もありがとう!(前野)


 こんにちは!8期生の澤本です。12月14日のゼミでは中川行弘先生に来ていただき、教師の壁について考え、話し合いました。私が特に印象に残ったことは楽しい授業についてです。

 楽しい授業と考えた時に、なんとなくのイメージで子どもが楽しそうに学んでいる、時には笑いも起こるような授業という風に思っていました。しかし、中川先生のお話から「楽しい授業」=教師が笑いをとってクラスを盛り上げるわけではないことを学びました。教師が冗談・面白いことを言い、教室に笑いが生まれる。これは授業の意味を誤って捉えた「つまらない授業」であると思いました。本当の楽しい授業とは、子どもの知的好奇心をくすぐり、知りたい・やってみたいと思わせられる授業だと学びました。

 そのためには、クラス全員が悩めるジャンプ課題を用意することや自然に課題に向かえる導入を行うことが大切です。そして、わかるところはすぐに終わらせ、わからないところをみんなで探求することが楽しい授業であると思いました。

 今回のゼミでは、いつもの話し合い以上に難しく8期生みんなで悩むことができました。自分の中で「楽しい授業」を履き違えなくなったことが一番の成長です。

 中川先生、今回はお忙しい中、私たち8期生のために時間を作っていただきありがとうございました。私自身とても大切なことに気づくことができました。(澤本)



 こんにちは。8期生の芝田です。12月14日のゼミでは中川行弘先生にお越しいただき、教育についてさまざまなお話をいただきました。

心に残ったお話
○ 自分で決める、考える
 自己選択したものや、自分で考え出したことではなく、誰かから聞いたこと、何かで見て知ったことをベースにして(社会的構造主義)子どもは、一丁前のことを言う。
→子どもの話は空中戦となることが多い。「どこからそう思ったの?」と突いてあげることで、綺麗事の戦いから本音での学び合いになる。
※地上で眠りについている子どもを出さないことにもつながる。

○ ジャンプ課題
 「知っている、説明できる、使える」を超えて、ステップアップした問題に取り組む。塾で先に習っていたり、勉強が苦手だったりする子どもをフラットにして、夢中になって考えを深める課題を提示したい。
→自分に落とし込むことにつながる。

 基礎基本がなければ、応用編(ジャンプ課題)ができないの??
→そんなことはなくて、じっと考えると話ができる。その中で自ら基礎基本を知りたい、学びたいと思わせられたら、『知的な面白さ』『知的好奇心』を引き出せている。

○ 明るく元気な学校
 静かさや柔らかさ、穏やかさの中に、感受性、知性的な空気、芸術的な香りが生まれる。
→ジョーク的面白さももちろん良いが、「ふーん」「へー」という一律じゃない小さな呟きを引き出す。

○ 学び合い
 自分たちで『はてな?』を出させ、解決させていく。教科書や資料集、タブレットを活用して調べ、自分たちでどこを調べるかの役割分担を自然にしあい、教えあうことで教師から教授よりも深く理解できるかもしれない。
→教師の役割は、『聴く、繋ぐ、戻す』

 たくさんか学びのある時間で、気づけば、1時間半過ぎてしまいました。もっともっと話を聴きたい、みんなで話し合いたいと思う濃密な時間でした。素敵な先生に出会わせていただき、玉置先生には本当に感謝です。(芝田)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)

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12月14日8期生ゼミでの学び(新谷 安藤 柴山)

 こんにちは。8期生の新谷です。先日、ゼミで中川先生がゲストとしてお話をしてくださりました。とても貴重なお話をいただくことができ、90分があっという間に終わってしまいました。

 印象に残った話は二つあります。一つ目は、元気のよいクラスについてです。元気のよいクラスは一見良いクラスに見えますが、ハイハイと声を出すだけの元気の良さは学びにはつながらないです。静かだからと言って子どもは元気ではないわけではないということを学びました。むしろ、子どもが静かに熟考している時間こそ、子どもの学びであり、そこから教師がその子どもの考えを繋げることが大切であることを学びました。

 二つ目は、ジャンプ課題についてです。ジャンプ課題について議論する時間がありましたが、最初はジャンプ課題というものがどのようなものか全く見当がつかず、考えることが本当に難しかったです。しかし中川先生の説明によって、とてもイメージをつけることができました。それは、部活動で例えていました。部活動はただ基礎基本の練習をやっているだけでは飽きてしまったり、楽しさを感じることができません。練習試合という小目標をこなすなかでそこから課題を見つけたり、できたことを喜び合うことができる、このようなものをジャンプ課題ということがわかりました。

 ジャンプ課題を出すときは、みんなで立ち向かうことのできる問題や、こうではないか、ああではないかと議論できる問題、みんなで知恵を寄せ合うことのできる課題が良いことを学びました。
 
 90分の中で本当に多くのことを学ばせていただきました。貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。みんなと議論するのは難しくて頭を沢山悩ませますが、とても楽しいです。みんなの意見を聞いてこういう考えがあるのかと自身の学びになったり、考えを言うことで自分自身の対話力にもつながります。玉置ゼミではいつも生きた学びを得られるなあと実感するばかりです。(新谷)


 こんにちは、8期生の安藤です。
 12月14日に学び合い授業づくりのアドバイザー、中川行弘先生にお越しいただきました。今回のテーマは「授業転換に立ちはだかる壁、常識」です。

 他のゼミ生が「ジャンプ課題」について書いてくれており、私が言う事なしだと思います。なので私は「空中戦」「一斉授業」について記事にしていきます!

「空中戦」
 時に、子どもたちが一人前な意見を言うことがあります。しかし、その意見はどこかで耳にした誰かの受け売りの言葉である場合があります。地に足がついているか分からない意見が続くと難しくなります。全員参加の授業をするために、意見に関して本当にそう思っているのか、他の子はどう思ったのか深堀が大切だと改めて認識しました。

「一斉授業」
 一斉授業のポイントは、分かっている事は先に話しておき、みんなが分からないことを探究する時間を増やすことです。子どもたちが同じベースで話し、考え合うことで落ち着いていくことがあります。そのため、分からないことを教師が説明するのではなく、子どもが探求し、満足感を感じる授業が大切だと思いました。

 今回のゼミはいつも以上に意見を交わし合い、熱いゼミになりました。熱くなるほど濃い話し合いで、自分の中で考えがまとまっていない部分もあるのでこれから実践しながら学んでいきたいと思います。

 中川様、そして玉置先生、今までの常識を改めて考え直す貴重な機会をありがとうございました。そして、充実した時間にできたのは8期生のみんなと考えを深め合えたからです。これからもみんなで頑張ろう〜!(安藤)


 本日は中川先生にお越しいただき、授業転換に立ちはだかる壁について話し合いを行いました。実習の授業の中でモヤモヤしていた部分や、今まで授業をつくるうえで壁となっていた考え方にゆさぶりをかける内容ばかりでとても深い学びをさせていただきました。

○空中戦について
 小学校実習の道徳の授業では、大人びた考えの発言や振り返りが多く驚いた場面もありました。少し違和感を抱えながら「なるほど」と受け止めて進めてしまうこともありました。今回の話し合いから、その子どもの発言は経験に基づく、地に足がついている発言かどうか確かめることが必要であることを学びました。確かめなければ、キレイごとばかり飛び交う「空中戦」になってしまいます。出た発言を深堀りしたり、発言内容について議論することで学び合いにつなげることも大切なのだと思いました。

○意見を言いやすい雰囲気の大切さ
 いい意見を言おうとばかり思っていると緊張してしまい、発言のハードルがあがってしまいます。自分自身そうなることが多いです。「なんか」などのようにインフォーマルな探っている言葉が出始めたら安心感が出てきている証拠であることを学びました。子どもから探っている言葉が出てきたら、褒め、心に残りやすいよい学び合いの雰囲気ができてきていることを伝えていくことを意識したいです。そのような雰囲気づくりについても今後考えていきたいです。

○ジャンプ課題
 ジャンプ課題は教科書レベルの先にある、みんなが一丸となって取り組まなければ達成できない課題です。教科の授業でジャンプ課題に取り組むには、基礎基本の知識が必要だと思っていました。今回はこの考えに大きな変化がありました。まず、基礎基本が身についていない状態でもジャンプ課題に取り組んでみるのです。取り組む中で分からない部分が浮き彫りになってきます。その都度、基礎基本に立ち返って学び合う。この姿が大切なのだと思いました。その場の学び合う空気感で「わかった」をつくることも意識していきたいです。ジャンプ課題として、知的に面白いなと思えるものをどう用意していくかも考えていきたいです。

 全員で意見を出し合い、深い学びができました。アウトプットでぼんやりとした考えを整理する大切さも実感しました。みんなでこれからも頑張っていこう!(柴山)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)
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12月14日8期生ゼミでの学び(村松・寺尾・伊藤)

 こんにちは、8期生の村松咲です。

 今回のゼミは、中川先生を学校にお招きし、自分達が興味をもったことについて考える時間となりました。

 聞いたことのない言葉や、これまでに考えたことのない話題も多く、学ぶことが多かったのですが、特に印象に残ったのは「ジャンプ課題」についてです。

 実は、私は「ジャンプ課題」と聞いて、「より高く、若しくは遠くまで跳ぶために少しずつジャンプの練習をするという宿題」か何かだと思っていました。(とんだ勘違いでお恥ずかしい限りですが...)

 「ジャンプ課題」とは、教科書の内容の、もう一段上のレベルの課題や、みんなが協力しないとできないような大きな課題のことを言うのだそうです。これについて、生徒間の能力差やテストとの兼ね合いといった考えなければならない点はいくつもあります。

 今回、一大学生の今の私には「こうすれば良い」という結論を安易に出すことはできませんでした。

 しかし、効果的な「ジャンプ課題」の設定は全国の先生方の課題であり、その実現は子どもたちのより良い学びの助けとなるでしょう。自分にできることから少しずつ、この課題に向かい合っていきたいと思います。

 また、今回は仲間と話し合い、聴き合うことで自分の考えをより明確化したり、相手の考え方を取り入れてさらにレベルアップさせることできました。言語活動の重要性についても、改めて考える契機となりました。

 最後に、このような学びの場をいただけたこと、中川先生、玉置先生、そして共に心に汗をかいて学び合った8期生のみんなに心から感謝します! (村松)


 こんにちは、8期性の寺尾です!今日のゼミでは中川先生に来ていただき、普段とは違う視点から授業について考えました。

 中でも、「ジャンプ課題」について学んだことが最も印象的でした。

 「ジャンプ課題」とは、教科書の内容以上の課題のことです。もう少し詳しく言うと、学力差など関係なくどんな子でも、どうしたらこの問題を解決できるか考えられる問題のことを指します。この課題を通して、当然子どもたち全員をジャンプさせたいですよね。

 ただ、このレベルの課題を解決するにあたって、そもそも全員が基礎や基本が分かっていないと応用できないのでは?という壁に当たります。それに対し、川崎学びの会の馬場先生は、その考え自体がおかしいと主張しています。共に話し合い学んでいく中で基礎や基本に戻ってみるのもいいんじゃないか、ということを学びました。

 確かに、私たちは玉置先生のおっしゃる「学びの共同体」というものを知らずに話し合いをしていました。ですが、みんなが同じベースで話し合っていく中で自分達なりの考えをまとめることができました。

 今回の学びから一見当たり前に見える考えにも目を向けて、本当にそうなのかを考えることも大切なのだと思いました。

 いつも以上に内容が難しく、今の時点で完璧に理解できた、自分の考えがまとまったとは言えませんが、今後に活かしたいと思います。

 中川先生、玉置先生、貴重なお時間をありがとうございました。そして、8期生の皆との話し合いは凄く自分の刺激になります。今週末のゼミ合宿も頑張ろうね!(寺尾)


 こんにちは!8期生の伊藤です。今回のゼミでは、中川先生に来ていただき、授業転換に立ちはだかる壁について話し合いました。

 特に印象に残ったことは、ジャンプ課題についてです。

 私は、小学校実習に行ったとき、ジャンプ課題を扱っている先生の授業を見ました。そのときのジャンプ課題は、本時の内容を学んでから、少し難しい、応用問題のようなものでした。そのため、ジャンプ課題というものは、基礎基本が身についていないとできないものであると思っていました。

 しかし、今日の話し合いを通して、ジャンプ課題というものは、基礎基本が身についていなくても出すことに意味があることを学びました。そもそも、ジャンプ課題というものは、基礎基本が身についている子も身についていない子も一緒に取り組まないと解けないような問題のことを言うそうです。ジャンプ課題を出すことには、自分に足りないところに気づき、基礎基本に戻って勉強しようと思うようになったり、基礎基本を教え合うようになったりと、大きな意味がありました。このように、ジャンプ課題を出すことには意味があることを学んだので、自分だったらどのように授業にジャンプ課題を扱おうかを考えていきたいと思いました。

 今回のゼミでは、いつも以上に難しい話し合いだったと感じます。ジャンプ課題についても、中川先生や玉置先生、ゼミ生の考えから、自分の考えになかったことが学ぶことができました。このような貴重な機会を作ってくださり、ありがとうございました!(伊藤)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)
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12月10日「いのちの授業」を体験的に学ぶ(長谷川、榊原)

 こんにちは!9期生の長谷川です。12月10日に十六プラザで行われた「いのちの授業」を体験的に学ぶに参加させて頂きました。

 山田先生の授業では、ゲストティーチャーの加藤さんと共に臓器提供について学びました。授業内では、加藤さんの実体験をもとに「自分だったらどのように考え行動するのか。」といったことを交流する機会が多くあり、自分のことのように考えながら学ぶ大切さを知ることが出来ました。
 また、子どもたちの前で授業を行う際には多数派=正解というムードは作らず少数派の意見を大切にし、話し合うことで深まりをだしていくことも大切であると思いました。
 
 いのちの授業の中で加藤さんがおっしゃっていた「提供することが善。しないことが悪ではない。」という言葉がとても印象にに残っています。
 どうしても「臓器提供をする人は心が優しくいい人だ。」などといったイメージが湧いてしまうことがあります。しかし、たくさんのお話を聞く中でどのような考えを持つにしても、自分や周囲の人のいのちについて真剣に考え、自分なりの意志を持つことが大切だと考えました。

 今回のセミナーではいのちについて考える機会に加え、授業の仕方やポイントについても学ぶことが出来ました。質問や感想を交流する場面では、他大学の学生や先輩、実際に現場で働く先生方の疑問点や考え方を聞くことができ、新たな視点に気がつくことが出来ました。
 このような機会を与えて下さったことをとても嬉しく感じたと共に、今後もこのようなセミナーに積極的に参加していきたいと思いました。(長谷川)


 こんにちは、9期生の榊原計人です。12月10日にじゅうろくプラザで行われた"「いのちの授業」を体験的に学ぶ"に参加しました。
 今回は山田先生とゲストティーチャーの加藤みゆきさんの臓器移植による「いのちをつなぐ」ことについて、実体験をもとにした話を聞くことができました。

 私が1番に学んだことは、臓器を移植してもとの生活に戻っても、必ずしも幸せと感じる訳ではないということです。
 加藤さんは第一型糖尿病を発症し、人工透析を必要とする辛い毎日を過ごしていたなか、脳死の方の腎臓を移植することでその苦痛から解放されました。しかし、亡くなった人の不幸の上に自身の元気があること、他の人の方が移植が必要だったのではと考えてしまうことから「申し訳なかった。」と思ってしまうことが多く、幸せを実感できなかったと仰っていました。その後、ドナーファミリーの「あなたが元気で嬉しい。」、友達の「気に病むことは無い。」などの言葉から幸せに思えるようになっていたそうです。

 今回の講話から、なにかしらの病気や障害を発症し臓器移植でもとの生活に戻ったとしても、そこにはプレッシャーを感じで生活する中での重荷になってしまう。人からいのちをつなぐということはそれだけ大変で苦痛の伴うことであり、その結果つながったいのちはとても尊いものであると知りました。私たちは自分のいのちをよひ大事にすると共に、つながっていくいのちのことを深く考え、マイナスな感情をできるだけ無くすようなケアを行っていくことが必要になっていくと思います。

 主催のじゅうろくプラザ様、玉置先生、龍崎先生、山田先生、そしてゲストティーチャーの加藤さん、今回は「いのちの授業」について深く学ぶ機会を頂きありがとうございました。ここで学んだことを自分なりに咀嚼し、また考えてこれからのゼミでの学びや教師になった際に存分に生かしていきます。(榊原)
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12月10日 「いのちの授業」を体験的に学ぶに参加して(柴山・荒木)

 こんにちは!8期生の柴山です。12月10日に十六プラザで行われた「いのちの授業を体験的に学ぶ」に参加させていただきました。内容は脳死状態の人から臓器をいただいて生きることへの苦悩についてでした。

 山田貞二先生が授業者となり、臓器提供を受けたゲストティーチャーの加藤みゆきさんとのやり取りを通して子ども役に発問していく形式で進められていきました。

 「命」は大切です。分かりきっていることです。しかし、実感を持ちにくいものであり自分事として考えることは難しいです。一時間の授業で自分なりの「納得解」をつかむことも難しいかもしれません。

 今回の授業では、ゲストティーチャーの方の回答を聞く前に子ども役に「自分の親や娘さんが臓器提供者となった場合、あなたならどうですか。」「加藤さんはどのように苦悩を乗り越えたと思いますか。」と投げかけていました。おかげで「自分がその立場なら」と関心を持ち、深く考えることができました。その後、回答を聞くことによって自分なりの納得解に迫っていくことができたと思います。

 山田貞二先生がお話しされていましたが、命を自分事として考えるには、実感や具体的で身近なエピソードが大切だと思います。今回であれば、実際のドナーカードをパワポで提示した後、あなたなら自分の親や娘さんがドナーになった時同意できるか、できないかを考える場面もそうであったと思いました。私も今後、授業づくりで「生徒が自分事として考えられるようにするには」を意識していきたいと思いました。本や動画でも深く考えるだけの材料が用意できるものはないかを日ごろから考えていこうと思います!
玉置先生、今回も素敵な学びの場をありがとうございました!熱意溢れる9期生の姿を見て頑張ろうと思いました!一緒に学んでくれてありがとう!(柴山)


 こんにちは!9期生の荒木です。私も、12月10日に行われた「いのちの授業を体験的に学ぶ」に参加させていただきましたので、その学びを記事にしていこうと思います。

 「命」が大切であることは当たり前のことでありながら、伝える難しさがあります。
命はなぜ大切なのか。この問いに対して、全ての人が納得できるような答えはありません。だからこそ、子供たち一人一人が納得解を持つことができるよう、自分の視点から考え、心から実感することができる授業を作ることが大切だと分かり、子供たちの未来を担う者として責任を感じました。

 山田先生も仰っていましたが、自分事として考えさせるには、ゲストを招いたり、動画や具体的なエピソードを用いたりすることで、「自分ならどうするか」考えることが大切であると思いました。

 今回はゲストティーチャーをお招きする授業でしたが、ゲストティーチャー側は喋りすぎないようにして、学びが深まるように子供たちに考えさせる時間を沢山与えていました。そして、子供から出た意見は学びが深まるキーワードをとらえることが大切だと分かりました。私自身模擬授業をした際に、予想外の意見が出た時に焦ってしまった経験があります。このような意見を学びが深まるチャンスとして捉え、軸だけはブラさないように注意しながら理解を深めていくことが大切だと学びました。

 また、今回いのちの授業を体験して、友達の意見を聞くことで自分の意見を深めることが出来るという道徳の醍醐味を肌で感じることが出来ました。授業最後の振り返りの時間では、教師がまとめを言うのではなく、児童生徒が授業を通して考えたことを発表し合うことで、自分の考えを深めることができました。

 今回、このような素敵な学びの機会をいただけたことをとても嬉しく思います。玉置先生をはじめとする先生方、本当にありがとうございました。今回の学びをいかして、児童一人一人が「こうやって生きていきたい」とそれぞれに思いを持つことができるような道徳の授業を作っていきたいと思います。(荒木)
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12月10日「いのちの授業」を体験的に学ぶ(安田・古川)

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 みなさんこんにちは。9期生の安田愛梨です。12月10日に開催された「『いのちの授業』を体験的に学ぶ」に参加させていただきました。玉置ゼミに入って初めてのセミナーだったのでドキドキとワクワクがたくさんでとても学びのある1日となりました。

 今回の講演は、山田先生とゲストティーチャーの加藤みゆきさんのお話を聞きながら自分の考えを深め、「いのち」や「いのちの授業」について学んでいくというものです。

 繋がるいのち、限りあるいのち、いのちとは何なのか。そんないのちの連続性と有限性をどう捉えるのかについて、たくさんの方々の意見から新しい視点をもつことが出来ました。

 私は、玉置先生が仰った現場で働いている先生の悩みの中に「社会での『いのちの授業』を見透かしている中学生にどう授業をするのか?というものがある。」という言葉がとても印象深く残っています。思春期になれば「命」や「家族愛」というテーマは今まで以上に重く感じ、心に引っかかり、向き合いたくないものだと思います。それに対し、山田先生のお言葉から教師も子どもたちと同じように学び、「自分ごとで考える」ことで一方的に教えるだけではない体験型の学びが成立すると学びました。

 道徳は1つの答えがないから難しい。だからこそ自分に置き換えて考えることで今後に生きるテーマとして内容を捉えることが出来るのだと思います。

 今回、このような貴重な体験をさせていただけたことをとても嬉しく思います。玉置先生をはじめご協力頂いた先生方ありがとうございました。そして、先輩方のとても意欲的に学ぶ姿に刺激されました。これからもみんなとこれからもたくさん一緒に学び合っていきたいです。よろしくね!(安田)


こんにちは、9期生の古川航太郎です。

 今回は12月10日にじゅうろくプラザで「いのちの授業」を体験的に学ぶ!セミナーに参加させて頂きました。

 メインとして山田貞二先生による「命の授業」をゲストティーチャーの加藤みゆきさんと共に臓器提供の思いを学びました。

 「命」は大切である。こんな当たり前で分かりきっていることはありません。しかし子どもにこの当たり前の事を教えることはとても難しい事です。有限性・家族愛・連続性、この命の授業では周りと交流しながら「命」とは何なのか考えさせられました。

 「考えさせられる授業」山田貞二先生の授業は子どもたちにもゲストにも深く考えさせるものであった。発問が丁寧でシンプルなのに「自分だったら」と考えさせ落とし込まれた授業内容で学ぶ事が多かったです。ゲストがいなくても授業者が書籍を読み、当事者の経験や思いを知る事の必要性を学ぶことができました。

 初めてのセミナーでしたが学ぶ事の多いものとなりました。普段あまり考えない「命」について考える機会を頂きました。更に意欲的にゼミ生共に学び、高め合っていきたいです。

 最後に玉置先生、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。(古川)

12月10日 「いのちの授業」を体験的に学ぶ での学び (安藤、久保)

【安藤】
 こんにちは、8期生の安藤です! 12月10日にじゅうろくプラザにて『いのちの授業』を体験的に学ぶセミナーに参加させていただきました。今年もセミナーでの学びを早速記事にしていきます!

 今回、加藤みゆきさんがゲストティーチャーとしてご登壇されました。実際に加藤さんのお話をお聴きして、自分の視点から深く考えることができました。

 いのちは大切。これは誰もが分かり切っていることです。しかし、自分の視点から考え、実感するからこそ本当の理解につながります。

 授業者は深く考える情報を持っている必要があります。そのために今回のようにゲストの方を招くことも一つの手ですが、書籍などを読んで当事者の経験や心情を知ることも有効だと学びました。

 実習の道徳の授業では、喋りすぎてしまう失敗をしました。一方で山田貞二先生の授業は考え、交流する時間がほとんどでした。この時間は納得解を生み出す大切な時間です。今回学んだことと、しゃべりすぎないことを意識したうえでもう一度授業したいです。

 玉置先生、ご協力いただいた先生方、今回もありがとうございました。いのちについても、授業技術についても学べる濃い時間となりました。
 そして玉置ゼミ生の意欲的に学ぶ姿がとても印象的で刺激を受けました。真剣に学び合い、全力で楽しめる仲間と出会えて幸せです。ありがとう。(安藤)


 こんにちは、9期生の久保です。12月10日に「いのちの授業」を体験的に学ぶ!セミナーに参加させていただきました。初めてのセミナーの記事を書きたいと思います!

 今回のセミナーでは、加藤みゆきさんがゲストとしていらっしゃってみえて、山田貞二先生と模擬授業を進めていらっしゃいました。模擬授業を実際に参加して「いのちの授業」の大切さ、授業の作り方等を学ばせてもらいました。

 「つなぐ」命の連続性と有限性をわかってもらえるように、移植する方の家族の立場になって考えてみたり、「自分事」に置き換えて、自分だったらどう思う?という問いかけが多くありました。いのちを大切にするということは、当たり前の話で、その当たり前を教えることは難しいことだと感じました。自分の立場になって考える時間を増やすことで、また、先生も一緒になって考えることで、クラス全体で考えが深まることを学びました。

 また、玉置先生が質問されていた「加藤さんのような実際に体験された先生がいなくても授業ができるか。」ということに対して、書籍や映画からも授業づくりはできると聞いて、納得しました。なかなかお呼びするのが難しい状況でも、授業はできるので引き出しをこれからもっと増やしていこうと思いました。

 初めてのセミナーは、多くのことを学ぶ本当にいい機会となりました。日程が合えば、これからも多くのセミナーや授業に参加して、引き出しを増やしていきたいです!玉置先生、ご協力いただいた先生方、ありがとうございました。(久保)
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12月10日 「いのちの授業」を体験的に学ぶ での学び(古賀、由原)

 こんにちは、9期生の古賀です。12月10日に開かれた、「いのちの授業」を体験的に学ぶ に参加させて頂きました。

 山田貞二先生による、ゲストティーチャーの加藤みゆきさんを招いた「いのちの授業」と参加者交流、質疑応答から感じたこと・学び得たことについて、書いていきたいと思います。

 「いのちの授業」は、臓器移植を受けた方の心情と葛藤、ドナーファミリーの想いについて学んでいく授業で、加藤さんの実体験から、「いのちをつなぐ」ことについて深く考えさせられました。山田先生と加藤さんの対話形式で行われ、ゲストの方も一緒に考えながら、授業が進んでいきました。自分事のように考えることができる、授業の工夫や仕方について学びを深めることができました。授業終盤の「あなた自身や家族の臓器を提供できるか」という発問には、参加者の方々から様々な意見が出て、自分とは異なる考えに触れ自分の意見が変わったり深まったりして、これこそが道徳の授業のあるべき姿なんだと肌で感じました。

 当たり前のことを伝えるのは難しいので、児童生徒に自分だったら…と自分事として目に見える実感を与える必要があることも学びました。ゲストを迎えることができなくても、授業者が書籍や映画などから、人の経験を知り深く考える機会をつくることが言葉に説得力を生むので、もっと見聞を広げていきたいと思いました。また、児童生徒の予期しない答えから、発展させ話し合うこと、その時に軸だけは絶対にブラさないことが大切であり、子どもと共に考え、自分たちも学び続ける姿勢を忘れてはいけないと聞き、今までの自分の考えを見直し、良い方向へと昇華していきたいです。

 私は、勉強不足であると身に沁みて感じ、玉置ゼミ生の名に恥じないよう学び続けたいと思います!素敵な学びの機会をありがとうございました。
 7期生、8期生の先輩方の鋭い視点や学ぶ姿勢を見て、より一層頑張っていきたいと思いました。ありがとうございます。未熟な私ですが、今後ともよろしくお願いします。(古賀)


 こんにちは、9期生の由原です!12月10日に、「いのちの授業」を体験的に学ぶセミナーに参加させて頂きました。今から、その学びを記事にしていきたいと思います。

 加藤みゆきさんがゲストティーチャーとして来てくださり、臓器移植をしてからの生きることへの苦悩や辛さについてのお話を聴きました。お話を聴いて、私自身「いのち」の有限性、連続性について深く考えることができました。

 いのちは大切である、ということは当たり前で誰もが分かっていると思います。しかし、「いのち」について子どもに考えさせることはとても難しいのだと、改めて実感しました。山田先生と加藤みゆきさんの模擬授業を受けて、「自分だったら?」という発問をしたり、目に見て実感できるようなエピソードを用意したりすることで、いのちについて身近に感じることができるのだなと思いました。

 また、教師が、教えてやろうという姿勢で授業を行うのではなく、一緒に考えて納得解を導きだそうという姿勢で行うことで、お互いが学び合える、より良い授業になるのだと感じました。

 私自身、模擬授業をして予想外の意見が出て動揺してしまうことがあったので、その予想外の意見こそが学びを深められるチャンスだということに気づくことができました。

 今まで、いのちについて深く考える機会はあまりなかったのですが、今回このような時間をいただけて、いのちについて、授業について、学びがたくさんありました。とても貴重な経験をさせていただきました。ご協力いただいた先生方、本当にありがとうございました。(由原)
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