2月11日 第7回教師力アップセミナーでの学び(前野)

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 こんにちは!8期生の前野です。2月11日に第7回教師力アップセミナーに参加させて頂きました。今回は「GIGAスクール2年目 一人一台のタブレット端末をどう生かすか」という演題で前田康裕先生のご講演がありました。今回も学びをまとめていきたいと思います!

 まずは「子どもが学びとる授業」を行う上でICTを活用できる場面はたくさんあるということを学びました。子ども同士で学びとるためには子どもの思考がくっきりと見えて、それを交流し思考を広げたり深めたりすることが必要です。そんな中でICTは思考を見える形にして、周囲と共有するのに長けているということが分かりました。ICTを使って子どもが意見を書き込んだり、調べたことをまとめたりという活動は様々な場面で行われていると思います。そこで終わらず、周囲と共有して子どもの中から新たな学びを生み出してこそ、ICTの効果が最大限発揮されるのではないかと感じました。

 また、「振り返り」は交流し、教師が評価することが大切だということを学びました。今までも「振り返り」が大切だということは分かっていましたが、今回のセミナーで振り返りを共有することで子ども同士で学びとり方さえも学ぶことができ、教師は子どもの振り返りを形成的評価することでメタ認知力を伸ばして、どうすればよりよく学べるかを考える力をも育てていくことができるということが分かりました。主体的に学ぶ子どもを育てていくためにも「振り返り」を子どもたちの言葉でさせ、子ども自身で学びとる力がついてくるよう心がけないといけないなと思いました。

 そして、心に残ったのは「生徒の学びと教師の学びは相似形」という言葉です。子どもがより良い学びをするには、教師自身が子どもに取り入れようとしている学びのスタイルの効果や目的を理解していることが必要です。たくさんの校内研修の事例を聞かせて頂き、子どもたちが質の高い学びをしている裏では、先生方も質の高い学びをしているのだなと気づかされました。教師になった後も学びはずっと続いていきます。その時の最善の学び方を模索し続け、子どもの学びに還元できる教師でありたいなと思いました。

 今までも色々な機会で見聞きしてきたICT活用ですが、今回もまた新たな学びが得られました。前田先生、貴重なお話ありがとうございました!(前野)

※写真は前田先生のプレゼンからです(玉置)

2月11日 第7回教師力アップセミナー(前田康裕先生)での学び(荒木)

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 こんにちは!9期生の荒木です。2月11日に行われた第7回教師力アップセミナーに参加させて頂きましたので、学びを記事にしていきたいと思います。

 今回、熊本大学大学院の前田康裕教授が「GIGAスクール2年目 一人一台のタブレット端末をどう生かすか」というテーマでお話をしてくださいました。

 まず最初に、予測不能な社会で求められる「自ら問いを立て(課題設定)、その答えを作っていく(問題解決)力」を育てていくために、求められる授業のあり方が、教師が教える(教師に習う)授業から「子どもが学びとる授業」にと変化していることを確認しました。「子どもが学びとる授業」では、めあてに向かって自ら立てた課題を、対話を通して解決し、振り返り、次の学びに繋げます。

 私は今回のセミナーに参加して、この「子どもが学びとる授業」を実現するためにキーワードとなるのが、「言語化」「精緻化」「形成的評価」であると感じました。

 今回のセミナーでも「振り返り」が大切な過程として示されていましたが、今回は新たに、ただ振り返りをすることだけを目的にしてしまうと学習の効果が得られないということに気づきました。学んだことを自分の言葉で説明し深く理解する「精緻化」や、友達からの学びから考えたこと、習ったことから生まれた自らの気づき、自らの伸びや課題の実感、他の経験や学習を結びつけて考えたことの「言語化」が深い学びに繋がることが分かりました。そして、教師が振り返りに対する「形成的評価」を行い価値付けする大切さ、子どもの交流の場を作ってあげることの大切さも学びました。

 このようにして子どもたちは理解の仕方の理解、学習の仕方の学習をしていきます。小学校や中学校の頃を思い出すと、振り返りと言っても、書くことに困ったり、ただの感想になってしまったりした覚えがあるため、今回振り返りについて具体的にお話を伺えてとても有難く思いました。

 今回のセミナーでは「子どもの学びと教師の学びは相似形」という言葉がありました。子どもが学びとる授業を目指していく以上、私自身が普段から振り返りのポイントを意識したり、仲間と対話、共有、協創し、振り返る過程を大切にして、様々なことを学んでいきたいと思います。

 そして、タブレット端末は「子どもが学びとる授業」の過程において、思考を見える形にするため、協働的な学びにおいても個別最適な学びにおいても子どもの可能性を引き出すものとして効果的であることを学びました。使うこと自体を目的とせず、学ぶための手段として効果的な活用方法を日々模索し、どんどん活用していきたいと思いました。

 今回貴重な学びの機会をくださった前田先生、玉置先生、ありがとうございました。これからも沢山のセミナーに参加して、教師としての自分の核を固めていきたいと思います。(荒木)

※ 写真は前田先生のプレゼンから(玉置)

2月11日第7回教師力アップセミナー(前田康裕先生)での学び(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です。第7回教師力アップセミナーに参加させていただきましたので、そこでの「学び」について記事にさせていただきます。テーマは「GIGAスクール2年目 一人一台のタブレット端末をどう生かすか」でした。

 前田先生は、「学ぶとは何かに気づき、自分で変わること。」とおっしゃっていました。

〇 「面積を求めよう」という問題では、AIでも容易にやってのけてしまいます。しかし、「面積の求め方を誰にでもわかるように伝えよう」という問題の場合、自分の考え方をメタ認知し、思考を整理しなければ説明することができません。情報を相手に伝えるには、自分の考え方を理解する必要があるのです。

〇 情報を伝える力は、現代社会で必要とされる力です。ICT機器を用いることで思考を表現する幅が広がるため、子どもがいつでも機器を使える状態にしておきたいと思いました。子どもが考えた進め方で作った作品を説明するなど、「人に説明すると自分が幸せになる経験」が積めるような探究学習もつくっていきたいです。ただ暗記するのではなく、探究の仕方を学ぶために考え方を説明できるようにすることが大切なのだと思いました。

 前田先生、貴重な学びをさせていただきありがとうございました。玉置先生、運営の皆様、今回もまた学びの場を提供してくださりありがとうございました。私自身、話を聞いて、わかった気になって終わってしまうことが多くあります。自分の考え方を知っていかなければいけないなと思いました。習うより学びます。(柴山)

※ 写真は前田先生のプレゼンから(玉置)

2月11日第7回教師力アップセミナー(前田康裕先生)での学び(安藤)

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 こんにちは、8期生の安藤です!
 
 2月11日、第7回教師力アップセミナーに参加させていただきました。熊本大学大学院、前田康裕教授にご登壇いただきました。テーマは「GIGAスクール2年目 一人一台のタブレット端末をどう生かすか」です。
 
 今回もとても勉強になりました!さっそく、学びを記事にしていきます。

 大前提として、授業は習うものではなく学ぶものです。
・習う授業=教師が子どもに教える授業
・学ぶ授業=めあてに向かって、自ら課題をたて、対話しながら解決していく授業
 この、学ぶ授業を行うにあたってタブレット端末がとても有効な手段だと改めて学ばせていただきました。

 子どもが学んでいくために「言語化」と「交流」がポイントだと思います。振り返りや交流する際にしっかり言語化することで、自分の学びや理解の仕方、気づきが明確になります。さらに、交流することで、他の視点からの学びや、刺激を受けて、自ら学び取る学びになります。

 この時、端末の活用がとても有効だと思います。端末上で全員の学びを共有で切る上に、グラフや図を用いて自分の思考を整理させることができるからです。

 最近、小・中学校へ授業を参観させていただく機会がありました。、すべての授業が端末を有効活用された、子ども主体の授業でした。私が受けてきた授業の仕方とは大きく変わってきていると実感しています。

 子どものように、私も学び、挑戦し、そこからまた学び続けなけば!!と強く思いました。子どもが学ぶ授業をつくるためにも、まず私が主体的に学び、実践し、振り返りからまた学んでいきます。

 「端末を活用した子どもが学ぶ授業」についてとても勉強になりました。また、前田先生のお話を聴き、自分の中で「常に学び、挑戦する姿勢」を忘れないぞ、という強い意志を持つことができました!

 前田先生、運営の皆様の方、今回も貴重な学びの機会をありがとうございまいた。このような学びのチャンスを逃すことなく、これからも学びを吸収していきます!(安藤)

2月11日第7回教師力アップセミナー(前田康裕先生)での学び(高橋・池戸・今井)

 こんにちは。7期生の高橋奈優です。

「学ぶとは何なのか教師が考えることが大切」

 これは、今回の教師力アップセミナーで特に心に響いた言葉です。4年間続けている塾バイトで出会う子どもに「勉強する意味が分からない〜」と言われたことがあります。当時は、私も自分の中で「学ぶ」ということを理解できてなかったため、その子に「そんなこと言わずにがんばりな〜」と言っていました。ですが、今回のセミナーで改めて「学ぶ」ことを考えるきっかけになりました。

 そして、私の思う「学ぶ」とは、やはり先生と同じで自分が変わることであり、成長だと思います。これから、4月出会う子どもたちの学ぶ気持ちを大切にできる先生になれるようにがんばります🌸(高橋)

 こんにちは、7期生の池戸です。いよいよ大学生としての学びの場も残り少なくなってきました。今回は、先日の教師力アップセミナーでの学びをまとめます。

 まず、1人一台端末が当たり前となった教育現場に対応するため、私もこれまでにゼミなどでICTを活用した授業の実践やロイロノートの勉強会などを通して4月からの指導に活かすための知識を増やしてきました。しかし、やはり不安で仕方ありません。

 そのため、今回の学びを通してICTを活用した授業をする上で私はこの二つを意識したいと思います。

 一つ目は、ICTを活用し調べ学習をする際は、調べたことを発表するだけで終わるといった調べることが目的となってしまう授業に陥らないことです。そのためには教師だけでなく子供達にもICT活用の本来の目的を理解してもらう必要があるので、実践を通して指導していきたいと思います。

 二つ目は、振り返り場面でICTを活用することです。自分の学びを記録でき、仲間と共有できるといったICTだからできる振り返りの形を習慣づけていきたいです。これは卒論のキャリア教育の中でも大事にしたいと言ってきたことなので貫きます!

 1人一台端末が当たら前になり、可能性が広がりました。だからこそ、やってみたいことや方法は数え切れないくらいあります。その中で、今何が必要なのかを常に考えながらこれまでのゼミやセミナーでの学びを4月からの教員生活に活かしていけるように頑張りたいと思います。(7期生 池戸)


 こんにちは。7期生の今井です。今回の教師力アップセミナーで、印象に残っていることがあります。

 それは、高橋さんと同様、学ぶとは、「何かに気づき、自分が変わること」であるということです。これを聞き、私が感じたのは、学びは,変化を大切にする必要があるということです。自分の知らなかったことを知る時、何かに気づく時、友達の意見を聞いて自分のの考えが変わる時があります。このような変化を、大切にするとともに、教師として変化するように仕掛けることも大切だと感じました。

 今回の学びは、これからの教員人生の軸となるような、大切なことを学ばせていただいた気がします。ありがとうございました。(今井)

※ 写真は前田康裕先生の著書の一冊です(玉置)
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心を動かされた日(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!一昨日コロナワクチン4回目を打ち、腕が痛いです(笑)今回は、春休み中の旅行での出来事を書いていきます!!

 2月に同じ専修の友達と鎌倉・江ノ島に行きました!!1日目は鶴岡八幡宮と鎌倉散策、夜には江ノ島シーキャンドルに行きました。鶴岡八幡宮は強力なパワースポットでもあり、教採合格をしっかりお祈りしてきました!!8期生全員が教採に合格しますように✊🏻❤️‍🔥

 2日目は、オーシャンビューのカフェでモーニングをしたあと、新江ノ島水族館に行きました。そこでは小学生の頃に戻ったかのように、夢中になって魚を見ていました。数え切れないほど多い魚たちがひとつの水槽で共に暮らしているのをみて、魚から見た人間ってどう見えているんだろうなど色々なことを考えてしまいました(笑)

 そして、運がよくイルカショーも見ることが出来ました。今までイルカショーは何度か見てきましたが、新江ノ島水族館のイルカショーは他とは違う魅力を感じました。トレーナーが6人、イルカが6体いてペアを組んでいたのですが、全ペアが違う形で輝いていたのです。それぞれのイルカの特徴、性格をしっかりと把握していて、その子に合わせたパフォーマンスをしていたのです。その上、会場の観客も手拍子などでショーに参加することが出来、その場にいる全員が一体となった素晴らしい空間が生まれていました。

 言葉で伝えるのが難しいのですが、私が今まで見てきたショーの中で唯一涙を流したほど感動しました(笑)大人に近づいて見方が変わったのかもしれませんが、イルカが楽しそうにパフォーマンスしていたのが伝わってきたのです。

 また、実際に失敗をしても責めることなく、その子に合わせたやり方を試行錯誤していて、そんな環境でパフォーマンスできるイルカは幸せなんだろうなと思いました。イルカとは言葉が通じませんが、それでもそれぞれのイルカが楽しめるように日々たくさん工夫をしているという話を聞き、トレーナーの方の素晴らしさを実感しました。

 これは教師と子どもの関係に通ずることがあるのではないかと後から考えました。その子たちに合わせた指導や関わり方を探りながら、全員の子どもがそれぞれの場面で輝けるよう挑戦できる環境を作れる教師になると強く思いました。

 イルカショーひとつでこんなに心を動かされる日が来るとは思ってもいませんでした。トレーナーという職業の素晴らしさを知れたので、これからは自分の夢である教師の素晴らしさを伝えられるよう、自分から色々な経験をしていきたいです。(寺尾)

周りの存在(寺尾)

 こんにちは、8期生の寺尾です!!これを書いてる今日は2月28日です🙌🏻
月1記事宣言したので今月も書いていきます!!

 今月は本当にあっという間に過ぎていきました、、というのも、月初めに予定を詰めすぎた結果、2週目に体調を崩してしまったのです。幸いコロナではなかったのですが、1週間ほど風邪が長引きました。体調を崩した週も予定をたくさんいれていたので、一刻も早く治さなければと思っていました。

 私は大学付近に下宿していて、下宿先で体調を崩したことがあまりなかったので、体調を崩して色々と大変なことがありました。そんな時、同じアパートに住んでいる友達が食べれそうなものを沢山買ってきてくれたり、ご飯を作って届けてくれたりしました。友達のおかげで食欲も戻ってきて回復につながりました!!

 また、家族や一緒に勉強する予定だった友達もLINEなどで心配してくれて、自分にとって友達の存在ってすごく大きいんだなと思いました。

 今回の体調不良を通して、自分は周りに支えられて生活出来ていることを非常に感じました。周りの人達を大切にし、その人たちが困っていたら手を差し伸べることの出来る人になろうと強く思いました。

 そして、その週に玉置ゼミ8期生全員で飲み会の予定がありましたが治りかけということもあり、行くことが出来ませんでした。忙しいみんなが予定を合わせ、久しぶりに8期生全員で集まることが出来るはずだったのに、本当に申し訳なかったです。もう一度体調を崩さないように、予定を詰めすぎず生活することを意識します!!

 またみんなの予定が合わせられるときにご飯や遊びに行こうねその時まで勉強頑張ります🌟(寺尾)

※写真はゼミ合宿の時に撮ったものです!!
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玉置ゼミ、卒業!(久野)

 こんにちは、7期生の久野舞菜です。今月の卒業論文発表会をもって、ゼミ生活を終えました。玉置ゼミと私のこと、少しだけ振り返ろうと思います。

 7期生初顔合わせの日、吉久さんとビクビクしながら教室に入ったことを思い出します。他の7期生の賢そうな雰囲気に圧倒され、「玉置ゼミの底辺として生きていくんだ、、、」そうつぶやいた帰り道を思い出します。(吉久さん、私たちそう言ってたよね〜〜懐かしいね〜〜(笑))

 実際、ゼミが始まると、底辺だとか上だとか、そんなこと全く気にならなくて。劣等感なんて抱くことなく、ただただ健やかに、自信満々に伸びてきました。(笑)

 それはきっと、玉置先生がゼミ生を平等に愛して価値付けてくださるから。「久野さんってほんっとおもしろいなあ」って、惜しみなく、恥ずかしげもなく、褒めちぎってくださるから。あの子は優秀、私はダメ、なんてぼやく隙もなかった。玉置ゼミ生はみんな、「玉置先生、私のこと大好きじゃん!照れるな〜〜」って、自信満々に言えるんじゃないかな(笑)。私も、子どもたちにそう言わせたい。

 玉置先生は愛のひと。玉置先生に出会えたこと、玉置ゼミ生の一人になれたことが、私の大学生活最大の自慢です!!2年間のゼミ、ありがとうございました!!(久野)

※ 写真は7期生からの贈り物です(玉置)
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2月7日春日井市立藤山台中学校での学び (柴山)

 こんにちは!8期生の柴山です。2月7日、春日井市立藤山台中学校での多くの授業を参観させていただきました。地元の市の中学校ということもあり、とてもワクワクしながら挑みました。

 特に印象に残った場面を5つ書かせていただきます。
〇 数学のデータの活用では、生徒のつぶやきが印象に残っています。発言に対し、「それだとダメじゃない?」というつぶやきが出ていました。心理的安全性ができている学級だからこそ『他人にネガティブな発言だと思われるんじゃないか。』と思うことなく、この発言を出せるのだと思いました。自然な生徒のつぶやきから、全体への問いにもつなげていけます。心理的安全性のある学級の大切さを改めて実感しました。

〇 体育のバレーボールの授業では、本時で必要な視点がホワイトボードで共有されていたことが印象的でした。私は、実技科目の授業を受ける側だった際、目的を理解していないまま練習を進めてしまうことが多かったです。振り返りをもとに、前回感じたことに対しどう対処していくかを視覚化しておくことで、ただ練習するだけの状態を防げるのだと思いました。

 本時は何時間中の何時間目かも共有されていました。これにより、生徒も一つの競技に対しての見通しが持てるようになります。他教科でも、一つの単元の見通しを持てるよう「〜/〜時」と記しておくことも実践してみたいです。

〇 音楽の筝の授業では、他の楽器との音の比較の場面が印象に残っています。調べたことをただ入力する作業ではなく、映像を見て自分が何に気づいたかをタブレット端末に入力する活動でした。今回の授業のように、生徒が見方や考え方を働かせた気づきをアウトプットしていける授業をつくりたいと思いました。また、冒頭でマラカスとタンバリンを例に、音色の違いを生む要素を生徒に問いかけていたため見通しもとても持ちやすかったです。

〇 特別支援学級でも、子ども同士をつなぐことの大切であることを改めて実感しました。話し合いの後の発問でも、教師が正誤判定者のなることなく、「どう思う?」と他の生徒へつないでいました。来年度の特別支援学校の実習でも意識していきたいポイントにもなりました。

〇 理科は班での課題解決活動でした。全員が「自分事」として活動に取り組むにはどうしたらよいかを協議会での議題にあがりました。「リーダー格の生徒が他の班員に役割を与えることができるかでも、全体の意識が変わってくる」ということが新たな学びでした。リーダーの生徒がうまく働きかけていけるよう促すことも教師の役目だと思いました。日頃の人間関係つくりが授業での班活動に直結することも改めて実感しました。「誰か助けてくれるだろう」ではなく、目の前のことを自分事として捉えるにはどうしたらよいかも考え続けていきます。

 生徒一人一人に満たされている感があり、心が元気でありつつ落ち着いた雰囲気の中学校でした。私もこんな中学校で学びたかったです。本当に多くのことを学ばせていただきました。藤山台中の校長先生、先生方、玉置先生、福地先生、貴重な学びの場をありがとうございました。(柴山)

※ 写真と記事とは関係がありません。藤山台中学校サイトからいただきました(玉置)
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2月7日春日井市立藤山台中学校での学び(新谷)

 こんにちは、8期生の新谷です。2月に入りました。最近あった出来事としては、8期生のみんなとご飯を食べに行ったことです。ご飯はもちろん美味しかったのですが、その後のカラオケは大盛り上がり!ここ最近は、勉強とバイトが大半を占めていたので、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 先日、春日井市の藤山台中学校へ授業を観に行かせていただきました。春日井は私の地元であり、藤山台中学校には、私の母校にいらっしゃった先生がおられ、とても懐かしい気持ちになりました。特に、教頭先生は、中学時代の私の数学の先生で、とても楽しい数学の授業をしてくださったり、じゅんちゃん!と今思えば失礼なノリで先生のことを呼んでいたことを恥ずかしながらよく覚えています(笑)久しぶりに会った教頭先生からは昔はあんなに黒かったのにねと言われました(笑)たしかに当時、私の体は日焼けというよりもはや焦げていたなとしみじみ思い出話をすることができとても嬉しかったです。思い出話はこれくらいにしておき…
 
 藤山台中学校では、3時間も授業を観させていただき、とても充実した時間と学びで終えることのできた1日でした。

 毎時間全クラスの授業を観させていただいたのですが、まず印象的だったのは、ICTを文房具のように当たりに使用している姿でした。ICT使うこと広がる授業の幅というものを感じました。例えば、数学の時間で、データの活用の授業があったのですが、そこでは実際にデータを測って記録していました。従来の授業だったら、もともと用意されているデータについて平均値や他の値を求めるものが、実際に記録をして行っているところに斬新さを感じました。与えられたデータを求めるのではなく、生徒が実際に測った記録を基に、値を考えていくものなので、値を求める過程が従来より詳しく理解できると思いました。
 
 また、音楽の授業では、琴の音色についてyoutubeから気づいたことを考えていました。音楽では、個別で動画を操作し、みたいところを見ながら気づいたところを書くことができる点や、6つの選択肢を先生が与え、好きな動画から見ていいと子どもに選択させていたところに、個別最適な学びがなされていると感じました。

 研究協議会で音楽の先生から話を聞いたのですが、ICTを使うことで、子どもに興味のあることからやらせたり、選択させやすくなったとおっしゃっていました。この選択をさせることで子どもの主体的な学びに繋がることがわかりました。

 次に印象的だったのが、生徒同士の対話が多かったことです。グループで意見を交わし合ったり、ICTのチャットを使って会話をしたり、生徒同士のやり取りの場面がとても多くみられました。これらは学級に心理的安全性がもたらされていたり、ICTの使用によって対話の手段が増えたことが背景にあるのかなと思いました。

 研究協議会では、玉置先生の講話が行われました。その中で特に印象的だったのは「見方・考え方」についてです。「見方・考え方」を中心に据えた授業展開、最初はさっぱりわかりませんでした。しかし、協議会を行っている中で、国語を例にした「見方・考え方」について藤山台中学校の先生が説明してくださりました。言葉にするのがとても難しいので私の中で落とし込んだものを写真で貼らせていただきます。「見方・考え方」はこういう事柄ではこういう風にするとよいといった思考の過程、と言えばいいのでしょうか。言葉にするのがとても難しいです。これから私の中でもっと確立させたい課題になりました。

 今回も学校へ行かせていただき、生の授業を観ることでしか得られない学びがたくさんありました。あんなにもICTを普通に使用している先生方の姿を見て、私もICTを使いこなして、授業の幅を広げることができるようになりたいと思いました。教員になるのはまだまだ先であり、なれるかもわからないのですが、ICTを使った授業を早く自分がやりたいと思いました。今回も貴重な経験できて、とても幸せです。この学びを今後にも生かしていきます。ありがとうございました!(新谷)
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2月7日春日井市立藤山台中学校での学び(安藤)

 こんにちは、8期生の安藤です!

 2月7日、春日井市立藤山台中学校へ授業を参観させていただきました。ICTを活用して交流、比較、まとめ、振り返り等、様々な活動が見られました。子どもが学んでいくICTを活用した授業とはこの事だと、とても勉強になりました!

 藤山台中学校では、SST(ソーシャル・スキルトレーニング)を継続的に取り組まれていると伺いました。学び合う学びを行うために、関わり合う力や教室の雰囲気が必要不可欠です。この土台を整えることが、授業を行うにあたって日頃から教師が仕組んでいくべき、重要な課題だと思いました。今後は、授業に限らず日常的な指導についても研究していきたいです。

 さらに、生徒は分からないことがあると自分で調べる、或いは、友達に尋ねている様子が見られました。私の受けてきた授業は「授業中喋ってはダメ。分からないことは挙手して先生に質問する」ことが当たり前でした。授業中質問する勇気がない私は、授業に参加しているふりをしていました。当時の先生、ごめんなさい。(笑)

 藤山台中の生徒の主体的に学びに向かう姿勢、一緒に学んでいこうとする姿勢がとても素敵でした。普段の関わり合う力の育成はもちろん、ICTを授業中活用できる、分からないことを自ら友達に質問できる教室の雰囲気は大切だと、改めて実感しています。

 また、生徒から学びたい!知りたい!ワクワクする!という思いが伝わってきました。先生の声かけ、教材のアレンジが鍵だと気付きました。教師は仕組むことが多いです…!でもこちらが仕組んだ事がきっかけで、子どものワクワクする姿や、学びに夢中になる姿が見られると思うと、仕組む側の私もワクワクします。

 子どもが考えを共有し、互いに学び合う学びを提供できるように、ICTの活用方法と、子どもがワクワクする教材のアレンジ力を磨いていきます!そして授業ベースとなる、普段からの学級運営についてより一層研究していきます。

 藤山台の先生方、お忙しい中、学生にも学びの場をいただけてありがとうございました。福地先生、授業の合間でお話してくださり、授業を見る視点がとても勉強になりました。ありがとうございます。玉置先生、貴重な学びの機会をいつもありがとうございます。現場でしか感じられない刺激があり、毎回心が奮い立ちます。1年目でも先生方のように活躍できるように、精進してまいります!

 改めて、藤山台中学校の皆様、玉置先生、福地先生、ありがとうございました!(安藤)

※写真と記事とは関係がありません。藤山台中学校HPからいただきました(玉置)

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2月7日春日井市立藤山台中学校での学び(前野)

 こんにちは!8期生の前野です。2月7日に春日井市立藤山台中学校を訪問し、授業を見学させて頂きました。このところいくつもの学校にお邪魔させていただき、たくさん学ばせて頂いています。今回もその有り難みを噛みしめながら、学びを綴っていきたいと思います。

 藤山台中学校はICTの活用が特に進んでいて、どの授業を見てもあらゆる場面でICTを使っていました。

 特に音楽の授業と体育の授業でのICT活用の様子が印象的でした。音楽の授業では似たような楽器の動画をいくつか比較して音色の特徴について考える授業でした。それぞれの楽器の演奏動画を子どもが好きなものから選んで見ることができるようになっていて、子ども自身がより興味が湧くような授業になっていました。

 体育の授業では教師が子どもの活動の様子を動画撮影し、振り返りの際に課題に対してどのように成長できているかを動画を見ながら振り返ることができるようにしていました。他にも子どもたちに「やってみたい!」「次はこうしたい!」と思わせられるようなICT活用術をたくさんの授業から学ばせて頂きました。そしてどの授業でもICTを使うことが目的ではなく、子どもが学ぶ1つの手段としてICTが当たり前のようになじんでいて、この姿が今後ICT活用のスタンダードになるべきなのだと感じました。

 また、対話を通して考えを広げたり深めたりしている子どもの姿を何度も目にしました。対話することに対して全く抵抗感が無いように見えた藤山台中の子どもたち。きっと日々の積み重ねがあっての姿だと思いますが、教室の誰ひとり取り残さずにみんなが学びに向かっている様子を見てこんな授業を目指したいなぁと感じました。考えてみたいと思わせるような課題設定、ICTによって考えを可視化すること、間違うことを恐れず発言できる心理的安全性の高い学級づくり等、対話的な学びを充実させるには様々な面からのアプローチが必要になるのだと思いました。

 今回もたくさんの学びをさせていただきました。教採に向けた勉強を本格的に始めるにあたって、学校現場に行くと頑張らないとと気が引き締まります!温かく迎え入れてくださった藤山台中学校の皆様、ありがとうございました。そして、学びの場を設けてくださった玉置先生、ありがとうございました。(前野)
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1月30日小牧市立味岡小学校での学び(安田)

 みなさんこんにちは、9期生の安田です。

 1月30日に小牧市立味岡小学校に訪問させて頂きました。玉置ゼミに入って初めての学校訪問でしたが、このゼミならではの学びを噛み締めながら綴っていきたいと思います。

 2時間から5時間目まで授業を参観させて頂いたのですが、放課後の先生同士の学び合いの場にまで参加させて頂けたことが、とても幸せなことだと感じています。授業もとても素晴らしいものばかりで、右も左もわからない私にとって吸収することしかない濃密な時間となりました。

 先生が授業の後に意見交換して、反省をしているという姿はかなり印象的でした。「先生になっても学び続ける風は出来ても、実際学び続けることは、簡単に出来ることではない」と授業である先生がお話しされていました。理由は、学校にいる先生全員が教師としてのモチベーションが高いわけではないからだそうです。学年をあげて、学校をあげて先生の学びにも力を入れているこの味岡小学校は、先生にとっても子どもにとっても本当に素晴らしい場所だなあと羨ましく思います。

 そして、授業は普段の指導の賜物だと私は思っています。子どもたちの態度、発言方法、行動など変えようと思ってすぐに変わるものではありません。今回、参観させて頂いた授業は、授業内の子どもの様子から先生がいつも心がけていることを感じさせられるものばかりでした。

 1番驚いたことは、子どもたちの教科書の置き方です。国語の授業で音読をした後にみんなが揃って音を立てないようにそーーっと教科書を机に置いたのです。それも1年生の子が。落ち着きがこんな風に形になるなんて、、と感動するばかりでした。音読や読み取りの内容も1年生とは思えないもので、先生が普段から気を付けている声かけについてとても興味が湧きました。

 加えて、先輩の姿から学ぶものもありました。先生方とのコミュニケーションを豊かにする会話、子どもの前で先生として立ち振る舞う行為、授業の着眼点、どれをとっても素晴らしく「あっこの人たちはもう先生なんだな」と自分との差を痛感しました。次回からは、学びに行かせて頂く学生という立場だけでなく、「先生」という立場を意識して振る舞わなければと強く思います。

 「みんな小さいっ‼︎可愛い〜‼︎」学校に行って1番最初の心の声です。あんなに小さな体で毎日遊んで、勉強して、どんどん成長していくなんて、、と考えるとやはり教師という仕事に憧れを抱くばかりです。「子どもと触れ合う」ふれあい体験。「教師という仕事を知る」実践観察。「授業の技術を学ぶ」学校訪問。どんどん目的が変わり新しいことを学べる環境をとても嬉しく思っています。たくさんの体験を通して私自身大きく成長できるようこれからも頑張っていきたいです。

 私たちの訪問を受け入れて頂き、授業から先生同士の学び合いまで観せてくださった味岡小学校のみなさん、本当にありがとうございました。また、このような機会を作って頂いた玉置先生にも感謝でいっぱいです。次回の学校訪問もとても楽しみになりました。
 長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。(安田)

※ 写真と記事とは関係がありません。味岡小学校サイトからいただきました(玉置)
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1月30日小牧市立味岡小学校での学び(長谷川)

 こんにちは!9期生の長谷川理桜です。1月30日に味岡小学校で行われた校内授業研究会に参加させて頂きました。

 多くの授業を見学させていただくなかで、子どもたちの授業を受ける姿勢にとても驚きました。「グループで話し合いましょう」と先生から言われると、すぐにグループの形になり話し合いを始めます。また、誰かが発言しようとすると、クラスの全員が発言する児童の方向に体ごと向けて一生懸命話を聞いています。日頃の学級経営からこのような子どもたちの態度は作られていくのだなと思い、改めて学級経営の大切さを感じました。  

 授業を見させていただいた後には分科会や全体会にも参加させていただきました。子どもたちがより深い学びをするため、多くの先生があらゆる視点から意見を出し合い、学び合いをする姿にとても刺激を受けました。
 
 分科会や全体会の学びを通じて、多くの方から意見して頂ける環境に感謝をし、常に学び続けていけるような教師になりたいと強く思いました。

 最後に玉置先生から一人一台端末を生かすための学び合う学びについてお話ししていただきました。その中で振り返りの重要さについて考えました。振り返り=反省ではなく、心の中に起こったことを書き、自分の課題を見つけることで指示する学びから主体的な学びへと変化していくと気付きました。

 貴重な経験をさせて頂き本当にありがとうございました。(長谷川)

※ 写真と記事は関係がありません。味岡小学校サイトからいただきました(玉置)

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1月30日小牧市立味岡小学校での学び (安藤)

 こんにちは、8期生の安藤です。1月30日に小牧市立味岡小学校へ伺いました。授業研究会に参加させていただき、たくさんの学びがありました。さっそく、この学びを記事にしていきます!

 1番驚いたことは、教室の雰囲気です。どの授業でも、体ごと向けて、友達の意見を聴いていました。そこから思ったことを呟き、発言し、それを聴いてまた考え、学びを深めていく。これを子どもたちは自然とできていました。

 このような姿が見られるのは、きっと教室の「心理的安全性」が高いからだと思います。(何を言っても大丈夫だ)という安心感と、ある程度の緊張感があるからこそ、子どもが学び合う学びができます。良い授業には良い雰囲気の教室があってこそだと改めて感じました。普段からどのような指導をされているのか、学級経営についても学ばせていただきたいです…!

 そして、授業中、圧倒的に先生の出る場面が少なかったです。5年生の教室では、授業のまとめを子どもの発言で行っていました。まさに、子どもの発言でつくる授業ですね。

 教師が子どもの言葉を繋げたり、交流する場を仕組んだりすることが大切だと思いました。しかし、子どもの言葉だけでは、違う方向へ進んでしまう時が多々あります。手遅れにならないように、授業を行う際はこの時を見逃さぬよう注意していきます。

 研究会議では、玉置先生のお話を聞かせていただきました。お話を聴いて、授業で振り返りの交流も大切にしていこうという思いが強まりました。振り返りの交流を通して、友達の振り返りからも刺激を受けたり自ら課題を見出したりすることができます。“次は~を頑張るぞ”と次の活動での目標ができます。自ら変わりたい、という意思をもって、自己の課題を見出すことが個別最適な学びであると思います。今まで振り返りを軽視していましたが、振り返りを交流することこそが、今の学びに大切であると気付きました。子ども同士が繋がり、自ら学んでいく、このような授業ができるように、今後も勉強していきます!

 味岡小学校の先生方、お忙しい中授業を見せていただきましてありがとうございました。子どもたちの、他の子の考えから学ぼうとする姿がとても素敵でした。この姿勢を引き出し、子どもたちを繋げていく先生方の授業はとても勉強になりました!今回、学ばせていただいたことを活かして、子どもたちが学び合う授業ができるように、試行錯誤していきます。

 改めまして、玉置先生、味岡小学校の先生方、本当に貴重な学びの機会をありがとうございました。(安藤)

※写真と記事とは関係がありません。味岡小サイトからいただきました(玉置)
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1月30日 小牧市立味岡小学校での学び(前野)

 こんにちは!8期生の前野です。1月30日に小牧市立味岡小学校を訪問させて頂きました。丸一日授業を参観させて頂き、沢山の学びを得られたので記事に書かせて頂きます。

 いくつもの授業を見て感じたのは味岡小学校の子どもたちは学び合いの習慣が本当に良く身についていて、子どもが主体となった授業ばかりだなということです。

 特に衝撃的だったのは1年生のクラスです。ペアで話し合う場面になるとイスを向き合わせてすぐに話し合い始めていました。1人が話しているともう1人の子どもは話をよく聞いて理解しようとしているのです。1年生とは思えないほどの落ち着いた雰囲気で日々どのような指導をしていたらこんな子どもが育つのだろうと感動しっぱなしでした。

 また、教師が子どもの発言を巧みに繋いでいき子どもの発言から授業が作られていく様子を見ることができ、これこそが子どもが主体となった授業だなと感じました。1年生算数の授業を行っていたクラスでは数の大きさを比べるにはどの位を比べたら良いかという発問で正解とは違うことを言っている子どもがいました。先生がその子の考えをしっかりと受け止め、こういう考え方をしたんだねと全体に共有し次の子どもに繋いでおられました。教師が子どもの意見を受け入れ、整理し、全体としては目標に到達できるような投げかけをされていました。この先生の授業だったらきっと間違うことを恐れず、伸び伸びと学ぶことができそうだなぁと感じました。

 低学年は特に自分達で軌道修正していくことは難しいので、時には教師がリードしていくことも必要です。子どもの意見を中心にしつつ、到達したい目標に近づくために教師が論議をシャープにすることが大切だと感じました。

 そして、授業を見終えてから分科会と全体会にも参加させて頂くことができました。1年生国語の分科会に参加させて頂き学んだことの1つとして国語は本文に戻ることの重要性です。子ども同士で話し合っていくうちに想像で話してしまうことがあっても、教師が本文に戻れるよう促し、本文に基づいた授業展開ができるようにしていきたいなと思いました。

 全体会では玉置先生による「学び合う学びに一人一台端末を生かす」というテーマの講演を聴きました。ICTの活用についてはこれまでもゼミで学んできましたが、子ども同士が繋がる、教師と子どもが繋がるツールとしてICTは大きな役割を果たすものであるということを改めて学びました。

 今、学びを記事に書きながらこんな素敵な学校で学ぶ機会が頂けて本当に有難いことだなとひしひしと感じています。ゼミ生を受け入れてくださった味岡小学校の皆様ありがとうございました。学校訪問という学びの機会をくださった玉置先生にもとても感謝しております。一緒に参加できた8期生と9期生のみんなもありがとう。これからも玉置ゼミという有難い環境を大切に、もっともっと色々なことを吸収していきたいです。改めてありがとうございました!(前野)

※ 記事と写真は関係はありません。味岡小学校サイトからいただきました(玉置)
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1月30日小牧市立味岡小学校での学び(寺尾)

 こんにちは、8期生の寺尾です!!1月30日に、小牧市立味岡小学校に学校訪問させて頂きました。私の卒論テーマである「協働的な学び」が多く見られました。そこでの学びを書いていきます。

 実際に小学校で授業を見たのは教育実習ぶりでした。味岡小学校はどのクラスも落ち着いて授業を受けていた印象でした。1年生で、「○○さんと似ていて/同じで・・・」と言うように他者の意見を踏まえて自分の意見が言えていることに驚きを隠せませんでした(笑)また、放課に廊下で会った児童らに挨拶をしたら、礼儀正しく挨拶が返ってきました。やはり挨拶は素敵な気持ちになりますね!!

 2時間目から5時間目まで授業を見た後は、国語の分科会に参加させて頂きました。この日行われた1年生国語の授業では、音読が多く取り入れられていました。低学年で音読を多く取り入れる理由は、一つ一つの言葉を理解するのに時間がかかるからだそうです。

 授業をみていると、私たちが何気なく使っている「それから」や「〜だが」などの言葉の意味を捉えることが難しそうでした。そのため、たくさん音読をして言葉に慣れることが大切だと思いました。また、児童が想像ではなく、本文を元にして考えるためにも音読を多く取り入れていることを学びました。このように、しっかりと意図を持ち活動を入れることを意識していきたいです。

 分科会のあとは全体会が行われました。そこでは国語について、「言葉にこだわる」ことの大切さを学びました。また、文から離れた場合は教師の出番です。本文に立ち返るよう軌道修正が出来るようになりたいです。そして、児童が曖昧な言葉で意見を言っていたら「どういうこと?」とつっこみ広げていきたいです。

 さらに、前のゼミでもやったように振り返りの重要さを改めて学ぶことが出来ました。振り返りを活用することで主体性が育まれるとともに、繋がりのある授業づくりの実現に繋がります。早く実践してみたいという気持ちが出てきました。

 今回、一日味岡小学校で学ばせていただきました。こんな素敵な学校で学べる子どもたちは幸せだなと思います。玉置先生に、「協働的な学び」に関するヒアリングの機会を設けて頂いたので、ぜひ現場の話を聞かせていただきたいと思いました。

 味岡小学校の先生方、一日受け入れて下さりありがとうございました。玉置先生、このような機会を作って下さりいつも感謝しています。卒論を書くのがより楽しみになりました。そして一緒に学んだ8期生と9期生の子たちありがとう!!これからも沢山のことを学んで深めていこうね。(寺尾)

※写真と記事は関係がありません。味岡小HPからいただきました(玉置)

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1月27日犬山市立犬山中学校での学び(前野)

 こんにちは!8期生の前野です。1月27日に犬山市立犬山中学校を訪問させて頂きました。今回はそこでの学びを書いていきます。

 どの学級でも印象的だったのは子ども同士がつながり、暖かい雰囲気の中で授業が進められていたことです。

 ある学級では学級全体での話し合いの場面で、1人の子どもが発言しているうちに仲間に伝わっているか不安になって「分かりますか」と投げかけていました。他の子どもは「分かるよ」「伝わってる!」とすぐ反応していて子ども同士がしっかりと聞き合い、学び合っているからこそこのようなつながりが自然とできているのだろうと感じました。

 また、話し合いが盛り上がり教室全体がザワザワしていたとき、教師が注意するわけでなく「聞こうよ」と学級全体に促す子どもの姿も見ることができました。子どもの中に仲間の意見を聞いて学び合っていく意識があるからこそこのような姿が見られたのだと思います。

 日頃から子ども同士がつながっていて仲間に対して受容的な雰囲気があることが感じられ、私もこんな授業を作っていきたいなと強く思いました。

 また、話し合いの場面で論議を深めていくために教師がどこで何を子どもに投げかけるかが非常に大切だということを学びました。同じような意見が複数出て、子どもの思考が固まってきてしまったときに教師が異なる視点に気付かせるようなことを投げかけていました。その後、今までとは全く違う視点から意見を述べた子がいて話し合いがより深いものになっていきました。教師は話しすぎず子どもを主に授業は進められるべきですが、方向が逸れてしまったときや話し合いが煮詰まってきたときに教師がファシリテーターとなって軌道修正していくことが必要です。教育実習で私にはその力がまだまだ足りないなと感じたので、今後更に研究したいと思います!

 最後に学びの機会を提供してくださった玉置先生、ゼミ生を受け入れてくださった犬山中学校の皆様ありがとうございました。学校に行って実際に授業を見て学ぶと多くの発見があり刺激を受けました。学校訪問を通してこんな教師になりたいなという姿がまた一段とくっきり見えてきました。目標に向かって今後も精進してまいります!(前野)

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1月27日犬山市立犬山中学校での学び(澤本)

 こんにちは!8期生の澤本です。今回は1月27日に訪問させていただいた犬山中学校での授業見学について記事にしていきます。
 
 私は学校訪問に参加させていくことが初めてでした。4時間目は専門教科である国語を、5時間目は研究授業である体育を見ながら学ばせていただきました。どの先生方も子どもとの距離感が絶妙で子どもが主体的に発言している印象を受けました。話し合いの授業では意見が多く飛び交い、「意見が真ん中になってきた」など自由に発言していました。品詞の授業では「形容詞は1種類を極めればいいよ」と子どもに伝えることで見通しをもたせながら、導入が行われていました。振り返りは学びの天気を活用していて、共有していました。
 
 体育の授業では、私が今まで受けてきた授業とはまるで異なり、タブレットで自分たちの動きを撮影していました。私は自分がどのように動いているか見たことがありません。そのため、何ができていないのか、できている人との違いはどこにあるのか気づくことが難しかった思い出があります。しかし、タブレットを用いて撮影することで授業の振り返りとして今日の自分を見ることができるので、自分の課題、チームの課題に気づくことができ、成長につながると思いました。実際子どもたちも「こうすればいい」「自分が思っているよりこうだった」など子どもが主体的に学んでいる様子を見ることができました。

 また、研究授業後の協議会にも参加させていただきました。学生と言う立場で参加させていただくこと自体貴重な体験をすることができました。協議会では発言の場をいただくも大したことを話せませんでしたが、雰囲気だけは感じることができました。

 犬山中学校の皆様、玉置先生学びの機会を与えてくださりありがとうございました。今回の学校訪問で授業の様子、子どもとの関わり方などのイメージを強くもつことができました。(澤本)

※ 写真と記事とは関係がありません。写真は林文通先生からいただきました(玉置)
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1月27日犬山市立犬山中学校での学び(安藤)

 こんにちは、8期生の安藤です!ここ5日間、私のお昼ご飯はおにぎりです。だからでしょうか、給食のありがたみをしみじみと感じている今日この頃です。皆さんの好きな給食は何ですか?私は焼きそばをもう一度食べたいです!(笑)

 さて、さっそく本題に入ります!
 
 1月27日(金)に犬山市立犬山中学校へ伺い、授業を参観させていただきました。今回は、そこでの学びを書かせていただきます!

 まず、全ての授業において「子ども同士が繋がり学び合う姿」が印象的でした。さらに、一つの授業の中で調べる、話し合う、発表する、論議する、振り返る、といった様々な活動が組み込まれていました。とにかく、子どもが出力する機会がとても多かったです!

 犬山中学校の授業を見させていただいて、「子どもが繋がる環境」を大切に授業しようと思いました。

 特に机の隊形は工夫したいです。授業中、生徒が先生に向かって発表している人はいませんでした。生徒↔生徒で話し合うためには、机ごと生徒同士を向き合わせて体ごと向き合わせることが大切だと学びました。このように、まずは形から子どもがつながる環境を整えていきます!

 また、子どもの意見を繋げることを意識して取り組みます。子どもの言葉を先生が受けるのではなく、他の子どもにつなげます。私はこれも対話的な学びだと思います。全体の場においても先生が架け橋になる事で、他の人の意見をきいて自分の考えを深め、交流していく。そして子ども同士繋がる。まさに対話的・共同的な学びだと思いました。

 そして価値づけを忘れずに行います。授業中、子どもは沢山つぶやきます。この呟きをきいて「今、良いことにきづいたね。詳しく教えて」というように価値づけして、子どもの考えを引き出してつなげていきます。

 さらに、振り返りの共有を行います。授業の最後に振り返りを共有しているクラスがありました。振り返りから自分が次何を目標に取り組むのか、明確になります。さらに共有して友達の振り返りから「自分もこんなこと頑張りたい」という気持ちに繋がります。まさに主体的、個別最適な学びになっていると思いました。この3つを特に意識して、子ども主体の子ども同士が学び合う授業ができるようにこれからも研究していきます。

 授業のやり方がとても新鮮で、教師→生徒という授業は一つもありませんでした。犬山中学校の授業を参観させていただき、刺激を受けました。
 
 犬山市立犬山中学校の皆様、そして玉置先生、素敵な学びをありがとうございました。今の情況に満足することなく、常にあらゆることから学び、成長する教師になります!まずは教員採用試験、合格、頑張ります!!改めて、本当にありがとうございました!(安藤)
 
※ 写真と記事とは直接関係はありません(玉置)
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