9月20日 8期生第1回ゼミでの学び (新谷)

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 こんにちは。8期生の新谷です。先日、後期第1回ゼミを行いました。

 後期ゼミでは、主に赤坂真二先生著の『指導力のある学級担任がやっているたったひとつのこと』を読み、各回の担当者が話し合いを進行させて、学びを深めていくことを行っていきます。

 この日は、「はじめに」に書かれている「真のリーダーシップ」とは何かについてゼミ生と話し合いました。話し合いの中で、私がとても納得した意見が2つあります。

 1つ目は、教育書などの模倣だけで動くのではなく、その教育書で培ったものからさらに子どもの様子や子どもの発達段階に合わせて発揮することのできる力という意見です。

 教育書を読んでただその本の通りにやったからといって子どもが教師についていくということではありません。教師が目の前にいる子どもの姿を肌で感じ、生の触れ合いによってどのようにこどもを導いていくか考え、行動できる力、これが真のリーダーシップに値するのではないかと私も思いました。

 2つ目は、教師が子どもに着いてこいというように導くのではなく、子どものやりたいこと、こうしたいということに教師が全力で向き合い、支える力、これも真のリーダーシップに値するのではないかと思いました。確かに、学級の中心は教師で、教師が子どもを引っ張って導く力も大切ですが、その力が大きくなりすぎてしまうと、教師の圧力で子どもが嫌々ついて行くという状態にもなりかねません。子どもの成長のためにということを前提として、時には下から支えることも教師のリーダーシップとして必要なのではないかと思いました。

 これから、ゼミ生みんなでさらにこの教育書を読み進め、学びを深めていきます。それぞれのゼミ生がこの本に対しどのような思いを持ち、議論できるかとても楽しみです。私も自分の担当部分について読み進め、みんなと深い学びができるようなプレゼンテーションを作れるように頑張ります。玉置先生、8期生のみんな、残り半年も皆から沢山学ばせていただきます。よろしくお願いします!!頑張りましょう!(新谷)

小学校教育実習を終えて(長谷川)

 こんにちは!玉置ゼミ9期生の長谷川です。先日4週間の小学校実習を無事終えました。実習を通じて沢山のことを学んだのでここにまとめていきたいと思います。

 私が担当させて頂いたクラスは、切り替えや人のために動くことのできるクラスでした。日頃から、時間を意識した取り組みや人のために動いている児童に目を向け、声をかける教師の姿がありました。何か善い行いをした際には、必ず認め児童を価値付けている場面も多く見られました。日頃の教師の接し方が児童の態度やクラスの雰囲気に大きく影響すると考えます。

 授業を行う際には、児童が楽しいと思える内容になるよう工夫していくことが大切だと学びました。 児童が楽しいと思う要素は1つではありません。児童の身近なものを取り入れたり、教科書には載っていない知識を伝えたりするなど他にも多くあると思います。
 常に児童の目線に立ち、楽しいと思える要素を多く見つけることのできる教師になりたいと考えました。

 また、私が実習をさせて頂いた学校は道徳教育に力を入れている学校でした。教科書教材をあまり使わず、児童が楽しいと思える内容を取り入れながら授業を進めていました。そして最後には授業の到達目標を必ず達成しています。教材研究力の凄さや、指名の仕方、児童に対するゆさぶり方など多くのことを学びました。 

 授業終盤になると、涙を流す児童も見られました。いつかこのような児童の心に響く道徳の授業ができるよう努力していきたいと思います。

 4週間の実習を終えて、「やっぱり私は小学校教師になりたい。」と強く思いました。お別れ会では、スライドショーに加えてメッセージや合唱のプレゼントも頂きました。本当に嬉しく涙が止まりませんでした。普段笑顔で話している児童の泣いている姿は、とても心に響きました。来週から児童の顔を見ることがないと思うと本当に寂しいです。

 児童や先生方から頂いた言葉や、実習をする中で感じた「児童のために。」という気持ちを忘れず、2年後必ず教壇に立てるようこれからも学び続けていきたいと思います。(長谷川)

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小学校教育実習を終えて(小林)

 4週間の教育実習が終わりました。この4週間、幼い頃からの夢だった「先生」として、子どもたちと関わることができて幸せでした。

 毎日多くのことを学びました。先生方からはもちろん、子どもたちにもたくさんのことを教えてもらいました。子どもたちはどんなことに興味や関心を持ち、目を輝かせるのか。それは予想外の部分であったりしました。

 私は研究授業として「ちいちゃんのかげおくり」全10時を授業しました。授業をする中で、子どもたちは活動することが大好きなんだなと思いました。子ども自身が発言したり、指示された一文を探したり、気持ちを色で表したりしているときが一番輝いていました。そのため、授業を展開する中で教師である自分は喋りすぎず、子どもたちのつぶやきや気づき、感想から授業を進め、あくまで「主役は子どもたち」であることを忘れないように心がけました。

 子どもたちのつぶやきや気づきから授業を展開しようとすると、自分の予想や計画通りにいかないことばかりで、毎回反省の連続でした。しかしその思い通りにならない難しさが面白くて楽しかったです。

 4週間の実習を通して、「教員になりたい」という気持ちが実習前の何倍にも膨らみました。こんなにも充実した4週間になったのは、指導教官をはじめとするすべての先生方のおかげです。今まで受けた恩を、素敵な教師になることで返していけるように頑張りたいです。

 お別れ会でたくさんの子どもたちが私のために涙を流してくれました。そのときに、「2年後に先生になるからね」と約束しました。純粋でまっすぐな子どもたちと交わした約束を、必ず守ります。(小林)
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9月15日 春日井市立藤山台中学校での学び(柴山)

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 こんにちは!学生最後の夏休みを過ごし終えた柴山です。今回は9月15日に春日井市立藤山台中学校の校内授業研究会に参加させていただきました。子どもが主体的に学びあっていけるようにするために、ICT機器を効果的に用いている授業を多く見させていただきました。

3年 数学 二次関数
 
 先生の生徒をつなぐ声掛けも印象に残っています。話し合いの際、一人で話し過ぎないように、お互いで説明することを伝えていました。黒板にメモしておいた生徒のつぶやきをもとに、話し合う時間もつくっていました。積極的に話し合う生徒の様子から、学びへの参加のしやすさが伝わってきました。

 グラフ作成サイトで生徒が作ったグラフをJAMボードに貼り付け、各班で説明を考える場面や、他の班のボードと見比べながらまとめ方を考える様子も印象に残っています。

1年 理科 気体の正体を明らかにする実験

 協議会で授業者の先生がお話しされていた、「協力してね」ではなく、「分担してね」と伝えることが大切という内容が印象に残っています。今回の授業でも、生徒がスプレッドシートに書いた役割や目的を確認し、分担して実験を進めていました。役割を事前に決めておくことで実験もスムーズになり、できる子のみ中心で進んでいってしまうことを防ぐことにつながるのだと思いました。

 スプレッドシートの欄に、「大丈夫」「誰か助けて」などと状況を選択する欄があったことも驚きでした。困っている班に対しては、他班からICT機器を通じてアドバイスを書き込んだり、先生が指導しに行くことができるため、安心して学びあっていくことにつながると思いました。
 
2年 英語 10年後の自分への手紙

 導入から終末部まで、周りと話す活動が多く、生徒も楽しんで学びを進めていたことが印象に残っています。

 生徒は、ICT機器を辞書のように使っていました。自分の英文が正しく翻訳されるか調べていたり、発音を確認していた姿が印象に残っています。
 
 授業の参観後、玉置先生の指導助言を聞かせていただきました。その中で、「主体的とは、何をやっているか説明できること。」という内容が特に印象に残っています。藤山台中学校では、どの授業でも生徒が授業での課題や目標を書き、自分の記録をみながら学びを進めていました。授業や自分の課題を理解して学ぶことで、どのように学んでいけばよいのか、自分はどこまで到達できたのかを考えることができると思います。

 授業のねらいにプラスして、自分で課題を設定する場面と振り返る場面の設定を、私も大切にしていきたいと思います。

 貴重な学びの機会を与えてくださった玉置先生、藤山台中学の先生方、本当にありがとうございました。これからも学び続けていきます。(柴山)

※写真は春日井市立藤山台中学校のホームページからです。

9月11日安城市立今池小学校での学び(柴山)

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 こんにちは!採用試験が終わり、ひと段落した柴山です。今回は、安城市立今池小学校に学校訪問させていただきました。今池小学校は、児童が振り返りから新たな考えを持てるようにすることを大切にしていることを教えていただきました。

 2年生の生活科。ペットボトルロケットをより遠くに飛ばすにはどうしたらよいかを考える授業を参観させていただきました。

 導入は、「もっと遠くに飛ばしたい、○m飛ばしたい」などの児童の振り返りの紹介から始まっていました。特に印象に残った場面として、前時での工夫や困ったことを発表する場面があります。「飛ばすために発射台を長くした」という児童の発表に対して、「長くしていた子たくさんいたけど、それで困ったことある子はいない?」と投げかけ、課題の解決方法についても交流する場面をつくっていました。先生が子ども同士の課題や学びを共有することで、本時の自分の目標や、やってみたいことも見つけやすくなることを実感した授業でした。

 全体に子どもの発言内容が伝わるようにするために、「どのくらいの大きさのものを使ったの?」や「こうやってと身振りで説明していた部分をみんなに見せてあげて。」などの声掛けを行っていました。児童から児童へ内容が伝わりやすくするために、あえて分からないふりをするなど、発言の拾い方も工夫することが大切であることを学びました。

 児童が作成の途中経過を端末の写真で記録しておいたことや、使った輪ゴムの大きさや飛んだ距離を数字で記述していたことも印象的でした。今までの学びの過程を振り返りやすくなるため、わかりやすい形で学びを記録する方法を考えていきたいと思いました。

 小学校低学年の授業を丸々1時間見たのは今回が初めてでしたが、どの学年でも振り返りが重要であることを再認識した1日でした。振り返りを共有することで、自分と同じ意見の子や自分以外にもわかっていない子もいることが分かり、勇気を出して発言できることにつながることも稲垣校長先生と玉置先生の談話から学ばせていただきました。このような機会を与えてくださった玉置先生、今池小学校の皆さん、本当にありがとうございました。
(柴山)

みんなで成長する こまきこども未来館(柴山)

 8月20日〜27日にかけて、こども未来館では「こまき冒険スライム村」というイベントが行われました。村の中の遊び場の企画、運営はすべて実行委員の子どもが行う子ども主体のイベントで、私は子どもの活動を何日か見守らせていただきました。

 学園祭の模擬店など以上に難易度が高く、大人同士がやってもなかなか上手くいかないイベントだったように感じます。小学校低学年から高校生まで幅広い年齢層で構成されている中、連携を取りながら子どもたちは最後までイベントをやり遂げました。全力で頑張り続けた子どもたちの姿や活動から感じたことを記事にさせていただきます。

 一日の活動の終わりの時間に、実行委員全体で振り返りをする重要な時間があります。この振り返りで子どもが一日の行動を俯瞰し、次の活動以降につながる学びをしていました。中には、子ども同士で衝突が起こる場面や、子どもの感情が溢れてしまう場面もありました。このような時、大人側は見守りつつも、子どもの心の安全を守ること、相手を大切にすることの大切さを伝えることだけは意識しなければいけないなと思いました。

 活動の中で「これをしたらもっと上手くいくんじゃない?」と補助したくなる場面もありましたが、今回のイベントは、「子どもが主体」となって行うイベントです。子どもの主体性を育むために、大人はどう動くべきなのかも考えさせられました。

 安全面のことも考えると、どこまで補助すべきなのか大人同士でも様々な意見がでました。意見を聴きあう中で、子どものどのような行動に注意を払えばよいのかに気づけたこともあり、大きな学びの連続でした。

 なにより、子どもがイベントをお客さんに楽しんでもらうために必死に試行錯誤し、話し合い、壁を越えようとする姿から大きな力をもらえました。学校以外の場所で、このように子ども同士が成長しあえる場があることは本当に素敵なことだと強く思います。現代の小牧市周辺の子どもたちが心の底から羨ましいです。

 私は、どのような形であれ来年以降教壇に立つ予定です。学級や学校の中で子ども同士が成長しあえる、未来館のような場をつくっていきたいと思います。今回、本当に貴重で楽しい経験をさせていただきました。未来館の皆さん、実行委員の子ども達、ありがとうございました。(柴山)
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8月26日教師力アップセミナーでの学び(寺尾・長谷川・芝田)

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【寺尾】
 こんにちは、8期生の寺尾です!!今回は、横山浩之先生の講演での学びをまとめます。

「通常学級で特別な支援が必要な子どもにも対応できる授業」ということで、今後現場に立った際に役立つことを多く学びました。講演の中で、子ども役として国語の「うめぼしのはたらき」という説明文を用いた模擬授業を受けました。実際受けてみた感想として、今何をしているか、またノートを見返した時に授業で何をやったかが明確にわかりました。このように、子どもにとって分かりやすいノートづくりをすることの大切さを実感しました。

 また、支援が必要である子も無い子もわかりやすい授業を作るためのポイントを学びました。まず、教科書からキーワードを探し、丸で囲む作業を入れることです。キーワードは段落の始めやタイトルになっていることが多く、のちの発問の答えがキーワードの近くにあることが多くなる場合があります。なのでこの作業を取り入れたいです。

 さらに、範読や音読の際に、句読点や分かち書きの部分、スピードを意識して読むことで、意味のまとまりを捉えることができるため、このように細かなことまで意識していきたいです。そして、発問に関しては、後の発問に役立つように繋げて考えることが大切だと感じました。教育実習に行った際はあまり意識できていなかったので、今後意識します。

 今回学んだことは、どれも今後に役立つことだと思います。実際に大学の授業では学べなかったことを学べたので貴重な機会でした。残り半年色々なことを学びたいです。(寺尾)


【長谷川】
 こんにちは!9期生の長谷川です。今回は8月26日に行われた横山浩之先生の講演から学んだことを記事にしていこうと思います。

 講演の前半は横山先生が授業案を作成する際に心がけていることについて学びました。その中で印象に残っているお話があります。それは「できない子対策ばかり考えるのではなくできる子対策もきちんと考えておく」というお話です。

 学級に特別な支援を必要とする子がいる場合、その子のための対策を考えがちになってしまいます。しかし、その子ばかりにかまっていると他のクラスの子との関係が悪くなってしまったり、できる子に退屈な時間がうまれざわつく原因になってしまったりすることがあることを学びました。

 授業の雰囲気を壊してしまう子=できない子が多いといったイメージを持っていましたがそうではなく、できる子が退屈になってしまい雰囲気を壊すことも多くあることからできる子対策の重要性をより感じました。

 後半では、通常学級で特別な支援が必要な子どもにも対応できる授業を国語と算数の二つの模擬授業を通じて学びました。
 二つの授業を生徒役として受け
・板書やノートの書き方の正確さ
・子どもが行う作業量の多さ
について考えました。

 板書やノートを書く際には、今何をやっているのかが一目で分かり、後からノートを見返してもその時何をやっていたのかがすぐに分かるような工夫がされていました。
 また、授業中には音読やノートまとめなどの作業が多くありました。特別な支援が必要な子どもたちは作業記憶が乏しいことがあります。そのため、多く作業をさせることで自分自身で気がつくことのできたように誤解をさせることが作業量の多さの狙いです。

 今回の講演でも多くの学びがあり、特に板書の方法や作業量の工夫については今後行う授業などに取り入れていきたいと思います。

 来週から小学校での教育実習が始まります。玉置ゼミで学んだことを十分に発揮できるように頑張りたいと思います。(長谷川)

【芝田】
 こんにちは。8期生の芝田です。今回は8月26日に行われた教師力アップセミナーについて書かせていただきます。今回のセミナーでは、横山浩之先生をお招きして「通常学級で特別な支援が必要な子どもにも対応できる授業」というテーマで講演と模擬授業をしていただきました。  

 第一部では、作業記憶を大量に必要な作業を限りなく減らすための手法や、微細運動能力の障害を持つ児童生徒に有効的な漢字練習の仕方(空書き)、できる子対策を充実させることがクラスの雰囲気を作るなど非常に興味深く、すぐにでも取り入れられる内容でした。
 
 第二部では、国語の授業「うめぼしのはたらき」、算数の授業をしていただきました。今回のセミナーでは横山先生の言葉や講義内容を文字に記録する役割でした。その記録内容を改めて見返すと、やり取りがパターン化されていることがわかりました。作業内容を理解する、内容を考えるというステップを踏まずとも、何をすれば良いかを瞬時に理解できるやりとりが多くみられました。
 例えば、うめぼしのはたらきの授業では、
1.各段落を読む
2.大事な場所に指を置く
3.周りと確認する
4.赤丸をつける
というようなやりとりがなされていました。

 作業記憶をできるだけ少なくし、振り返った時に一目でわかる工夫がされていました。
さらに、このようなやりとりの繰り返しの中に、「できた人は理由を考えなさい」というできる子対策までしっかりと組み込まれて、作業に集中していると時間が来ていて、講義が終了していました。改めて、特別な支援が必要な子ども、そうでない子どもが同じ場で学習する際、授業内の子どもとのやりとりを工夫することの重要性が理解できました。

 今回学んだことを半年後、教師として子どもの前に立った時に少しでも活かせるように、ゼミやボランティア活動の中で常に意識し、関わっていきたいと感じました。(芝田)

8月26日 第三回教師力アップセミナーでの学び(久保・柴山・荒木 )

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【久保】 
 こんにちは!玉置ゼミ9期生の久保朋輝です。今回は、8月26日に行われた第三回教師力アップセミナーでの学びを書きます。横山浩之さんの「通常学級に在籍する特別支援を必要とする子供にわかる授業とは」というテーマでした。

 今回のセミナーで新しい発見になったのは、大きく2つあります。

 1つ目は、作業記憶の乏しさについてです。特別支援を必要とする子に共通するものとして挙げられました。この作業記憶を活用することが多いと、他のことに集中してしまったり、今何をやるべきかが分からなくなってしまったりします。作業記憶を使わない工夫として、横山さんが仰っていたのは前の時間から教科書を出すことと一目でわかる板書をすることです。どちらも、子どもたちが授業をより効率よく理解できるための工夫であると感じました。

 また、ICTの活用は極力国語と算数では避けるというお話はとても驚きました。しかし、ICTの活用は多くの視点の移動が必要になると聞いて納得しました。効率よく理解してもらうために、授業の内容だけでなく教材や板書を工夫することは、考えるべきであると学びました。
 
 2つ目は、1つの授業で目標をたくさん持たせないということです。これは、特に漢字指導の時に大切になってくると学びました。鉛筆を持たせて、きれいに書かせようとすると子供たちにとってタスクが多すぎてしまいます。空でたくさん書いてできるだけゆっくり丁寧に学ばせます。空に書く空書きも工夫が必要です。手首を振るのではなく、指先の動きが分かるような動きをします。また、覚え方は形で覚えるのと筆順で覚えるのの二つをアプローチする必要があります。形をとる練習は、赤鉛筆の見本の上を子供がなぞる仕組みです。なぞる作業は、簡単にできるしこれを繰り返すことで形としてしっかり覚えることができると感じました。
 
 セミナーを通して感じたことは、ちょっとした工夫で授業の理解度や特別支援を必要とする子供への配慮につながるということです。セミナーでもお話がありましたが、できない子に焦点を置いた授業ではなく、できる子対策はしながら、できない子には最低限の内容を把握してもらうことが大切であることを学びました。最低限の内容を理解してもらえるように、授業以外のことは考えさせずにしていきたいなと感じました。
 
 今回のセミナーも、多くのことを学ぶことができました。私はもうすぐ教育実習ですが、すぐにでも使えそうな工夫をたくさん学べて早く実践してみたい気持ちです。横山さん、貴重なお話をありがとうございました。
 
 実習前に、先輩方や同期と会えて実習での心配事を話すことができて改めて、玉置ゼミに入ってよかったと実感しました。ありがとうございました。教育実習頑張ります!(久保)

 
【柴山】
 今回は、特別な支援を必要とする子どもに対応できる授業を横山先生から学びました。 特に、「1人ひとり、その時間の目標は異なっても良い」という内容が印象に残っています。 横山先生の割り算についての模擬授業では、2年生のかけ算の復習の時間を大切にしつつ進めていました。できる子は、割り算をより理解できるように。そう出ない子は、かけ算を確実に理解することを教育目標として設定した授業であったように思います。
 
 支援を必要とする子への配慮として、ただ授業で易しい内容だけを行うのではなく、どの子も成長していける授業づくりをしていくことを大切にしたいです。 その子ができる部分の1番上の部分の課題設定をし、達成できたら褒めることを心がけていきます。
 
 問題解決学習のヒントになるようなノートスキルも効果的であることを学びました。国語の物語文であれば、段落構成の把握を行いやすくするため、キーワードとなる語に丸を付ける。算数の割り算であれば、割る数の下に「割る数×1=○、割る数×2=○」と縦列で書いていき、かけ算の応用であることを確かめられるようにする方法を例として学びました。
 
 ノートの重要性を認識することができました。スムーズに問題解決の学習につなげていくために、全ての教科でノートスキルを意識しようと思います。横山先生、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。大学の講義では習うことができない技術を多く学ばせていただきました。この技術を現場で活かせるよう、学び続けていきます。(柴山)


【荒木】
 こんにちは。9期生の荒木です!私も8月26日に教師力アップセミナーに参加させて頂きましたので、そこでの学びを記事にしていきたいと思います。
 
 昨日で教育実習が2週目に突入し、全ての子どもが参加し、理解し、考える授業の難しさを感じています。授業の中で感じる個人差は大きく、一人一人に特徴があります。そのため、今回、授業でもすぐに実践できるような技術をたくさん学びました!
 
 まず、話し方についてです。LDの子どもたちでも意味のまとまりで言葉が頭に入るような読み方について学びました。一つ目のポイントは、分かち書きの読み方をすることです。小学三年生からは教科書は分かち書きになってないからです。二つ目は句読点を読むことです。三つ目はゆっくり読むことです。私たちが普段話しているスピードよりも、子供の話すスピードは大分ゆっくりになります。四つめは、作業を増やすことです。作業を増やすことは、精神運動領域への配慮であると同時に、子どもを退屈させない工夫でもあります。
 
 次に、誰でもできる発問から始めることです。国語の読み物教材なら、「これは何の話でしたか?○文字で答えよう。」というように、文字数を指定し、自信を持って答えられる問いから授業を始め、スモールステップで授業を進めて行くと、どの子も前向きに授業に取り組むことができます。
 
 そして、ICTの利用についてです。ICTは学びの効率化などにおいていい点もたくさんありますが、注目する場所を増やすことで、子供はどこを見ていいかわからなくなる恐れがあることを学びました。どこに注目するか手で指し示したり、そもそもICTの利用が適切かどうか考える必要があることを学びました。
 
 できる子対策についても注意する必要があると学びました。実習にいってわかったのが、できる子は目立ちにくく、教師は進度の遅い子などに目がいきやすいということです。できている子が手持ち無沙汰にならないように、それぞれが課題を持って取り組めるようにすることが大切だと学びました。
 
 横山先生、玉置先生をはじめとする先生方、素敵な学びの機会をいただき、ありがとうございました‼︎(荒木)

8月26日 第3回教師力アップセミナーでの学び(由原・新谷・安藤)

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【由原】 
 こんにちは!9期生の由原です。8月26日に「第3回教師力アップセミナー」に参加させて頂きました。「通常学級に在籍する特別支援教育を必要とする子どもにわかる授業とは」というテーマで横山先生の貴重なお話を聞くことができました。今回は、講義をうけて印象に残った2点について記事にしていきたいと思います。

 まず、一つ目はICT活用の欠点です。今まで私は、ICTを使うことは授業の効率がよくなり、より分かりやすくなるので、メリットしかないと考えていました。しかし、先生の講義をきいて、ICTを使うことにより、子どもが考えなくなってしまうこともあるのだと気付かされました。これからは、ここでICTを使うべきかを考えながら、目的に合った使い方をしていきたいと思いました。

 2つ目は、ノートスキルについてです。実際に先生の算数の模擬授業を受けてみて、板書のわかりやすさに驚きました。黒板を見ただけで、計算の考え方がよくわかりました。特別支援学校に通う子どもは、複数のことを同時に考えることが難しいと思うので、計算の方法やそれにつながる復習を黒板に示し、それを模倣させることによって定着させることが、大切だと学びました。私は板書が苦手なので、一目でわかるを意識して板書計画を立てていきたいと思います

 今回も、実習に活かせるスキルをたくさん学ぶことができました。貴重な機会をありがとうございました。実習まであと1週間!これまでゼミでみんなと学んできたことが活かせるように頑張ります!実りのある実習にします!みんな頑張ろうね!
(由原)


【新谷】
 こんにちは、8期生の新谷です。先日「第3回教師力アップセミナー」に参加させて頂きました。今回は横山先生が「通常学級に在籍する特別支援教育を必要とする子どもにわかる授業」について、お話をして下さりました。今回のセミナーで印象に残ったことを書かせて頂きます。

 1点目は、お利口さんこそ沢山相手をしてもらえる学級作りが大切だということです。学級では、良くない行動をしている子に、教師が関わりにいってしまうことが多くなりますが、そうすることでその子は良くない行動をすると先生に見てもらえるという気持ちになり、良くない行動をさらにエスカレートさせてしまうことが分かりました。教師として、良くない行動をする子への対応をしつつも、できる子により一層目をを向けることが出来る教師でありたいです。

 2点目は、微細運動能力の障害についてです。微細運動能力の障害がある子は、字を書くのが苦手で、字を書くことに手一杯で覚えたりすることが出来ないということでした。その子への指導として、鉛筆をまずは持たずに書く、それができるようになったら持って書くと言ったように、小さな目標を作り、徐々にできるように支援する必要があることを学びました。鉛筆を持って書くことは当たり前だと思っていた私にとっては、鉛筆を持って書く事が苦手な子もいるということを理解するきっかけとなりました。もし学級にそのような子がいた際には、その子の意思を尊重しつつも、少しずつその子が字を書くことができるように支援していきたいです。

 今回は私が現在卒論研究で勉強させていただいてることにも通ずることがあり、とても多くの学びに繋がりました。(新谷)


【安藤】
 こんにちは、8期生の安藤です!先日第3回教師力アップセミナーがありました。今回、横山浩之先生がご登壇されました。「通常学級で特別な支援が必要な子どもにも対応できる授業」を教えていただきました。 横山先生の模擬授業を受けて、大学の講義とは違った“体感して学ぶ“ことが沢山ありました。主に2つの学びに絞って、早速記事にしていきます!

学び1:できない子を指導するのではなく、できている子を褒める
 模擬授業の中で、先生は真剣に取り組んでいる子に対してスタンプを押したり、発言を拾ったりしていました。反対に、集中できていない子は相手にしない様子でした。頑張っている子ほど相手にされるので、自然と自分からできている子を見て真似をするようになります。私も横山先生のように“子ども自身が行動を改めたい”という気持ちを引き出す指導を早く実践したいと思いました!

学び2:できる子対策する
 横山先生は、できない子と同時にできる子対策をされていました。できない子対策として、最初は誰でも分かる発問から始めます。ただし優しすぎてはいけません。ポイントは、問題解決・内容理解に役立つ発問であることです。このポイントを押さえた簡単な発問を考えます。

 できる子対策として、答えを言われれば納得できる発問をします。色々な答えが考えられる発問をする事で、議論させ、考える中で答えを導きだします。この議論することが、できる子対策のポイントです。できる子も頭に入れて今後授業を考えるように気を付けます。さらにノートの時間、議論する時間など作業する時間をこまめに取り入れて子どもが授業から離れてしまうことがないように授業を考えていこうと思います!

 実際に子どもの気持ちになって横山先生の授業を受けさせていただき、できない子の子どもの気持ち、できる子の気持ち、先生の考えを深く理解することができました。今回の学びを現場でも生かせられるよう、ゼミ仲間とともに練習していきます!

 本日も貴重な学びの機会をいただきありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします!(安藤)

8月26日 第3回教師力アップセミナーでの学び(前野・榊原・小林)

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【前野】
 こんにちは!8期生の前野です。今回は横山浩之先生の講演での学びをまとめていきます。テーマは「通常学級に在籍する特別支援教育を必要とする子どもにわかる授業とは」でした。教育実習やボランティアの活動を通して、通常学級にも支援が必要な子どもは自分が思っていたよりもたくさんいるのだなと感じていたので、とても興味深く講演を聴かせていただきました。

 講演の中で印象に残ったのは「ひとりひとりの子どもによって、その時間の目標が異なってもよい」というお話です。学級では学力も配慮するべきことも様々な子どもがいる中で必ずしも全員が同じ目標で、同じ所まで到達しなくてもよいということを学びました。
 特別な支援が必要な子どもがわかる授業を考えようとすると、できる子にとっては退屈だと感じてしまいがちです。できる子が退屈しない対策として、授業内で作業を多くすることが大切だと分かりました。講演の中で模擬授業が行われ、子ども役として参加しました。国語の「うめぼしのはたらき」の授業では、本文の「うめぼし」という言葉を丸で囲う作業や繰り返し音読をする作業が取り入れられていました。子ども役として参加して、これなら手や頭を動かしている時間が多く、できる子はよりできるように、そうでない子は最低限のことはしっかり学べる授業になるのではないかと感じました。

 また、できる子対策として、答えを導いた後にその答えになる理由を考えさせる発問をすることが有効だと学びました。答えの理由まで考えることができれば更に学びが深まり、子ども一人ひとりが同じ授業の中で各々の最大限の学びが実現できるのではないかと思います。

 今回の横山浩之先生の講演では、今後授業をする際にすぐに取り入れられそうな授業技術と、それをなぜ行うと良いのかという理論を学ぶことができました。特別支援教育の重要性が高まってきている中で、たくさんの学びを得られてとても嬉しく思います。横山浩之先生、貴重な学びの機会をありがとうございました。学校現場に立つまで、あと半年になりました。1回1回の学びの機会をより大切にして、様々なことを吸収していきたいと思います!(前野)


【榊原】

 こんにちは。玉置ゼミ第9期生の榊原計人です。今回は、8月26日に開催された教師力アップセミナーの横山先生の講義で私が感じたことを記事にしていきます。

1.ICT機器の活用は考え所がたくさん
2.授業で活かしたいこと

 この大きく2つのことを書いていきます。まず、ICT機器について。今回のセミナーでは特別支援に関することが主題でしたが、その中でもICTのことはどのクラス、どの子どもにも通ずることでした。

 ICT機器やタブレットを用いた授業を作ることはとても難しいと横山先生は仰っていました。その理由として、モニターと黒板での視点の移動にかかるコストが大きく、子どもはどこを見ていいか分からなくなることと、コンピュータ学習を増やすと子どもの集中力が低下することをあげていました。

 私は、ICTは子どもたちの学力の発達に繋がっていくものだと考えていたので、この話を聞いて驚きが多かったです。特に、視点の移動コストについては考えたこともありませんでした。

 私の感覚ですが、黒板だけのときは、前に書かれている情報は全て繋がっているように見えています。なので、あまり視点を動かさず、全体を見ることで様々な情報を得られるような気がします。しかし、そこにモニターを追加すると、全体を見た時にモニターと黒板の情報はあまり繋がらず、モニターだけ、黒板だけを見ないと情報が入ってこないように感じます。なので、見比べるときに視点のコストがかかってしまうことにとても納得しました。

 講義の中でもあった、モニターを含めた「ひと目でわかる板書」と視点の移動を意識したスライドを作ったり、板書計画を考えることでより分かりやすい授業が作れるのではと思います。

 授業で活かしたいことについて、国語の範読では、句読点や分かち書きをちゃんと読むことや読む速度について話されていました。

 句読点や、意味ごとに分かれた分かち書きをしっかり意識して読むことで、理解に若干の時間が必要な子でも無理なく理解することができます。また、読む速度もこれに関係し、アナウンサーと同じくらいの速度で分程度400文字が理想だそうです。この事は障害のある子どもだけでなく、すべての子どもに活用できるそうです。

 講義の中で、ゼミ生が「実際に意識して読んでみてください」と当てられる場面があったのですが、速度が早かったり、分かち書きを意識することが難しかったりと、パッとやろうと思ってもなかなかできないようで、かなりの練習が必要そうでした。教育実習でこれをしっかりできた範読をしよう!と思ってもなかなかできないとは思いますが、意識して授業をやっていきたいと思います。

 今回は、横山先生の講義で私が大事にしたいことの中でも教育実習で上手く活用できたら良いなと思うことを書きました。ここで学んだことを完璧とまではいかなくとも、意識はしっかりとしつつ上手く活かしていきたいと思います。

 講義をしてくださった横山先生、セミナーを開催してくださった酒井先生、ありがとうございました。(榊原)

【小林】
 玉置ゼミ第9期生の小林美稀です。8月26日に開催された教師力アップセミナーの横山先生の講義を受けての感想を記事にします。

 今回の教師力アップセミナーで最も印象に残ったのは、板書の工夫についてのお話です。集中力が持続しない子への工夫として、板書を一目で分かるように工夫することがいかに大切であるかが分かりました。一コマの授業中ずっと集中力を継続させることは大人の私でも難しいことがあります。子どもなら尚更難しく、作業記憶の乏しさを抱える子どもにとっては更に難しいでしょう。そんな子どもたちのために、板書を一目見ただけで、今なにをしているのかがすぐにわかることは、大きな利点があると感じました。

 しかし、いつも困難を抱える子どもに焦点を当てて授業することも難しいのが現実だと思います。横山先生がおっしゃっていたように、生活の中で必要な国語、算数は、支援が必要な子どもに最大限の配慮をすること。これが大切だと理解できました。

 実際に自分が教師になった時に、また9月4日から始まる小学校教育実習で心がけたいと思ったのは、漢字指導です。指で空中書きをして練習する際、大きく黒板に書いた上で空中書きをすること、手首を振らないことを心がけていきたいです。(小林)

8月26日第3回教師力アップセミナー(横山浩之先生)の学び(安田・古賀・澤本)

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【安田】
 みなさんこんにちは、9期生の安田です。本日、8月26日に行われた「第3回教師力アップセミナー」に参加させていただきました。

 今回は、福島県立医科大学ふくしま子ども女性医療支援センター教授の横山浩之先生に「通常学級で特別な支援が必要な子どもにも対応できる授業」についてご講演いただきました。私自身、支援が必要な子は年々増えているように感じていて、それに伴う学校の在り方について興味があったのでとても充実した時間を過ごすことができたように感じます。

 模擬授業では、生徒役をさせていただきました。「授業中によく喋る子」という役をやったのですが、口に出してそれを注意されることはなく、反対に机間指導でたくさんの声掛けをしてもらいました。

 「静かにしなさい」と言わなければ、余計にうるさくなってしまうのではないか?という懸念があったのですが、逆に話しに行くことで、話す内容を授業の問いに関係あるものにする「方向修正」がとてもスムーズでこんな方法があるのかと驚きました。

 私なりに解釈すると、この「方向修正」のポイントは2つです。1つは、その子が発達や精神の遅れなどによる困難があるのかどうかを見極めるということです。ここを間違えてしまうと、気合いを入れた授業がただの虐待で終わってしまうのです。だからこそ、子ども一人ひとりを見て、教員が受け入れることが大切なのだと感じます。もう1つは、深入りはしないことです。声をかけに行くけれども、「あくまでさらっと」横で止まらずヒントを落としていくことがその子だけの授業にならない工夫だと感じました。

 「特別な支援」と言われると少し構えてしまうところがありますが、今回、横山先生には赤ペンで書いたことをなぞらせるものや、声掛け、目標設定などすぐに実践できる方法をたくさん教えていただきました。来週から始まる教育実習は小学校2年生。とってもわんぱくで可愛い盛りの子どもたちにも有効な方法ばかりなので、ぜひ実践していきたいです。ドキドキとワクワクでいっぱいの実習、9期生のみんな頑張ろうね!!!!

 今回このような機会をくださった玉置先生をはじめとする先生方、本当にありがとうございます。一緒に学んだ仲間にも感謝でいっぱいです。これからも高め合っていこうね。(安田)

【古賀】
 こんにちは、9期生の古賀です。先日行われた教師力アップセミナーでの学びを書いていきます。今回は、「通常学級に在籍する特別教育を必要とする子どもにわかる授業とは」という題目で横山浩之先生に講演していただきました。

 作業記憶の乏しい子への配慮として、放課に次の時間の教科書を出しておくこと、そして授業時にページ数だけ示すようにする。何をやっているかが一目でわかる授業、またその板書。そのための方略として、余計なことはしない、言わないようにすることを学びました。私は、前期ゼミでの模擬授業でこの点が守れていなかったと思うので、教育実習では気を付けたいと思います。

 また、配慮した授業をつくっていくとともに、できる子対策をする必要があることも学びました。一人一人の子にとってその時間の目標が異なっても良く、できる子はよりできるように、そうでない子は最低限のことを重点的に活動を考えていく必要がある。その中で、答えの理由を考えさせることは、同じ授業でも差を感じさせにくくステップアップにつながると思うので取り入れていきたいです。

 模擬授業のパートでは、先ずは国語で、範読のポイントや説明文のノートづくりのポイント、キーワードを見つけて丸で囲む作業など、他の単元でも生かせるような技術を学びました。次に算数では、繰り上がりがある計算の場面で、数え上げができないもので10のまとまりを意識させる方法。わり算の模擬授業の場面では、かけ算の基礎を確認し、それを生かした授業展開とその時のノートスキルを学びました。

 最後に、いよいよ近づく教育実習を前にとても有意義な時間を過ごさせていただきました。今回の学びを基に実りある実習にしていきたいです。横山先生、セミナー運営委員の皆さん、そして8期生の先輩方ありがとうございました。(古賀)


【澤本】
 こんにちは!地元静岡から帰ってきた8期生の澤本です。一人暮らしもあと半年、夏の暑い時期もそろそろ終わりを迎える中、「涼しさ2倍!!」が売りのカーペットを買いました。今回は、横山先生の講演での学びを記事にしていきます。

 今回は「通常学級に在籍する特別支援が必要な子どもにも対応できる授業」というテーマでお話していただきました。私が一番印象に残ったことは、漢字指導を適当にやらないということです。微細運動能力の障害を抱えている児童は正常の児童に比べて、指の関節を動かしづらいため書きにくいという特徴があります。実際指を動かさずに書くと肘より上の関節を動かすしかないため、とても書きにくかったです。書くだけでも精一杯の児童にとっては漢字を大きく書き、形を覚えていく必要があることを知りました。

 よく学校現場で行われている「空書き」ですが、空書き一つとってもポイントを押さえないとまったく意味のないものになってしまいます。悪い例として、手首が動いてしまい、指がどう動いているのかわからない、手首が動くとしっかり漢字が書けていないということがあります。そのため、手首を固定して丁寧に空書きをする必要があることを学びました。また、同じ漢字を3日続けて練習する必要があることを知りました。今日覚えたことは明日には10%、明後日には30%、1週間後には90%忘れてしまいます。そのため、1日やって終わりということではなく、3日かけて反復して行っていきたいです。

 今回の講演を通して学んだことは半年後、自分が子どもの前に立ったときに生かしていきたいです。大学では学べないことや実際の経験を聞くことができ、とても貴重な体験でした。これからも多くのことを学び続けていきます。(澤本)

7月18日9期生ゼミでの学び(古川)

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 こんにちは!9期生の古川です。今回は7月17日に行われたゼミ活動の振り返りをしたいと思います。

 今回の活動内容は「どの教科でも活用できる教材研究法」の伝授です。玉置先生が、導入から展開、最終場面まで解説しながら算数の授業を行っていただけました。そして、練習問題での展開をゼミ生で考えるという内容でした。重要ポイントがとても多く、わかりやすく列挙していきたいと思います。

・まず授業を構想する上で「教科書のページを見て、最後に子どもがどのようなことを言ったり書いたりしたら、授業として成功なのか考える」ことが大切です。今回の授業であれば「式を見ると考え方が分かる」でした。

・導入では「誰でも答えられる発問をする」

・発問をしたり指示をしたりするときは、いつもそれを受け取る子どもの気持ちになることが重要である。(例えば:「碁石」と言っても子どもはわからない。あれは「磁石」だと思う子どもは多い)

・子どもの発言を板書するときには、その子どもの発言内容を簡単に板書して、名前を書き加えておく。これによって、子どもを認める、意見を価値づけことになる。教材分析にも繋がる。

・教科書はよく考えられている。教科書の流れを大切にして授業を考えること。教科書はステップをしっかり踏んでいて、流れもよく考えられている。

・算数授業の板書は3つに分けて書く。(課題、解決、練習)

・子どもを動かす。例えば、自席で説明させないで、前に出させて説明させるのもいい(何回でも)

・子どもをつなぐことを忘れない。〇さんが発言→□さんにどう?とつなぐ→□さんが発言→〇さんへどう思った?とリターンする。

・良い考えが出されたら、その考えを隣同士で再現させる。思考の追体験をさせることが重要。よくわかっていない子どもがいることを心得ておく。

・授業タイトル(ねらい)の出し方を工夫する(最初から出さない方がいいときが多い)

・いつも同じペアでさせない(移動してもよいと言い、違う子同士で話し合わせることも必要)

・子どもをたくさん褒める

・本時のねらい関係ない余計な活動を入れない

・教師自身が楽しそうに授業をすることが大切(演技する)

・いつも子どもに語りかけるように発問をしたり指示をしたりする。子どもに言葉を届けるという気持ちで話す。

 最後では、今回グループに分かれて模擬授業を検討しました。二つのグループとも必要がないことを授業の中に入れてしまい、必要がないことを入れないと指導を受けました。教材について分かっているようで、実はよくわかっていないと自覚できました。

 もっとゼミ生活で教材研究・授業作りをしたかったです。教育実習前、不安もありますが今までゼミで学んできたことをやっと子ども達に実践できるワクワク感があります。教育実習を終えて成長した姿を玉置先生に見せれるように頑張りたいと思います。前期おつかれさまでした。(古川)

7月10日9期生ゼミでの学び(古賀)

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 こんにちは、9期生の古賀です。今回は、7月10日に行われた、ゼミでの学びを記事にしていきます。

 今回で、ゼミ生の模擬授業2周目は最後ということで、今までの学びが多く詰められた良い授業を展開してくれました。

 一人目は、由原さん。中学2年の音楽で「リズムアンサンブル」をテーマにした授業でした。曲に合ったリズムをつけるのは、音楽が苦手な私も楽しめました。ここでの学びは、グループ活動をする時は、多くても4人が限界ということです。リズム作りの時に、私は5人グループだったのですが、恥ずかしながら基本的に聞いてばかりで話に入っていけませんでした。先述の通り音楽が苦手で知識が薄いこともありましたが、他の教科でも同じで5人では、話を聞いているだけの子が出てきてしまうので、グループ活動は2~4人で行うこと、グループ活動の前に個の意見を持たせると良いことを学びました。

 二人目は、榊原くん。中学1年の社会で「情報リテラシー」の授業でした。私たちのインターネットの失敗話を基に授業が進んでいきました。この時どうすれば良かったのか、改善案を生徒役から言っていったのですが、生徒の意見をつなげてゆさぶっていくのは上手いなと思いました。現代の問題を取り入れていく「新しい授業」は、児童生徒の実態を踏まえて発問や展開に気をつけて授業づくりして行かなければならないことを学びました。文部科学省のHPに色々な資料が上がっているので、活用していくといいことも知りました。

 回を重ねる毎に新たな知識、授業技術を学ぶことができた前期9期生ゼミも来週で最後になります。来週は、私個人的に、楽しそうですが緊張する内容。精一杯頑張りたいと思います。(古賀)

7月10日第9期ゼミ模擬授業の反省(榊原)

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 こんにちは、9期生の榊原計人です。今回は、10日のゼミで行った模擬授業について、玉置先生からいただいたご意見と私の反省を書いていきます。

 まず、今回の模擬授業について。前回の模擬授業とは異なり、教科や題材、対象学年は各自自由に決めるものでした。私は中学社会で情報リテラシーを題材に授業を考えました。

 構成として、導入で「情報リテラシー」の意味を端末で調べてもらい、生徒の意識を授業に向けるようにします。また、ここで授業後半で回収するための伏線をつくります。その後、各自に宿題としてだした「人に話せるインターネットの失敗談」を発表してもらい、その中から2つほどピックアップして対処法や予防できることを考えてもらう展開で進めます。終末部分では、「いまから予防できること・気をつけれること」を考え、ペアと共有する。ここで導入部分で調べた情報リテラシーについても触れて授業が終了する流れです。

 このような構成で授業を展開する予定でしたが、実際はところどころ思った通りにいかないことがありました。自身の反省して、

・回答の想定が甘かった
・生徒役の回答に臨機応変に対応できなかった
・焦りなどから時間配分に遅れがでた

 主にこの3つあげられました。今回の模擬授業は基本的に生徒役が主体となるものでしたが、そこに対応しきれていない部分があり、でた回答に対して褒めきれなかったり、話を返すのに間が空いてしまっていました。もっと教材研究を深めて想定回答と返し方について考えていれば対応もできたし、授業に遅れがなく最後までやりたいことができていたと思います。

 玉置先生からいただいた反省点の一部として、

・筆圧が薄い
・指示や子供への投げかけの際に語尾が伸びる

 この2つの授業している姿勢についてのことがありました。自分が自覚していない部分だったのでとてもビックリしたのを覚えています。

 筆圧についてはこれから持ち方や書き方を意識して改善していきます。語尾について、伸びてしまうことで授業全体の雰囲気がだれてしまうと教えて頂きました。撮影した動画を見返したところ、確かに喋り方に気だるさや全体的にキッチリしない空気を感じました。

 授業の内容だけではなく、基礎的な姿勢の重要さを痛感した模擬授業となりました。この時期に新たな反省点を知れたことで教育実習で意識することが増えました。始まるまでの1ヶ月で直すべきところは直し、実習をよりよいものにしようと思います。

 私の模擬授業を生徒役で受けてくれたゼミ生のみんな、指摘してくださった玉置先生、ありがとうございました。この経験を活かして良い授業作りをしていきます。(榊原)

7月10日9期生ゼミでの学び(由原)

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 こんにちは!9期生の由原希音です!今日は、7月13日に行った模擬授業の振り返りについて記事にしていきたいと思います。

 今回は、中学2年生のリズムアンサンブルの授業を行いました。専門の音楽の授業なので、前回の道徳の模擬授業とは違って楽しく、リラックスして授業することができたと思います。

 授業を行ってみて、やはり音楽の苦手な生徒と得意な生徒の差がついてしまうなと感じました。音楽に苦手意識のある生徒は、グループでの話し合いの場で聞くだけになってしまいます。だから、グループ活動の前に個人の意見を持たせるようにしたり、グループの人数を2人など、少なくするという工夫が必要だと学びました。活動に参加できないと、より苦手意識が強くなってしまうので、苦手な生徒が楽しく参加できるかということを第一に考えていきたいと思いました。

 もう1つは、教えたいことをしぼるということです。私は今回、復習で音楽の要素についてたくさん説明をしました。しかしこれは、生徒にとってはとても情報量が多く、今日の授業で何が大切なのかが掴めないのだと学びました。だから、説明するなかで、大切なことを黒板に書き出して強調させたりすることが大切だと思いました。今回はパワーポイントとロイロノートだけで授業を行ってしまったので、黒板も上手く活用していきたいと思いました。教えたいことをしっかり限定して、目標を明確にする大切さを実感しました。

 私は、荒木さんに教えてもらいながら今回初めてロイロノートを活用してみました。使いこなせていない部分が多かったですが、音楽の分野は、ICTを活用することでもっと楽しく、苦手な生徒でも参加できる授業が行えると思うので、もっと勉強していきたいです。

 今回の模擬授業も、玉置先生やゼミのみんなのおかげで学びがたくさんありました!この学びを実習で活かせるようにもっともっと頑張ります!!!(由原)

7月12日 8期生ゼミでの学び(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!今回は7月12日の8期生ゼミでの学びを記事にしていきます。

 今日は主に、「生徒指導提要のまとめ」について話し合いました。前回同様、生徒指導提要のキーワードとしては、

・生徒指導は、子ども自身が自ら成長や発達する過程を支える。
⇒具体的な教員の働きかけとしては・・・
振り返り、教師の価値づけ、自己選択の機会を増やす

・問題提起行動をしてしまう子は、困っているから。
⇒心の危機の深刻化に繋がる

・生徒指導提要改訂の背景
⇒いじめの増加・深刻化
不登校の増加と長期化
暴力行為の低年齢化
自殺者の増加

 また、改訂前の生徒指導提要との違いを抑えて、教員採用試験に臨みます!!!

 そして、その後は教育実習についての振り返りをしました。この話し合いで、自己見つめにもなり、いい機会でした。

 教採まであと10日になったので、全員が体調万全で全力を出し切れるように調整していきます!!!(寺尾)

7月10日8期生ゼミでの学び(柴山)

 こんにちは!静岡市を受験した村松さんに続き、昨日横浜を受験した3人の話を聞いて緊張している柴山です。4人とも、本当にお疲れ様でした!

 今日のゼミでは、生徒指導提要改訂のポイントについて話し合いました。話し合いを通じ、生徒指導の本質は「子どもが社会で充実して生きていけるようにすること」であることを学びました。

 改定が行われた背景には「いじめの増加や深刻化」、「不登校の増加」、「暴力の低年齢化」、「子どもの自殺者数の増加」の4つがあります。いじめや暴力行為の増加は、いじめの定義の拡大による「認知件数の増加」が大きな原因でした。日ごろの関わりを、周りの子や本人が「からかいだ」と話していても、本人はどう思っているかはわかりません。信頼している先生に心配をかけたくないという思いで、SOSをなかなか出せない子もいると思います。子どもの心身の危機を未然に防ぐために、モヤっとするような子どもの行動にも気を配って行動していくことが大切であることを学びました。

 多様な背景のある子が増加してきており、その子たちを包み込んでいくことが大切になってきています。どのような子も自ら進んで学んでいけるようにするため、「自己存在感」を感じることができる学級経営が大切であることを学びました。自分の意見や考えが反映されていると思えることで、自分の考えに自信を持ち、前向きに学んでいけます。全ての子が自己存在感を感じながら学んでいけるようにするため、クラスの子の振り返りから学びをスタートしたり、良い姿を全体に共有する場面をつくったりするなど、子どもが活躍できる場面をつくっていきたいと思いました。お互いの考えや良いところを共感的に認め合うことが、安心、安全な場をつくることにつながります。学校で学ぶ楽しみ感じることができるような場を整えていきたいです。

 8期生のみんなの、太陽にも、教採にも負けない明るくて優しい雰囲気に支えられています。玉置先生と8期生のみんなに支えてもらえていなかったら、不安に押しつぶされてその辺のアブラゼミと一緒に鳴きわめいていたと思います。本当に助けられてます、ありがとう。恵まれすぎています。あと少し、がんばろう!!絶対受かるぞ!

(3人が横浜のびっくりするほど美味しいお土産を買ってきてくれました!ありがとう!)
(柴山)
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7月4日 9期生ゼミ模擬授業の振り返り(久保)

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 こんにちは!9期生の久保朋輝です。今日は7月4日に行われたゼミでの模擬授業を振り返ります。今回のゼミでは、古賀君と小林さんが模擬授業を実践してくれました。
 
 小林さんは中学校の英語の授業をしていました。夏休みに行きたいところを英語で書き、willを使って表現する授業でした。書くだけや読むだけで終わることなく、「書き、話す、聞く」を取り入れられた、とても面白く飽きない授業でした。その中で9期生全体としても玉置先生が教えてくださったのは、子どもの活躍の場を与えることです。英語は、ほかの教科に比べて細かいところで先生に聞く機会があると思います。全体に戻ったときに、その個別で教えた子に全体に共有してもらうことで、自信にもなるし定着もできます。

 古賀君は中学校の数学の授業をしていました。玉置先生が仰るには、1番といってもいいくらい難しい「方程式の利用」でした。玉置先生の専門ということもあり、とてもヒートアップして、9期生みんなでとても学びになりました。その中でも印象に残ったのは、「算数・数学の問題は板書をする」ということです。最初それを聞いたときは、大変だし意味あるのかと思いました。しかし、問題には必ずヒントが隠されているし、子どもの気づきをそのまま書き込めると聞いて、大切なことだと分かりました。算数の授業は、小学校で実践できるので、必ずやってみたいと思いました。

 2人とも中学校の内容を分かりやすく丁寧に授業をしていて、吸収したい部分がたくさんありました。前半に行っていた道徳の授業の時よりもみんながみんなレベルアップができていて、ゼミの素晴らしさを実感しています。実習まで残り2か月を切りました。まだまだ全員で成長していきます!(久保)

7月5日8期生ゼミの学び(澤本)

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 こんにちは!8期生の澤本です。教採の一次試験まで二週間をきりました。今の気持ちはドキドキとドキドキがぴったり半分ずつです。今回は7月5日に行われたゼミでの学びを記事にしていきます。

 まずは、村松さん、静岡市での一次試験お疲れ様! 二次試験に向けて頑張ろうね!話を聞いて実感がすごく湧きました。(ちなみにこれを書いているときには横浜を受ける三人も一次試験を終えています。お疲れ!また話を聞きたいと思います。)

 今日は「学級開きで大切なこと」を学びました。学級経営では『一貫性』をもつことが大事であるため、初日に本気で叱る時を子どもに伝えます。1.命にかかわる危険なことをしているとき、2.他人を傷つけて喜ぶようなことをしているとき、3.3回同じようなことを注意しても直そうとしないときの3つのポイントを押さえることで学級経営に一貫性をもつことができ、それが学級経営の柱になります。子どもが何をすればいいのか、何をしてはいけないのかがわかるため、きっちりと決めておくことが大切だと学びました。

 また、学級開きでは子どもに前向きな期待をさせられるようにする必要があります。子どもが「この先生なら!」「このクラスでこんなことをしてみたい」と期待をふくらませるような学級開きをしていけるよう学びを続けていきます!(澤本)

7月4日9期生ゼミでの学び(古賀)

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 こんにちは、玉置ゼミ9期生の古賀です。今回は、7月4日に行った私の模擬授業の振り返りを記事にしていこうと思います。

 私が今回扱った単元は、中1数学「方程式の利用」でした。今までしてきた9期生の模擬授業で良かったところ、そこでの玉置先生の指摘で学んだこと、そして何より前回の私の反省を基に授業に臨みました。結果を一言で表すのであれば、「話にならない」だったと思います。1回目の模擬授業をした2ヶ月前の私と比べると改善・成長した点はあったと思いますが、教材の活かし方がイマイチだったり、生徒の意見・考え方の広げ方が上手くできなかったりと、反省することばかりです。プロの数学教師としてやってこられた玉置先生からしたら、見るに堪えない授業だったのかと思います。ここまでマイナスなことばかり書いてしまいましたが、いつまでも下を向いていられないので、厳しい指摘を基に今回の学びを言語化し次につなげていきたいと思います。

 今回の学びの一つは、「算数・数学の問題は、長くても省略せずに板書する。又は事前に書いてきて黒板に貼る。」です。生徒の気づきを文章中に示したり、扱う問題のイメージを掴ませるための手立てにするなど、問題文のより良い活用法を学びました。また、道徳でなくても、生徒にどう思ったか聞くことも授業を展開していくうえで有用であることも学びました。二つ目に、一問一答形式の授業にせず、生徒に考えさせる授業にするヒントもいただきました。文章中の使わなかった数値を用いてゆさぶりをしたり、使わなかった数値を使う問題にするにはどうするかなど、色々な発想を知ることができました。

 引き出したい数学的解答を明確にして、教材研究を行う大切さも改めて感じました。今回、生徒の反応・発言の予測が不足していたこともあり、発問がぶれたり、軌道修正しなくてはと思い、教えること、教師が話す場面が多い授業になってしまいました。前回からの私の悪い癖なので、早急に改善していきたいです。振り返れば振り返るほど、良くなかったところが浮かんで自暴自棄になりそうですが、その分伸びしろがあるということなので、先生やみんなからたくさん吸収して成長していきたいです。

 最後に、厳しい指摘をしていただいた玉置先生、困惑しつつもついてきてくれた9期生のみんな、ありがとうございました。今回感じた悔しさを胸に一歩一歩進んでいきますので、頼りない私でございますがこれからもよろしくお願いします。(古賀)
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