2年間を終えて 前編(芝田)

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 こんにちは!玉置ゼミ8期生の芝田彬良です。今回は、玉置ゼミでの2年間を終えてということで、前後編に分け、前編は、玉置先生と8期生との思い出を、後編では2年間の学びを記事にしたいと思います。

 はじめに、玉置先生との出会いと、玉置ゼミに入ることができたわけ、さらに2年間の感謝を書かせていただきます。実は私は、二年生後期まで、玉置先生の講義を受けたことがありませんでした。しかし、ゼミ活動紹介動画で玉置先生が話しておられるところを見て、ぜひとも一度、話をお聴きしたいと思い、「一度お話する時間をください」とメールをお送りしました。
 
 とても人気なゼミでしたので、朝の早い時間帯に面談の時間をどうにか作っていただきました。私が住んでいる扶桑町から大学へは2時間弱かかるため、朝6時頃、眠い目をこすりながら電車に揺られ、先生にお会いしに大学へ向かいました。

 私の所属が社会専修であったこともあり、社会科の授業名人の有田和正先生の話や、これまで私が読んできた本の話、玉置ゼミとはこんなゼミであるという話をしていただきました。先生の人間性や話の面白さに引き込まれ、一瞬で約束の時間が終わってしまったことを鮮明に覚えています。(ここでのお話は、後の卒業論文のテーマに繋がりました)

 後日、「玉置ゼミへ入りたいです」という意思をお伝えしたところ、「ゼミ生決定の最終段階にはいっています、想いがあるのであれば書いて届けてください」と返事をいただきました。正直、遠回しに断られてしまったのかな、、、と感じつつ、一縷の望みをかけて、「書いて学ぶことで学級経営について深め、目指す教師像を確立したい」「多くの方の目に触れる場に、責任をもって発信をすることで、人として豊かさを深めたい」と玉置ゼミへの想いを文章にして送りました。(読み返してみると、長く、支離滅裂な自分の想い先行の、読みにくい文章でありました。さながらラブレターです(笑)。その甲斐あってか、先生が根負けしてか、「10人目で君をゼミ生に加えようと思います」とメッセージをいただいた時は、本当に嬉しかったです。

 いつ寝ているの?とゼミ生一同で心配するくらい、全国各地を飛び回り、教育のために尽力されている玉置先生の教えを直接2年間も受けることができ本当に幸せでした。ギリギリのところで拾っていただいたにもかかわらず、自分自身の未熟さで迷惑をかけまくり、大事な時期に体調管理ができず、今年で10期目となった玉置ゼミで一番の問題児だったと自覚しています。これからの行動や活動で、どうにか恩返しができるよう尽くしていきたいと思います。

 次に、8期生の仲間についてです。10人目で入っているという劣等感と、すごい人ばかりだろうと不安でいっぱいになりながら顔合わせに向かいました。ですが、教職への強い想いと、玉置先生への憧れをもった仲間ばかりだったため、少し話しただけで、心にあったマイナスな感情はすぐになくなりました。

 2年間の中で、伊勢旅行、ボーリングやカラオケ、BBQなどゼミ長の安藤さんが中心となって計画してくれた8期生イベントで大はしゃぎしたり、ゼミ生男子4名で北の大地まで野球観戦に行ったりと、今しかできない経験をたくさんしました。
 
 もちろん遊んでいただけではありません!ゼミで各々の意見や考えを聴き合い多くの刺激を受けました。ゼミ合宿から始まった卒論制作では協力し合い、教師力アップセミナーでは一般の大学生では到底できないような貴重すぎる経験を積ませていただきました。最終的には不合格となってしまいましたが、教員採用試験も、全員で「追いつけ追い越せ」と切磋琢磨しあったので後悔はありません。来年度、合格できるよう頑張ろうと意気込んでいるところです!

 どれもこれも玉置先生と8期生のみんなとだから出来た経験ばかりです。普段は恥ずかしくて言えませんが、この2年間は私にとって素晴らしい時間でした。本当にありがとう!これからも年に1回か2回くらいは集まって情報交換をしたり、バカ騒ぎしたりしようね!

 書ききれないほどの思い出を胸に大切にしまって、来年度から始まる教員生活に全力を注ぎ、玉置先生のような(高すぎるロールモデルですが、志は高いに越したことはありませんので)児童生徒一人ひとりに向き合える教員になりたいと思っています!!(芝田)

2年間の学びのまとめ(新谷)

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 こんにちは。8期生の新谷です。1月31日に卒論発表会を行いました。私は「子どもの個性を輝かせる手立て」についての研究を行いました。

 研究の経緯に至っては、私自身が教育実習や学童保育で出会った、発達障害を抱える子どもや、指導や支援を特に必要とする子どもとの関わりの難しさからでした。私は当時、このような子どもとの関わり方について全く無知であり、自ら関わることを控えてしまったことを後悔していました。

 このような自身の経験から、学級で苦しんでいる子どもについて詳しく知り、教師の支援や指導の中で子どもの輝く瞬間を生み出すことの出来る教師になりたいと思い、研究に臨みました。

 研究の中で多くのことを学びましたが、その中でも今後教師として一番大切にしていきたいと思ったのは、子どもとの関わりを絶対に止めないということです。教師が子どもの存在を否定し、認めないでいればいるほど、その子どもの輝きは失われるというふうに思います。私はこれから先出会う子どもの良いところも悪いところも受け止め、まずは全力で子どもと向き合っていきたいと思います。その中で、子どもの輝く瞬間を生み出すことのできる教師でありたいと思います。とても緊張しましたが、無事に終えることが出来て良かったです。

 玉置ゼミでの2年間は本当にあっという間で、毎回とても充実した学びになりました。学校へ授業を見させていただく度に、こんな授業をできるようになりたいと、憧れとモチベーションを持つことが出来ました。

 ゼミの授業では、毎回8期生のみんなと話し合いをする中で学び深めあっていき、私自身の教養も高まりました。玉置ゼミに入ったことで、教師への意欲がとても高まった2年間だったと思います。

 8期生のみんなは、とても優しくて面白い子ばっかりで、いつもみんなとの学びは心理的安全性が100パーセントで、どんな発言も受け止めて認めてくれて、時には私の意見に私はこう思うといった意見も述べてくれて、みんなだったからこそ私自身も沢山意見を言う中で学びを深められたと思います。2年間みんなと学べて本当に幸せでした。これからはみんな違う地で素敵な先生になろうね。

そして、玉置先生。2年間本当にありがとうございました。未だになんで入れたかのは分からないのですが、私は玉置先生に選んで頂いて、こんな素敵な経験をすることが出来て本当に幸せでした。いつも優しく、時に厳しく、私たちに沢山の学びの機会を提供してくださり、ありがとうございました。玉置ゼミでの学びを必ず活かして、教壇に立ちたいと思います。2年間本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします!!(新谷)

2年間の学びを終えて(安藤)

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 こんにちは、8期生の安藤です! 卒論発表を無事終えたということで、今回は2年間の振り返りを記事にしていきます!!

 大学生活の中で1番幸せだったことは、玉置ゼミに入れたことです。玉置ゼミに入れたからこそ沢山の学びや刺激をもらい、成長できました。そして何より、心の底から本当に大切な仲間と出会えました。

 8期生のみんなと出会った当初は、話したことのない人ばかりで馴染めるか不安でした。さらに、今までリーダーなどやったことのない私がゼミ長だなんて果たして務まるのか、自信がありませんでした。今、そんな自分にこう伝えたいです。「何も不安になる必要ない!玉置ゼミに入れた時点で幸せ者だよ」と。

 みんな個性が強くてとても面白いです。一緒にいるとずっと笑っています。小学生のようにはしゃいだり、ふざけたりしているので本当にみんな教師になるのかなと思う時があります(笑)しかし、いざという時はとても頼りになります。ゼミでは毎回レベルの高い話し合いをするので、ゼミがある度に”みんなすごい…、私も頑張らなきゃ”という気持ちになっていました。教採をはじめ、”玉置ゼミだったからこそこんなに頑張ることができた!”と思うことばかりです。8期生のみんな、本当にありがとう。そして玉置先生、こんなに素敵な仲間との出会いや貴重な学びの機会をありがとうございました。

 玉置先生はいつも素敵な方々と出会わせてくれます。大学1、2年の時はコロナ禍で人と全く繋がりがない状態でした。一人悶々としている中、玉置先生と出会えたことで、大切な仲間や尊敬する先生方との出会いがあり、人生が大きく良い方向に変わったと思います。もし玉置先生と出会えていなければ、教師になっていなかったかもしれません。そのくらい私の中で玉置先生は大きな存在です。この2年間のゼミを通して、改めて「出会い」の大切さに気づきました。これから自分のなかで「出会い」とその後の「繋がり」を特に大切にしていきます。

 初めての教員生活、馴染みのない場所、分からないことばかりで今、不安でいっぱいです。特にゼミのみんなで簡単に集まれなくなってしまうのかな、と思うととても寂しいです。色々不安に思うことはありますが、今までのみんなとの思い出やゼミで学んだことを糧に乗り越えてみせます!!そして8期生のみんな、これからも定期的に集まろうね!!!

 改めまして、玉置先生、8期生のみんな2年間本当にありがとうございました!(安藤)

2年間の学びを終えて(澤本)

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 こんにちは!最近4年間お世話になった家を退去すると思うと、少し寂しさから朝も起きられない8期生の澤本です!玉置ゼミで過ごした幸せな2年間のまとめを記事にしていきます

 最高の先生のもとで学べて、最高の仲間に出会えて幸せでした!2年間本当にあっという間でした!ゼミ面接で玉置先生の研究室まで、ファンモンの『ヒーロー』を聞いて歩いていたことまで覚えています(笑)

 2年間で本当に多くのことを経験し、学ぶことができました。週1回のゼミはもちろん、教師力アップセミナー、教育と笑いの会、ゼミ合宿、学校訪問など玉置ゼミに入れなかったらできないことばかりでした。大学生活の中で、こんなにも現場を見て学び、実践するとは思いませんでした。自分の学びの足跡であるゼミノートには本が出せるくらいの学びが書いてあります。玉置先生から学んだこと、多くの授業名人や現場の先生方から学んだこと、ゼミの仲間と話し合いながら学んだことそのすべてが教師となってからの自分を支えてくれると思います。

 また、8期生のみんなには本当に感謝しています。ありのままの自分を受け入れてくれ、しょーもないことでずっと笑っていられる、この仲間に出会えて本当に幸せです!伊勢旅行から始まり、カラオケ、ボーリング、BBQ、人狼、ユニバなど楽しい思いでばかりです。この仲間に出会えていなかったら、玉置ゼミに入れていなかったら、きっとこんなに楽しい大学生活を送れていなかったと思います。たぶん、みんな「8期生ありがとう」といった内容の記事を書いていると思いますが、全員が本心で心の底からそう思っていると確信できます。これからもチーム8期生で頑張ろうね!

 4月から教壇に立ちます。不安の方が大きいです。失敗して失敗しての繰り返しになると思います。それでも玉置先生のもとで学んだこと、一緒に頑張っている仲間のことを思い返して頑張ります!玉置先生、私たちに携わっていただいた方々、8期生のみんな、本当にありがとうございました!(澤本)

2年間の学びと感謝(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です。卒論発表会が終わり、少しだけホッとしている柴山です。玉置ゼミで過ごした2年間は、自分の人生の中で1番楽しく、濃い期間でした。

 玉置ゼミで学べる事が決まった時、本当に嬉しかったです。今もゼミが決まった時のことを思い出すと、踊りたくなるほどです。知り合いが一人もいない不安も、8期生の元気さと優しさが、一瞬で吹き飛ばしてくれました。ゼミ長の安藤さんが、みんなが楽しめる企画を何度もしてくれたこと。全員の準備や盛り上げで楽しむことを繰り返していくうちに、自然とゼミが安心できる場になっていきました。

 8期生のみんなとゼミで学べたこと、教採に立ち向かっていけたことは、僕にとっての財産です。みんな、僕がちょっとしたミスをした時も、いつもあたたかい笑いに変えて昇華してくれてありがとう!どこに行ってもまたみんなで集まろうね!

 学校訪問では、現場の先生の生の授業に多く触れさせていただきました。行くたびに、新たな刺激を受けました。玉置先生の助言や現場の先生の意見を聞きながら、一つの授業に対して深く学ばせていただいた経験を、必ず現場で活かしていきます。
 
 教師力アップセミナーでは、多くの授業名人の先生から学ばせていただきました。自分一人では気づけなかった視点や技術に気づかせていただけて幸せでした。玉置ゼミでなければ、ここまで多く現場の良い空気や技術に触れることもできませんでした。本当に、多くのことを学ばせていただけて幸せでした。
 
 私は4月から講師として教壇に立ちます。楽しみなことも多いですが、不安なことも多いです。「みんなだったらどう考えるかな」と8期生の姿を思い出したり、玉置先生ならどう助言するか考えて、一つひとつ壁を乗り越えていこうと思います!必ず、堂々と「玉置ゼミでしっかり学びました!」といえる人間になります!玉置先生、2年間ゼミで育ててくださり、ありがとうございました!(柴山)

2年間を振り返って(前野)

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 こんにちは!8期生の前野です。先日、卒論発表会を無事に終えることができました。2年間のゼミ生活に一旦区切りが付いたので2年間を振り返って記事を書いていきたいと思います。

 この2年間で沢山の方に出会い、沢山のことを学んできました。2年前に玉置ゼミに入ったときは何となく「教師になりたい」という気持ちがあるけれど、どんな教師になりたいのかということははっきりしていませんでした。

 ゼミで玉置先生を通じて、沢山の授業名人の先生について学んだり、学校訪問やセミナーへの参加を通して実際に学校現場を見て学んだりしてきました。ゼミで授業や学級づくりについて学んで、こんな教師になりたい!子どもとこういう風に関わっていきたい!という目標になるような先生や授業に出会うことができました。この経験は玉置ゼミに入っていなかったらできていなかったと思うので、沢山のご縁を繋いでくださった玉置先生には感謝の気持ちでいっぱいです。4月から教師として働いていくのは不安も大きいですが、ゼミで学んだことを最大限生かして頑張っていきたいです。

 そして、2年間共に学んできた8期生のみんなにも本当に感謝しています。特に教採期間はみんなの頑張りに自分も頑張らないと!と奮い立たされて乗り越えることができたなと感じています。ゼミ長の安藤さん始め、みんな優しくて、面白くて、それぞれ尊敬できるところが沢山あって、こんな仲間と出会えたのは幸せだなと思います。こんなにも温かい同期に囲まれて2年間を過ごせたのは、私にとって大きな財産になりました!!みんな本当にありがとう!!これからも定期的に会えたらいいなと思います。

 玉置ゼミに入って、素敵な仲間と濃い時間を過ごすことができて、本当に幸せでした!!2年間ありがとうございました。(前野)

玉置ゼミでの2年間を振り返って(村松)

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 こんにちは!8期生の村松咲です。

 私はこの2年間、8期生の仲間達と玉置先生の元で学んできました。毎回のゼミでは一つのテーマについてみんなで話し合う活動を行いました。その中で今まで考えたことがないことについてみんなで話し合い、初めての気づきを得たり自分の考えを確かなものにしたりしました。

 さらに、ゼミ合宿に「教育と笑いの会」の落語鑑賞、セミナーへの参加等、初めての経験や自分1人ではできないような学びをたくさん得ることができました。教員採用試験に向けてみんなで場面指導の練習をしたのも、今となっては大切な思い出です。

 また、一回一回のゼミで成長を実感して自分に自信をもつことができました。それは、玉置先生が信じられないくらいお忙しい中でも私たち一人一人の良さを見つけ、それを余すことなく伝えてくださったり、常に新しい学びの場・挑戦の場を用意してくださったからだと思っています。
 
 実は私はずっと教師になろうかも決めかねていました。そんな私が「教師になりたい」と心から望むことができたのは、一重に玉置先生と玉置ゼミのみんなのおかげです。玉置ゼミでの学びや経験がなかったら、私1人の力では採用試験という壁を突破できなかったかもしれないし、そもそも全く別の道に進んでいたかもしれません。

 この春から、私は地元静岡で教師になります。玉置先生にもゼミの仲間にも会える機会は確実に減ってしまうでしょう。それでもこの2年間はいつまでも私の支えとなり、教師として人としての武器になると思います。ずっと、ずっと忘れません。本当にありがとうございました。いつか胸を張ってまた会えるように、素敵な教師になります。その日まで、一旦さよならです!(村松)

2年間を終えて(伊藤)

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 こんにちは!玉置ゼミ8期生の伊藤です。

 今回は、玉置ゼミの2年間のまとめを記事にしていきたいと思います。

 この2年間を振り返ってみると、教育と笑いの会や教師力アップセミナー、学校訪問など、玉置ゼミであるからこそ経験することができたことがたくさんあります。人生で初めて落語を目の前で見ることができたり、授業名人の方から直接お話を聞くことができたり、良い授業を生で見ることができたりと、本当に貴重な経験をさせていただいたのと同時に、多くのことを学ばせていただきました。私が大学生になり、玉置ゼミに入る前までは、大学でこのような経験ができるとは思いもしませんでした。玉置ゼミに入り、玉置先生のもとで学ぶことができたことに、改めて自分は幸せ者だと感じます。

 また、この2年間には、教育実習や教員採用試験、卒業論文などと、教員になるための試練が多くありました。もちろん楽しいこともありましたが、辛いこともありました。そんなときに心の支えになってくれたのが、玉置ゼミ8期生の仲間です。何か困ったことがあったときには寄り添ってくれたり、励ましの言葉で背中を押してくれました。そのおかげで、辛いことがあっても乗り越えることができました。みんなありがとう。こんな素敵な仲間が周りにいることも、改めて自分は幸せ者だと感じます。

 とりかく自分は幸せ者です。玉置ゼミの一員でいられたことに、心の底から良かったと思います。決してこの2年間で積み上げてきたものは、無駄にはしません。4月から教壇に立つことは、正直不安ばかりです。しかし、自分には玉置ゼミで学んだこと、玉置ゼミでできた仲間がいることを胸にし、堂々とした姿勢で何事にも挑戦する先生になりたいと思います。玉置先生はじめ、私たちに関わってくださった方々、この2年間本当にありがとうございました。(伊藤)

1月25日尾張旭市立三郷小学校での学び(久保)

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 こんにちは!9期生の久保朋輝です。今回は、1月25日に行われた尾張旭市立三郷小学校での学びを記事にしていきます。見させていただいた授業の研修テーマが「主体的に学ぶことのできる授業」ということもあり、主体的に学ぶことのできる授業を作るためにはどうすれば良いのかを学ばせていただきました。

 主体的に学ぶことのできる授業の一番のポイントは「言語化」することです。授業ではお金の出し方について考えさせる授業が展開されていました。児童は思っていることを多く口に出して、疑問を抱いていました。授業をされた先生は子どもたちが抱いた疑問をうまく拾い考えを広げていました。

 今回の授業のように、子どもたちから出た疑問や率直な意見をそのままにするのではなく、追質問をして考えていることを言語化させる教師の工夫が、主体的な授業を作るのに必要であると学びました。言葉を豊かにしていくと、それを聞く姿勢や話す姿勢も大事になっていきます。なので、話し方・聞き方の指導も加えて指導できることも学びました。

 主体的な授業を作るとなるとつい、「交流をさせよう」と考え、交流させれば主体的な授業と勘違いしてしまいます。しかし、ただ交流させるのではなく子供たちのつぶやきを拾って考えを広げていき、思考の追体験をし、考えを広げていくことが大事であると学びました。そしてそれを実現するための教師の「どうしてだろう?」や「なんで?」といった考えを広げるための発問や声掛けこそが、大切になってくることを学びました。

 主体的な授業を実現されているのを見させていただき、ありがとうございました。玉置先生、今回も貴重な体験をありがとうございました。玉置ゼミ生としてもっと多くの授業を参加させていただき、多く学びたいと思います。(久保)

1月25日 尾張旭市立三郷小学校の授業参観での学び(石上)

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 こんにちは!9期生の石上です。先日、三郷小学校の1年生の「大きいかず」という単元の研究授業を参観させていただきました。今回は、その中で学んだ2つのことについてまとめていきます。

◯語彙を増やす
 研究会で玉置先生が仰っていたつぶやき板書というものがとても印象的でした。つぶやき板書というのは、子どものつぶやきから、キーワードとなるものを拾い出して板書するというものです。子どものつぶやきを板書しておくことで、普段は上手く自分の意見がまとめられず発言ができない子でも、そのつぶやき板書の言葉を使って発表できるようになるということを学びました。

 また、思考の共有化についても学びました。子どもたちの中には「分かった!」と言っていても、実際には理解していないということが良くあります。そこで、「じゃあ今〇〇さんが話したことを隣の子に話してみよっか。」と言語化させることで、子どもたちが、自分の中で考えを整理できたり、自分が本当に理解しているのかを知ることができたりすると感じました。

◯振り返り
 振り返りは、その日の授業のまとめになってしまいがちです。しかし、「もやもやしていること」や「初めと今の変化」など、どんなことを書くのか、定期的に教師が価値づけすることで、意味のある振り返りができるということを学びました。いつでも書けるような振り返りではなく、その授業だからこそ書ける気持ちの変化や授業での学びを記録できるようにしたいと感じました。

 また、ICTを使うことで、子ども同士でそれぞれの振り返りを読み合えるようになり、子どもたちが自然に学び合う環境をつくることができることを学びました。

 実際の授業の様子を見させていただいたことで、玉置先生が教えてくださった様々な授業の工夫を、具体的な場面と結びつけることができました。このような機会を設けてくださった玉置先生、そして三郷小学校の先生方本当にありがとうございました。今回学んだことを、教壇に立った際に活かしていきたいと思います。(石上)

1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(前野、安藤)

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【前野】
 こんにちは!8期生の前野です。1月13日に第6回教師力アップセミナーに参加しました。今回は高橋達哉先生から国語の授業づくりにおける発問の工夫について学びました。

 講演の中で印象に残っているのは、教えたいことを直接問わない「もしも発問」という発問についてのお話です。「もしも発問」とは、教えたい事柄について「もしも〜だったら?」と実際とは違う場合を仮定して発問することです。教師が子どもに着目させたい表現や深めたい事柄について「もしも発問」をすることで、子どもが自ら発見するような形で考えることができます。子どもの意欲を高めることもでき、指導内容もより明確になる発問方法だということが分かったので、4月から国語の授業でぜひ使ってみたいと思います!

 また、国語の授業をする上で意識しなければならないのは、「読み方」を教えるということだと改めて感じました。国語の授業では取り上げる教材の内容を子どもが理解できるように授業を進めてしまいがちです。しかし、国語の授業で学ぶべきなのは幅広く様々な文章において活用できる「読み方」についてです。文章を読み解く上で手がかりになる表現や着目するべきポイントを押さえることで、授業で扱う教材以外の文章を子どもが読むときに活用できるようにすることが国語を学ぶ意義だなと感じました。

 今回の講演では、高橋先生から発問で教師が意識すべき点や子どものやる気を引き出すテクニック等、4月から始まる教員生活で取り入れられそうなことをたくさん学びました。子どもたちと一緒にどんな授業を作っていけるのかドキドキ半分、ワクワク半分な気持ちです。高橋先生、貴重なお話をありがとうございました。(前野)


【安藤】
 こんにちは、玉置ゼミ8期生の安藤です!先日、第6回教師力アップセミナーに参加させていただきました。第6回は高橋達哉先生の「国語授業づくりで大切にしていること」について学ばせていただきました!

 先生は授業づくりにおいて「発問の工夫」「全員参加への配慮」「励ましの言葉がけ」を特に意識されていました。今回は「発問の工夫」に絞って記事をまとめていきます!

 発問の工夫1:選択肢をつくる・感じ方を問う
 「1〜3の中で1番感動した文はどれ」というように、先生は選択肢+感じ方を問うことを心がけていました。選択肢があることで、自分の考えと他者の考えに違いが生まれ話し合いの意欲に繋がります。さらに、感じ方には正解がないため自信の持てない子も発言しやすいです。この発問方法を実践して、”多様さが生きる集団での学び合う授業をつくります!

 発問の工夫2:唐突に発問しない
 発問の効果を100%引き出すためには、子どもと一緒に学びの雰囲気・問題意識をつくることが大切です。これは実習でとても痛感しました。子どもが授業についてきておらず、私一人で突っ走ってしまいました。この失敗を繰り返さないためにも、”子どもありきの授業”を常に心がけて取り組んで参ります!

 発問の工夫3:直接問わない
 子どもが”これを考えたい”と思っていなくても先生が気持ちを無視して発問してしまうことがあります。これでは学習意欲が下がってしまいます。そこで「もしも発問」が効果的です。
 
 例として「ごんぎつね」の教材を取り上げます。「まだつつ口から細く煙が〜」という文があります。『これが”もしも”「黙々と煙が〜」という文だったら?』と発問します。このように”もしも発問”をすることで、表現を比較しどんな効果があるのか自然と考え始めます。この発問をされたとき、私自身も”なぜだろう”と考え始めていました。このように子どもの”なんで?”を自然と引き出せる発問ができるように、教材研究をしっかり行っていきます!

 今回のセミナーでは、教師の発問は授業の質を大きく左右することを学びました。更に、発問だけでなく発言しやすい環境も必要不可欠です。そのため、まずは子どもが安心して発言できる環境を整えたいと思いました。どうしたら安心できる環境が整えられるのかわからないことが多いので、今後学んでいきます!また、発問についても教材研究やこのようなセミナーを通して知識を増やしていきたいです!
 
 4月から教団に立っていると考えると、とても不安です。しかし、周りの先生方を頼りにさせていただきながら乗り越えていけるよう頑張っていきます!!そして、子どもの前に堂々と立てる教師でありたいです。本日も貴重な学びの機会をいただきありがとうございました!(安藤)

1月22日名古屋市立藤が丘小学校での学び(荒木)

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 こんにちは!9期生の荒木です。1月22日の名古屋市立藤が丘小学校学校訪問での学びを記事にしたいと思います。

 今回、4年生算数の分数の授業を参観させていただいたのですが、授業者が、なんと2年前にサークルとバイトでお世話になった方でした。お世話になった先輩が、堂々と授業をし、約30人の子どもたちを立派にまとめる姿に刺激を受けました。

[学び方を自己選択]
 問題演習の時間では、一人一人が学習方法を選択(1.友達と一緒に学習したい 2.1人で学習したい 3.教えに行けます。任せて!)し、それが共有されていました。教師も子どもたちも、一人一人の学習方法を把握することで、個別指導に活かしたり迷わず友達に質問したりすることができていました。

[わからなくなったら基本にかえる]
 わからない問題は必ずピザやケーキの写真のカードを使って考えるようにしていました。子どもたちにわかりやすいだけでなく親しみやすい工夫でした。計算式だけを見ながら抽象的に思考するのではなく、毎回基本(ピザの考え方)にかえり具体的イメージをもって理解することは大切だと思いました。

[学び合う雰囲気は教師が作る]
 私が1番印象に残っているのは、学び合いの雰囲気がしっかりとできていることです。児童は、「わからない」という言葉を恐れずに言え、それぞれの考えを否定せず受け入れることができていました。そのような雰囲気ができている理由には、教師の働きかけが大きいと感じました。
 
 1人で学習している児童が わからなかったことを理解した時には、1人の学びで完結させず、他のわからない児童に教える役割を与えていました。1人で学習することを選ぶことが多い児童をクラスの中で孤立させることなく、授業の中でこそ子ども同士が繋がるきっかけを作ろうとする姿勢には大きな学びがありました。

 そして、教師からはプラスの言葉かけが多く、それにより、学級全体が前向きに授業に向かうことができていました。わからないことが悪いことではないこと、1人のわからないがみんなの学びに繋がることが伝わる関わり方でした。

[自由進度学習]
 今回、自由進度学習について初めて詳しく学びました。計画を立てるところから全てを子どもたち自身で行い、それを教師が把握しなければいけないという点では、一斉授業よりもはるかに難しくなるのではないかと感じました。
 
 どんな時に自由進度学習が有効か、その具体的な取り組み方まで、まだしっかりしたイメージは持てていませんが、自分が教壇に立つまでには明らかにし、一人一人に寄り添った授業ができるようにしたいと思います。

 藤が丘小学校の先生方には「毎朝、学校に着いたら1番に玉置研究室のページをチェックしています」とお言葉をいただきました。今月4日には、ついに100万アクセスを突破!今まで以上に気合を入れて記事を書いていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします!(荒木)

1月29日犬山市立犬山中学校英語科の授業を参観して(小林)

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 1月29日に、犬山市立犬山中学校の英語科の授業を参観させていただきました。

 犬山中学校では、教師が生徒一人一人を「見取る・つなぐ」ための実践をされていました。印象に残っている実践は、教科書の本文を学習する中で、重要点の確認を4人程度のグループで行なっていたことです。私が今まで受けてきた、そして参観してきた授業では、本文の確認は教師が主体でした。グループで行うことで、生徒同士で教え合う姿や、思ったことを自由に発言する姿が見られ、生徒が主体となる授業が実現されていました。「わからない」を口にしやすい環境を教師が整えることはとても大切だと思いました。そして私も自分の授業でもグループ活動を取り入れたいと思いました。

 今まで、英語の授業はグループ活動がしずらいと感じていましたが、自分が「教える」という概念にとらわれずに、生徒同士の学び合いを「支える」という立場に回ることで、グループ活動が実現できることを学びました。

 私は先日まで小学校教諭、中学校英語教諭、どちらを目指そうかとても悩んでいましたが、今回土井先生が、英語を明るく教えている姿を拝見して、私も自分が大好きな英語を教えたいという思いが強まりました。

 犬山中学校の皆様方、素晴らしい授業を参観させていただきありがとうございました。

12月18日 愛西市立佐織中学校訪問での学び(荒木)

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 こんにちは!9期生の荒木です。12月18日の愛西市立佐織中学校学校訪問での学びを記事にしたいと思います。

 今回は、Googleチャットを使った数学の授業を参観しました。「ここまではわかるけど、ここからはわからない」「○○ってどういうこと?」など、様々な呟きが見られました。

Googleチャットは
・普段の授業よりも呟きのハードルが低いため疑問の共有がしやすい
・チャットなしでは拾いきれない意見も拾いやすくなる
・仲の良い子以外の子も質問に答えてくれる
・呟きがチャット上に残るため後で共有がしやすい
・一つ一つの意見に絵文字やリアクションなど反応ができるため自己肯定感の向上や認め合いにつながる
・できる子が言葉にして説明することでメタ認知できる

などの様々な良さがあり、他の単元や他の教科の授業でも活用できるのではないかと、可能性を感じました。音楽科では、鑑賞の授業で活用すると特に面白そうです。

 最近はロイロノートを使った授業が多いですが、今回の授業参観をきっかけに、それ以外のツールにも目を向けてみようと思えました。ロイロノートは学校教育のために作られたツールであり、子どもたちが大人になって社会に出た時に直接生かすことができるツールではないからです。色んなツールに目を向け、効果的に活用していきたいと思いました。今回もすてきな学びをありがとうございました!(荒木)

1月22日名古屋市立藤が丘小学校の授業参観での学び(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です。今回は、小学校4年生の算数、分数の授業を参観させていただきました。「自由進度学習」をテーマにした授業でした。

 「一人で学習したい」「一緒に学習したい」「教えることができる」と自分の立場を選択させ、立場を共有した後に、子どもが動き回って自由に班編成をしていました。班や個人によって、解く問題を自由に選択して学習を進めていました。

 学び合う雰囲気が学級全体に浸透していました。教えることができる子には、分割式のピザの模型を先生が配布し、考えを伝えやすいように工夫していました。「この解き方、あってるか分からないんだけど。」や「3分の3から2切れ食べて、3分の1だよ。」などのやわらかい言葉で、子ども同士の話し合いが進められていました。発表などの時よりも、相手がわかりやすいように砕けた言葉で話し合っていた姿が印象的です。

 「ここは2人ともわかっていないです。」と自分から先生に助けをもとめ、他の分かる子を呼んでもらい、学びあう場面もありました。様々な子と、安心感のある雰囲気で話し合いができる学級であることを実感しました。先生の日ごろの授業や、子どもとの関わりがあるからこそ、学び合いが成立するのだと思います。

 担任の授業者の先生が、岐阜聖徳学園大学出身の初任の先生であることを知り、刺激を受けました。私も、4月以降子ども同士が学びあっていけるようにするための授業づくりを進めていきます。自由進度を意識した学習では、一人ひとりの子どもが何を学習しているかの把握が難しくなるようにも感じました。私も、自由進度に適した授業や単元はどこなのかを考え、できる部分から授業に取り入れていきたいと思います。

 「毎朝玉置先生のホームページを見ることを楽しみにしています!周りにも、ファンが何人かいるんです!」と先生方に声をかけていただきました。もうすぐ、アクセス数も100万を超えるゼミのホームページ。残りわずかな期間ですが、一本でも多く記事を書こうと思います!今回も学校訪問で学ばせていただき、ありがとうございました。(柴山)

2年間を終えて・その2(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!前回の続きで今回は学びの振り返りをしていきます。

 この2年間で数えきれない量の学びを得ました。その中で特に印象に残っていることを2つ取り上げます。

 1つ目は、「誠意はスピード」です。玉置ゼミ生であれば何十回もお聞きした言葉です。この言葉を聞いた日から、できる限り自分は返信や記事作成などを早くしようと思うようになりました。全ての記事作成がそうだったかと言われると自信をもって言い切れませんが、なるべくその日のうち、または次の日までには記事を書きました。また私は半年間、「学級経営の困った!を1人で抱え込まないで」という会の議事録作成をさせていただいたこともあります。議事録作成は初めてだったのでチャレンジするいい機会になりました。また、玉置先生だけでなく現場でご活躍されている様々な立場の先生方のお話をお聞きできて学んだことも多くありました。このような機会をくださった玉置先生には感謝しています。この議事録作成に関しても出来るだけその日のうちに仕上げて送ったところ、玉置先生初め、アドバイザーの先生方からお褒めの言葉を受け取り凄く嬉しかったのを覚えています。このように、やるべき事をできるだけ早く行うことで誠意を伝えるの大切さを実感しました。

 2つ目は、「子どもを繋げる」ということです。この言葉も玉置ゼミであれば何回も聞いてきました。実習前にこの言葉を知れたおかげで、実習で子どもたちを繋げようと頑張ることが出来ました。一人一人が輝けるようになるためには、教師の働きかけが非常に大切です。子どもが出す小さなサインや表情をしっかりと見逃さないようにし、意図的指名などをして意見が自分から言えない子にも発言の機会を与えたいです。これに関してはまだまだ自分に課題があります。なので4月からより意識していきます。

 これだけでなく他にも多くのことを学ぶことができたのは玉置ゼミだからだと思います。授業参観させていただく機会をくださることで学校現場の実情と自分たちが思っていることのギャップも知ることが出来ました。教員として働き始めたあとも学び続ける努力をしていきます。2年間ありがとうございました。(寺尾)

2年間を終えて・その1(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!1月31日に、無事卒論発表会を終えて今記事を書いています。今回は2年間のまとめを思い出編と学び編の2つに分けて書きます!

 玉置ゼミに入ることができるという連絡を受けた時すごく嬉しかったのを覚えています。ですがその嬉しさの反面、ゼミ生の子達と仲良くやっていけるか非常に不安でした。同じ国語専修の子がゼミ生の半分を占めていたものの、ほとんどの子とは喋ったことがある程度の関係でした。そしてゼミが始まって少したち、仲良くなるためにも伊勢にお出かけをしようとなりました。このおでかけがきっかけで、他のゼミ生と色々な話をすることができ、徐々に仲良くなっていきました。

 そしてゼミで話し合いをしていくうちに、この人たちの前だったら何を言っても受け入れてくれるなという安心感がいつのまにか生まれていました。このような安心感が生まれたのは、ゼミ長はじめ、他のゼミ生の暖かい雰囲気があったからに加え、指導者である玉置先生が何を言っても大丈夫という雰囲気を作ってくださったからだと思います。これがまさに心理的安全性のある集団だなと実感しています。

 また、教員採用試験に関しては、正直1人では乗り越えられなかったことだと思います。人生がかかった試験であるというプレッシャーがあることや周りからの期待に応えようとして悩んだこともありました。しかし、一緒に高め合いながら頑張ってきたゼミ生たちがいたからこそ、自分の実力を出し切ることができました。面接で長所について悩んだ時、みんなに自分の良さを書いてもらったこともありました。自分では知ることのできなかった自分の良さを書いてくれてすごく嬉しく、自己肯定感が少し上がり、もっと頑張ろうという気持ちにもなれました。

 このような素敵な関係になれたことがすごくすごく誇りです。みんなそれぞれ4月から違う道を歩みますが、1年に1回くらいは集まりたいなと思っています!!!
みんな4月から頑張ろうね!!!

 そして、そんなゼミ生を選んでくださった玉置先生には本当に頭が上がりません。出会いを大切にという言葉がすごく響いています。これから先、たくさんの出会いがありますが一つ一つを大切にしていきます。(寺尾)

1月29日犬山市立犬山中学校の授業参観での学び(岡田)

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 こんにちは。玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は1月29日に行われた犬山市立犬山中学校の授業参観に参加させていただいて学び得たことを話していきます。

 研究授業が始まる前に、校長先生から「自販機の設置」に関するお話をお聞きして、教師側が生徒を信じることが何よりも大切であることを学んだ。

 研究授業では、土井佐織先生による英語の授業でした。この授業では、「見取る、つなぐ」を大切にした授業でした。まず、自分が驚いたことは、土井先生の指示や発問がほとんど英語であり、あとから日本語で説明するものであったことである。土井先生はこれを生徒が中学一年生の頃から行っていると仰っており、このことにより授業の初めで行われた本文を聞いて聞き取れた内容を確認するの部分に生かされていると感じた。

 また、グループでの活動や隣同士ペアでの活動以外にも、席を自由に移動して、他の子とも意見交流をしたりしているのが「生徒同士をつなぐ」ことになり、「つなぐ」ことの大切さと重要性を実感し、より深い学びにつながっているということを学んだ。

 加えて、土井先生の授業は挙手発言する生徒がいなかった。その代わり、土井先生は生徒から出たどんな発言も取り残すことなく取り上げ、黒板にメモするなどをしていた。また、生徒の身の回りにあるものを使って、受け身の作文を作る場面では、その授業の中で学習した受け身の構文をアウトプットし、生徒に自身の理解力を把握させ、達成感を感じ、「見取る」をとても大切にされた授業であった。

 他にも、土井先生は注意するべき生徒や、生徒のレベルなどを事前に把握しており、何か活動する際には意識的にその子とデモンストレーションをしたり、すぐにその子の元に寄って、サポートをしたりしていた。このことから、授業を行うためには日々の学校生活で生徒たちをよく見て、生徒たちの特徴をしっかり把握しておき、授業でどのようなサポートをしたら良いのかを考えておく必要があることを学んだ。

 土井先生の授業のあとは、犬山市立犬山中学校の教師の皆さんと研究協議会であった。この協議会の中で「生徒からこういうことを話したい」などの思いを持たせる課題の設定が必要であることや、例文の中で大切なポイントは生徒に発表してもらった方が良いなどの様々な意見があり、教師の研究授業の見る視点や、どのように生徒主体にするのかなどの授業を行う上でとても大切なことを学んだ。また、最後に校長先生が仰っていた、「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も成らぬは人の為さぬなりけり」という言葉がとても印象的であった。生徒の「できない」は教師の「やらない」であり、生徒が「できた」と感じさせるには教師も授業内容であったり、サポートであったり、生徒が理解出来るために様々なことをしないといけないということを学びました。

 今回の犬山市立犬山中学校の授業参観で生徒を信じること、生徒をよく見ることが教師として必要なことであり、授業を行う上で、誰も取り残さない、教師と生徒や生徒同士の「繋がり」を大切にすること、生徒たちの「できた!」という思いを大切にすることがとても重要であることを学んだ。今回学んだことを英語に限らず、ほかの教科でも生かしていきたいと思います。校長先生、土井先生、犬山市立犬山中学校教諭の皆さん、大変貴重な学びの場をありがとうございました。(岡田)

1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(古賀)

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 こんにちは。9期生の古賀です。先日行われた教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。今回は、高橋達哉先生に「国語授業づくりで大切にしていること」についてご講演をいただきました。

 意欲を支えるためにできる工夫と配慮として「選択肢を作る 感じ方を問う」「唐突に発問しない」「指導内容を曖昧にしない 直接問わない」ことなど、国語科だけでなく別の教科でも生かせる発問の工夫を学びました。選択肢を作ることで違いが生まれ、友達の考えを聞いてみたいという意欲が生まれる。話し合いの中で、新しい価値や意味が生成され、新たな発見をして自分の考えが深まることができる。

 また、正解の範囲が狭い問いだと、不安を感じたり、自身が持てなかったりする子がいるため、「多様さ」が認められる安心感がある、感じ方を問うことも取り入れていきたいと思いました。答えが一つに決まりがちな数学では、解法の選択肢を作ったり、問いそのものや解法に対する感じ方を問うことで、少しでも苦手意識を減らしたり、数学を学ぶ意欲を引き出せたりすると良いなと思います。学びの雰囲気や学びの文脈、問題意識を子どもと「ともに」つくることも学んだので教え込み型にならないよう、どんな手立てが良いか考えていきます。

 第二部では、私と小林さんが教育実習で行った授業をもとに高橋先生に質問をさせていただきました。

 私は、俳句を作る授業で児童から言葉を引き出すことができなかったため、どのような発問をすればよかったのか質問しました。時間があれば校内を散歩して表現したいものを見つける。表現の質を高めるために、俳句コンクールで入選された同学年の子の作品を紹介して、表現で良いところを共有すること。紹介したい俳句を穴埋め形式にして、子の意欲を引き出す仕掛けづくりすることがよいと教わりました。また、他の子の作品を紹介するときに、書いた子を特定できないように配慮することも大切だと学んだ。教わった内容をふまえて、改めて私の授業を振り返り、授業づくり生かしていきます。

 運営委員の皆さん、そして高橋先生、今回も貴重な学びの場をありがとうございました。学び得たことを生かしながら、卒論や教採に取り組んでいきます。(古賀)

1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(荒木、小林、古川)

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 こんにちは!9期生の荒木です。1月13日に行われた教師力アップセミナーに参加させていただきましたので、そこでの学びを記事にしたいと思います。今回は「子どもの意欲を支える国語科の授業づくり」というテーマで高橋達哉先生にご講演いただきました。

[教材にしかけををつくる]
子どもの意欲を支えるためには、指導書に載っている発問を唐突にしてはいけません。子どもの意欲は、学びの雰囲気や問題意識があってこそ生まれるものだからです。今回問題意識や学びの雰囲気を作る、様々な発問方法について学び、これから大切にしていきたいと思いました。
 
[もしも発問]
 その中でも特に印象に残っているのは、「もしも発問」です。もしも発問とは、実際とは異なる場合を仮定してする発問のことです。物語の表現や一文を意図的に変更して本来の文と比較検討させることで、もともとの表現の良さに気づき、指導内容につながっていくというものでした。

 教育実習では、音楽の授業で曲の表現の効果について考えるときに「なぜ?」と発問を投げかけましたが、子どもたちが少し身構えてしまいました。あの時もしも発問を投げかけていたら、もっと意見が広がり楽しい授業になったかもしれません。今度また授業ができる機会があれば使ってみたいと思います!

 教育実習を終えて、ちょうど「問題意識や学びの雰囲気を作るため発問力」が自分にとって課題だと感じていたところだったので、今回本当に貴重な学びになりました。疑問や意欲が自然に生まれるようにするための様々な発問方法を教えていただき、国語だけに限らず他の教科の授業づくりにも生かしたいと思いました。すてきな学びの機会をありがとうございました。(荒木)


 こんにちは。9期生の小林です。今回のセミナーで、私は高橋先生に質問させていただく機会をいただきました。

 私は小学校教育実習で、「ちいちゃんのかげおくり」を全10時間担当させていただきました。指導教官の先生は私の思うままに授業をさせてくださいました。全五場面の中で、第四場面の授業中にした自分の切り返しの言葉がずっと心に引っかかっていました。私の切り返しの言葉によって、児童が自分の意見を間違っていたのではないかと勘違いしたように訂正し始める姿を目にしました。高橋先生は、「なんでこんなに意見が分かれているのか」ということを、児童自身が考える機会を作ることが必要だった。教師である私は中立の立場をとるべきだったとアドバイスしてくださいました。

 約三ヶ月後に、自分の授業を振り返り、アドバイスをいただける機会をいただけて、とても学びになりました。これからも自分の中で芽生えた疑問やもやもやを大切にして、共有して学び続けられる教師になりたいと思いました。(小林)


 こんにちは!9期生の古川です。今回は第6回教師力アップセミナーで高橋先生から「国語科の選づくり」の基礎・基本について、具体例を挙げながら指導のコツを教えていただきました!

 国語づくりで大切にしていることとして、「発問の工夫」を挙げていました。

 発問づくりで心がけていることとして、「選択肢を作る」「感じ方を問う」の2つを教えていただきました。選択肢を作り、感じ方を問うことで違いが生まれ、違いの理由の解明まで話し合い活動への意欲が高まると学ぶことができました。正解のある問いにすると、これでいいのか?合っているのか?など考えを書く、考えを発表する際に不安な気持ちが伴う場合がある。自分の考えに自信を持つことができない場合があるため、答えやすく多様さが認められる安心感を得ることができる必要がある。

 また同じ9期生から2択にしたときに振り切れない生徒がいた場合どうすればいいのか?という自分も教育実習の場で悩んだ質問が出た。高橋先生は複数選択でも可にすると答えていた。両方とも発言をしてくれるし、意欲的に授業に参加してくれる姿勢が良いと話されていた。人の意見を聞いてから考えが変わった子、変わらなかった子どちらの子に対しても価値づけをする姿勢が大切であると学ぶことができました。

 今回のセミナーはオンラインでしたが、多くの学びができました。今回ご講演してくださった高橋先生、本当にありがとうございました。(古川)
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学校行事
3/25 子ども理解活動1 概要説明会(教務課オリエンテーション内)

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