7月12日 8期生ゼミでの学び(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!今回は7月12日の8期生ゼミでの学びを記事にしていきます。

 今日は主に、「生徒指導提要のまとめ」について話し合いました。前回同様、生徒指導提要のキーワードとしては、

・生徒指導は、子ども自身が自ら成長や発達する過程を支える。
⇒具体的な教員の働きかけとしては・・・
振り返り、教師の価値づけ、自己選択の機会を増やす

・問題提起行動をしてしまう子は、困っているから。
⇒心の危機の深刻化に繋がる

・生徒指導提要改訂の背景
⇒いじめの増加・深刻化
不登校の増加と長期化
暴力行為の低年齢化
自殺者の増加

 また、改訂前の生徒指導提要との違いを抑えて、教員採用試験に臨みます!!!

 そして、その後は教育実習についての振り返りをしました。この話し合いで、自己見つめにもなり、いい機会でした。

 教採まであと10日になったので、全員が体調万全で全力を出し切れるように調整していきます!!!(寺尾)

7月10日8期生ゼミでの学び(柴山)

 こんにちは!静岡市を受験した村松さんに続き、昨日横浜を受験した3人の話を聞いて緊張している柴山です。4人とも、本当にお疲れ様でした!

 今日のゼミでは、生徒指導提要改訂のポイントについて話し合いました。話し合いを通じ、生徒指導の本質は「子どもが社会で充実して生きていけるようにすること」であることを学びました。

 改定が行われた背景には「いじめの増加や深刻化」、「不登校の増加」、「暴力の低年齢化」、「子どもの自殺者数の増加」の4つがあります。いじめや暴力行為の増加は、いじめの定義の拡大による「認知件数の増加」が大きな原因でした。日ごろの関わりを、周りの子や本人が「からかいだ」と話していても、本人はどう思っているかはわかりません。信頼している先生に心配をかけたくないという思いで、SOSをなかなか出せない子もいると思います。子どもの心身の危機を未然に防ぐために、モヤっとするような子どもの行動にも気を配って行動していくことが大切であることを学びました。

 多様な背景のある子が増加してきており、その子たちを包み込んでいくことが大切になってきています。どのような子も自ら進んで学んでいけるようにするため、「自己存在感」を感じることができる学級経営が大切であることを学びました。自分の意見や考えが反映されていると思えることで、自分の考えに自信を持ち、前向きに学んでいけます。全ての子が自己存在感を感じながら学んでいけるようにするため、クラスの子の振り返りから学びをスタートしたり、良い姿を全体に共有する場面をつくったりするなど、子どもが活躍できる場面をつくっていきたいと思いました。お互いの考えや良いところを共感的に認め合うことが、安心、安全な場をつくることにつながります。学校で学ぶ楽しみ感じることができるような場を整えていきたいです。

 8期生のみんなの、太陽にも、教採にも負けない明るくて優しい雰囲気に支えられています。玉置先生と8期生のみんなに支えてもらえていなかったら、不安に押しつぶされてその辺のアブラゼミと一緒に鳴きわめいていたと思います。本当に助けられてます、ありがとう。恵まれすぎています。あと少し、がんばろう!!絶対受かるぞ!

(3人が横浜のびっくりするほど美味しいお土産を買ってきてくれました!ありがとう!)
(柴山)
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7月4日 9期生ゼミ模擬授業の振り返り(久保)

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 こんにちは!9期生の久保朋輝です。今日は7月4日に行われたゼミでの模擬授業を振り返ります。今回のゼミでは、古賀君と小林さんが模擬授業を実践してくれました。
 
 小林さんは中学校の英語の授業をしていました。夏休みに行きたいところを英語で書き、willを使って表現する授業でした。書くだけや読むだけで終わることなく、「書き、話す、聞く」を取り入れられた、とても面白く飽きない授業でした。その中で9期生全体としても玉置先生が教えてくださったのは、子どもの活躍の場を与えることです。英語は、ほかの教科に比べて細かいところで先生に聞く機会があると思います。全体に戻ったときに、その個別で教えた子に全体に共有してもらうことで、自信にもなるし定着もできます。

 古賀君は中学校の数学の授業をしていました。玉置先生が仰るには、1番といってもいいくらい難しい「方程式の利用」でした。玉置先生の専門ということもあり、とてもヒートアップして、9期生みんなでとても学びになりました。その中でも印象に残ったのは、「算数・数学の問題は板書をする」ということです。最初それを聞いたときは、大変だし意味あるのかと思いました。しかし、問題には必ずヒントが隠されているし、子どもの気づきをそのまま書き込めると聞いて、大切なことだと分かりました。算数の授業は、小学校で実践できるので、必ずやってみたいと思いました。

 2人とも中学校の内容を分かりやすく丁寧に授業をしていて、吸収したい部分がたくさんありました。前半に行っていた道徳の授業の時よりもみんながみんなレベルアップができていて、ゼミの素晴らしさを実感しています。実習まで残り2か月を切りました。まだまだ全員で成長していきます!(久保)

7月5日8期生ゼミの学び(澤本)

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 こんにちは!8期生の澤本です。教採の一次試験まで二週間をきりました。今の気持ちはドキドキとドキドキがぴったり半分ずつです。今回は7月5日に行われたゼミでの学びを記事にしていきます。

 まずは、村松さん、静岡市での一次試験お疲れ様! 二次試験に向けて頑張ろうね!話を聞いて実感がすごく湧きました。(ちなみにこれを書いているときには横浜を受ける三人も一次試験を終えています。お疲れ!また話を聞きたいと思います。)

 今日は「学級開きで大切なこと」を学びました。学級経営では『一貫性』をもつことが大事であるため、初日に本気で叱る時を子どもに伝えます。1.命にかかわる危険なことをしているとき、2.他人を傷つけて喜ぶようなことをしているとき、3.3回同じようなことを注意しても直そうとしないときの3つのポイントを押さえることで学級経営に一貫性をもつことができ、それが学級経営の柱になります。子どもが何をすればいいのか、何をしてはいけないのかがわかるため、きっちりと決めておくことが大切だと学びました。

 また、学級開きでは子どもに前向きな期待をさせられるようにする必要があります。子どもが「この先生なら!」「このクラスでこんなことをしてみたい」と期待をふくらませるような学級開きをしていけるよう学びを続けていきます!(澤本)

7月4日9期生ゼミでの学び(古賀)

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 こんにちは、玉置ゼミ9期生の古賀です。今回は、7月4日に行った私の模擬授業の振り返りを記事にしていこうと思います。

 私が今回扱った単元は、中1数学「方程式の利用」でした。今までしてきた9期生の模擬授業で良かったところ、そこでの玉置先生の指摘で学んだこと、そして何より前回の私の反省を基に授業に臨みました。結果を一言で表すのであれば、「話にならない」だったと思います。1回目の模擬授業をした2ヶ月前の私と比べると改善・成長した点はあったと思いますが、教材の活かし方がイマイチだったり、生徒の意見・考え方の広げ方が上手くできなかったりと、反省することばかりです。プロの数学教師としてやってこられた玉置先生からしたら、見るに堪えない授業だったのかと思います。ここまでマイナスなことばかり書いてしまいましたが、いつまでも下を向いていられないので、厳しい指摘を基に今回の学びを言語化し次につなげていきたいと思います。

 今回の学びの一つは、「算数・数学の問題は、長くても省略せずに板書する。又は事前に書いてきて黒板に貼る。」です。生徒の気づきを文章中に示したり、扱う問題のイメージを掴ませるための手立てにするなど、問題文のより良い活用法を学びました。また、道徳でなくても、生徒にどう思ったか聞くことも授業を展開していくうえで有用であることも学びました。二つ目に、一問一答形式の授業にせず、生徒に考えさせる授業にするヒントもいただきました。文章中の使わなかった数値を用いてゆさぶりをしたり、使わなかった数値を使う問題にするにはどうするかなど、色々な発想を知ることができました。

 引き出したい数学的解答を明確にして、教材研究を行う大切さも改めて感じました。今回、生徒の反応・発言の予測が不足していたこともあり、発問がぶれたり、軌道修正しなくてはと思い、教えること、教師が話す場面が多い授業になってしまいました。前回からの私の悪い癖なので、早急に改善していきたいです。振り返れば振り返るほど、良くなかったところが浮かんで自暴自棄になりそうですが、その分伸びしろがあるということなので、先生やみんなからたくさん吸収して成長していきたいです。

 最後に、厳しい指摘をしていただいた玉置先生、困惑しつつもついてきてくれた9期生のみんな、ありがとうございました。今回感じた悔しさを胸に一歩一歩進んでいきますので、頼りない私でございますがこれからもよろしくお願いします。(古賀)

7月3日9期生ゼミでの学び(小林)

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 今日、2回目の模擬授業をしました。小学校か中学校か悩み、より発展的な活動ができる中学校の英語科の授業を行いました。

 授業をしてみて思ったことは、「この授業で子どもが英語を楽しいと思える瞬間がなかったかもしれない」ということです。授業計画をする中で、文法に触れる時間、英語を自由に話す時間、英作文の時間、友達の英語を聞く時間と、なるべく多くの活動を取り入れて、「書く、話す、聞く」3つの技能を育てたいと思っていました。しかし、私のこの願いが先走ってしまい、「楽しい」「おもしろい」「もっと知りたい」と子どもが感じられる工夫ができていませんでした。

 私が英語を好きになれたのは、英語ができると思えた瞬間でした。実は高校2年生まで英語は全然得意ではありませんでした。しかし、知っている単語量がある程度のレベルに達し、「英語がわかる!」と思えた瞬間、英語が好きになりました。私は、この「わかる!」を子どもたちに感じてほしいです。そのためには、子どもが活躍する場を設け、褒め、自信を持てるような工夫を取り入れるべきでした。

 今回玉置先生に教えていただいたのは、机間巡視のときに個別で教えたものを、全体にも共有することです。その中でも、個別で教えた子どもに説明する機会を与える方法はまったく新しい方法でした。全体の前で説明できた子どもは、学んだことを定着することができ、自信を持つことへも繋がります。そして他の子どもたちにも学びが広がります。このように、これからは子どもたちにもっと活躍の場を与えていきたいと思いました。

 正直今回の模擬授業は、自分の中でもっとできたなと思う部分ばかりで悔しい気持ちでいっぱいです。次回はこの悔しい気持ちを晴らせるように、これからのゼミでさらに授業技術を磨いていきたいです。(小林)

7月3日8期生ゼミでの学び(伊藤)

 こんにちは!8期生の伊藤勇人です。

 今回は、7月3日のゼミでの学びについて書いていきたいと思います。

 いつも通りゼミの教室に向かうと、玉置先生が「君はいつも笑顔だね」と声をかけてくださいました。今まさに教員採用試験の対策に取り組んでおり、なかなかうまくいかないこともあります。そんななか、自分らしく笑顔でいられていることを認識できたのが嬉しかったです。
 
 教室に入ると玉置先生が、次来たゼミ生を驚かそう!とドッキリを提案しました。その日は猛暑であったため、玉置先生が怒っていると思わせて、その子を驚かし、場を涼しくしようというドッキリでした。そして、ゼミ生が来ると玉置先生は怒っているふりをしました。私はこの状況に我慢できずに、笑ってしまいました。(笑)そのため、すぐにドッキリだと気づかれてしまいました。このドッキリは、すごく気分転換になりました。玉置先生は、場を涼しくするためだけでなく、こういった意図も含まれていたのかなと思うと、ゼミ生に対する愛情を感じました。場面指導の際には、状況によって表情の切り替えができるように頑張ります。(笑)

 その後は、玉置先生は諸事情で帰られました。そして、いつものようにゼミ生は、教員採用試験に向けて問題を解きました。問題を解き終えた後も、みんなで問題を見直したり、問題を出し合ったりしました。試験の日も近づいてきているため、ゼミ生一同、かなり熱が入っています。私が、今まで頑張ることができているのは、玉置先生とゼミ生のおかげです。玉置先生とゼミ生のおかげで、みんなで頑張りたい、みんなで受かりたいという思いが、日々高まっています。このような恵まれた環境にいられることが嬉しく、感謝しています。この思いを大切にし、残りわずかな日々を過ごしていきます!あと少し、みんなで頑張ろう!!(伊藤)
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6月26日8期生ゼミでの学び(寺尾)

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 皆さんこんにちは、8期生の寺尾です!!今日は、6月26日のゼミでの学びを記事にします!この日は、玉置先生が訪問している学校の授業動画を見て、授業作りや学級づくりについて考えました。

 動画をみて考えた良い授業とは・・・
・多くの子どもが発表者の方に体を向けて、話を聞いている授業
・机を向かい合わせにして子どもが他の子どもの顔を見ながら進んでいく授業
・子どもの言葉を用いて要点だけ板書がされている授業
・子ども同士の意見をつなげて進められる授業
・ネームボードを用いることで責任感を持てるとともに、授業に参加している意識を感じられる授業
 このように、一人一人の子どもを大切にした授業づくりをしていきたいと思いました。

 また、「人を大切にしよう」ということのみを言い続けることでこのような学級が出来上がったそうです。人を大切にするから意見を聞いたり、困ったら助けたり、意見に対してさらに付け足しをしたりすることができるのです。このように、「人を大切にする」という軸があることで指導にも一貫性が見られるため、素晴らしい指導の仕方だと思いました。

 そして、全体交流の場面で話を聞いていない子どもの集中力をどう上げるかについても考えました。
・しっかりと話を聞けている子どもを褒めて行動を促す
・発表者の言っていることが伝わっているかほかの子どもに聞いて繋げる
・ノートにまとめたり話したりするなど、「聞く」以外のアクションを入れる
 このようにいくつか引き出しを持っておくことが重要だと思いました。

 今回のゼミを通してより教員になろうという気持ちが強まると共に、まずは教員採用試験に合格しなければと気を引き締めることができました。ゼミの後にはみんなでプリントの復習をしたり問題を出し合ったりしていて、そこで話していることが問題に出てくるとあの時話してたことだ!!と思い出して、とても嬉しくなります(笑)みんなのおかげで数ヶ月前より成長していると思います!!1ヶ月をきったのでみんなと問題を出し合いながら頑張ります!!(寺尾)

6月26日9期生ゼミ振り返り(小林)

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 今回のゼミでも、新しく授業技術を学ぶことができました。その中でも特に印象に残っているのは、意見の出し合いの方法です。意見を出し合うときは、子どもたちがお互いの顔を見れるように椅子の向きを変えます。その際教師も座ることで、子どもが教師ではなく友達の方を自然に向きやすくなることが分かりました。発言している子どもに話しかける際は、その子どもの目線を教師1人に動かさないように、その子どもが向いてほしい方へ教師自身が動くことが大切だと学びました。

 もう一つ自分の授業でも取り入れたいと思ったのは、対立する意見を出し合う活動をするときは、「異なる意見の人を納得させるように」と、話し合いに繋がるような助言をすることです。この一言があるだけで、どうしたら納得してもらえるかを考えながら発言することができます。教師の少しの工夫で、話し合いは単調なものからディベートのようになり、授業の面白さを増すことができていました。

 また、授業者の安田さんの授業でいいなと思ったのは、古文の授業だけれど現代文の授業のように頭に入りやすいということです。スライドを作って、復習としてあらすじを分かりやすくまとめていたので、古文が苦手な子どもも苦手意識を持たずに授業を受けることができそうだと思いました。

 荒木さんの授業は、ロイロノートを活用したとても分かりやすい、楽しい授業でした。本題の歌に入る前に、子どもにイメージしてほしい画像や動画を示していたので、歌う前から秋のイメージを持つことができました。何より、私は使ったことのないロイロノートを使いこなしていて感心しました。私もICT活用を学ばなければと刺激をもらいました。

 次回は自分が模擬授業をする番なので、私も今日の授業者に劣らないように、専門の英語を楽しく教えられるような授業づくりを目指して頑張ります。(小林)

6月26日9期生ゼミでの学び(安田)

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 みなさんこんにちは、9期生の安田です。6月26日第10回ゼミで模擬授業を行いました。今回はその振り返りを書いていきます。

 まずは専門教科の国語で模擬授業をやってみようと、中学校1年生で扱う「蓬莱の玉の枝〜竹取物語から」を扱いました。以前、石上さんが現代文の授業を行っていたため、何か違う発見があるのではないかと思い、古典を選んでみたのですが、前回の道徳とは違い「教える」ことの難しさを感じました。

 授業をやってみて、学びになったことはたくさんありますが、1番は話し合いの方法です。やはり、授業となるとどうしてもこちらが仕切らなければならないと力んでしまいますが、机の形を変えて子どもたちだけで話し合う機会を作ってあげるとより活発なものになるのだとわかりました。また、子どもに丸投げだと円滑に進まないため、適切な声かけやポジション取りの大切さを実感しました。机の向きを変えて、顔と顔を見て話すことを意識すると、相手に伝えようとする姿勢が見えてきます。話し合いを聞いていると、子どもたちの視点はとても新鮮で「〇〇さんはこんな風に考えるんだあ」と、とても面白いなあと感じました。
 
 もう1つは、知識の伝え方です。新しいことを教えるとなると、一方通行になってしまいがちです。そこで、教えたことを「何も見ないで隣の人に説明してみよう」と負荷をかけながら「思考の追体験」を行うことで、重点を定着させながら授業を進めることが出来ます。こういう場合は、しっかり記憶することと、考えることの区別をつけさせることがとても大切なのだと学びました。

 今回、荒木さんも模擬授業を行ったのですが、ロイロノートを使用するスキルにとても驚かされました。最近、授業で使ってみて難しさを感じていたところだったので、まずはたくさん触れて知っていけたらと思います。まだまだ、実践できる方法を学ぶ機会はたくさんあるのだなあと気付かされた授業でした。これからも一つひとつ学んだことをゼミノートに残していきながら、力をつけていきたいです。授業終わりに、みんながくれる色々な感想がとても励みになります!教育実習まであと少し!頑張っていこうね!(安田)
 

6月26日 9期生ゼミでの学び(荒木)

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 こんにちは!9期生の荒木です!今回のゼミでは、小学校2年生の音楽教材「小ぎつね」の授業をさせていただきましたので、そこでの学びを記事にしていきます!

[短くわかりやすい指導を]
 1つ目は、短く分かりやすい指導を心がけることです。模擬授業では、丁寧に説明しようという気持ちから、説明が長くなってしまいました。今回の授業対象である小学2年生は、歌いたくてうずうずしたり、集中力があまり続かなかったりすることから、先生の長い話は最後まで聞くことが出来ません。伝えたい内容をいかに短く分かりやすく伝えるかが大切だということを学びました。そして、低学年でも最初からあまり話しすぎず、まずは子どもを信じて授業をしてみたいと思いました。

[言葉の抑揚]
 2つ目は、話す時の言葉の抑揚に気をつけることです。玉置先生からは「歌うように話しなさい」とお言葉をいただきました。短く分かりやすく伝えるためには、抑揚をつけて話すことが大切だと思いました。低学年ほど先生の言い方には敏感で、すぐに変化します。日頃から心がけて、先生になるまでに抑揚のある話し方が自然にできるようにしたいと思いました。

[子ども自身で歌を振り返る時間 を作る]
 3つ目は、児童が自分たちの歌を振り返る時間を作ることです。今回の授業では、児童役の歌う様子を動画に撮って、その様子を見せました。子どもたち自身で自分たちの歌を振り返り、「自分たちの目指す歌い方ができていたか、どのように歌ったらもっと良くなるかか」を考えさせることが目的でしたが、ビデオを見たあとに振り返る時間をあまり取ることができませんでした。

 児童が歌を振り返る時間をとる時には、安田さんの模擬授業で学んだ話し合いの仕方を活かしたいと思いました。自由で活発な話し合いのためには、子ども同士が向き合い、先生はその見守り役として存在感を消すように椅子に座ること、発言する児童の向かい側に座る(子どもはどうしても教師に向かって話してしまう)ことを学びました。

[ロイロノートの活用]
 今回、ロイロノートを使って授業ができるようになりたい!という思いがあったので、初めてでしたが挑戦してみました。

 使ってみて気づいたことは、ロイロノート活用により授業準備の時間が格段に減り、教材研究に時間を割けたということです。今までの模擬授業でやってきた、ワークシートを作ったり、それを児童に配ったり、楽譜を拡大コピーしたり、掲示物を作って印刷し、その紙の裏にマグネットを貼ったりする作業を、授業準備を全てロイロノートで済ますことができました。そして、タブレットに資料を入れておけるため子どもが無くしてしまう恐れがないことや、子どもがロイロノート内で提出したワークシートに教師が丸つけやコメントをし すぐに返却できること、ノートの共有が容易であることなど、沢山の良さを発見し、ロイロノートを勉強して良かったと思いました。

 今回も学びが多いゼミで、また自分の視野が広がりました。子どもたちが主体的に音楽と関わり、生涯にわたって音楽を楽しむことができるような授業を目指して、更に授業力磨いていきたいと思います。(荒木)

5月29日春日井市立藤山台中での学び(丸山託生)

 こんにちは!準ゼミ生の丸山託生です。5月29日、玉置先生にお取り計らいいただき、春日井市立藤山台中学校を訪問いたしました。授業の参観、研究協議に参加させていただき、「子ども主体の授業」について新たな視点を学ぶことができました。その中でも特に印象に残った点について述べていきたいと思います。

1 「授業における教師の役割の変化」
 今回、第5時限目の社会科の授業を参観させていただきました。生徒たちが情報の収集・分析・まとめの学習過程に沿って、ICT端末を活用しながらグループで調べ学習を行っていたのですが、私はその”自然さ”に驚きました。

 私自身が中学生だったころは、先生が教えたことをノートに記録するような授業が大半であったと記憶しています。しかし今回、藤山台中学校の授業では、その時間の半分以上は、生徒主体で進められていました。これは単に「生徒に任せる」というものではなく、指導者が予め学習過程を示し、それを踏まえてから、生徒に学習の主導権を握らせるように練られたものであったと拝察しました。教師の準備と学級経営が土台となり、その上で生徒にハンドルを渡すことが、生徒主体の授業に繋がることを実感しました。

2,「ICT端末の活用と個別最適な学び」
 授業内では「乾燥帯の人々の生活について」グループで調べ学習を行う活動がありました。その際、Aさんが「これどこかで見たことある!」と言ったのに対して、Bさんが「調べます!気になるから」と、即座にインターネットで調べる場面がありました。

 玉置流での「個別最適な学び」とは、学習の自己選択・自己調整であり、指示されてやる学びではないとされています。BさんのICT端末の活用法は、まさにこの「個別最適な学び」であり、生涯活かすことのできる学びであると思いました。

 今回、授業の参観、研究協議に参加させていただき、一方的に教える授業ではなく、子どもが自ら学んでいく授業の大切さやその効果について実践的に学ぶことができました。将来、私も教師として、学びのコーディネーターとして、子どもの学びに伴走者として関わっていくことを大切にしていきたいと改めて思いました。

 玉置先生、藤山台中学校の先生方、貴重な学びの機会を作ってくださりありがとうございました。(丸山)

※ イラストは生成AIにて作成
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6月20日9期生ゼミでの学び(荒木)

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 こんにちは!9期生の荒木です。6月20日に行われたゼミの模擬授業での学びを記事にしていきます。

 最初に授業を行ったのは石上さんです。国語の、「字のない葉書」の授業でした。笑顔がとても素敵な印象で、前回の授業での、「複数意見を 正 で示す」技術を採り入れた、またレベルアップした授業でした。

 この授業では、違う考えの友達とばかりでなく、同じ意見の友達の意見に対して思ったことを述べ合うことで考えが深めることを学びました。そして、グループでの話し合いの場面では、しっかりと机をくっつけて話合わせることを学びました。体を向けるだけでは、いい加減な話し合いになってしまいます。

 次に授業の行ったのは久保くんでした。歴史の、黒船来航による開国の授業でした。印象に残る言葉で授業を進めており、歴史の流れをただ説明するのではなく、児童に想像させてから授業を進めており、資料を沢山活用した楽しく、主体的に参加できる授業でした。

 ここでは、児童がノートに予想を書く時に、一人一人の書いた答えに反応することを学びました。ただ机間巡視をするのではなく、子どもの書いた答えを価値付けする大切さを学びました。更に、資料の活用についても、様々な資料の中で、授業で1番伝えたいことを意識した資料選びをすることの大切さを学びました。

 模擬授業は、前回のゼミから2巡目に突入しています。来週は私が模擬授業をするのでドキドキしていますが、みんなの模擬授業からの学びを活かして、また成長した姿で模擬授業ができるようがんばります!9期生のみんな、今回も素敵な学びをありがとう。(荒木)

6月20日9期生ゼミ模擬授業の振り返り(久保)

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 こんにちは!9期生の久保朋輝です。今回は6月20日に行った模擬授業の振り返りの記事を書きたいと思います。実はこの記事を書くのは間違えて消してしまい3回目です(笑)

 今回の模擬授業の自分の中のテーマは、教師らしく明るい表情で話すことでした。前回の模擬授業では、間違えずにこなそうとしたあまり、顔がこわばっていると指摘をいただきました。しかし今回はみんなに助けてもらったのもあり、明るい表情ができていると言っていただけました。子どもたちが発言しやすい環境を作るのは、まずは教師の雰囲気だと思うので継続、実践できるようにしていきたいです。

 その中でも、大きな反省点としてでたのが「教材の資料選択」です。今回の模擬授業で私は「ぺリー来航」を扱い、「なぜ鎖国をやめなければならなかったのか」を子供に気づいてもらう授業だったのですが、なかなかうまくいきませんでした。ペリー来航の際に持ってきた大統領からの手紙を読み解く作業は、難しいだけでなく自分が欲しい子供の反応を引き出すには難しい教材でした。ゴールをもっと意識して、資料選定する必要がありました。今後につながる大きな反省点となりました。
 その中で玉置先生が、これを取り上げて広げてったほうがよかったのではと仰っていたのは教科書の写真でした。先日の教師力アップセミナーでの佐々木先生の講義でもありましたが、教科書はもっと活用すべきだと感じました。今回扱ったのは、外部から拾ってきたものであったので、教科書の範囲を超えるときは、しっかりとゴールを再確認する必要がありました。

 3年生前期のゼミも半分を過ぎました。みんなと切磋琢磨しながらより良い授業を考える時間はとても有意義です。これからもこのゼミでの学びを生かしていきたいと思います。

9月20日 9期生ゼミ模擬授業の振り返り(石上)

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 こんにちは!9期生の石上です。今回私は、中学2年生の「字のない葉書」を題材として模擬授業を行いました。

 今回の模擬授業では、同じ意見が出た時の板書記載の方法や発問を明確にし、言い換えをしないなど、今までにゼミで学んだことを少しは生かすことができたかなと思います。
しかし改善点も沢山出てきたので、それらについて記事にしていきたいと思います。

・褒めながら子どもと子どもを繋ぐ。
 模擬授業をしながら感じたことは、発言している子どもと私の一対一の授業になってしまっているということです。例えば、私は子どもが発言してくれた時、その子どもに対してなるほどねやありがとうと言っていただけで、褒めることや子ども同士を繋げることができていませんでした。しかし、子どもの発言に対して「良いこと言ってくれたね!」と褒め、同じことを思った子どもには自分の言葉で説明させ、再びはじめに発言してくれた子どもに返します。そうすることで、子どもたちが自分の考えを整理することができるだけでなく、子ども同士の話し合いの時間を増やすことができるため、学級全体で授業に参加させることができると感じました。

・考えて欲しいところは強調する。
 私は普段の父の人柄と妹が疎開した時の父の様子を比較させて、そこから父の心情を読み取らせようという授業構成を立てました。しかし、どこまで教師が言ってしまって良いのか分からず、それぞれの場面での様子、父の心情を考えさせるだけになってしまいました。そのため、考えさせたいところは教師が「普段の父からは想像できないよね。」などと比較させる一言など考えさせたいことのヒントになるような声掛けは重要だなと感じました。

 今回の模擬授業でも現場で活かすことができる授業の技術を沢山学ぶことができました。ゼミで学んだことを吸収し、活かしていけるように頑張りたいと思います!
玉置先生、ゼミ生の皆んなありがとうございました!(石上)

6月17日第2回教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)での学び (安藤・荒木)

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【安藤】
 こんにちは、8期生の安藤です!

 6月16日に第2回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は、筑波大学附属小学校長、佐々木昭弘先生がご登壇されました。理科の授業だけでなく、他の教科にも応用できる授業技術を学ばせていただいたので、さっそく、まとめていきます!

・3つの問い
「どうなる?」「どうする?」「どうして?」の3つの問いが授業の中で変わっていくことが主体的・対話的・深い学びに繋がると学びました。それぞれ、事実、方法、理由を問う言葉になります。さらに佐々木先生は、この疑問から交流を通して、子どもが考えていく授業をされていました。

 私は、発問と交流だけでなく、授業後の子どもの姿を想像されていることも、子ども主体の深い授業に深く繋がっていると考えています。まずは、どんな子どもの姿が見られたら授業は成功か考えるところから始め、交流を大切にしつつ、思わず子どもから疑問が生まれるような仕掛けをした授業ができるように考えていきます!

・発信型の評価
 発信型の評価とは、自分がどの子にどんな言葉かけをしたのか、メモなどをして記録し、この言葉かけも評価に生かす方法です。事実を基に言葉をかけているため根拠が明確であり、これは指導と評価の一体化ともいえると思いました。

 私が思っていた評価は実際の子どもの学習の取り組みや、テスト、作品などで評価をすると思っていました。しかし、それだけでなく私自身の言葉かけも評価に生かせると聴き、私にとっては新しい考えで、勉強になりました。

 今回のセミナーで学ばせていただいたことは、既存の知識にはなかった新しい事ばかりでとてもワクワクしながら学ばせていただきました!そして子供の視点に立つと、とても面白そうですぐに実践してみたい…!という気持でいっぱいになりました。

 さらに現場の先生方と交流させていただく機会がありました。自分も来年は現場に立つのだという覚悟と、一人の教師として現場で動けるように、学業だけでなく人間性の面でも学ばなければ!と刺激を受けました。
 教採に合格して、楽しみつつも学びも忘れず、現場で動ける教師になるよう、残りの大学生活を過ごします!(安藤)


【荒木】
 こんにちは!9期生の荒木です。6月17日に第2回教師力アップセミナーに参加させていただきましたので、そこでの学びの中で特に印象的だった2つのことを記事にしていきたいと思います。

<1.子どもの問いが変遷する理科授業>
 1番印象に残っている言葉が、「子どもの問いが変遷する理科授業」です。今回のセミナーの第2部の模擬授業で、初めて体験しました。

 子どもの問いが変遷する授業は、未知の社会を生き抜く力を育成する「主体的・対話的で深い学び」につながるものだと学び、実際に体験してみてその可能性を感じました。

<問いが変遷する授業づくりのポイント>
○友達としゃべりながら実験しよう
私が小学生のときは、「実験中は無駄話はせずに静かに集中しなさい」と言われました。しかし、子どもから生まれる問いは、静かで秩序が重んじられるような場所では生まれません。自由な会話の中で生まれます。

○比較が問いを生み出す
 模擬授業では、3人が、同じチューリップというテーマで黒板に絵を描きました。すると、児童役は黒板に目をやるだけで、無意識に3つの絵を比べるのです。そして、比較することで無意識に、「ここが違う。どうしてこのようにかいたのかな」などといった問いが生まれます。

○他者に視点を移す
 児童の発問を「○○ちゃんはどうしてこのように考えたと思う?」とつなげます。意見を繋げることで、子どもの意見だけで学びや理解が深めることができます。

<2.立体のものは立体で説明を>
 実験のような立体的な活動の説明は、実際にやって見せて立体で説明することが大切です。

 私は最近、授業準備の軽減や効率化を図り、授業の様々な場面でICT化を視野に勉強していました。ですが、便利とはいえ、ICT化が全ての場面において効果的とは限らない ということに気付かされました。

 実験のような立体的な活動をICTを使って動画で説明することは立体を平面で説明することになるため、深い理解は得られません。このように、ICT化によって、得られる学習効果を低めてしまう可能性もあります。授業者だけでなく、学習者の視点にも立って、ICT活用が適切かどうか考えることが大切だと思いました。

 今回で教師力アップセミナーも2回目でしたがセミナーに参加する度に自分の視野が広がり、毎回、玉置ゼミに入れて本当に良かったと実感しています。このような貴重な学びの機会をいただけて、感謝でいっぱいです。 佐々木先生、玉置先生、ありがとうございました。(荒木)

6月17日第2回教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)での学び(柴山・芝田・久保

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 8期生の柴山です!今回の内容は、佐々木先生の理科授業についての基礎基本でした。
セミナーを通じて、やはり理科は一番面白い教科だなと感じ、授業進行で悩んでいたこともいくつも解決しました。

 実験結果の予想の理由が、なんとなくや、へりくつで終わってしまっては、学びの深まりがなくもったいないです。学力試験でも、他者の立場でその人の予想理由を考える問題が増えています。予想の4択を示し、この予想を考えた人の立場で理由を考える場面をつくることで、多角的に学んでいけるようにしたいと思いました。
 
 チューリップの観察を行う授業の紹介も印象に残っています。まず、数人にチューリップの絵を板書させ、葉や花の形に認識に差があることを子どもの絵から明らかにしていました。子どもの認識から比較の視点を絞ることで、ただ漠然と見るだけで終わらない、深い観察学習を行えるようになることを学びました。

 考えの足掛かりとなる視点がハッキリするとできると、学習もスムーズになり、学びを深めやすくなると思います。予想や結果から、経験や知識を使い考える力をつける授業を行えるようにしていきたいと思いました。
 
 理科の授業は私に任せろ!と自信を持って言える教師になれるよう、理科魂を持って学び続けていきます。佐々木先生、本当にありがとうございました。(柴山)

 
 こんにちは!玉置ゼミ8期生の芝田です。今回は、6月17日に開催された教師力アップセミナーでの学びを記事に書かせていただきます。今回のセミナーでは、筑波大学付属小学校の佐々木昭弘先生から、「理科授業の基礎・基本」という題で、とてもためになるお話をいただきました。

 特に心に残っているのは、佐々木先生の授業実践のビデオです。「金紙・銀紙は電気を通すのか」という実験で、子どもたちが一度実験を終えた後、教卓の前に集められ、先生が実験(子どもへの揺さぶりが仕組まれている)を見せると「え、なんで?」「どうやったの?」という言葉が多く出ていました。このように先生の揺さぶりから、子どもの「もっと知りたい」「自分もやってみたい」という思いを引き出していました。互いに話し合い、何度も実験に向かう子どもたちの姿を見て、これこそが『主体的・対話的で深い学び』なのだなと感じました。
 
 また、セミナー後には、直接、質問させていただく機会がありました。来年度から、教壇に立つことを志す者として知っておくべき、授業や生活においてのルールについて伺いました。『め・け・さ・じ』(迷惑をかけない、怪我をしない・させない、差別しない、時間を守る)のルールや、指導の一貫性についてなど、たくさんのお話をしていただき、大切にしたいと思うことばかりでした。
 
 たくさんの学びがあり、自分の中の点だった考えがどんどん結びついて線になっていくような気がしました。このセミナーで学んだことを自身の糧として次の学びへと繋げていきたいです。佐々木先生、本当にありがとうございました。
 
 最後になりましたが、玉置先生、今回のセミナーでも普通の学生では出会えないような講師の先生の直のお話から、たくさんの学びを得ることができました。このような貴重な場に参加させていただきありがとうございます!
 
 8期生・9期生のみんなへ、約1か月後に迫った教採、さらにその先の教員生活に向けてとてもいい学びができたことは、みんなと一緒だったことがとても大きいように感じます!また、次のゼミ、セミナーでよい学びができるように頑張ろう!(芝田)


 こんにちは。9期生の久保朋輝です。今回は教師力アップセミナー第二回の佐々木先生による「理科の授業の基礎・基本と主体的・対話的で深い学びの授業改善」についての記事を書きます。

 今回のセミナーは、私の中で大きく考え方が変わったセミナーでした。それは、主体的・対話的で深い学びの考え方についてです。主体的・対話的と聞くと、授業の展開としてどうしても話し合いの時間を設ければいいと思ってしまったり、説明型の授業を避ければいいと思ってしまったりといったことが多く挙げられがちであると感じます。しかし、今回のセミナーで佐々木先生は「子供の問いが変遷する授業づくり」と表現されていました。
 
 理科の「事実」「方法」「理由」を問うことで、子供たちからの「どうなる?」「どうやって?」「どうして?」を引き出すことができます。実際に佐々木先生が行われていた授業では、先生のだけプロペラが回って子供たちが釘付けになって、必死に回そうとする様子がありました。スムーズに問いが変遷されていく、子供たちが進んで取り組み、仲間と意見を交わしている。まさに主体的・対話的な授業風景が見られました。とても勉強になりました。

 今回は実際に模擬授業にも参加させていただき、プロの授業を体感することができました。多くのことを学ぶことができたので、自分も現場で使えるように復習して吸収していきたいと思います。貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。(久保)

6月17日 第2回教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)での学び(寺尾・長谷川・安田)

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【寺尾】
 こんにちは、8期生の寺尾です!!今回は、6月17日に行われた第2回教師力アップセミナーで、理科の授業名人の佐々木昭弘先生から学んだことを書いていきます。

 佐々木先生から学んだことは、理科の授業だけでなく他の教科でも生かすことの出来ることです。そのひとつの例として、「導入」が挙げられます。私は教育実習中に、「前の時間はどんなことをした?」と聞いていましたが、それをしていると時間内にやりたいことが終わらなかったり、本当に考えさせたいことに取る時間が無くなったりしてしまいます。また、なぜ𓏸𓏸さんはそう考えたと思うかを自分が考えることで、他者視点で物事を考えられるようになります。そのため、「導入」では、無駄な発問はせず、他者視点に立たせる発問をすることが大切だということを学びました。

 また、実験の予想をする時に、それぞれの選択肢の中でも、「絶対そうだと思う」、「多分そうだと思う」、「ひょっとしたらそうだと思う」の3段階に分けて子どもに聞くことで、より自分の考えに近いものを選ぶことができたり、意思表示がしやすくなったりすると思いました。特に、「ひょっとしたらそうだと思う」と考える子どもに何がそうさせているのかを聞くことで、多面的にとらえた考えを引き出すことができたり、意図的指名をすることができたりするため、ぜひ取り入れたいと思いました。

 今回のセミナーでは来年からすぐ実践できる授業技術を学ぶことが出来たため、来月にひかえる教員採用試験に絶対に受かろうという気持ちがいっそう強くなりました。次回の教師力アップセミナーでもたくさんのことを吸収して自分のスキルアップに繋げていきます!!!(寺尾)


【長谷川】
 こんにちは!9期生の長谷川理桜です!今回は6月17日に行われた第二回教師力アップセミナーで、佐々木昭弘先生から学んだことについて何点か書いていきたいと思います。

 一点目は「限られた時間の中でどのように授業をしていくべきか。」です。
 授業をするうえで時間配分はとても大切なことです。多くの伝えたいことがある中でどのように授業を進めていけば良いのかという話は、とても興味深い内容でした。
 
 佐々木先生は「導入が長すぎることが授業の失敗に繋がる。」とおっしゃっていました。無駄な発問をし、導入を拡散させても子ども達の学びに繋がることは少ないです。他者視点に立って考えられるような発問や、学習済みの内容であればその旨を伝えたうえで発問をしていくと良いと学びました。

 二点目は食事の際にお話していただいた「叱り方」についてです。
 子どもを叱る際には、どうして自分が怒られているのか子どもが自分自身で考え、理解することが大切であると教えていただきました。
 
 また、叱るという行為に一貫性を保つことも大切です。そのために佐々木先生は子どもたちに「め・け・さ・じ」という言葉を伝えているそうです。めは、迷惑をかけない。けは、怪我をさせない。さは、差別をしない。じは、時間を守る。子どもが何かした際には、自分の行為は「めけさじ」のどれに当てはまっているのかを考えることで、どうして自分自身が怒られているのかを理解しやすくなります。このような方法を聞くのはとても新鮮で実践していきたいと考えました。

 その他にも沢山のことを学ばさせて頂きました。これからの模擬授業や実習でぜひ活用させて頂きたいと思います。素敵な講演に参加させていただきありがとうございました!(長谷川)


【安田】
 みなさんこんにちは、9期生の安田です。6月17日に行われた「第2回教師力アップセミナー」に参加させていただきました。

 今回は、筑波大学附属小学校の佐々木昭弘先生に「理科の授業の基礎・基本」というテーマでご講演いただきました。実際に現場で働く先生の「疑問」とその答えを知ることができたことは、教員を目指す上で大きな糧となりました。

 理科の授業を受ける子どもたちは、3つのグループに分けられると思います。理科が楽しくて意欲的に取り組む子たち、成績のために真面目に取り組む子たち、仕方なく授業を受けている子たち。全員が1つ目のグループに入ることができるようにするために、佐々木先生は「教員のスキルが必要不可欠」と仰っていたのではないでしょうか。

 質疑応答の中でとても印象的だったことは、導入についてのお話です。導入で大切なことは、余計な発問をしないということだそうです。私は、発言が苦手な子が答えやすい場面を作ってあげることができる時間だと思っていましたが、そうではなかったようです。特に理科の授業では、ここで時間を使ってしまうと後半が詰まってしまうため、授業を構成する時に注意が必要です。
 
 もう1つ、準備についてのお話が印象的でした。平面の映像で理解するよりも、先生の実演を立体で認識した方が子どもたちは理解できるそうです。教卓に集まっても、後ろの方の子や授業へのモチベーションが低い子は、学びが浅いのかなと思っていましたが、反対にその他の子にとっては大きな学びとなっているようです。
 
 お話を聞いて、今まで、私が良いと思っていた授業は、理科が苦手な子ばかりにフォーカスしていたということに気付かされました。また、模擬授業を通して、得意な子たちを伸ばせば、主体的な学習や発言が増え、苦手な子も自然と輪に入って一緒に考えられるようになるのだなあと感じました。

 ゼミで模擬授業をやっていると、こうやって様々な先生方のお話が活きてくることを強く実感します。まだまだひよっこな私たちですが、1つずつ学んだことを吸収して、力をつけていきたいです。今回、ご講演いただいた佐々木先生、玉置先生、そして運営の皆さん、ありがとうございました。次回の教師力アップセミナーも楽しみです。(安田)

6月17日第2回教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)での学び(古川・澤本・古賀)

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 こんにちは、9期生の古川です。今回は6月17日に行われた第2回教師力アップセミナーに参加しました!理科授業の基礎・基本と「主体的・対話的で深い学び」の視点に立った授業改善について、教科書をベースに筑波大附属小校長である佐々木先生からお話をしていただきました。

 今回の講演を聞き、印象的であったポイントは3つあります。

・準備・片付けをする方法
 佐々木先生は実験などで行われる準備・片付けの手伝いをしないと話されていました。画面などで手順を説明すると定着しない為、教卓で説明をし理科室にある物を自分で探させるという内容でした。その結果、五月雨式に実験が始まりズレが生じることで他のチームと比べる時間となり繰り返し行うことができると話されていました。

・話し合いの工夫
 予想を拡散させすぎないことが重要であると話されていました。ある程度比較できる形にして、「どうしてこの人はこの様に考えたのか?」自分が考えることで他者視点に立つことができると話されていました。無駄な発問をしないことが導入のポイントといえます。

・子どもの問いが変遷する理科授業作り
 「事実を問う・方法を問う・理由を問う」この3つが大切であり、どの問いから入って、どの問いを通って、どの問いから出るのか?が授業をしていく上で核となることを学びました。対話の中から既習事項に繋げる授業技術を感じいかにして子どもたちにスムーズに問いを変遷させるのかがポイントであるといえます。

 「理科」という科目は専任化が進み自分が教員になった際やる機会は少なくなっている可能性は高いですが、理科授業のスペシャリストである佐々木先生のお話は他の教科でも沢山使えるポイントが多くいい学びになりました!教師力アップセミナーでの学びはいつも為になりすぐに実践できるものばかりです。教育実習に行く時は今回学んだ教育技術を活かしたいと思います!(古川)


 こんにちは!8期生の澤本です。6月17日に行われた第二回教師力アップセミナーについての記事を書かせていただきます。

 今回は筑波大学付属小学校の佐々木昭弘先生にお越しいただき、理科授業の基礎基本と「主体的・対話的で深い学び」の視点に立った授業改善についての講話でした。

 私が特に心に残ったことは、「ノート指導」のポイントと観察の視点をどう引き出したらいい?について書いていきます。「ノート指導」のポイントでは、毎日日付に加えて、その日の気温と月の満ち欠けを板書することを学びました。これを毎日行うことで気温の変化と月の満ち欠けについて自然と学ぶことができ、自分から気温や月に目を向ける機会が増えると感じました。子どもの興味を引き出すためにはちょっとしたしかけが大切だと思いました。観察の視点では授業開きでまずチューリップを書きます。それぞれ自分のイメージの中にあるチューリップを書いた後に、絵を比較しながら確認していきます。花びらの形や茎の位置、葉脈などに注目しながら見ていくことで「本当だ!」と自分の絵との違いに気づくことができ、観察の視点が生まれていきます。何気ない日常のなかにあることにも見るようになり、子どもが楽しく観察ができると思いました。

 また、昼休憩の時間に怒るポイント4つを教えていただき、その4つにあてはまらなければ怒らないことを学びました。子どもと共通の認識をもつことで指導の一貫性が生まれ、子どもが納得することができる。「どのことで叱られてるの?」と子どもに考えさせることで自分で何が悪かったかを考えることができることを知りました。

 佐々木先生、今回は素敵な講演ありがとうございました。今回学んだことを教師となってから実践していきたいと思います。(澤本)


 こんにちは!9期生の古賀です。先日行われた第二回教師力アップセミナーに参加した学びを書いていきます。

 今回は、佐々木昭弘先生から「理科授業の基礎・基本、主体的対話的で深い学びの視点に立った授業改善」というテーマで講演いただきました。中でも印象に残ったのが、実験の時の道具の説明・安全指導は、前の教卓に集めて実演することです。ICTやビデオでの説明では定着率が低いことを学び、改めてICTをただ用いるだけでは意味が無いことを感じました。また、いたずらに導入を拡散させないように、ムダな発問をしない、予想の場面でサンプルを示すことなど理科に限らず、他の教科にも使える授業技術を学ばせていただきました。

 模擬授業の部では、参加者の方々に混ぜてもらいロウソクの火が消える長さの実験に参加しました。参加者の皆さんと子どものように楽しみながら活動させていただきました。ここでも授業技術を多く見ることができたので、9期生の前期ゼミの活動である模擬授業で取り入れていきたいです。

 最後に、講演いただいた佐々木先生、セミナーの運営の皆さん、ありがとうございました!(古賀)

6月17日教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)での学び(新谷、伊藤、石上)

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 こんにちは、8期生の新谷です。今日は教師力アップセミナーでした。

 今回のセミナーでは、講師の佐々木昭弘先生が理科の授業の基礎基本と、主体的対話的で深い学びの視点に立った授業改善についてのお話をしてくださりました。理科の授業は私自身実習で行ったのですが、実験器具についての扱いや、理科での子どもの主体性に繋がる導入など、難しくて考えきれませんでした。しかし、今回のお話でもう1回理科の授業をやってみたいと思いました。今回は、主に3点の学びについて書かせていただきます。

 1点目は、教師が視点を持つことです。実験において、子どもに好きなように対話させて良いと言っておられましたが、話させるに当たって、教師が、子ども同士の対話の中で、どんな話が大切かということを視点を持っていると、子どもの話が自然と聞こえてくるということを学びました。

 確かに、自分が意図した話をしていたら子どもが賑わいながら話していても聞こえてくると思ったので、教材研究の段階で、自分が学びに向けたい視点というのを確かに持っていることが大切だと思いました。子どもを意図的指名できたり、子どもの発言で大切な所を聞き逃さなくなるということも学びました。また、このことを「選択的注意」と言うことも学びました。

 2点目は、板書の工夫についてです。佐々木先生は理科の板書の中で、最初に日付と天気と気温と月の満ち欠けを書いていました。なぜ書いているんだろうと思ったのですが、これを毎回の授業で書いていくと、自然と気温と季節の関係も分かり、天気図や月の満ち欠けの動きも覚えられるという理由でした。中学校に入ってからも月や天気の学習に対して抵抗無く入ることができ、とても良いなと思いました。例えば国語だったら、6月を神無月と別名で書いたりするのにも応用できて、子どもの教養を自然と増やすことができる取り組みで、私も実践したいと思いました。

 また、子どもにマグネットシールを貼らせる項目として、「絶対」「たぶん」「ひょっとしたら」という項目を提示するとよいという話がありました。この項目を作ることで、「絶対」という子どもなら、自信があるということだよね?と聞くことが出来たり、「ひょっとしたら」という子どもには、何が不安なのかを聞くことができたり、子どもが問いに対してどんな思いをもっていたりするのかを視覚化できて、とてもいいなと思いました。

 3点目は理科の実験での準備片付けについてです。理科の実験で、教師が手伝わないということに驚きました。私だったら不安で何でもかんでも手を出してしまいそうです。しかし、そうではなく、使うものは探させ、実験道具を集めたら先生に見せてねとすることで、グループがさみだれ式に実験を始めることができ、教師が少しずつ分けて確実に確認ができることを学びました。また、実験の時間をずらすことで、先にできた人が黒板に書き、その黒板を見た、まだやっているグループの子どもが、黒板を見て、私たちの実験結果と違うと認識して、もう1回やろうと言う妥当性を持つ気持ちにも繋がることがわかりました。

 今回のセミナーでは、理科の細かい授業技術について多くの学びを得ることが出来ました。特に今日書かせていただいた3点については教師になってからまず意識してやっていきたいと思いました。今回もセミナーに参加させて頂き、ありがとうございました!(新谷)


 こんにちは!8期生の伊藤です。今回のセミナーでは、佐々木先生による「理科授業の基礎・基本」のお話を聞かせていただきました。

 講演の初めには、メニューが手元にありました。それは、佐々木先生の『これだけは身につけたい指導の技45』という書籍を参考にして作られているものでした。そのメニューは、授業準備、授業全般、アイテム活用・環境整備、困った場面の対応、授業研究とういように、項目ごとに分かれていました。私自身、理科の授業をしたことがないため、正直なところ全部のメニューについてお話を聞きたかったです(笑)しかし時間が限られている中で、とてもためになるお話を聞くことができましたので、その学びをこれから書いていきます。

 私が1番「なるほど」と思ったことは、授業の展開の仕方です。お話の中に、自分のノートにチューリップの絵を書いてみようという作業がありました。私は、なんでチューリップの絵を書くのだろうと疑問でした。しかし、このチューリップの絵を書き、みんなが書いた絵と比較することで、本当のチューリップはどんな花なのだろうと、興味がだんだん湧いてきました。チューリップは実際には、葉が3.4枚あり、葉は互い違いに咲いている事実を知りました。この事実を知り、「早く本物のチューリップをこの目で確かめたい!」という気持ちになりました。このように、チューリップの絵を書き、比較することは、今まで見えていなかったことが見られるため、子どもの興味や関心を高めます。私は、子どもの興味や関心を高める授業の展開の仕方として、すごくいいものだと思いました。

 佐々木先生、本日はとても貴重なお話をありがとうございました。佐々木先生のお話を受け、「早く理科の授業をしてみたい!」という気持ちになりました。そのときには、佐々木先生の授業の展開の仕方を参考にさせていただきます。また、私だけではなく、ゼミ生一同にとっても素敵な講演になりました。遠いところからお越しくださり、ありがとうございました。(伊藤)


 こんにちは。9期生の石上です。今回の教師力アップセミナーでは、佐々木先生をお招きし、理科授業の基礎・基本を教えていただきました。その中でも特に印象に残った2点について記事にしていきたいと思います。

・限られた時間で授業するために
 私は、導入で発問をしない!ということがとても印象的でした。いたずらに導入を拡散させないことによって、本当に考えさせたい所に時間を割くことができるのです。また、1から子どもたちに考えさせるのではなく、比較しやすい例を先に示し、結果を予想させ、別の予想をした友達の視点でどうしてそう考えたのかを考えさせることで、時間短縮になるだけでなく、様々な視点から事象を捉える力も養うことができるため、深い学びになると感じました。

・実験結果の予想
 セミナーではロウソクを使って燃え方を観察するという実験をしました。その中でも、長いろうそくと短いロウソクのどちらが先に消えるかという問いに対して子どもたちが実験結果を予想する場面が印象的でした。私が今まで受けてきた授業では、今回で例えると、長い方が先に消える・短い方が先に消える・両方同じタイミングで消えるの3択の中から予想するという方法がほとんどでした。しかし、佐々木先生は「絶対」「多分」「ひょっとして」を加えて、選択肢を9択にしていました。これは、自信家や多面的に考えているなど子どもたちの実態を把握する時にとても有効だと学びました。また、選択肢によって指名の順番を決めたり、不安に思う要素はどこか問うことが出来るので、考えをより深めることができると感じました。

 このセミナーを受けて、理科の授業だけにとどまらず、全ての教科で使える授業の技術を学ぶことができました。佐々木先生、運営の皆さん、この度は貴重な学びの機会をいただき、本当にありがとうございました!(石上)
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学校行事
3/25 子ども理解活動1 概要説明会(教務課オリエンテーション内)

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