2024年4月2日仕事日記

 6時ごろ目覚め。今朝も何気なく胸部中央をさする朝。FBやメールで僕の術後を心配していただける皆さんの言葉を肝に銘じる。しばらくは自宅療養の日々。

 愛犬散歩や、次男が置いて行った運動器具を使った後の血圧も良好。安心してはいけないと思いつつ、ほっとする数値。とはいえ体は休養を求めているようで、横になるとすぐに寝入ってしまう。

 9期や10期ゼミ生とチャットでオンラインゼミを開始している。僕の問いに対するそれぞれの考えを読み合い、学ぶことが多いだろうと想定した取組。対面したときに直接感想を聞いてみたい。ゼミ日常化のための一つの試み。

 中学校数学ネタ1年原稿をオリジナル性をかなり意識して書く。ほんの少しずつ進めている。ネタ交流研究会の会場予約も完了。新年度に入り、担当変更の連絡が続く。

 新年度はよりDXを進めようとグッズも新たに購入して試みている。何かしらやってみることが楽しい自分の性格にあっている。他人が聞けば、DXと言えるようなことではないはず。

2024年4月1日仕事日記

 今日から新年度。午前中は父親関連の代行をしたり、原稿を書いたり。いろいろと少しずつ。愛犬散歩も退院後、初めて一人で終える(笑)。

 12時ごろ家を出て大学へ向かう。退院後、今の段階では初めての長距離運転。なるほど、ここが痛くなるのかと自覚しながらの運転。13時前には到着。本館4階エレベータを降りると、芳賀さん、林さん、山田さんと対面。「まさか今日は来ないだろうと思っていたのに、来ちゃったの?」と随分と心配していただく。

 今日の一番の目的は、「子ども理解活動」の全体授業日程合わせ。福地さんにも研究室に来ていただき、写真のように打ち合わせ。芳賀さんがFBに、「来ちゃった」 ですって。もう。と発信していただき、より多くの皆さんに心配をいただく。

 14時からの教授会で、心配いただいた皆さんに挨拶をしようと出席。学部長の配慮で挨拶を早めにさせていただき中座。お言葉に甘えて、20日前のままの研究室を少し片づけて大学を出る。

 無事(笑)帰宅。やはり、いつも以上の疲れはある。横になる。大学からの講義室承認メールを受け取って気づく。とんでもない日まで予約している。早々にシステム上で削除をして、正しい予約を整理して、教務課へお詫びメール発信。

 ある定期雑誌で、筑波附属小が学内に「子ども理解研究部」を作ったとの情報を得る。本学の「子ども理解活動」と通じることがあると思い、関係者にさっそく連絡。

 「学び続ける教師の会」のグループLINEに近況報告情報が入り始める。初日で40名余。いよいよ新年度が動き始めた。
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2024年3月31日仕事日記

 今日で3月が終わる。この3月は、意識を失い、冠動脈バイパス手術をして、16日間の入院生活、その後は家庭で療養しているという、トンでもない月になった。まさか、まさかの2024年3月だ。

 とはいえ、幸運だったことも多い。倒れたのが、長男の結婚式後だったこと、大学の会議中で多くの皆さんの前で気を失ったこと、救急車で運ばれた病院が心臓外科手術で多くの実績があり、その医師らが院内にいたこと、緊急手術のために手術室が空くのを待って、深夜1時30分近くまでかかっても措置をしていただいたことなど、冷静になると、本当に運がいい。術後の痛みなんてどうってことないと思う。もしも、運転中に気を失っていたら・・・などと考えると、ぞっとする。おかげさまで回復も早く、とりあえず明日の4月1日だけは大学へ行くことができる体調になっていることなど、私に関わっていただけた皆さんに深謝するばかりだ。

 事情を知っていただき、講演や原稿をお断りしたとはいえ、3月後半は入院生活で感じた教育の在り方についての原稿を4本も書くことができた。「転んでもただでは起きない」と編集部に言われたが、原稿に向かっていると胸の痛みを忘れるから不思議だ。

 多くの本を読むことができた。そこから9期生や10期生ゼミ運営の新たなアイデアも浮かんだ。さっそく動いている。書籍やYouTubeで教育DXのことも深く学ぶことができた。貴重な時間を与えてくれた3月と言っても過言ではない。

 こうして仕事日記の日々更新ができることに大いに感謝して、この3月を締めくくりたい。
 
 ちなみに2023年度の講演(指導助言校での講話等も含む)回数は、151回。単著と編著が5冊。連載原稿などの掲載が40本ほど。もちろん講義に穴をあけたことはない。我ながら、よく頑張った2023年度。神様が休みなさいと強制してくれた有難い3月。忘れられない3月。
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