卒業アルバムの配布のあった今日。

この日ばかりは、職員室がさながらサイン会場と化しています。

職員室掃除の3年生が、半年間（中には1年通して）の最後の掃除を終えて、あいさつに来ました。

こちらこそ、本当に一生懸命取り組んでくれてありがとう！

（正面で写されるのははずかしい・・・だから退室するときに！）

卒業式を明後日に控え、１・２年生全員で、初めて練習しています。


今年度赴任した先生が、職員室で感想を語っています。
　知多中のこの歌声は本当にすごい・・・
　１・２年生も本当に上手ですね。



「先輩方、あとは僕たちに任せてください」
そんな思いが説得力を帯びてきました。

　〜いい式にしたい〜

　全校の思いはひとつ。

3年生最後の英語の授業。

授業開始から英語の歌をみんなで歌います。

1980年代初めに飢餓に苦しむアフリカの人々を助けようと立ち上がったアメリカの著名なミュージシャン。

歌う人が次々と入れ替わってソロパートが進むこの曲を、一人の生徒が声を張り上げて歌い飛ばす。

マイケルジャクソンかライオネルリッチーか、はたまたレイチャールズか、ブルーススプリングスティーンか、スティービーワンダーか・・・（そういえばボブディランも参加して話題になったこの曲）
この生徒の歌の勢いは、ブルーススプリングスティーン並み？

英語の先生も圧倒されています。

今日も登場、ウルトラマン。

カメラを向けると「Ｉ先生、今日で終わります。もうずいぶんきれいになったし…」

一人の生徒の呼びかけで集まった5人のウルトラマン。

地域をきれいにするという任務を終えて、Ｍ７８星雲に戻らずに、明後日の卒業式に臨みます。（文責：Ｓ．Ｉ）

肌寒さの中にも春の予感がする朝。

今日から3月。逃げる2月、去る3月・・・
あっという間の2か月をこんな形容で呼ぶことが多いですね。

今日は公立高等学校の卒業式。

中学校もいよいよ金曜日が卒業式。

迎える4月まで1か月、有終の美を飾りましょう。

３年生の中井先生から聞いた話。
「先生、今日ね、3年生の子が私たち３年職員に練習の最後に歌のプレゼントをしてくれたんですよ。岩城先生は、『そんなことしてくれて…もう返事が小さいって怒れなくなっちゃうじゃないの』と嬉しそうに言ってましたよ」

3年生の女子生徒にあとでヒアリングをしたら・・・
「本当は昨日の練習のあと、『ちょっと待ったぁ！もう１回歌わせてください！』と言ったんです。でも、何も知らない先生たちは『だめだめ、午後から送る会あるから時間がない』って…」
（それで今日の練習の最後になったんだ・・・）

歌詞も選んで、先生たちの心にしみる歌だったそうで・・・

生徒と音楽の先生だけが知っている誰にも言わない秘密だったんですね。

心憎いね！

「3年〇組の・・・です。○○先生はいらっしゃいますか？」

職員室に次々と呼びに来る生徒は、なぜか女子ばかり。

今日は、3年生のお祝い給食。
（私も1組からご招待を受けました）

とってもゴージャスなメニュー！

おかわりに群がる生徒・・・

これで9年間の学校給食ともそろそろお別れとなります。

和気あいあいとした会食でした。

（1組で食べたので、他のクラスは写真がちょっぴりでごめんなさい！）

昇降口に並んだ「ありがとう」のパネル。
一枚一枚が3年生からのメッセージカードになっている。

「すごいね、3年生は！昨日の送る会が終わってすぐなのにね・・・」
1年生の担任が、朝のＳＴで生徒に話す。


それを聞いた生徒は、すぐに読みたくなる。

3年生は卒業式の練習。

歌の練習の途中で、男子女子それぞれに声をかける学年主任。

どの言葉も温かい。

思わず笑顔になってしまう。

「練習が楽しい」

休憩に入った男子がつぶやく。

昨日、グラウンドの土手にまた1本河津桜が植えられた。
おまけに花も咲いている。

「あ、桜・・・知らなかったなぁ…」
ごみを拾って歩いてきたこのウルトラマンは、変化に気づいた。

昨日レジェンド先生が植えたばかりなのに・・・

変化に気づくその感性が素敵じゃないですか。

7時39分、ドキッとしました。
思いがけず、ウルトラマンが遠く道路の向こうに姿を現した。

昨日に引き続き、今日も朝からごみを集めて袋に詰める。

「ありがとう、ご苦労さん！」
通りがかりの方がウルトラマンに声をかける。

「お、すごい！きれいだな」
途中、満開を迎えた梅の花の前で一瞬立ち止まりつぶやく生徒。

ゆっくり歩くと、普段見えないものがよく見える。

（ウルトラマン達と時間を忘れて歩きながら雑談。なかなか面白い！
　結果、朝の打ち合わせに・・・(;´Д`)

7時35分。

校舎まわりを掛け声とともに走るバスケ部男子。

「おはようございます！」

立ち止まって威勢よくあいさつをする。

背中には「ＳＴＡＹ　ＧＯＬＤ」
・・・輝き続けろ！

大切な卒業証書。

先生方が一枚一枚確認をして、証書ホルダーに収めます。
（たまたま写真は4人の先生ですが、3年生以外の先生が入れ替わってみんなで進めます）

「3年生を送る会、よかったね〜」
「映像つくるのに時間がかかったけど、やってよかったね〜」

（先生たちのやり取りを聞いていると、『多忙』ではあったけれでも、『多忙感』はないようですね。おつかれさま！）

2年生の式場準備おつかれさま。

おかげで3年生は卒業式の練習を始められます。

先生の説明を聞いて、気持ちを入れて練習がスタートします。

卒業証書の受け渡しも、起立、礼も、返事も・・・

どの所作にも意味がある。

『温泉卓球』と失礼な表現があったときに比べるとずいぶん腕前をあげています。

それは、得点係の様子を見れば一目瞭然。

勝負にこだわりが出てきました。

「3年間登下校に使った道にごみが多く落ちている。最後に地域のために活動がしたい」

生徒会主催「ウルトラマン週間」の活動で、3年生有志が地域で清掃活動を行いました。

「今日だけでは拾いきれないごみの量だった」と今後の活動にも意欲を示す。
文責：By S.I

（床屋さんに行き、きれいさっぱりしたヘアスタイルで、眼鏡も新調したＩ先生（3年担任）が、朝一番にうれしそうに写真と原稿をもって報告をしてくれました(^^)/）

今週金曜日は卒業式。

在校生、全教職員が一つになって、立派な卒業式を迎えましょう。

今日のお話は、進路指導主事の滝本先生。

「Um bom ambiente e voce quem faz.」
「環境は自分をつくる」

「なぜプロ野球選手の子どもはプロになれるんだろう」
「同じスポーツをしている二人の兄弟がいたら、兄より弟の方が最終的にうまくなる」
自分が中学生のときに考えたことを導入で話し、自ら大学時代に最も強いフットサルチームに所属し、ブラジルにフットサル留学を果たした経験をもとに、学んだことを話します。

「部活動、学校生活、様々な場面で当たり前の基準を高くもって一人一人が生活することが大切。言うのは簡単、でも実行するには強い決意が必要ですね。ぜひ挑戦を！」

滝本先生は、知多中生に大きな期待をかけます。


今日の朝会では、給食委員会が「いただきますキャンペーン」の表彰も行いました。

凡事徹底。
日々の活動を見直す機会にしましょう。

卒業まで残りわずか。

このクラスで最後の授業になるものも出てきました。

最後の授業で模擬裁判を行っている学級。
卒業後の公立入試に備えて、確認テストを行う学級。
一般選抜の面接に向けて仕上げの調整を行う学級。

「今」という、この時間を大切にしています。

生徒も教師も気持ちは同じ・・・。

「月末金曜は、ちょっと豊かに」
「自分磨きの贅沢な時間」
「金曜から週末旅行でのんびり」
「大切な人とアーリーディナーを楽しむ」

新聞広告のページには、プレミアムフライデーの言葉が並んでいます。

でも、中学校はいよいよ3年生を送る会、3年お祝い給食、そして来週末に卒業式と大きな行事を迎えて忙しくなります。

忙しいけれども、やりがいを感じる。
気持ちだけは、ほんのちょっぴりプレミアムフライデー気分で・・・

そんな気持ちで今日も一日過ごせたら…と思います。