今日の献立は、麦ごはん、さばの銀紙焼き、ひきないり(福島県の郷土料理)、おくずかけ(宮城県の郷土料理)、一口りんごゼリー、牛乳でした。今日で東日本大震災から10年を迎えます。今日は東日本にちなんだ献立になっています。さばの銀紙焼きは、岩手県釜石市の工場で作られています。震災で工場が被災したため、1年半ほど給食に出すことができない時期がありましたが、工場が再建され、再び給食に出すことができるようになりました。ひないりは、福島県の郷土料理です。「ひきな」とは千切りにした大根を意味する方言で、その「ひきな」を炒めて作るのがひきないりです。おくずかけは宮城県の郷土料理です。昔は葛の根からとった「くず粉」を使ってとろみをつけていたので、この名がついたと言われています。そうめんが入っていることが特徴ですが、今日の給食ではそうめんの代わりにビーフンを使ってつくりました。給食が、ほんの少しでも防災についてかんがえたり、今ある生活に感謝をしたりするきっかけになってくれると嬉しいです。