謹賀新年

明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。年頭にあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。
昨年を振り返りますと、新しく生まれたものが成長していく年と言われる壬寅の年に相応しく、創立60周年を迎えた堺市老連は『堺市フェニックスクラブ』という愛称を得、ますます親しみのあるものとして活動の輪を広げていこうとしています。
新型コロナウイルス感染症の拡大は一進一退を繰り返し、まだまだ油断はできない状況ですが、昨年は皆さんがワクチン接種をはじめ感染防止対策を着実に行った結果、ほぼ以前と変わらない程度の事業を行うことができました。
10月の福祉大会では創立60周年記念特別表彰を創設し、過去10年以上にわたり老人クラブ活動に貢献された校区会長18名に表彰状と記念のメダルを授与しました。また、IT化の波に乗り遅れないようにIT研修会を始めるなど新たな取り組みも始めたところです。
世の中に目を向けますと、北京オリンピックでは過去最多となる18個のメダルを日本が獲得するなど明るい話題がある一方で、ロシアによるウクライナへの侵攻が世界中に暗い影を落とすなど、私たちの世代が自分たちの頭でよく考えて、次の世代にどう引き継いでいくのかを突き付けられたような一年でした。
2023年は癸卯（みずのとう）の年で、これまでの努力が実を結び、勢いよく成長し飛躍するような年になると言われています。
堺市フェニックスクラブとしてもこれまでの60年間積み上げてきたものを土台にして、より一層、仲間づくりを通して、生きがいと健康づくり、生活を豊かにする楽しい活動を行うとともに、その知識や経験を生かして、地域の諸団体と協同し、地域を豊かにする社会活動に取り組み、明るい長寿社会づくり、保健福祉の向上に努めていきたいと考えています。
そして、これからも会員の皆様が、堺市フェニックスクラブでの活動を通じて充実した毎日を送っていただけるよう、役員一同、尽力してまいりますのでご支援、ご協力をお願いいたします。
結びに、会員の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げまして新年のご挨拶といたします。


令和5年1月1日
堺市老人クラブ連合会　会長　辻　洋兒