[3.11] 校長先生の書のコーナー 『照一隅』

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今月の校長先生の書のコーナーは、『照一隅』です。

書の横には、「寄 恵明中学校第46回卒業生」とあります。
3年生のみなさんは、明日、分散登校があります。

本当に限られた短い時間ですが、仲間やお世話になった先生方と一緒にいられるかけがえのない時間を大切に過ごしてほしいと思います。

以下に、校長先生がこの書に込めた思いを紹介します。


 このコーナーは、文字や言葉についての関心を高めてもらうために私から生徒の皆さんに贈るものです。

 第12回は、「照一隅」(いちぐうをてらす)です。
 意味は、「一人一人が自分を輝かせて、光の届かない片隅(かたすみ)を照らす存在になる。」というものです。
 これは、昨年、アフガニスタンで凶弾に倒れた日本人医師の中村哲さんの座右の銘でもあります。
 中村さんは30年近くにわたって、アフガニスタンで困っている人のために力を尽くしました。中村さんが亡くなった時、多くのアフガニスタンの人たちが、涙を流して彼の死を悼(いた)みました。同じ日本人として、尊敬と誇り、そして、やりきれない悔しい気持ちになりました。
 恵明中学校の生徒は、思いやりがあって、他者を尊重できる良さを持っています。君たちが社会に出た時に、そうした良さを生かし、どんな小さなことであっても、世の中の片隅を照らす存在になってくれることを心から願っています。

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