卒業論文発表会を終えて(遠藤)

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 こんにちは、5期生の遠藤です!今回は、1月29日に行われた卒業論文発表会での学びをまとめたいと思います。

 私の卒業論文のテーマは、「子どもの学びを深める効果的なICT活用について」です。私は典型的なアナログ人間で、大学に入学したばかりの頃は人差し指でタイピングをしていました。そんな私にとって、「全国の小中学校で一人一台情報端末配布決定」というニュースは衝撃的でした。なんとかして現場に出る前にICTに慣れなくては、という思いから、必死でICT活用の実践例を探り、理解を深めようと研究を進めました。

 5期生の仲間の発表は、どれも実践的でオリジナリティがあって、現場に出たら真似したいと思うものばかりでした。学級の子ども達とどんな関係を築きたいか、どんな授業を行いたいかといった見通しが立っているのだなと見ていて感じました。自分も、4月までにもっと具体的に自分の目指す学級の姿をイメージしようと思いました。

 また、この会は後輩たちが計画・運営をしてくれたのですが、初めてのオンライン開催にも関わらず、とてもスムーズに落ち着いて進行してくれて、感動してしまいました。発表会後のイベントも本当に楽しくて、沢山考えて準備してくれたのだなと嬉しくなりました。本当に頼もしく、誇らしい後輩達だと改めて感じました。

 お忙しいところご参加頂いた大西さん、斎藤さん、本当にありがとうございました。あたたかいながらも鋭いご助言、しっかりと胸に刻みました。これからも謙虚に、そして積極的に学び続ける姿勢を大切にします。
 
 6・7期生の皆さん、発表会の進行お疲れ様でした。画面越しではありましたが、ゼミ生としての集大成の場で皆さんとお会いできて、とても嬉しかったです。

 5期生の皆さん、3年間ありがとうございました。皆さんのおかげで、自分の視野の狭さに気付いたり、新しい考えに触れたりすることが出来ました。一緒に学ぶことができて本当に幸せでした。

 そして玉置先生、多くの励ましや学びをありがとうございました。先生のおかげで、数多くの貴重な出会いを経験し、そこから柔軟な思考を持つことや、一つでも多くのことを学びとろうとする積極性の大切さに気付けました。心から感謝の気持ちでいっぱいです。

 たくさんの方からの恩を、これから出会う子どもたちに送っていけるよう、これからも学び続けたい、と強く感じる会でした。(遠藤)

月刊誌「数学教育」3月号は見開き玉置

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 月刊誌「数学教育」(明治図書)2021年3月号の最終ページは、見開き2ページが私でした。なんとなく嬉しいです。

2021年2月17日仕事日記

 雪が心配な朝だったか、雪が降る気配がない朝でほっとする。いつもの喫茶店経由研究室着は8時15分ごろ。さっそくいつものルーティン。空気を入れかえてからアロマを焚いて、美味しいコーヒーを入れて、しばしのんびり。

 9時15分ごろから5期生・矢崎さん、生田君、大久保君来研。後輩、大西さん、斎藤さん、そして僕からのプレゼントを渡す。そして久しぶりの四方山話。とりとめもない話題が続いたが、この1年こういう時間を失っていることを痛感。こうした時間は精神的にこそ必要。

 10時30分から臨時教授会。審査教授会。紀要校正作業と続き、12時30分ごろ研究室に戻る。

 二村さん、北神さん、杉山君、中西君来研。6期生・池戸君は研究のことで相談。よく考えているからこその相談で、先輩ゼミ生から助言をしてもらう。

 13時30分から第10回実習委員会。1時間ほどで終了。研究室に戻り、いくつかの文書処理。

 16時過ぎに酒井さん来研。このごろの心境を聞き、僕の体験談を伝えたり、予想されることを伝えたり。

 17時過ぎに大学を出て、18時過ぎに帰宅。夕食をとって地域運営協議会のため味岡児童館へ。ところが今日は緊急事態宣言が出たために中止の連絡があったとのこと。とはいえ、期せずして日頃からお世話になっている方々とミニ懇談ができて幸運。

 20時30分から22時まで、初企画「現役教師とゼミ生がICT活用について語る会」開催。司会運営を指示した大久保君の「心の天気」は雨。予想したとおり、司会がプレッシャーになっているようで励まし。総勢24名による話し合い。終わってみれば、とても良い会で、コロナ禍だからこそできた企画だが、我ながらこの企画に満足。もちろん参加していただいたOBやEDUCOMさん、そしてゼミ生一人一人の意識の高さのおかげ。久しぶりに顔を見たゼミOBにLINEで感謝メール。充実の1日。

 研究室HP記事は7期生・今井さんの「2020年という1年。」。この記事もぜひ読んでいただきたい。数年先には、一学生が2020年をこのようにとらえたという貴重な記録になるに違いない。

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2020年という1年。(今井)

 こんにちは。7期生の今井美羽です。2020年が終わって約1か月が経ちましたい。時の流れは早いですね。

 2020年、コロナに始まり、コロナに振り回され、コロナに終わったという感じがします。1年の漢字も「密」と、コロナ、コロナ、コロナーーー!!という感じの一年でした。あるテレビ番組の中で、芸能人の方がこのように言っていました。「2020年は無かったと思って、生きる。」と。その方がどういう意味で言ったのかという本心は分かりませんし、考え方も人それぞれです。

 でも、私は2020年をなかった年とは思いたくないのです。それは、2020年も私たちは、この地球に存在し、生きてきたからです。その生きてきた証を無しにはしたくないのです。

 オンライン授業で大学の友だちに会えなかったり、遊びの予定が無くなったり、好きなアーティストのライブが中止になったりして、気分が落ち込むことももちろんありました。コロナ関連の悲しいニュースも沢山ありました。「コロナが流行っていなかったら…」と何度口にしたでしょうか。

 コロナのおかげとは言いたくありませんが、自粛期間などを通して、感じたこと、思ったことなどをお話していきたいと思います。
 
 まず、当たり前だった日常は奇跡の集まりなのだということを強く感じることができました。また、その当たり前に感謝しなければいけないなと思いました。大学へ行くこと、友だちと会うことなど、今まで当たり前だったことが出来なくなって初めて、「あ〜、今まで私はとても恵まれて生きていたのだな。」と思うことができました。

 また、オンライン授業やテレワークが広がったことは、とても良かったのではないかと思いました。今まで、テレワークや時差出勤などは、「働き方改革」の案として存在しましたが、実際に行われていなかったと思います。私の父もコロナが流行するまで、家で仕事をしている姿は見たことありませんでした。

 しかし、緊急事態宣言が発令後は、会社に出勤せず、家で資料を作ったり、会議をしたりしていました。
 
 このオンライン授業やテレワークのメリットとして、それぞれの事情で大学に通うことが困難な人、会社に出勤することが不可能な人にとても有効ではないかと思いました。場所を選ばずに授業を受けることや仕事をすることが可能になれば、入院している人や身体に障がいを抱えている人の進路の幅が広がると思うのです。

 もちろん、嫌なこと、悲しいことの方が多いですが、このように考えるとこのウイルスが流行したことも意味があったのかなと考えることができるのではないかと思います。

 しかし、このような表現をすると、コロナに感染し、亡くなった多くの方の命を軽んじているように聞こえるかもしれません。それは、違います。多くの方が今も苦しんでいて、多くの医療従事者の方が頑張ってくれていることもわかっています。でも、私たちには未来しかないんです。だから、このまま私たちは不幸だ、かわいそうと思って生きていきたくないなって思います。この時代を生きていくしかないんです。私は、2021年の目標を「生きる。」にしました。絶対に生きてやる〜〜〜!!!

 2020年も生きた。2021年も生きる。

p.s.前回のどアップ写真クイズの答え合わせ〜!正解はサボテンでした!昨年の誕生日に弟から貰いました。その時から、この子に名前をつけたいと考えているのですが、ピンとくるものが思いつかず、今に至ります(笑)このサボテンが花を咲かせるサボテンなのか分かりませんが、花を咲かせるのが目標です!!(今井)

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拙著2冊の増刷連絡

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 嬉しい増刷の連絡あり。息が長い本になったことの喜び。

1 『わかる!楽しい! 中学校数学授業のネタ100 2年』9刷

2 『中学校学級担任必携 生徒指導要録作成の手引き&総合所見の文例1080』7刷

2021年2月16日仕事日記

 弟の義母の告別式列席のため平安会館浄心へ向かう。8時に出発。10時から告別式。涙が止まらず。11時40分ごろ帰宅。

 13時からオンラインで「国立教育政策研究所令和2年度教育改革国際シンポジウム」視聴。堀田龍也先生の講演はもちろん、「公正で質の高い教育におけるICT活用の促進条件」(露口健司 愛媛大学大学院教育学研究科教授・国立教育政策研究所客員研究員)の報告が大変参考になった。17時10分終了。

 それにしても自宅からこうしたシンポジウムで学ぶことができるとは!1000名を超える参加者があったとのこと。コロナが去っても、こうした形態のセミナーは続くと確信!プレゼンを見ながら話を聞くだけであれば、この形態で十分。移動時間も費用もいらないのがいい。

 来年度の実習関係の計画を練る。コロナが去ってもオンデマンド型講義はあってよいと判断しての立案。大学においても様々なことが変容する、いや変えなくてはいけないと思う。

 研究室HP記事は卒業論文発表会シリーズ。長谷川さんが発信。「話し方・伝え方の研究」だから、4月早々から役立つはず。

 嬉しい増刷の連絡あり。息が長い本になったことの喜び。
1 『わかる!楽しい! 中学校数学授業のネタ100 2年』9刷
2 『中学校学級担任必携 生徒指導要録作成の手引き&総合所見の文例1080』7刷
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卒業論文発表会を終えて(長谷川)

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 こんにちは。5期生の長谷川です。今回は卒論発表会を終えて感じたことを書きます。

 私は子どものこころや行動をプラスに変える「話し方・伝え方」について研究を行いました。研究を進めていく中で教師という職業は、授業にしても、学級経営にしても、話すことなしでは成り立たない職業だなあと実感しました。だからこそ、話す力は、教師にとって必要不可欠なスキルだと思います。教師の言葉がけの仕方が少し違うだけで、子どもに自信を持たせたり、やる気を出させたりすることができます。一方で、教師の言葉1つで信頼を失ったり、子どものやる気や元気のエネルギーを全部吸い取ってしまったりする恐れもあります。私は言葉がけや、話し方・伝え方を意識して、子どもにプラスの影響を与えられるような教師を目指します。

 卒論発表会を終えて、ようやく卒業なんだなという実感が湧いてきました。また、卒業ということは、玉置先生やゼミの仲間に週1回のように頻繁には会えなくなくなることを意味し、その現実を受け止めたくない気持ちでいます。私は5期生を一言で表すと「高め合うことのできる最高の仲間」です。これからもずっと助け合い、高め合える関係でいたいと思っています。5期生のみんなありがとう!!これからもよろしくね。

 最後にこのようなコロナ禍であるにも関わらず、私たちが卒論を発表できる素敵な場所を用意してくださった玉置先生、私たちの成長をずっと応援しサポートしてくださった大西さんと斎藤さんありがとうございました。そして、オンライン発表という初めての試みの中、スムーズな運営や企画をしくれた6.7期生のみなさんありがとうございました。(長谷川)

2021年2月15日仕事日記

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 今日はEDUCOMインターンシップのお手伝いで、名古屋市西区にある「なごのキャンパス」へ向かう。そこは、廃校となった小学校の建物を活用した起業家やベンチャーの育成拠点。「授業と学び研究所」として会員登録ができたので、会議室を借りての初のオンラインインターンシップ。

 10時からセッティング開始。12時30分開始。いつものように進行は大西フェロー。神戸、和田フェローによる説明、ブレイクアウトルームを使っての参加者による話し合い。ロールプレイなどプログラムは17時30分ごろまで。

 僕は昨日亡くなった弟の義母の通夜列席のために16時前に中座して帰宅。17時前に家を出て斎場へ。19時30分ごろ帰宅。会場で教員時代にとてもお世話になった方とのつながりを知り、声をかけられて驚く。

 研究室HP記事は卒業論文発表会シリーズ。生田君が発信。最後までテーマ決めに悩んだだけに永遠に記憶に残る論文になることと思う。

 

卒業論文発表会をおえて(生田)

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 こんにちは!五期生の生田朋也です!遂に卒論発表会が終わりました。ホッとしたような寂しいような気持ちです。

 まずは玉置先生をはじめ、お忙しい中お越しくださった大西さん、斎藤さん、準備と司会進行とレクで盛り上げてくれた6期生、参加してくれた7期生ありがとうございました。そして酒井先生、和田先生、EDUCOM様による支援なしでも私たち五期生はここまでこれませんでした。この場を借りて感謝を述べさせていただきたいです。このようなコロナの中で五期生一同沢山学び、沢山の出会いができたのは本当に恵まれていたなと思います。本当に多くの人に支えていただきました。

 玉置ゼミに入って約2年、本当にあっという間でした。何も取り柄がなかった私にとって苦労することは沢山ありましたが、少しは成長できたのかなと思っています。

 このゼミに入って、いつでも背伸びしようと少しでもよく見せようとしてる私は「自分らしさ」というものを見つけることができたような気がします。自分になにも自信がなかった分、強がりになりがちでしたが、「自分らしさ」を見つけれるようになってから少しずつ自信を持てるようになりました。

 卒論発表の研究内容はまだまだ研究段階ではあります。そして現場にでてもいないのでこれが正しい研究なのか不安しかありません。しかしこの玉置ゼミで手に入れた「自分らしさ」を胸に、先輩のアドバイスを受けつつ自分らしくやっていけたらなと思います。卒業までに遊びはほどほどに(笑)やれることをやっていきます。

 最後に、ここまで一緒に戦い、悩み、沢山笑い合った五期生の皆んなには感謝しかありません。ありがとう。(生田)

2021年2月14日仕事日記

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 今日も、昨日から始めた3月末発刊予定の「学校が元気になる次世代学校ICT活用術〜情報機器を眠らせない全校体制の進め方〜」(仮称)の初校作業の1日。編集の鶴田さんからの質問を確認しながらの校正。家内にもみてもらい、指摘を受けたところを検討して修正を加える。夕方には完成。さっそく編集部へ送付。夜は新刊本の原稿を書こうとPCに向かったが、気力湧かず。初校赤入れができただけでも満足しよう。

 酒井先生から有り難い報告メールあり。本日「初任研・番外編」を開催していただいたとのこと。当日の進行は、松井君を中心に学び続ける教師の会で、本日のメンバーは、1期生の松井君、中田昂君、牧野さん、杉下さん、2期生の石川君。5期生は全員参加。大テーマは「どうしたら職場の先生と仲良くなれるか」。あとは事前質問への応答とのこと。仕掛けていただいた酒井先生ならびにゼミOBに感謝。

 こうして縦のつながりがあるのも玉置ゼミの伝統。5期生・矢崎さんは私への報告メールで、先輩への感謝の気持ちを後輩に返すことで示したいとの決意あり。これも嬉しい。送っていただいた集合写真を研究室HPにさっそく掲載

 3期生の早川君が新刊「教師のための話し方の技術」を読んでの感想を送ってくれた。ゼミ生とこうしてつながりがあるのも嬉しい。「玉置先生の・・・が刺さりました」は格別嬉しい感想。

 木下さんの「今は母に言えない話」をアップ。ぜひ、ぜひご一読を。「いいね!」がいっぱいつくと予想する記事。

母に今は言えない話(木下)

 こんにちは。5期生の木下です。今日は最近思うことを書きます。

 私は愛知県の西三河の方に勤務になったので、4月から一人暮らしを始めます。そこで昨日は母と丸一日家の物件探しをしていました。一日中、慣れないことをしていたので疲労困憊でしたが、それ以上に良いお家と巡り会えたので満足です。

 私は大学生中は1時間半をかけて大学まで通っていたので、夢の一人暮らし生活です。今までは、「やったぞ!ようやく自由に一人暮らしだ!」とウキウキしていましたが、最近一気に現実味をおびて不安と寂しさが襲いかかってきます(笑)

 そして何よりも、母と離れてしまうことに対して今になって大きな寂しさを感じています。私は一人っ子なので、母とは歳の離れた姉妹のような関係です。最近は毎日、母と散歩を1時間ほどして、たくさんの話をします。料理もたくさん教えてもらって、腕を磨いています。

 しかし、中学生〜高校生の間は毎日のように喧嘩をしていました。近所に響き渡るような大声で喧嘩をしていたくらいです(笑)「反抗期はあった方がいい」とよく聞きますが、今考えると私の反抗期は流石に長すぎるくらいでした。

 そして現実味をおびてきた最近考えることは、母と当たり前に毎日話をしながらしていた散歩も、母に当たり前に教えてもらっている料理も、なかなか難しくなってしまうなということです。「当たり前」ではなくなることに一番寂しさを覚えます。正直、あそこまで反抗期が長かった私が大学四年生の今、こんなにもお母さんっ子になっているとは思いもしませんでした。

 なぜ今回この記事を書いたかというと、最近何をしていてもチラチラとこの記事の内容が浮かんでくるからです。しかし、このことを母に直接話すなど恥ずかしくてできません。父にももちろん恥ずかしいためになかなか話せずにいます。

 そこで、今回記事にしようと考えました。私が大学を卒業して家を出る日に、玉置ゼミのホームページでこの記事を見て欲しいと伝えたいと思います。(木下)

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2021年2月13日仕事日記

 3月末発刊予定の「学校が元気になる次世代学校ICT活用術〜情報機器を眠らせない全校体制の進め方〜」(仮称)の初校作業の1日。編集の鶴田さんからの質問を確認しながらの校正。この本で、単著・共著・編著合わせて、ちょうど40冊目になる予定。人生の中で、1冊でよいので発刊したいと思っていたのだが、おかげさまでこのような数になる恵まれた人生。

 今日もこれまでに縁がない出版社から雑誌連載の依頼あり。よ〜く考えて引き受ける。「原稿書きが苦しい」と家でつぶやけば、引き受けたのはあなた!とぴしゃりと言われるので用心して(笑)承諾。

 師匠の野口芳宏先生の教え「頼まれごとは断らない」は、野口先生だからできることと思いつつ、依頼はやはり嬉しい。

 研究室HP記事は卒業論文発表会振り返りシリーズ。5期生の酒井さんが発信。酒井さんの優しさが満ちあふれている論文。

 「教師のための話し方の技術」が明治図書サイト・総合ランキングで上昇中。有り難い、有り難い。

卒業論文発表会を終えて(酒井)

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 行く1月という言葉がありますが、本当に一瞬で2021の1/12が終わったなあと感じてる5期生の酒井です。

 今回は1月29日に行われた卒論発表会で感じたこと書かせていただきます。

 私は「学級につながりを生み出す活動」について研究していました。学級に居場所があることが、自分の未来を自ら拓いていくために必要不可欠だと考えたからです。様々な書籍を読み学びながら教師という職業の可能性をしひしひと感じました。と同時にもし自分だたったこんな活動をしたいなあと浮かんだものを10個あげまとめました。教師の可能性さることながら、やはり1番可能性やパワーを秘めているのは子どもたち!!その良さを存分に活かすことできる存在でありたいと発表を終え改めて思いました。

 また、仲間である13人の5期生の研究はどれも全文読みたい!と思わずなるほど興味深いものばかりでした。すごいなあと思ったことを仮に、全部はやりきれなくても自分の糧にできたらいざと言う時のためになると信じているので、一緒に頑張って来た仲間からこれからもたくさん学びたいです。いやあ、5期生みんなすごい!本当に誇りです。

 同期だけではありません、オンラインという未曾有の状況にも関わらず、円滑な運営をしてくれた後輩たちも私の宝です。発表後のレクリエーションも多いに楽しませていただきました。ありがとう!

 最後になりましたが、親身に熱心に的確に指導してくださった玉置先生、まるで母のように包んでくださる斎藤さん、いつも思わず唸ってしまうようなお話をしてくださる大西さん、お忙しい中私たちの発表を聞きに来てくださりありがとうございました。プレゼント大切にします!そして、図々しいかもしれませんが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします!(酒井)

2021年2月12日仕事日記

 今日も数日前から始めている数学新刊本の原稿書き開始。

 10時にEDUCOM愛知本社に到着。最新の校務系と学習系の連携の仕組み、クラウド設定、メールパスワード方向性などについて質問して、最新情報をお聞きする。新美さん、春日井さんが質問に答えていただいた。感謝。1時間ほどで終了。

 帰宅して、再び原稿書き。犬山市ICT活用教育研究委員会出席のため、犬山市役所へ向かう。会の前に教育長へ挨拶。最新情報をお伝えする。

 15時30分から委員会開始。僕はアドバイザーとして何度か発言。もちろん最終判断は委員と市教委の皆さんであるので、考えるべき視点をいくつか提示するという気持ちで発言。

 協議後、10分間の時間をいただいたので、犬山市にも導入される「スクールライフノート」の価値をGIGAスクール構想と学習評価の点から説明。

 教育長挨拶で、委員の皆さんに新刊本「教師のための話し方の技術」を紹介していただき、有り難いことに購入していただけた。

 帰宅。今日もいくつかの依頼メールと確認メール。見ているだけで疲れてしまって、PC前から離れる(笑)。そして、そのままダラダラと深夜まで過ごす。

 研究室HP記事は7期生・田中君の読後感想。田中博史先生の「こどもが変わる接し方」を読んでの学びを発信。7期生の発信もボチボチ広がってきている。

「こどもが変わる接し方」を読んで(田中)

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 こんにちは。7期生の田中です。今回は、玉置先生からお借りした本を読んで自分が感じたことや考えたことを記事にしました。

 授業で子どもが発言をした場面、子どもが「先生〇〇出来るようになったよ」と成長した場面、問題を解き終えた場面、皆さんはどのような場面で、どのようなほめ方で子どもたちを褒めていますか?

 田中博史先生が書かれた「こどもが変わる接し方ー9割の先生が気づいていない学級づくりの秘訣」では、次のような一節があります。「教師は、ほめたことで『子どもが変身する』『周りの子にも波及する』ということを前提にほめなければいけません。」これは、「ほめる」という行為1つとっても、ただほめるだけでなく、そのほめるという行為にどのような意図を持って行うかが大切であるということを示しています。

 私は、ある先生から、「間違いや直すべきとこがあっても、その前にまずは一箇所でもいいからほめて、頑張りを認めてから指摘していくのが良いよ」と以前教えて頂いたことがありました。それ以来、まずはほめることから入るよう意識して子どもたちと接していました。

 しかし、今回玉置先生からお借りした本を拝読する中でこのような一節と出会い、「ほめる」という行為1つとってもただ漠然とほめるだけでは何も意味がないのだなと考えさせられました。いい学級づくり、授業づくりをしていくためには、このような日常茶飯事で行われる行為1つ1つからしっかりと意図を持って取り組んでいくことが大切であると感じました。

 「ほめる」この行為1つとってもどのような場面で、どのような方法で、どのような意図をもって行うかによって子どもの変化も大きく変わってきます。これからは、ほめる前にどのようにアプローチしていくことが良いのか常に考えながら、意図を持ちながら取り組んでいきたいです。また、ほめる以外のことについても同様のことがいえると思うので、それぞれが子どもにとってどのような意味を持つのか、変化させるにはどのようにしていくのが良いのか考えらながら取り組んでいきたいです。(田中)

〈引用文献〉
「子どもが変わる接し方ー9割の先生が気づいていない学級づくりの秘訣」田中博史 2014年2月13日

2021年2月11日仕事日記

 「WHYでわかる,HOWでできる 中学校 数学の授業Q&A」の原稿書きを断続的に。書き始めるとけっこう進む。初動までに時間がかかる(笑)。

 届いた犬山市の「教育情報セキュリティポリシー」を精読。そして検討委員をさせていただいた文部科学省による「教育情報セキュリティポリシー」も精読。文科省の委員をしていたときは、GIGAスクール構想なんて遠い先の話と思っていたが、こんなに早くに実現するとは。そうなると、ますますクラウドを想定してポリシーが重要。

 15時30分ごろ、定番となっている眼鏡屋さんへ。変形やビスの緩みを感じてメンテナンスへ。やはり歪みが生じていたとのこと。微妙な違いを体は感じるのだ。ついでに眼鏡のくもり止めについて相談。一番のお勧めという液体を購入。こうなると効果が楽しみ。

 またまた、YouTubeでApple Watchの新たな使い方を知り、さっそく設定。本当に便利。こんなことが時計でできるなんて、まさに未来に生きている感じ(笑)。

 鈴木中人さんと開催するオンラインセミナー「いのちの授業を考えよう!〜何のために、何を、どう学ぶのか」の日程決定。zoomで無料参加。第1回4月24日(土)、第2回5月15日(土)、6月5日(土)、いずれも9時30分から11時15分。参加対象は、教師、学生、保護者のみなさま。つまりどなたでも参加可能。ぜひご予定ください。

 矢崎さんが中心となって開催をしてくれる教育談義日時が決定。2月19日(金)の夜。ゲストは小西祥二先生。小西先生が提示していただいた課題を中心に考える会。

 大久保君が中心となって開催をしてくれる「一人一台端末授業について現役教師とゼミ生が語り会う会」も2月17日(水)夜に開催決定。僕はさっそく現役教師に参加を呼びかける。

 研究室HP記事は二村さんによる卒業論文発表会の振り返り。「子どもの追究が止まらず引きつけられる授業づくり」。やはり教育実習での授業が研究テーマ決定の大きな要因になっている。

卒業論文発表会を終えて(二村)

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 こんにちは。5期生の二村です!今回は卒論発表会を終えて感じたことを書かせていただきます。

 私は「子どもの追究が止まらず引きつけられる授業づくり」というテーマで研究を行いました。子どもたちが引きつけられる授業をつくるためには、教材研究力、事前準備、授業技術、工夫、教師の人間性など、どれも欠けてはいけない要素であり、重要なものであることを学びました。

 私が提案させていただいた心得5か条以外にも大切な要素は数えられないほどあり、それは実際に出会った目の前の子どもたちを捉え、臨機応変に対応していくことが必要であると思います。ただ研究したことを実践するだけではなく、学級の子どもたちの一人一人の個性や考えを大切にした授業を作ることを忘れずに取り組んでいきたいです。

 また5期生の発表を聞き、もっと詳しく聞きたい!と思う研究ばかりでした。14人という大所帯だからこそ、それぞれ異なる学びをたくさん得ることができ、良さを発揮できたと思います。全て自分の学びにつながり、全員の発表に聞き入るうちにあっという間に終わってしまいました。

 お忙しい中、私たちゼミ生のために貴重でためになるお話や熱いご指導をしてくださった大西さん、斎藤さん本当にありがとうございました。いただいたお言葉を胸に4月から教壇に立ち、成長した姿をいつか見ていただきたいです。

 6期生の皆さん、初めてオンラインでの卒論発表会で、分からないことが多い中、円滑に司会進行を進め、全員が笑顔で心温まるイベントを開催してくれてありがとう。
 
 7期生の皆さん、たくさん学びを吸収しようと私たちの発表を真剣に聞いてくれてありがとう。
 
 そして5期生の仲間たち、3年間みんながいてくれたからここまで成長できたって心から思います。いつもたくさんの刺激と学びをありがとう。私にとって素敵すぎる仲間であり誇りです!
 
 22年間生きてきて、私はいつも周りの人に恵まれているなあと改めて思います。これからも人との出会い、つながりを大切にして、周りの人への感謝を忘れずに過ごしていきたいです。
 
 最後にはなりましたが、どんな時でも味方でいてくださり、親身に的確にご指導してくださった玉置先生本当にありがとうございました。玉置先生に出会うことができた私は幸せ者です。これからもどうぞよろしくお願いします。(二村)

2021年2月10日仕事日記

 一般B日程入試の最終日。昨日と同じ時刻の電車に乗り、ウインクあいちへ。9時から打合せ、9時30分から業務開始、昼食を挟んで、業務終了は15時20分ごろ。今年も緊張の3日間が無事終わった。

 16時30分ごろ帰宅。さっそくJAF会員内容変更手続きを電話で。週刊「教育資料」第54回校了。

 4月リリースの授業アドバイスツールの周知のアイデアが浮かび、さっそく連絡。「即、実行しましょう」という返事。予算調達は任せることにして、僕はその段取り。まずは授業者候補にお願い連絡。快諾で、やる気に満ちた応答が嬉しい。一人ワクワク(笑)。

 矢崎さんとやりとり。小西先生からいただいた課題をもとに、矢崎さんが授業提案をして教育について語ろうという企画が一気に実現へ。

 何人かのゼミ生と「心の天気」の一言でやりとり。ここのところ、すっかり学級担任気分。

 月刊プリンパルの鷹野原さんから、いくつかの依頼あり。僕が対応できる範囲で動く。我ながらネットワークが広いと自覚(笑)。

 読売新聞夕刊に大阪市の「心の天気」の実践が掲載されたとのこと。だから昨日、NHK大阪の報道部から電話があったのだと判明。いずれにしても嬉しいこと。ゼミ生にも伝達。

 研究室HP記事は6期生・中野さんの「卒業論文発表会の運営を終えて」という記事。オンライン発表会の運営が滞りなくできたのは、前日リハーサルをしていたからだと初めて知った。指導者として嬉しい限り。
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6期生として卒業論文発表会の運営を終えて(中野)

 こんにちは。6期生の中野です。今日は1月29日に行われた5期生の先輩方の卒論発表会についての記事を書きたいと思います。

 今回の卒論発表会は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、玉置ゼミ初のオンラインでの開催となりました。私は6期生として司会を池戸くんと一緒に務めさせていただきましたが、例年と全く違う形での開催だったので前日の予行練習でも二人で試行錯誤しながら司会のやり方を考えました。

 しかし、当日になってみないとわからないことなども多く、不安が残る状態で当日となりましたが、先輩方や7期生のみなさんの協力があり、なんとか司会を勤め切ることができました。私にとっても大きな経験となったと思います。ありがとうございます。

 そして、卒論発表会は、どの先輩方も本当に時間をかけてまとめられたのだろうなというような素晴らしい個性にあふれた発表で、私も来年、このような姿になっていることが出来るのかとても不安になりました。それほど先輩たちの発表はまとまっていて、わかりやすく、工夫されていて、話を聞いていてももっと聞きたい!と思うような内容でした。先輩たちの姿を目に焼き付け、来年は私もあのような姿で卒論発表をすることが出来るように、この一年切磋琢磨しなくてはいけないなと思いました。本当に貴重な時間をありがとうございました。(中野)
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2021年2月9日仕事日記

 昨日同様に入試業務のためウインクあいちへ向かう。昨日より1本遅い電車に乗車。8時40分ごろ着。9時から打合せ。昼食を挟んで14時50分試験終了。本日の打合せ終了は15時20分ごろ。帰宅は16時30分ごろ。

 さっそく週刊「教育資料」の第54回目の原稿を精読して修正後、編集部に送信。「キャリア教育に活きる! 仕事ファイル」のコラム「文字の仕事」校正。12日開催の犬山市ICT委員会の資料の事前勉強。

 そして新たな書籍の原稿書き開始。「WHYでわかる,HOWでできる 中学校 数学の授業Q&A」。〆切日から日々の原稿書き量を逆算。

 学習者用デジタル教科書の仕様についてメモ。仕事上、考えるべき新たな課題。「令和の日本型学校教育」も踏まえて、あれこれ考えてみたい。

 研究室HP記事は1月27日開催のゼミ生とEDUCOMさんとの座談会での学び記録。日々取り組んでいるからこそ気づく学び。6期生の伊藤君、金子さん、松浦さんが発信

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教育資料