校訓「自主 勤労愛好 時間尊重」のもと、令和6年度も生徒・教職員一丸となってがんばります!

3/22(金)令和5年度修了式(2)

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(以下、校長式辞より)
 令和5年度は、コロナも第5類になり、やっとコロナ前の生活が戻りつつある一年でした。
 今年度は、校訓の「勤労愛好」を体得すべく、地域のボランティア活動に積極的に参加するようにと、校長室前にボランティアセンターを設置しました。かえっこバザール運営スタッフ、鯉のぼりづくりアドバイザー、矢勝川球根植栽ボランティア、阿久比つながるフェスタ、子ども食堂スタッフなど、多くの地域のボランティア団体のイベントにスタッフとして参加してくれました。地域の方からは、中学生がこんなに気持ちよくボランティア活動をしてくれることに驚くとともに、感心、感謝されました。ボランティアに参加した生徒たちは、自分がしたことが、他人の役になり、感謝されることに、自己有用感と幸せを感じたのではないでしょうか。
 また、元日に起きた能登半島地震において、いち早く、昇降口や阿久比駅前で義援金の呼びかけをしてくれましたが、生徒会が中心になり、阿中の校訓「自主」を実践してくれたことをうれしく思うと同時に、皆さんの成長ぶりを実感することができました。
この出来事を中日新聞朝刊の知多版に、「ちた歩記」というコラムがありますが、3月13日のコラムに、こんなことが書いてありましたので紹介します。
「『募金にご協力よろしくお願いします』。寒さの厳しい1月下旬の朝、阿久比中学校の生徒が名鉄名古屋阿久比駅で、能登半島地震義援金の協力を呼びかけた。通勤・通学客らは次々と立ち止まって生徒の思いに応えていた。学校で二日間呼びかけた分と合わせて集まった額は、合計14万8216円。当初予想していた3万円を大幅に超える額に『すごく集まったのでびっくり』と驚いていた。
 中学生にとって、初めて体験した大規模地震だったという。それぞれが自宅や帰省先で揺れを感じ、机の下に隠れるなど『地震の恐ろしさを知った』。新学期が始まり、教諭から募金の提案がされると『すぐやろう』と、校訓のとおり“自主的に”行動した。
災害発生時には、地元の中高生が大きな力になると聞く。知多半島は南海トラフ地震の影響が懸念されるが、きっと彼らがヒーローになってくれると感じさせてくれた。」
 このように、人のためになるよい行いは、人の心を動かします。世の中に、自分本位でなく、周りの人の幸せになるよう、思いやりの心をもって行動する人が増えれば、日本はより住みやすい社会になっていきます。そんな社会を作っていくのは皆さんです。大いに期待しています。
 さて、私事で恐縮ですが、皆さんとの思い出はたくさんありますが、特に、2月29日にサプライズで、全学級が校長定年のお祝いをしてくれたこと、そして、体育館で、全校生徒が校歌を唄ってくれたことは、教員生活38年の中で、最も感動した思い出深い出来事でした。募金活動もそうですが、阿中生の優しさに心打たれました。あらためてありがとうございました。また、先生方も大変お忙しい中、このサプライズをコーディネートしていただいたことに感謝、感謝です。
 これからも、阿中生を、いいえ、未来の阿久比のヒーローたちを応援し続けます。
 それでは、令和5年度本当にお疲れ様でした。明日から始まる春休みで心機一転し、令和6年度、自分磨きの素晴らしい一年にしてください。
 以上で、令和5年度の修了式の式辞とします。

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