身体検査が終わり、１年生が学校巡りをしていました。普段なかなか入れないであろう校長室にも入って、校長先生に、礼儀正しくあいさつをしていました。

今日も1年生の廊下を歩きました。
登校してきた生徒のほとんどは、自席に座らず、友達と集まって立ち話をしています。まだまだ中学校、学級にはなじめませんね。大丈夫、それが普通です。
今日もいくつかの学級で、担任の先生がメッセージを黒板に書いていました。
また、この学級では、担任の先生が教室にいて、朝からお話をしていました。教室で生徒を待って何気なく会話をして、生徒の様子を観察する。これは、教員のイロハのイですね。新任の先生がんばっています。

校長先生が１年生の廊下を歩いていると、一人の生徒が校長先生を呼び止めました。すると、鞄からビニール袋に入れられた校長先生の名刺を取り出しました。それは、２年前、５年生の時、懇談会にお母さんについてきた折に、たまたま校長先生と出会い、校長先生から、２年後会いましょうというメッセージを添えてもらった名刺でした。再会の日まで、その名刺をビニール袋に入れて、２年間大事にとっておいてくれたのです。校長先生、感激していました。そして、校長先生は、再会の記念に、名刺の裏にメッセージを添えて、新しい名刺を渡したそうです。

それぞれ先生の温かい思いが伝わってきてほっこりしました。
慣れないこともあって不安も多いと思います。困ったことがあったら、一人で悩まずに、担任の先生や学年の先生を頼って相談してくださいね。